湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

10/15 障がい者とその家族の「転居」という清算局面を考える

2016-10-16 05:28:16 | 地震津波災害ボランティア

2016/10/15 記
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昨日のスペアちがさきの講演会で、私の総括作業の中で発見された、まだ煮詰め切れていない課題「転居」と「被災」という生涯の中の清算局面を公開したが、前者の「転居」の方は、若い夫婦にとっては、高い頻度で経験する局面だ。それにも関わらず、それは私的な領域の困難として、他人は関わりをしていない。この「転居」は県や市町村を超えた生活の場の変更である場合、障がいを持った子の未来を拓くため蓄積してきた地域の理解者の絆が絶たれてしまう場面が高い確率で訪れる。より緩やかな移行を私達は手助けできないだろうか。

これは、私が担当した子とその家族が、高率で数年前に「転居」を経験し、孤立し追い詰められていたという発見によるものだった。制度的な引継ぎは、自治体によって若干、条例レベルの差異があるが、行政の引継ぎがおこなわれるが、理解者・協力者の人的資源は再現できない。そのためには、障がい者支援活動を担う「親の会」や「障がい者団体」にアクセスすることになる。ところがひとの活動であるがゆえに、なかなか居場所を見出せないというのが実情だ。

制度的な引継ぎ、転居先の当事者活動とどう関係をとりむすんできたか、経験者のアドバイスを提供していくこと。「社協ボラセン」「市民活動サポートセンター」「障害者全国団体」を仲介に、転居先の会と再出発のための手がかりをマニュアル化していくのも手助けとなるだろう。取り留めの無い課題だが、話し合う価値がある。

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今日は新しいビッグイシューの刊行日だが、販売員さんとコンタクトがとれなかった。月曜日に買い取ることになった。

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夜間傾聴:ひとり

(校正1回目済み)

 

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