tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

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柿バター(西吉野・石井物産)が日本一に!/こんなのあるんだ!大賞2016

2016年11月02日 | 奈良にこだわる
西吉野町(五條市)の石井物産株式会社が作る「柿バター」(スプレッド)が「こんなのあるんだ!大賞2016」の商品部門で大賞を受賞した。おめでとうございます!今朝(11/1)の奈良新聞1面《五條「柿バター」日本一 石井物産》には、

全国の地方新聞社でつくるインターネット通販サイト「47CLUB(よんななクラブ)」は31日、全国各地の特産品を競う「こんなのあるんだ!大賞2016」を発表した。商品部門の大賞は奈良県の「柿バター」(奈良新聞社推薦)が選ばれた。柿バターは、カキの果肉を丁寧に煮詰めてバターと練り合わせた商品で、やさしい甘みとバターの香りが特徴という。パンなどに塗って食べる。


 
審査は47CLUBの商品約3万7000点と、約1350の事業者、ショップを対象に実施。大賞は全国6地域の予選で1位になった優秀賞6商品の中から選んだ。

柿バターを製造、販売する石井物産(五條市)の石井和弘専務取締役は「和菓子的なやさしい甘さが良かったと思う。これを機に今後も柿生産者や地域の思いを込めた商品作りに励みたい」と意欲を語った。また推薦した奈良新聞社は発掘賞を受賞。柴田誠彦企画部営業課長は「長年47CLUBに出品してもらい、成果が出てうれしい」と笑顔で話した。




なお国6地域の予選で1位になった優秀賞の他の5品は、宮城県の「防災明かりこけし」、静岡県の「うなぎの刺身」、長野県の「スノーモンキーそば茶」、香川県の「代打ち麺ロール」、福岡県の「にんじん焼酎『珍(めずらし)』」だった。まさに「こんなのあるんだ!」と驚くようなラインナップだ。



今年(2016年)の8月、「柿バター」が47CLUBの「東海・近畿ブロック予選」で1位に選ばれたので、早速、会社の近くの「奈良三条通店」で買い求めて食べてみた。最初、「柿ジャムとバターをパンに塗れば、同じではないか?」という先入観があったが、食べてみると全然違った。

専務が「和菓子的なやさしい甘さ」と表現したとおり、バターは「ほのかに香る」というレベルに抑えてあり、柿の甘みもしつこくない。それで飽きずに何度も食べられる。この「ほのか」具合が絶妙なのである。


見た感じは「柿ジャム」だが、食べてみると違う

「柿バター」は、奈良新聞社が選んだ「奈良遺産70」に入っていなくて、これが残念だ。ともあれ、これでまた「奈良にうまいものあり」が実証された。1個648円 (税込)、これは正岡子規に食べさせたかった味だ。皆さん、ぜひいちどご賞味ください!

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