tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

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川上村の書家・土井一成さんが、木彫作品を聖林寺に奉納

2021年09月04日 | お知らせ
吉野郡川上村在住の書家・刻字家の土井一成さんが、木彫作品を聖林寺に奉納されたという記事が、読売新聞奈良版(8/25付)と奈良新聞(9/2付)に出ていた。土井さんの作品などは、こちらをご覧いただきたい。読売新聞「吉野ヒノキ 華やぐ文字 桜井・聖林寺 書家の土井さん奉納」によると、


トップ写真は読売新聞のサイトから、この写真は土井さんのFacebookから拝借した

桜井市の聖林寺に、川上村の書家土井一成さん(59)が24日、吉野ヒノキに「華」の文字を彫り、紫色に塗った作品(縦65センチ、横40センチ)を奉納した。土井さんは21歳で書道を始め、吉野杉や吉野ヒノキに書を彫り、木彫による創作活動をしている。

同寺の十一面観音 菩薩立像(ぼさつりゅうぞう)が大好きといい、像が出展されている東京国立博物館の特別展「国宝 聖林寺十一面観音―三輪山信仰のみほとけ」(読売新聞社など主催、9月12日まで)の成功と、像を安置する収蔵庫「観音堂」の耐震改修工事の無事完了を祈念して奉納することにした。

土井さんは「華やかな木を探して、約1か月かけて制作した。吉野材のPRにもなれば」といい、倉本 明佳(みょうか)住職は「観音像もヒノキで造られている。すてきな作品で、ありがとうございます」と感謝していた。作品は本堂に飾るという。


土井さんはいつも平らな板に彫られるので、こんなトルソーのような立体作品を拝見するのは、これが初めてだ。本堂に飾られるというので、また聖林寺にお参りする楽しみが増えた。なお同寺は今、クラウドファンディング(第2弾)で観音堂の改修資金を募っておられる。ぜひご協力をお願いいたします!

読売新聞奈良版(2021.8.25付)



奈良新聞(同年9.2付)
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