スポーツグラフィック・ナンバーの表紙を飾れなかった中邑真輔。
比較対象にされがちな、棚橋弘至のプロモーション活動に敗れた感はあるが
団体には、色んな役割分担があってもいいのではないだろうか?(疑問系)
…10年程前、当人の思惑を飛び越え、格闘技路線に駆り出された中邑真輔。
試合後「今日のテーマは笑顔です。」といった語録を妙に思い出す。
…あの日、あの時、リング上にいたアレクセイ・イグナショフ。
K-1・DynamiteからROMANEXに続いた微かな因縁。
因縁の対決といった割に、イグナショフにはハードな日程が組まれていたらしいが
それでも勝った方がエライ。
…負け続けの結果じゃ、勝ち逃げも出来ないからだ。なぁ、○○(←リアルに伏字)
中邑が格闘技路線に引っ張り出されたのは、アマレス出身者であるのが理由のひとつ。
それが中邑のベーシック。
彼には、もうひとつのベーシックがある。
それは、新日本プロレス入門時代の日常。
当時の指導者・木戸修から、みっちり基礎を叩きこまれた。
スクワット、腕立て伏せ、アヒル歩き、うさぎ跳び…古典的な基礎体力運動の日々。
そんな時代遅れな雰囲気漂う時期を、彼は一言で結論付けた。
あれは「財産」だったと。
「とにかく基礎体力、とにかくコンディションだという考え方でした。
でも、おかげで自分にとっては変える場所がある。
体の調子がわるくなったら、基本に戻る。そうするとコンディションが良くなる。
迷ったら基礎、分からなくなったら基礎なんです。」
プロレスの神様、カール・ゴッチの教え。
「大事なのはコンディション」
それが巡り巡って中邑に刷り込まれてるのは不思議。
新日流の腕立てを何100回も繰り返す。筋肉を鍛えると同時に柔軟でもあることに気づく。
やってる当人曰く「凄く理にかなった運動」だそうな。
続けていくと、体のバランスが取れていくとも。
なお、当人曰く
「腕立ての最中に、そんなことを意識してるのは自分だけでしょうけど」(小声で)
…詳細は、現在発売中のナンバーで確認して下され。
ヒョードルのパンチにビビって目つむりながら、背中を見せた我らがブルージャスティスのことじゃないですよね???
たしかに2回も秒殺されてますが、白眼が出せていれば圧勝だったはず(断言)
改めて文面を見直すと
そういう御指摘を受けてしまうのは当然なんですが
私の中では永田さんを想定したモノでは無いんです。
いや、本当に。
…何というか
あの時代に翻弄されたプロレスラー全般を
イメージしたつもりなんです。
こちらからは以上です。