先週買ったのに、まだ読み終えてないのはナイショです。
取りあえず、特設ページを↓
http://number.bunshun.jp/articles/-/829265
11月に発売していたのは知っていたが
色々なモノが立て込んでいて、今頃になって読んでいる次第。
かつての“神”が持ち込んだ難題に振り回された新日本プロレス。
今となっては黒歴史になった「アルティメット・ロワイヤル」
うっかりヨソ様のネタをパクってしまった「レッスルランド」
その影で密かなマイブームだったのが「魔界倶楽部」
…ビッシビシ行くから!(私的黒歴史を晒しつつ)
創業者から破壊者になった猪木の前で「このリングでプロレスをやります」と言った棚橋弘至。
アマレス経験者故、格闘技戦に駆り出された中邑真輔。
向かう方向は違えど、迷走し、苦しんでいた事実に変わりは無い。
古くからのファンを結果的に捨て、自らの休息を捨てた棚橋弘至の姿が神々しい。
当時、それを全く知らなかったプロレスファン。
…それが自分自身だと気づかずに。
「スーパールーキー」の名が負担だった中邑真輔の苦悩も描かれ
今となっては懐かしいアレクセイ・イグナショフの名前。
…2003年の大晦日、曙とボブ・サップの対戦に沸いた大晦日。
サラリと読んだだけで、2000年代の暗黒や葛藤が見える。
紅白歌合戦を明後日の方向に追いやりつつ、今夜は読書に集中しよう。
…でも、元日は「格付けチェック」を見るのだけど。
(Gacktの連勝記録を楽しみにしながら)