長いモノには「精」が宿る・・・といわれる。
韓国人の食にまつわる精力信仰はすさまじい。
韓国人の間には「体の長い生き物は精がつく」という俗説があるのだそうだ。
『韓国人と酒に関する48のレポート』の中には、精力信仰の韓国人が好む「ペムタン(蛇湯)」つまり「蛇スープ」や、いわば日本の「まむし酒」にあたる「蛇酒」のことが紹介されている。
その冒頭には「体が長い生き物は精力にいい。中でもコムジャンオ(ヌタウナギ)よりアナゴ、アナゴよりウナギ、ウナギよりヘビが精力補強には最高だという俗説が“補身族“の食欲をそそっている。とくにウナギは養殖できるがヘビはできないので、野生のヘビこそ強壮剤としては最高だというのだ」
韓国人は野生動物をやたら捕まえて食ってしまうので問題になったこともあるそうだが、これは野生イコール精力という信仰からのようだ。
ヘビなどかなり食われてしまっているらしく、韓国の田舎道を歩いてもヘビをなかなか目撃できない。