多摩てばこ通信

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最近読んだ本(その63)

2017年10月28日 | Weblog
最近読んだ本から 
「銀行員大失職」岡内 幸策著 日本経済新聞出版社
昔、就活で銀行に訪問したこともあるが、つくづく銀行員にならなくて良かった(銀行員の方すみません)と思う。景気や時代の波に左右されるのはどの業界も同じだが銀行は比較的その影響が大きい。(昔は安定業種だったのに)今や銀行名が変わっていないのは日本銀行ぐらい?(もちろん過去良い思いもしていた時もあるはずだが)そしてまたこれからAI・フィンテック等で銀行員が失職する時代に。元銀行員の著者による銀行員への愛情ある警告ともいえる。著者曰く低レベルとなった銀行員は生き残るためにどうすべきか。そもそも銀行は生き残れるのか。サラ金ばかりしていてどうする。本書は金融業界の現状のほか金融知識にも役立つ。
「日本中枢の狂謀」古賀茂明著 講談社
総選挙後のこの時期にこそお薦めの本。懲りずに政治家やマスコミの報道に引続き騙されてしまうのか、物事の裏を知り何が真実かを見極める力を持つか‥‥。それにしてもウソが見え透いている事象を近年人生で知ることになるとは。
「勉強の哲学~来るべきバカになるために」千葉 雅也著 文藝春秋
哲学なので難しい。時間のない人や頭を使いたくない人にはお薦め出来ない。勉強とはこれまでの自分の自己破壊である、教師は勉強の有限化をしてくれる存在‥‥。確かに勉強は本来無限だが試験勉強は試験に出るところしか勉強しないなぁ。試験問題を解けても現実の難問が解決できるかわからない。試験問題が解ける=頭がいいという訳ではないし。

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