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秋に廃止と新規路線

2016-02-24 21:46:07 | 秋田の地理
2月17日に「秋田市地域公共交通協議会」が開催された。
秋田テレビの報道によれば、「秋田市中央部のバス路線の廃止」が議題の1つで、それが承認されたとのこと。
近年、秋田市郊外で相次いでいた路線バスの廃止が、ついに中央部に及んだのかと衝撃を受けたが、詳細は分からなかった。他のマスコミは報道する気配はない。
やがて、事務局である秋田市都市整備部交通政策課のホームページに議事録が掲載され、内容が判明。よく読むと、必ずしも後ろ向きではなく、発展的解消の意味合いの廃止にも受け取れた。

まず、最近は全国どこでも、バス路線を廃止する時は、こういう会議で承認されないと廃止できないらしい。今回は、
1.バス会社→県の「生活交通対策中央ブロック協議会」へ廃止申し出
2.県→秋田市へ協議して結果報告するよう通知(昨年10月6日付)
3.廃止予定は今年9月末
という流れで、バス会社からは1年以上前に申し出をすることになっているようだ。

あと、前も書いたけれど、廃止(や経路変更)されるのに協議会が不要なケースもある。その違いがやっぱり分からない。


さて、今回、廃止されることになったのは、次の路線。(会議資料の表記に基づく)
堂ノ沢線、泉山王環状線、茨島牛島環状線、駅東線、新屋線(一部系統) 、明田ノースアジア大学線、築地ノースアジア大学線
いずれも秋田市営バスから引き継いだ路線。一見すると多い。
落ち着いて見ると、運行本数が極めて少なかったり、利用者が限定される路線がほとんどである。それじゃあ、やむを得ないなと思った。
それに、小型バスで運行している路線が多い。以前コメントで教えていただいたように、中央交通の小型バスは更新時期にさしかかっているものの、現行車種にはふさわしいものがなく、廃止したがっているとのことだったので、それを思えば、いちおう納得。
意外なのは「新屋線(一部系統)」の廃止。これは理解できなかった。大森山? 新屋高校? とか悩んだ。

詳細な次の資料を読むと、おっ!
堂ノ沢線、泉山王環状線、茨島牛島環状線については、既存路線で代替するばかりでなく、複数の「新規計画路線」で対応する。
新屋線(一部系統)とは卸町(柳原・イオン秋田中央店前)経由のことで、これも新規計画路線で対応。(後述の通り、実質的には廃止でなくルート変更)
ノースアジア大学線は、桜台ニュータウンへの乗り入れを検討
単純に廃止(既存路線のみで対応)されるのは駅東線だけで、他は廃止の代わりに新たな路線や行き先が作られるようだ。なんか期待できそう?!

路線ごとに見てみる。
・堂ノ沢線
秋田駅西口-県庁-帝石前-堂ノ沢-児桜入口-自動車会館前
中型バスで平日のみ1往復(西口17時25分発、自動車会館前7時35分発)
(再掲)見慣れぬ「自動車会館」行き
帝石前までは寺内経由土崎線と同ルートだから、この路線単独の区間はバス停にして4つ(※)だけ。
しかも、終点の「自動車会館前」は、新国道の「秋田運輸支局入口」の近く。この路線でないといけないという需要は少なそうで、今まで残っていたのが不思議かも。資料によれば、廃止区間の1便辺り平均乗客数は6.7人。
※中央交通サイトの時刻検索や路線図では、単独区間の停留所は4つ。しかし、「イサノ2丁目」というのもあって、計5つのはずだけど、廃止されたの?
(再掲)2011年には「イサノ二丁目」停留所があったけど

市営バス時代は「堂ノ沢県庁線」と呼んでいた。
さらに、一時期までは、自動車会館から東進して新国道を越え、奥羽本線を越えくぐり、外旭川八幡田が起終点だった。(八柳二区~斎場前で神田線と重複)それならば、一定の需要があったかもしれない。だけど、1988年の時点でも、ほぼ同時刻の1往復だけの運行だった。

代替路線は、県庁・寺内経由土崎線(資料に書いてないけど同経由サンパーク線も)、通町・寺内経由将軍野線、新国道経由各路線、そして新設路線(後述)。


・泉山王環状線
秋田駅西口-県庁-八橋市民広場・裁判所前-球技場前-八橋-帝石前-八橋小学校前-泉小学校前-秋操近隣公園入口-桜町-すわ町-(千秋トンネル)-千秋久保田町-西口
上記本系統のほか、県庁~秋操近隣公園入口間を、旧国道を通らず・草生津川を渡らずに、若干短絡する「新川向経由」経由もあり、
-県庁-秋田テレビ前-八橋新川向-泉南一丁目-泉南三丁目-秋操近隣公園入口-
県庁から回るのが「山王回り(八橋回りのほうが適切かも?)」、千秋トンネルから回るのが「泉回り」。行き先表示では山王回りは「山王・泉環状」と表示される。
(再掲)市営バス時代の泉回り。貴重な液晶表示の65号車
小型バスで、平日のみ、泉回りは朝に2本(うち新川向経由1本)、山王回りは夕方に3本(うち新川向経由1本)。
神田線、泉ハイタウン線、新国道経由、将軍野線などとちょこちょこ同じ道を走りながら、泉~八橋では独走区間がある。
廃止区間の1便辺り平均乗客は3.2人。そんなもんだろうか。(駅-附属小中学校の通学利用は神田線で代替できるからカウントされていない)

代替は上記各路線と新設路線であるが、資料に「既存の泉ハイタウン線の充実に努める」とわざわざ書いているから、同路線の増便でもするのだろうか。現行は、平日は毎時1本で、土日は毎時ほぼ2本と倍増する、よく分からないダイヤなのだが…

泉山王環状線は、1975年に秋田市初の小型バス路線の1つとして誕生。
当初は千秋トンネルが未開通だったので、神田線と同じ菊谷小路経由だったらしい。
1988年では、泉回りが朝7本、山王回りが午後と夕方に計5本あった。
新川向経由は1992年(当時は泉・保戸野線、後に泉秋操線と呼ばれた、現在の泉ハイタウン線と同時)に新設。


●新規路線1
堂ノ沢線と泉山王環状線を代替する新規路線が検討されている。(本数はもちろん、細かい経路やバス停位置など詳細は未定ということだろう)
それは「新設道路(外旭川新川線)を経由する路線」。この記事などで紹介した、八橋から寺内にかけて草生津川の東岸を貫く市道。

資料の地図によれば、
秋田駅西口-県庁-県立体育館前-面影橋-(新しい道)-自動車会館前-(新国道横断)-泉ハイタウン-泉南三丁目-泉ななかまど通り(生鮮市場前)-保戸野八丁-(千秋トンネル)-西口
という環状経路。一方通行区間の両方向に線があるから、両方向ともあるようだ。
下線部分がこれまでにないルート(生鮮市場前は違う経路の路線が通っているが、このルートでは前例なし)。新しい道のほか、自動車会館前-泉ハイタウンは、これまでまったく路線バスが通らなかった区間。片側だけ廃止された「附属校園前」バス停が復活することにもなりそう。【4月3日訂正】附属校園前を通ると勘違いしていました。ななかまど通りから神田線のルートに入り、八丁-原の町と通って千秋トンネル通りへ出るわけだから、千代田町-附属校園は通りません。


・茨島(ばらじま)牛島環状線
秋田駅西口-有楽町-牛島東一丁目-牛島駅前-おたかの橋-牛島変電所前-秋田大橋-(茨島)ハローワーク前-大町五丁目-通町-西口
先に回る地名から「牛島回り」と「大町回り」があるが、市営バス時代は大町回りを「大橋回り」と呼んでいた。なぜか「茨島回り」ではなく、行き先表示はどちらも「茨島環状」だった。
(再掲)移管・LED化・系統番号付加されても「茨島環状」
中型バスで、平日のみ、牛島回り・大橋回りとも、朝と午後の計2本ずつ(牛島回りの朝は、途中の牛島変電所前始発で1周しない)。

牛島東一丁目までは牛島経由各路線と、秋田大橋からは大町経由新屋線と重複する。その間だけが独自経路。牛島駅~おたかの橋にかけては、中型バスにしては狭い道で、利用も少なかったようだ。
1便当たり利用者は10人と多めだが、小学校のスクールバスとしての利用があるためだと思われる。


茨島牛島環状線の歴史は古く、1958年には存在したようだ。【2024年9月28日追記・自分で書いておいてなんですが、1958年というのは詳細不明。別の情報では1971(昭和46)年11月運行開始。】
1980年頃までは、牛島東一丁目-牛島駅前の跨線橋の下をくぐる道がなかったので、踏切を渡って二ツ屋下丁まで旧道を進んで三叉路で折り返し、南高校前から跨線橋の先まで国道13号線を戻る、遠回り(大住入口交差点まで大住団地線と同ルート)をしていた。
1988年には現在の経路で、大橋回り5本、牛島回り3本。


●新規路線2
茨島牛島環状線の代替にも、新設路線が検討されている。
西口-有楽町-イオン秋田中央店前-卸センター前-(茨島地区東側・卸町との境界付近)-牛島変電所前-(以降現行と同じ茨島・旭南・大町)-西口
現在の牛島側をカットして直進、卸センター過ぎて、さらに比較的新しい市道を直進、現ルートに復帰するもの。地図上に示すと細長い形。
【27日追記】したがって、廃止されてまったくバスが通らなくなるのは、牛島駅前-牛島西一丁目-おたかの橋。環状線が通らなくなる(=新規路線が使えなくなる)区間は、それに楢山広小路/登町~牛島東一丁目を加えた区間。


・卸町経由新屋線と新規路線3
廃止して代替路線を新設するとしているが、実質的には経路変更。
通町-大町-旭南の代わりに、有楽町-イオン秋田中央店前-卸センター前-茨島東町を通って、秋田駅西口と新屋(西部市民サービスセンター)を結ぶ系統。
現在は、平日・土日とも明るい時間を中心に3~5往復。
市営バス時代からあり、1988年では、駅発4本、新屋発3本、美工専(現・美大)発2本があった。

新規路線では、駅から卸センター前までは現行と同じ。従来は右折して県道に出て、大町経由と合流していたのが、直進することになる。
すなわち、上記茨島牛島環状線の代替路線と同じ。
雄物川の堤防に突き当たって右折、秋田大橋のたもとに出て、ここで大町経由と合流して橋を渡る。

したがって、廃止される区間(※)は、卸センター前-茨島東町-ハローワーク前(大町経由とは別の位置。関連記事)-茨島三丁目だけとなり、乗客は1便当たり1.7人だそう。
廃止区間をまたいで乗り通す乗客はたくさんいるから、卸町経由のバスがガラガラということではない。
※現在の卸町経由と比べると、ハローワーク前-茨島三丁目-茨島四丁目-三菱マテリアル前-秋田大橋を通らなくなる。


・駅東線(過去の記事。【25日追記】「えきひがし線」ではなく「えきとう線」と読むらしい)
秋田駅東口-手形東町-手形十七流-南団地-谷内佐渡-大学病院-境田上丁
小型バスで運行。平日のみ3往復と、朝に駅を通らず県庁方面へ直行するのが1本。
西口発の駅東団地線とは別物。市営バス時代は毎時1本以上あった。

駅からしばらくは、赤沼線・(途中まで)広面御所野線と300メートルほど隔てて並走。南団地-大学病院は赤沼線と同ルート。大学病院-境田上丁は単独区間なので完全廃止となる。
廃止区間の1便当たり利用者は2.5人。

気になるのは、バス停の間隔。
東口から南団地の間に、駅東線では手形東町-手形西谷地-北光寮前-手形十七流-広面屋敷田-広面家ノ下-広面大巻-広面谷地田と8つある。
代替となる赤沼線では、東通一丁目-東通二丁目-城東中学校入口-碇入口-広面樋ノ沖と5つ。特に、駅寄りの城東中入口付近までは間隔が広く、駅東線廃止でバス停がかなり遠くなる人もいそう。
大きい道路だから、バス停設置も容易ではないのだろうが、もうちょっと増やせないものだろうか。


・ノースアジア大学線
西口・築地または東口から、横森を通ってノースアジア大学へ。桜一丁目までは桜ガ丘線と同ルート。
西口発が小型、東口発が中型バスで運行。平日に東口発着4往復、西口発着2往復、土日に東口発着3往復(西口発着はなし)。
廃止されるのはバス停にして5つ分。利用者3.3人。
大学の手前で桜台へ曲がることを検討しているということだろう。【3月4日追記】昨年から大学構内への乗り入れをやめたので、廃止はその影響がありそう。
以上、概要。


秋田市の路線バスは、現状のルートを維持することにこだわり過ぎ、街の変化(人口分布や施設の位置、道路開通)に合わせることをしていないと感じていた。それにより、必要以上にバスが使いにくくなり、利用者減・バス減便を招いていたのではないだろうか。
せっかく新しい道路ができても、バス利用者には何の恩恵もない。そこを考えてほしいと考え、パブリックコメントなどで(中央交通へ言ってもらちがあかないから)市へ意見を送ったこともあった(あまり感触はなかったけど)。

手前味噌だけど、卸町経由新屋線の変更については、僕がその時に例として示したものそのもの。
現状の新屋線が通る県道(旧国道7号)のハローワーク前~秋田大橋前は、道路の片側(西)はほぼ全部工場と運河。雪が多い時には、歩道の除雪が後回しにされ、バス停までたどり着くのに難儀したこともあった。
もう片側(東)は、羽越本線まで延々と住宅が広がるが、その中を通るバス路線はなかった。でも、その住宅の中を抜ける広い道ができており、現に回送のバスはそこを走っている。そっちを路線バスのルートにすれば、バス停が近くなる住民が多いはずで、利用が増えるのではないかと考えていたのが、現実となる。
その道が茨島牛島環状線の代替にもなるとは予想しなかったが、一般利用できないスクールバス化せずに、路線として残してくれたのは、評価できそう。

泉・寺内・八橋のほうは、点在するスーパーへの買い物や市役所などへの用務に便利になる人がいるかもしれない。
どちらも、広くて新しい道を通ることで、運行時間の短縮や安全運行にもつながるはずだから、期待したい。

運行本数がどのくらいで、どの程度利用されるかにもよるし、愛宕下橋経由や土崎循環線のように、フェードアウトしてしまう可能性もあるけれど。


これらの廃止により、秋田市内で小型バスで運行されるのは、現行で平日1.5往復の西口発築地経由桜ガ丘線だけ(桜台行きが新設されればそれも?)となるはず。
築地~楢山太田町付近のアクセスが悪化してしまう。狭い道ばかりのエリアで厳しいだろうけど、その代替も必要ではないだろうか。


公共交通政策ビジョンによれば、秋田市では、全体的なバス路線の再編も計画しているようだ。ICカード導入には、その時の利便性(乗り継いでも通しで運賃計算される)も念頭に置いているようだ。
5年後、10年後、秋田市のバス路線はどうなっているだろう。

※2月29日には、中央交通のホームページにおいて路線廃止が告知された。新規路線の計画も記載されており、協議会とほぼ同じ資料が掲載されている。
※秋になり、新路線の詳細が決定した。

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7 コメント

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Unknown (かずかず)
2016-02-25 11:05:24
秋田市のバス路線は旧態依然で車両の更新以外は進化が見られませんでした。
先だっての選挙で「新駅よりバス路線の充実を」求めた方がいらっしゃいましたが、中心部に関しては逆に充実しすぎて訳が分からなくなっていたと思います。
ここで路線をスッキリさせて、数年後?のIC導入と併せてバスに乗りたい街になってほしいと思います。
(新屋線・川尻割山線が未だに通町を回るメリットは??)
返信する
Unknown (あんなか)
2016-02-25 14:31:10
かずかず様の新屋線・川尻割山線が未だに通町を回るメリットは?
ですが鬼籍に入った叔父の話では
通町経由は当時秋田市最大の商店街で買い物客への利便性と
近くにある秋田大学附属小学校へ通う子供達への配慮だったそうです。
それが今も何となく引き継いているのでしょうね。

昭和30年代の割山について知っている人は少ないみたいで
つくづく叔父の話をもっと聞いていれば秋田市のマイナーな地区の歴史を知ることが出来たのにと。
日記でも付けていればまとめられるのですが
生憎筆無精な人だったようで。

因みに川尻についても話していて
何とか覚えているのは
川尻十字路の北側に小さい引き揚げ者住宅が建ち並んでいた話です。
返信する
コメントありがとうございます (taic02)
2016-02-25 18:24:01
>かずかずさん
現状は「少頻度多系統」ですね。便数が少なくても、自宅や目的地により近く乗り換えなしでという需要には応えられるものの、分かりにくさや総合的な使いやすさでは、難があります。
「行き先(系統)を増やす=バスが充実する」という単純なものではないのでしょう。
新屋線・割山線の通町経由は、それなりに乗降もあり(個人的には助かってます)、新屋西線とのすみ分けの意味もあるのかと思いますが、乗り通す人には時間が余計にかかる(駅行きを大町四丁目で降りて歩くと、中通一丁目に先回りできます)し、将来的には見直されるかもしれません。

>あんなかさん
割山線は大昔は(拡幅前の)南大通り-(対面通行だった)横町と運行されていたという話を聞きました。
十数年前ならダイエーに来る人もいたでしょう。今はせきやや医院など通町に来る人、附属のほか和洋などの高校生もわりと通町で乗降しています。
どのくらいいるのか分かりませんが、通町で神田線・将軍野線などから乗り継いで、市立病院や免許センターへ行くことも考えられます。
新屋線の新・卸町経由のように、割山線でも、南大通り-(拡幅・対面通行化後)横町ルートが復活する可能性も、いつかあるかもしれません。
返信する
新路線と小型車運用 (編地 耕部、)
2016-03-01 13:54:30
遂に今年の秋から一部のルートで新規路線や途中の経由地の見直しが実施されますよね。
現在運行中の現行の路線に比べて、一体どう変わっていくのか、今から楽しみですね。
それと逆に秋田駅東口発着の駅東線が遂に廃止ですか?
私にとってはうちのある広面から一番近い停留所で、この路線が秋田駅までの最短ルートだっただけに物凄く残念にしか思えません。
廃止後は、駅に行くには、少し遠いが赤沼入口(手形山崎経由西口行)か城東中学校入口(東口行)の停留所から乗車しなければならなくなりました。

それに伴って、小型バス(リエッセ等)運用の路線が減少の傾向になってしまいました。
そこで、新ダイヤ以降は、小型バス限定の路線に加え、普段は中型バスで運行している、寺内経由土崎・将軍野方面、手形・太平方面、手形山方面、牛島・仁井田方面、広面御所野線ならび中心市街地循環バスにも拡大して秋田営業所管轄のほぼすべての路線で中型バス・小型バスでの運用にしたらいいかなと思います。

例:
元市営車の日野リエッセで寺内経由将軍野線
元市営車の日野リエッセで手形山大学病院線
日野リエッセ129号車で赤沼線
日野リエッセ129号車で広面御所野線
日野リエッセ246号車で牛島経由仁井田御所野線
日野リエッセ247号車で御野場団地線

などなど

小型バスでの運用での異色の組み合わせなんかも是非とも見てみたいですね。


よろしくどうぞ。
返信する
期待しつつ (taic02)
2016-03-01 20:12:57
中央交通のサイトにも掲載されたので、新路線のルートはほぼ確定なのでしょうか。あとは、バス停の位置、ダイヤ次第でかなり使い勝手が違いますが、便利になることを期待しましょう。

といっても、不便になる人はどうしても出るわけです。本文にも書きましたが、駅東線のこまめなバス停配置がなくなるのは、残念です。大通りだと横断や信号待ちもあるので、距離以上に遠く感じるものです。

小型車は、現時点でも余剰が生じているのではないでしょうか。古い車もあるとはいえ、有効活用できる場があるといいのですが。
時間帯によっては、中・大型路線でも小型でまかなえなくはないでしょうね。でも、突発的にお客が多い場合もあるでしょうし…
弘南バスでは、20年近く前から、弘前市内路線の大中小混在運用がありますが、小型にぎゅうぎゅう詰めで来られて、参った(乗るのをやめた)経験が何度かあります。
返信する
小型車 (TMK2)
2016-03-04 10:25:06
秋田営業所内に循環バス含めて6台(47・53・54・129・246・247)ですが、元市営の3台は降車ボタンが席によっては思いっきり遠い所にあったりするので乗りにくいところはありますね・・・。

そういえば、中央交通のホームページ見たら男鹿南線も廃止になるようですね・・・。
返信する
元市営と自社発注は (taic02)
2016-03-04 23:21:11
中ドアとトランスミッションと座席の柄の違いぐらいで、降車ボタンの配置までは気づきませんでした。

男鹿南線は船川-海洋高校/門前の路線。廃止後は市が運行することになるのでしょう。
男鹿方面は廃止が著しい印象があります。人が減っているのでしょうけれど、観光地でもあるので、分かりやすく使いやすい形で残ってほしいです。
そういえば、元市営で男鹿に行った小型車(リエッセ登場前の小さいレインボー)もいましたね。
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