秋田駅や周辺のJRの話題。
●杉の駅@改札内
県から委託を受け、秋田公立美術大学が行っている「市街地木質化実証モデル事業」の一環として、秋田駅の中央改札周辺が杉で装飾されている。
その改札内側の様子。
在来線改札内のいちばん奥から改札口側
悪くはないけれど、前回も述べたように天井などは従来のままなので、中途半端というか物足りない感じ。
謎の窓口は板で塞がれたまま
改札外側の発車標の上に、再び広告が掲出された。上の写真左にその裏側が写っている。
【5月10日追記】ゴールデンウイーク明け頃、予想通り駅弁屋がこの窓口に移動。従来の店は撤去された。(5月9日に確認)この記事中ほど参照。
●ホームの放送
以前コメントでやり取りがあったように、3月のダイヤ改正時から、秋田駅ホームの自動放送が更新された。
まだじっくり聴く機会がないけれど、内容はあまり変わっていないはず。奇数ホームの男声、偶数ホームの女声とも、しゃべっている人(声)が変わった。
先代の放送は、おそらく秋田駅が現駅舎になった1997年かそれ以前から使われていたはず。
パーツごとに収録した音声を組み合わせて流す自動放送では、新しい列車名などが登場する度に、同じ人にしゃべってもらわないとちぐはぐな放送になってしまう(たまにあるけど)。ナレーターと“長期契約”が必要。
今改正の秋田駅では、新たな列車名などの追加はなかったはずだけど、他の駅との兼ね合いか何かで更新に至ったのだろうか。
男声は、従来よりも落ち着いた声になった。その分、メリハリがないようにも感じられ、特に男鹿線の気動車が停車中は、そのアイドリング音にかき消されて聞き取りづらいこともあるような気がする。
JR北海道の特急列車の車内放送も、ぼそぼそとしゃべっていて聞き取りにくいと思うが、そこまでではないけれど。
また、ネット上では、発車メロディーも曲自体は同じだが、更新されたのではないかという情報もある。
秋田駅では、自動放送と同じ頃から、東洋メディアリンクス製の「Water Crown」という曲を使っている。
Water CrownはJR東日本エリア内で広く使用されているが、いくつかのバージョンが存在する。音色違いとか、最後のトレモロみたいな部分がカットされるもののほか、キーが違う(半音高いとか低いとか)ものもあるそうだ。
秋田駅ではダイヤ改正からキーが変わったのか、あるいは機器の更新で音質が変わったのか、変わっていないのか。僕の耳では判断できない。
さらにネットの情報では、少なくとも改正前は、トレモロ部分の長さ(つまり曲の終わり)が一定していなかったそうだ。
首都圏の駅では、車掌が状況に応じてメロディの再生/停止スイッチを操作するので、途中で切れることが多い。秋田駅では、時間になると勝手に流れる(?)ので、必ず1曲がフルで流れている。だから曲の終了位置は同じだと思っていたが、そうではなかったようだ。
情報では「ホームごとに長さ(終わりの位置)が違う」説と、「同じホームでも毎回(=列車ごとということか)長さが違う」説がある。
●完全感熱紙化
JRの長距離きっぷは、インクリボンで印字する方式から、近距離きっぷと同じ感熱紙を使った方式へシフトしつつあった。
秋田駅では、2009年にみどりの窓口が感熱紙になり、2012年にクレジットカード専用指定席券売機1台が感熱紙式で新設されていた。びゅうプラザも感熱紙。
みどりの窓口内にある3台の指定席券売機だけがインクリボン式で残っていたが、いつの間にか新しい感熱紙の機種に更新されていた。
僕は並ばずにすぐ使える事が多い、外のクレジット専用機を使うことが多いので、気づかなかった。昨年秋(10月?)には更新されていたらしい。
秋田駅の指定席券売機は、2002年に「えきねっと割引(現在は廃止)」が始まってしばらくしてから(当初は別に受取専用機があった)設置されたはずだけど、その時からずっと同じ機械だっただろうか。【30日追記】設置・稼働直後に案内の駅員から「九州新幹線の指定券は取れません(後に対応)」と説明を受けた覚えがある。九州新幹線開業は2004年3月なので、その頃の設置かもしれない。
以前の機種は「MV-30」形。新しいものは「MV-50」だそうで、画面のフォントがきれいになったり(従来はいかにもWindowsの書体)、暗証番号のテンキーの目隠しの角度が変わったり(ちょっと邪魔)していた。気づかなかったけどQRコード読み取り部(使用目的不明)もあるそうだ。
従来は「秋田駅MV-1~3」だった券面の発行箇所は「秋田駅VF-1~3」と印字される。
なお、みどりの窓口外のクレジット専用機は「MV-35」形のまま。
●謎の節電終了
これもいつの間にかの変化。
東日本大震災直後から、JR東日本では普通列車車内の蛍光灯の一部を間引いていた(滅灯)。
電力会社から供給される電力で点灯する電車で行うのならば、節電の意義は分かる。
しかし、男鹿線などの気動車(ディーゼルカー)でも、同じように間引いているのが理解できなかった。燃料の軽油の節約にはなるだろうけど、電力会社とは無関係であり、「震災で原発が止まったので、できるだけ電力会社の電気を使わない」という本来の節電の目的とはかけ離れたパフォーマンスのように感じられてしょうがなかった。別段暗くて困るというわけでもないけれど。
一方で、ガラガラの特急電車はフル点灯だし、山手線の新型車両は中吊り広告の代わりに液晶ディスプレイを並べるそうだし、節電するならそっちを…とも思っていた。
たしか3月に男鹿線に乗った時は、まだ間引いていたかと思う。
今日、久しぶりに乗ったら、間引きをやめてフル点灯していた! 4年ぶり。
2本の列車でそうだったから、たまたまではなさそう。
701系電車のほうは、どうだったかな? 慣れてしまって乗っても意識していないもんだ。
なお、開始当初は「昼間の列車で明るい場所では全部の蛍光灯を消灯する」ことが行われていたが、わりとすぐやらなくなった。
それと、701系では滅灯する蛍光灯自体を取り外していたが、男鹿線のキハ40系では取り付けたまま消していた。国鉄仕様の車両だから、夜行列車の運用に備えてスイッチで滅灯できたようだ。【30日追記】キハ40系では使うことはまずない無駄な装備だったはずだが、今になって役立っていたことになる。701系ではそんな無駄な装備はないのだろう。
【2018年12月11日補足】↑キハ40系では、車両単位で一部の蛍光灯を消せる滅灯モード的なものがあるのかと思っていた。しかし車両の蛍光灯灯具を観察すると、1台ごとに出っ張った側面に小さなON/OFFスイッチが付いていた。それを使って個別に消していたのだろう。
弘前へ行って来ました。
ソメイヨシノは案の定、散っていた。
追手門付近の外濠の花筏
本丸は、
枝垂れ桜が見頃
そして、今年しか見られない、
工事で埋め立てた内濠を開放した「内濠ウォーク」から見上げる天守
詳細は後日。→この記事から順次。
見頃を過ぎたから地元の人はあまり行かないのか、中心部の道路も公園内もさほど混雑していないような気がした(連休後半は増えるかも?)。
曳き屋を控え、今の位置の天守は当分見納めで、内濠ウォークは今年のさくらまつり期間中限定だから、それを目当てに行っても損はしないかもしれない。連休後半はリンゴの花も咲く。
メモ。
・内濠ウォークは光線の関係上、昼前がいいかも。午後だと逆光。
・公園直行シャトルバスの弘前駅発は、基本的に満員になるまで出発しないので、座れたはいいが待たされるか、立って乗車する可能性がある。さくらまつり期間中は、一般路線バスも公園までは100円で乗れるので、そっちは立つことはまずないのでおすすめ(路線や降車バス停に注意)。【2日追記・駅頭で弘南バス社員が直行バスへ誘導する呼び込みを熱心に行っているが、惑わされない(?)ように!】
・弘南鉄道大鰐線の中央弘前駅下車客への公園入場無料措置は、発券方式が若干変更。金融機関窓口の整理券のようなレシートタイプの券になった。画面にタッチすると券が出てくる。
・583系電車による臨時快速「弘前さくらまつり号」の座席配置。ボックスシートなのでボックス単位でABCDが振られる。数字が同じなら同じボックス。窓際はA席とD席で、指定席では各号車とも下りA席、上りD席が進行方向向き。「えきねっと」で上りを予約すると、逆向きのA席から優先的に割り当てられてしまうようだ。
【30日追記】
・内濠ウォークは場合によっては入場制限するらしいが、収容力が大きいのでまずないだろう。出入口付近に緩い坂があり、あとは平坦。車いすの人もいた。工事現場用のマットが敷かれ、右側通行で突き当りで折り返して戻るコース。コースを外れて写真を撮る程度は可能。
・有料区域内の天守は、中が空の状態で公開。こちらも入場規制(入城規制?)があり、20人くらいが待たされていた。待ち時間はさほどでもなさそう。ただし、曳き屋先でも公開は継続され、今後はずっと展示物を入れないで公開するそうなので、今、無理に入らなくてもいいかもしれない。
●杉の駅@改札内
県から委託を受け、秋田公立美術大学が行っている「市街地木質化実証モデル事業」の一環として、秋田駅の中央改札周辺が杉で装飾されている。
その改札内側の様子。
在来線改札内のいちばん奥から改札口側
悪くはないけれど、前回も述べたように天井などは従来のままなので、中途半端というか物足りない感じ。
謎の窓口は板で塞がれたまま
改札外側の発車標の上に、再び広告が掲出された。上の写真左にその裏側が写っている。
【5月10日追記】ゴールデンウイーク明け頃、予想通り駅弁屋がこの窓口に移動。従来の店は撤去された。(5月9日に確認)この記事中ほど参照。
●ホームの放送
以前コメントでやり取りがあったように、3月のダイヤ改正時から、秋田駅ホームの自動放送が更新された。
まだじっくり聴く機会がないけれど、内容はあまり変わっていないはず。奇数ホームの男声、偶数ホームの女声とも、しゃべっている人(声)が変わった。
先代の放送は、おそらく秋田駅が現駅舎になった1997年かそれ以前から使われていたはず。
パーツごとに収録した音声を組み合わせて流す自動放送では、新しい列車名などが登場する度に、同じ人にしゃべってもらわないとちぐはぐな放送になってしまう(たまにあるけど)。ナレーターと“長期契約”が必要。
今改正の秋田駅では、新たな列車名などの追加はなかったはずだけど、他の駅との兼ね合いか何かで更新に至ったのだろうか。
男声は、従来よりも落ち着いた声になった。その分、メリハリがないようにも感じられ、特に男鹿線の気動車が停車中は、そのアイドリング音にかき消されて聞き取りづらいこともあるような気がする。
JR北海道の特急列車の車内放送も、ぼそぼそとしゃべっていて聞き取りにくいと思うが、そこまでではないけれど。
また、ネット上では、発車メロディーも曲自体は同じだが、更新されたのではないかという情報もある。
秋田駅では、自動放送と同じ頃から、東洋メディアリンクス製の「Water Crown」という曲を使っている。
Water CrownはJR東日本エリア内で広く使用されているが、いくつかのバージョンが存在する。音色違いとか、最後のトレモロみたいな部分がカットされるもののほか、キーが違う(半音高いとか低いとか)ものもあるそうだ。
秋田駅ではダイヤ改正からキーが変わったのか、あるいは機器の更新で音質が変わったのか、変わっていないのか。僕の耳では判断できない。
さらにネットの情報では、少なくとも改正前は、トレモロ部分の長さ(つまり曲の終わり)が一定していなかったそうだ。
首都圏の駅では、車掌が状況に応じてメロディの再生/停止スイッチを操作するので、途中で切れることが多い。秋田駅では、時間になると勝手に流れる(?)ので、必ず1曲がフルで流れている。だから曲の終了位置は同じだと思っていたが、そうではなかったようだ。
情報では「ホームごとに長さ(終わりの位置)が違う」説と、「同じホームでも毎回(=列車ごとということか)長さが違う」説がある。
●完全感熱紙化
JRの長距離きっぷは、インクリボンで印字する方式から、近距離きっぷと同じ感熱紙を使った方式へシフトしつつあった。
秋田駅では、2009年にみどりの窓口が感熱紙になり、2012年にクレジットカード専用指定席券売機1台が感熱紙式で新設されていた。びゅうプラザも感熱紙。
みどりの窓口内にある3台の指定席券売機だけがインクリボン式で残っていたが、いつの間にか新しい感熱紙の機種に更新されていた。
僕は並ばずにすぐ使える事が多い、外のクレジット専用機を使うことが多いので、気づかなかった。昨年秋(10月?)には更新されていたらしい。
秋田駅の指定席券売機は、2002年に「えきねっと割引(現在は廃止)」が始まってしばらくしてから(当初は別に受取専用機があった)設置されたはずだけど、その時からずっと同じ機械だっただろうか。【30日追記】設置・稼働直後に案内の駅員から「九州新幹線の指定券は取れません(後に対応)」と説明を受けた覚えがある。九州新幹線開業は2004年3月なので、その頃の設置かもしれない。
以前の機種は「MV-30」形。新しいものは「MV-50」だそうで、画面のフォントがきれいになったり(従来はいかにもWindowsの書体)、暗証番号のテンキーの目隠しの角度が変わったり(ちょっと邪魔)していた。気づかなかったけどQRコード読み取り部(使用目的不明)もあるそうだ。
従来は「秋田駅MV-1~3」だった券面の発行箇所は「秋田駅VF-1~3」と印字される。
なお、みどりの窓口外のクレジット専用機は「MV-35」形のまま。
●謎の節電終了
これもいつの間にかの変化。
東日本大震災直後から、JR東日本では普通列車車内の蛍光灯の一部を間引いていた(滅灯)。
電力会社から供給される電力で点灯する電車で行うのならば、節電の意義は分かる。
しかし、男鹿線などの気動車(ディーゼルカー)でも、同じように間引いているのが理解できなかった。燃料の軽油の節約にはなるだろうけど、電力会社とは無関係であり、「震災で原発が止まったので、できるだけ電力会社の電気を使わない」という本来の節電の目的とはかけ離れたパフォーマンスのように感じられてしょうがなかった。別段暗くて困るというわけでもないけれど。
一方で、ガラガラの特急電車はフル点灯だし、山手線の新型車両は中吊り広告の代わりに液晶ディスプレイを並べるそうだし、節電するならそっちを…とも思っていた。
たしか3月に男鹿線に乗った時は、まだ間引いていたかと思う。
今日、久しぶりに乗ったら、間引きをやめてフル点灯していた! 4年ぶり。
2本の列車でそうだったから、たまたまではなさそう。
701系電車のほうは、どうだったかな? 慣れてしまって乗っても意識していないもんだ。
なお、開始当初は「昼間の列車で明るい場所では全部の蛍光灯を消灯する」ことが行われていたが、わりとすぐやらなくなった。
それと、701系では滅灯する蛍光灯自体を取り外していたが、男鹿線のキハ40系では取り付けたまま消していた。国鉄仕様の車両だから、夜行列車の運用に備えてスイッチで滅灯できたようだ。【30日追記】キハ40系では使うことはまずない無駄な装備だったはずだが、今になって役立っていたことになる。701系ではそんな無駄な装備はないのだろう。
【2018年12月11日補足】↑キハ40系では、車両単位で一部の蛍光灯を消せる滅灯モード的なものがあるのかと思っていた。しかし車両の蛍光灯灯具を観察すると、1台ごとに出っ張った側面に小さなON/OFFスイッチが付いていた。それを使って個別に消していたのだろう。
弘前へ行って来ました。
ソメイヨシノは案の定、散っていた。
追手門付近の外濠の花筏
本丸は、
枝垂れ桜が見頃
そして、今年しか見られない、
工事で埋め立てた内濠を開放した「内濠ウォーク」から見上げる天守
詳細は後日。→この記事から順次。
見頃を過ぎたから地元の人はあまり行かないのか、中心部の道路も公園内もさほど混雑していないような気がした(連休後半は増えるかも?)。
曳き屋を控え、今の位置の天守は当分見納めで、内濠ウォークは今年のさくらまつり期間中限定だから、それを目当てに行っても損はしないかもしれない。連休後半はリンゴの花も咲く。
メモ。
・内濠ウォークは光線の関係上、昼前がいいかも。午後だと逆光。
・公園直行シャトルバスの弘前駅発は、基本的に満員になるまで出発しないので、座れたはいいが待たされるか、立って乗車する可能性がある。さくらまつり期間中は、一般路線バスも公園までは100円で乗れるので、そっちは立つことはまずないのでおすすめ(路線や降車バス停に注意)。【2日追記・駅頭で弘南バス社員が直行バスへ誘導する呼び込みを熱心に行っているが、惑わされない(?)ように!】
・弘南鉄道大鰐線の中央弘前駅下車客への公園入場無料措置は、発券方式が若干変更。金融機関窓口の整理券のようなレシートタイプの券になった。画面にタッチすると券が出てくる。
・583系電車による臨時快速「弘前さくらまつり号」の座席配置。ボックスシートなのでボックス単位でABCDが振られる。数字が同じなら同じボックス。窓際はA席とD席で、指定席では各号車とも下りA席、上りD席が進行方向向き。「えきねっと」で上りを予約すると、逆向きのA席から優先的に割り当てられてしまうようだ。
【30日追記】
・内濠ウォークは場合によっては入場制限するらしいが、収容力が大きいのでまずないだろう。出入口付近に緩い坂があり、あとは平坦。車いすの人もいた。工事現場用のマットが敷かれ、右側通行で突き当りで折り返して戻るコース。コースを外れて写真を撮る程度は可能。
・有料区域内の天守は、中が空の状態で公開。こちらも入場規制(入城規制?)があり、20人くらいが待たされていた。待ち時間はさほどでもなさそう。ただし、曳き屋先でも公開は継続され、今後はずっと展示物を入れないで公開するそうなので、今、無理に入らなくてもいいかもしれない。
思ったより高さ(深さ)がないような気もしましたが、とにかくいい経験ができました。
こないだ確認したらそうでした。
(東北新幹線方式=盛岡、仙台、福島、郡山など82年開業の駅できく接近放送)
LEDも東北新幹線方式ではなく。
あれをきく、見ると旅心がくすぐられます。
秋田もそうして欲しかったです。
真下階の轟音と煉瓦トイレは無理でしょうが。
秋田支社管内でも、秋田のは弘前などとも違うものだし…
そもそもなんで今の時期に更新したのか。放送よりも改札口上の発車標を更新してほしかったです。