広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

土崎駅跨線橋/つがる

2011-04-13 21:21:50 | 秋田のいろいろ
2月21日以来のアップですが、秋田市北部の奥羽本線・土崎(つちざき)駅構内の跨線橋工事の模様です。
1番線の秋田側から青森方向を見る
新しい跨線橋は足場が取れ、使用が開始されていた!
工事に伴い、下り列車が発着する1番線の停止位置が、やや秋田寄りに移動したが、この様子では工事終了後も元に戻らずこのままになるのかもしれない。(4両編成以下の列車では、先頭車両が改札口に近い)

※以下、工事の状況は短い時間でざっと見ただけですので、勘違いしている点があるかもしれません。
1番線の階段上り口
上り口付近の屋根は新たに設置されたようだ。
上から

新跨線橋上から1番線を見る。左が改札口・秋田方向、右に少し旧跨線橋が見える
ホームと跨線橋上を結ぶエレベーターが設置された。上の写真の仮設屋根の部分がエレベーターの乗り降り口。跨線橋上では反対側に乗り降り口があり、車椅子などが方向転換せずに利用できるタイプ(「ウォークスルー式」と言うそうだ)のエレベーターのようだ。

エレベーターはの乗り降り口は、1番線、2・3番線とも階段の裏側にある。
「検査が終わったので、4月1日からエレベーターが使用できます」という掲示があったので、新跨線橋自体は3月中から供用されていたのだろう。


橋の上の通路
壁が白くて明るいが、装飾はなく天井もむき出し。窓は旧跨線橋より小さくて数が少ない。


旧跨線橋と比べて、階段部分も橋の部分も幅が狭い。(秋田市内の羽越本線・新屋駅の跨線橋よりは広いけれど)
土崎駅は利用者が多く、時間帯よっては混雑するはずだからもっと広くてもよさそうだけど、一方でホームも狭いから安全確保のため空間を確保する必要もあるのだろう。
新しい跨線橋が狭すぎるというわけではないと思うし、費用なども考えるとこの程度が適当という判断なのだろう。

1番線から2番線(と向こうの3番線)を見る
2・3番線は、旧跨線橋周辺が囲われており、その分ホーム上の通行できる部分が狭くなっている。
列車の停止位置と新跨線橋の行き来には、その部分を通らなければいけないため、誘導員が配置され(1番線にもいた)、囲いに向かって右側を通行するよう案内されていた。

旧跨線橋(1番線)
1番線側の階段は、足場が組まれ、一部は窓が撤去されていた。解体が始まるようだ。
※続きはこちら




さて、昨年末の新幹線新青森開業後、青森-秋田間を結んでいる特急「つがる」の車両が代わることになっている。※以前の記事
今まで使われていたのは、国鉄時代に製造された「485形電車」をリニューアルした「485系3000番台」で、4月中旬からは10年ほど前に製造された「E751系電車」が使われることになっていた。(E751系は以前もつがるに使われていたので“再登板”する形になり、「“新車”が“投入”される」わけではない)

情報によれば、今度の土曜日・4月16日からE751系で運転される予定になっている。とすれば3000番台「つがる」はあとわずか。

秋田駅に行ったらちょうど到着するところだった。
インパクトのある黄色に「North East Express 485」のロゴ

485系3000番台では、列車正面に絵入りのLEDで列車名が表示されている。(トレインマークとかヘッドマークと言うヤツです)
E751系にはこの装置がないので、今後はつがるのトレインマークを見る機会も減ることになる。
 
デフォルメした岩木山らしき山と赤いリンゴが2つデザインされている。5秒間隔くらいで反転表示される。
最近の列車のマークとしてはいい出来だと思う。どことなく国鉄時代のマークっぽい雰囲気もあって好きだけど、「つがる」の文字がパソコンそのままのような丸ゴシック体なのが今風。

485系3000番台は、今後も新青森・青森-函館間の「白鳥」として使われる。
それに臨時列車や予備の分も含めれば、E751系だけで「つがる」の必要車両をまかなうことはできないと考えれるため、今後も485系3000番台は「つがる」として走ることはあるとは思うが、見たり乗ったりする機会は減るだろう。


※続きはこちら

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2 コメント

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 (秋田生まれさいたま住み)
2011-04-14 10:44:46
土崎駅は去年利用しましたが、ロータリーがすごい綺麗になってビックリしました。
そういえば土崎駅と秋田駅の間に新駅設置の話がありましたがどうなったんでしょうか?
設置されれば鉄道利用も増えて駅前に人が来るようなアクセスが整うと思うのですが。
返信する
泉・外旭川新駅 (taic02)
2011-04-14 20:40:21
ロータリーや旧国道までの道路が昨年度までに整備されました。雑然としていたものが安全になったと思います。

泉・外旭川地区の新駅ですね。
秋田市、JRそれぞれの思惑があるらしく、具体的には進んでいないようです。(完全に話が立ち消えたというわけでもなさそう)
現市長が公約にしていましたので、進展するかと思っていたのですが…
低炭素社会実現・高齢化社会対応のためには、公共交通の利便性を高める必要があり、場所の割にはバスの便がよくない泉・外旭川には、駅を造るべきだと思います。バスだと20分以上はかかる秋田駅前まで、電車だと5分ほどでしょうから。
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