広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

新幹線協賛お菓子

2010-12-09 20:08:40 | 各地お土産・食べ物
先週、旅行していました。詳細は後日旅行記でアップしますが、旅行の前後であった大きな変化をまずは記事にします。

それは、東北新幹線・新青森駅開業!
 改正前後の駅の発車標
発車標や構内・車内放送に「八戸」に代わって「新青森」の文字が出るのが目新しい。
秋田から/までの利用では、直接的には若干の時刻や列車番号(こまち◯号)の変更程度で大きな変化はなかったけれど。
ほかには以下のようなネタがありました。

●カウントダウン
開業前、JR東日本各駅では、カウントダウンや青森関連の掲示を行い、開業を宣伝していた。
東京駅新幹線乗換改札口付近
デジタル式のカウントダウンボードが設置されていたが、手作りのものも。
大曲駅新幹線改札内
直接関係ない、秋田県の秋田新幹線大曲駅では、窓ガラスにカウントダウンを表示し、青森の観光や食の掲示を設置。
大宮駅新幹線改札内(開業後撮影)
大宮駅では、(どこかにはデジタルもあったと思うが)クリスマスの飾り付けなんかに使う、紙製のリンゴを木の絵に貼付け、毎日1つずつめくって果実を“実らせる”方式でカウントダウン。
それにしても、大宮駅から新青森までは、最短列車では2時間57分だそうで、3時間を切ってしまうのかー

●食べてね、おいしい北東北!
開業を記念して、「食べてね、おいしい北東北!」キャンペーンが実施されている。
11月22日から12月19日、JR東日本管内の駅のNEWDAYS(コンビニ)とKIOSK、それに首都圏のコンビニ「スリーエフ」において、「青森県を中心に秋田県、岩手県の北東北3県の特産品及び特産品を使用した商品など各県にちなんだ商品の販売」を扱い、レシートで応募すれば酸ヶ湯旅行や青森県産品が当たる。(JR東日本リテールネットのサイト:http://www.j-retail.co.jp/cgi-bin/campaign.cgi?data_id=1289267345)
キャンペーン対象商品は、明治「きのこの山」や森永「ハイソフト」といった大手メーカーのりんご味商品、弘前のラグノオの「パティシエのりんごスティック」、盛岡の南部せんべい巖手屋の「チョコ南部」、岩手の湯田牛乳公社や秋田の栗駒フーズの乳飲料などの北東北ではおなじみ(普段から駅やスーパーで売っている)の商品、さらにはオリジナル商品まで、幅広くラインナップされている。
エリアとしては青森関係が多く、リンゴのほか、「スタミナ源たれ」で味付けしたさきいかのおつまみなどもあった。岩手・秋田関係の商品はそれなりにといった感じ。
※店舗によって扱い商品が異なります。

いくつか買ってみた。
秋田比内地鶏シチューパン 135円
第一屋製パン製だが、「Panest」というNEWDAYSオリジナルのパンシリーズらしい。
ただし、Panestは首都圏や長野エリアのNEWDAYSのみで販売されているらしく、そういえば秋田駅などのNEWDAYSでは見たことがなかったと思う。

これは、きりたんぽ鍋に欠かせない、「比内地鶏」を使ったシチューを挟んだ、平焼きパン。
中味
うーん。シチューというか「鶏肉を使った洋風味付けの肉まんの中味」みたい。
パンが柔らかく食べやすいが、もうちょっと“シチューらしさ”があればいいかも。
そういえば、ヤマザキランチパックの今月の新商品に、「ホワイトシチュー」があるけれど、そっちはどうだろう…

りんごのカスタードケーキ、りんごのロールケーキ 各130円
こちらは「Sweet life」というシリーズのようだ。賞味期限が1か月程度ある。
どちらも青森産のリンゴをつかっていて、千葉県松戸市の「株式会社ママ」というのが販売者になっている。同じ所在地で「株式会社宮田」という、スーパーやコンビニ向けの各種お菓子を製造している企業があるようだ。
カスタードケーキ(上。半分に割ってます)とロールケーキ
カスタードケーキにはりんごソースとカスタードクリーム、ロールケーキにはりんごジャム入りクリームが入っている。
ロールケーキの方は、ジャムというより果肉も入っているような食感。でも、なんかしょっぱいような気がしたし、クリームがもっと多くてもいいと思った。

一方、カスタードケーキはかなりおいしいと思った。生地もカスタードも滑らかだし、りんごソースとよく合っている。
でも、これ、弘前のラグノオの「いのち」というお菓子(同名のNHK大河ドラマにちなんでいると思われる)にそっくり。(「いのち」自体、「萩の月」など類似商品が全国各地に多いけど、りんごを入れた点は青森らしい)
価格もおそらく同じくらいだろう。食べ比べたらどっちがおいしいかな?

●りんごアイス
上記キャンペーン対象外でも、青森商品が売られていた。
それは新幹線の車内販売のアイスクリーム。(車内販売では、上記「スタミナ源たれ味のさきいか」もあった)
※車内販売のアイスは過去にコーンポタージュ味と定番のバニラ味を紹介しています。
スジャータ りんごアイス 260円
車内販売でおなじみ、スジャータ(名古屋製酪)のプレミアムアイスクリームのリンゴ入り版。
プレミアムアイスのリンゴ味って、ありそうでなかった(ハーゲンダッツの期間限定あたりで出していそうでもあるが)。

原材料は「生乳、りんご果汁、糖類、りんご果肉、…」などとなっており、カットした果肉だけでなく、アイス自体にもリンゴ味がついている。
果肉が見える
食べてみると、さっぱりしておいしい!
最初にリンゴのさわやかな味を感じ、後からプレミアムアイスクリームらしい乳製品の味が来る感じ(バニラほどこってりしていない)。
これはいい!

価格も同じなので、濃厚なものが食べたいときはバニラ、食後などさっぱりしたい時はりんごかな。
なお、今回乗った限りでは、仙台発着「Maxやまびこ」では、バニラ、抹茶、りんごの3種、秋田発着「こまち」ではバニラ、りんごの2種のアイスを扱っていた。※方面や列車によっては扱っていない可能性もあります。


さて、今回の旅行は、東京から東海道・山陽新幹線に乗り継いで博多まで行って、そしてさらに南下しました。旅行記は後日、アップします。

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2 コメント

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やはり (mugi-shochu)
2010-12-09 21:52:51
青森関連の商品といえばリンゴですね。
大手メーカーのリンゴ味商品までキャンペーン対象にするとは、いい戦略ではないでしょうか。
比内地鶏シチューパン・・・
中途半端な味で比内地鶏のブランド価値が落ちないことを祈ります。

大宮から新青森まで3時間切ったのか!
秋田がますます遠く感じてしまう・・・
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秋田も便乗 (taic02)
2010-12-09 22:14:30
東京駅だったか、広くはない、駅コンビニの一角が青森商品が独占されていた店がありました。力の入れようが伝わります。
でも、大手メーカー商品も首都圏のJR専用らしく、秋田ではたぶん売ってないんです。少しは売ってくれてもいいのに…
シチューパンは、惣菜パンとしてはまあまあ。でも、“シチュー”の味かなぁ?
たけや「スギッチまん」でも売れば楽しいかもしれません。

これだけ宣伝されて、実際に乗り換えなしで速く青森に行かれるようになると、秋田は危機感を感じますね。
うまく便乗しないと!
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