広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

3つの解体

2017-04-05 23:55:35 | 秋田の季節・風景
秋田市中央部の解体3つ。

昨年末で閉鎖された、大町二丁目の「さきがけ大町センター」。
(再掲)さきがけ大町センター
今年2月頃から解体工事が始まり、3月中に本格化した。
3月下旬
東側の建物裏から解体され、現時点では道路際のわずかな部分が残るだけ。

【5月16日追記】その後、更地になって舗装され、少なくともビルがあった南西側には、どうも時間貸し駐車場ができそうな気配。


以前、無人になった民家の中でヨウシュヤマゴボウが繁茂しているのを紹介した。
たまに持ち主が刈ることもあったようだが、昨2016年9月下旬は、
相変わらずびっしりと
玄関の土間にいっぱいにヨウシュヤマゴボウ。
戸のすき間から葉が飛び出す

ところが、今年1月には、
なくなっている!(道路と区別しにくいですが、正面の白い家の手前にあった)
秋以降年明け前後までに解体されて更地になってしまっていた。

家そのものは比較的きれいな状態ではあったが、あのままでは空き家が朽ち果てるのも時間の問題。やむを得ない。
今のところ更地のまま。ひょっとしたら土中に根や種が残っていて、ヨウシュヤマゴボウが復活したりして?!
※この年夏以降の様子は、この記事後半にて。


保戸野の県立秋田工業高等学校の校舎改築が行われている。
現在は、古い校舎の解体がメインのようだ。
あまりなじみのない場所だけど、通りかかったので紹介。

狭い通りからさらに入った道の突き当りが正門。
現在は正門を閉鎖中
閉鎖された正門に、「ご来校の皆様へ」との看板。
サークルKとセブンイレブンはロゴマーク入り
正門右方・線路寄りに駐車場や仮設の門~仮設通路があり、そこを通って、奥の新校舎へ来るようにとのこと。
納品など車で中に入る時は、裏の泉踏切の通りにある工事車両出入口を使用。今年1月から11月末までの予定。

現在見えるのは、正門奥の左に以前からある茶色い校舎。「管理棟」だそう。少し手前の右には、グレーの新しい校舎。
以前は、これらより手前、正門を入ってすぐの右には茶色の低い校舎や自転車置き場。左には小さい体育館(第二体育館)や部室っぽいものが建っていたはずだが、きれいになくなっている。
正門の左方から
旧校舎管理棟の手前にある民家みたいなのは、昔の校舎をモチーフにした同窓会館かな。

解体が終われば外構工事。旧校舎時代を知る卒業生などには、懐かしい光景がなくなってしまうことだろう。
その後の続き

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7 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
山ゴボウハウス (FMEN)
2017-04-06 22:28:06
無くなったんですか?
なくなるとさみしい。
あのドロボー禁止はどうなったのか。
たぶんほしい人たくさんいるはず。
ホーロー看板とかああいうマニアには売れそうなんですがね。
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こんばんは! (秋田の4227ファン)
2017-04-06 22:55:07
さきがけ大町センターの解体作業は先日ウラの星辻神社の通りを仕事で通った時に進捗状況が分かりました。中心市街地が少々寂しくなりますね。
工業高校は元の正面右側から車で入れるものだと思っていました。このブログで勉強になりました!
ヤマゴボウの建物は見た事が有るような無いような・・・。場所は大町3丁目でしょうか?
返信する
コメントありがとうございます (taic02)
2017-04-07 00:32:00
>FMENさん
気がついたらなくなってしまってました。
ホーロー看板類に比べたら新しく、経年の退職も激しい材質でしたが、懐かしく貴重な看板でしたね。

>秋田の4227ファンさん
こんばんは。
魁跡は、商業施設ができることになっているので、いずれ新しい光景が広がるはずです。期待しましょう。
工業は基本的には車で入れないことになっているみたいですね。敷地外の駐車場はけっこう広いです。
ヨウシュヤマゴボウの家は、正解です。背景のお寺と道路形状が独特。旭北寺町かと思ってましたがギリギリ大町三丁目なんですね。
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懐かしい (秋田人)
2017-04-08 21:33:45
偶然このブログにたどり着きました。

秋田生まれ秋田育ち、就職と共に秋田を出て中部地方へきて10年。

この風景、懐かしいです。高さを抑えた建物が、広い面積に延びている風景。建物ひとつひとつが広くて、ゆったり感があるんですよね。

こちらは人口が多くて土地に余裕がないせいか、建物は上方向には大きいけど面積が狭くて、圧迫感のある生活です

秋工の近くも変わってきているんですね。今年のGW帰省が楽しみです。
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工業周辺の変化 (taic02)
2017-04-09 21:34:32
ご訪問いただき、ありがとうございます。
秋田は、建物もそうですが、地形がほぼ真っ平らなのが特徴ですね。海・坂のない町・田んぼ、その先に山といった感じです。

工業高校周辺では、金砂神社の隣に池みたいなのがありましたが、たしか昨年、
その一帯が宅地開発されました。
金砂神社のケヤキも倒れてしまいました(http://blog.goo.ne.jp/taic02/e/3d7531cfc603e371c0e82ad36f87d084)。
あまり変化がない穏やかなエリアのような気がしていましたが、長く離れた人にとっては、いろいろ変わってしまったと感じることでしょう。

秋田へお帰りの際は、ぜひ、ご自身でも確かめてみてください。
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Unknown (秋田人)
2017-05-06 11:38:20
再度の投稿です。GWに帰省の際、近くを通ってみました。

記事の場所以外にも色々細かく変わっていて、10年たつとさすがに違うなあという印象です。小さい店ができていたり、施設ができていたり、無くなるだけじゃないんだなと。

帰省中に県内ニュースをみて、人口が100万割れしたことも知りました。他にも100万人いない県はあるみたいですが、県の面積比でみると秋田が断トツで少ないようですね(秋田県の南北距離は東京から埼玉栃木を飛び越えて福島まで到達する広さだとか)。

自分も県外に出た身で偉そうに言えないですが、現実問題人口増加は無理そうなことを考えると、減少ペースを抑えることに全力を尽くしてほしいですね。
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100万人割れ (taic02)
2017-05-07 23:35:56
帰省おつかれさまでした。
離れていたからこそ気づく変化もあったことでしょう。
泉地区ですが、県内初のフクロウカフェがオープンしたのが、この連休のちょっとした話題でした。

全国的に地方は人口が減る傾向の中、秋田県は先を行っている感じです。
秋田県が100万人を下回ったのは87年ぶりとのこと。87年前に戻っただけ…というのは、年齢構成や地理的な人口分布の当時との違いを踏まえると短絡的だとは思いますが、なんとか前向きにとらえていかければならないと思います。
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