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秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

秋工校舎その後

2018-01-16 00:29:57 | 秋田の季節・風景
秋田市保戸野の県立秋田工業高等学校の校舎が新しくなり、昨年春頃から古い校舎が解体されていた。※この記事後半
その後、正月時点では、
封鎖された正門から
旧校舎も、正門からまっすぐにあった昔の校舎をイメージしたと思われる同窓会館的な建物もすっかりなくなり、奥に隠れていた新校舎がこちら側からも見えるようになった。
旧校舎跡は、積雪でよく分からないが、ところどころ盛土があるもののほぼ更地状態。今年度まるまる、こんな状態だったことになる。あまりはかどっていないような気もしなくはない。
【16日追記】以前は正門からまっすぐの学校のメインストリート的場所だったはずであり、そこがこんな姿になってしまったのは、部外者でも寂しさを禁じ得ない。

旧校舎時代は、この旭川側が正門・校舎正面だったが、新校舎では、反対の泉踏切・保戸野桜町側が正面に変わったらしい。ただし、現在は工事途中であるため、旧正門脇から出入りすることになっている。


新校舎について。
旧正門から見て、奥の横に長い建物が4階建て、手前右に3棟ある建物が3階建て。工業高校だけに実習教室などもあるようで大規模。
外壁はどれも単色で、4階建てがコンクリートそのもののようなグレー、3階建てはオフホワイトというかライトグレーというか白っぽい。
正門の左方から。全体に白っぽい建物で雪と同化しそう
同時期に一体的に建設されたはずなのに、建物の色が微妙に違うのはどうしてだろう。意図があるのかないのか、素人目には揃えたほうがよかったと思えるのですが。

そして、以前にも取り上げた、“タワーもどき”。20年以上前に建てられた秋田市新屋の秋田公立美術大学(建設当時は秋田公立美術工芸短期大学)の「シンボルタワー」に似ているけれど、こちらの実態は単なる“板”だった。
旧校舎がなくなると、旧正門からまっすぐのところに、そのタワーもどきが根本まで見え、以前よりもしっかりと観察できる。
旧正門から
旧正門から見ると角度的にスラリとして美大に負けないくらいカッコイイ。でも、反対側の新しい正面側からでは、見えないのでは?
正門左方から見ると、ちょっと不格好。1階にはコカコーラの自販機?

タワーもどき部分の造りは、5階分の高さがあり、建物本体側はガラスが多用されている。
このタワーもどきの正体は、階段室と塔屋を兼ねたものではないだろうか。というか、階段室と塔屋部分を覆う板状のカバーがタワーっぽく見えるというか。

ちなみに美大のシンボルタワー【20日追記・美短当時の資料によればこちらも5階建て】も、階段があっててっぺん近くまで上ることはできるが、校舎本体からは独立しているので、それだけの存在【20日追記・学内唯一(後の増築部分にも設置)のエレベーターが設置されているはずで、バリアフリー施設としての意義はある】。窓はずっと少ない【20日補足・正面側にはハーフミラーらしきガラスの部分もある】。秋工のほうが実用面では意味がありそう【16日追記・でもそれは階段室・塔屋としてであり、そこを「覆ってタワーっぽく見せかける」意味は、素人には分からない。意味のあるなしでは言い尽くせないのがデザインなんでしょうけど】。

※同じ頃、元祖である美大ではこんなことになっていた。
※秋田工業の校舎整備の続き(リンク先後半)。

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