広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

青森市のバス

2011-11-30 23:01:04 | 津軽のいろいろ
先日に続いて、青森市内のバスの話。今回は民間事業者編。
まず、新町を走っていたバス。
これは?
色合いからして、国際興業グループっぽい。けど、何か違う。

以前紹介した通り、国際興業グループ各社は、いすゞ製のバスに同じ塗装を施している。側面などにローマ字で表示されるのは、会社名からグループ名(Kokusai Kogyo Group)に変わりつつある。

でも、このバスは、まず、メーカーがいすゞでなく三菱。
古そうに見えるが、ナンバーは「青森200」なので、県外からの中古車だと思われる。
塗装は、通常なら窓下の太線にアクセントとして入っている、エンジ色の細かい赤線がない。それ以外は標準的な塗装と同じようだ。

その側面の表示
「十和田観光電鉄」と漢字!
ボケてますが、小さめでしかも漢字。書体も独特。

これは十和田市の十和田観光電鉄のバスで、青森と十和田市を結ぶ「みちのく有料道路」経由の路線バスのようだ。
正面の行き先表示
上には「十和田 青森」、その下は「青森 十和田」と、言ってることは同じだけどややこしい。「みちのく経由」とはみちのく有料道路経由のことだが、有料道路を経由しない便があるわけではない。

同じ車両の後部
後部も小さい漢字表示で、字が小さいから余白が広い。
側面とは書体が異なる。
「和」の「口」や「田」などの横線が途切れている
じっくり見られなかったけど、ちょっとヘンなバスでした。
【2017年11月3日追記】2017年9月時点では、これと別のもう少し新しい車両(いすゞ?)のナンバープレート「959」があり、塗装や表示類がほぼ同じだった。


以下はバス停の紹介。
前回も紹介した、青森市営バスのバス停の隣に、「下北交通」のバス停があった。
「新あおもり農協本店前」
青森市とむつ市を結ぶ特急バスの停留所で、1日2本しか通らない。
かわいらしいボンネットバス?
同じバス停の向かい側では、
せっかくの赤い頭の部分が壊れてなくなっていた
※下北交通のバスはこの記事中ほどにて


もう1つ。
こちらも市営バスと民間事業者が並ぶ
「後萢」は「うしろやち」と読む。
後ろのガードパイプがリンゴ型
頭が黄色くて丸いのは、十和田観光電鉄のバス停。
最初に紹介した十和田市行きのバスが通る(1日5本)が、上記、下北交通むつ便の時刻表も掲示されていたので、とうてつに間借りさせてもらっているようだ。
市営バスは「後萢通り」、とうてつは送り仮名のない「後萢通」という表記。
十和田市内にあったバス停は、もっと近代的なポールだったが、ここは忘れ去られたのかだいぶ古そう。
毛筆で縦書き

青森市内には他にも、弘南バスやJRバス東北のバス停もあるので、バス停のバリエーションが豊富な街だ。(秋田市もほぼ1社独占であることを考慮すれば、バリエーションは豊富と言えそうだけど※こちらの記事など)

※続きはこちら

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