先日に続いて、青森で見た珍しい信号機のお話。新たな発見がありました。
青森県道109号線は、かつては弘前市松森町の丁字路に突き当たって行き止まりだったが、同所を十字路にして弘前大学方面へ延伸する工事が行われ、2008年3月に富田大通りまでつながって全面開通した。
その新既開通区間では、既存の小さな市道と交わる2箇所(もしかしたら3箇所?)に信号機付き交差点が新設された。
まずは新既開通区間中ほどの弘前厚生学院の前の交差点。
ん!?
このLED式歩行者用信号機、裏側からぱっと見ただけで、見慣れないデザインだと感じた。
なんといっても、ボディを真っ二つに分けるかの如く、背面から側面にかけての中央部分に横方向の筋が入っているのが特徴的。銘板は下寄りに付いている。
薄型ではあるが、見慣れたタイプよりは若干厚くて大ぶりのような気がしなくもない(気のせいかも)。
フード(庇)は長いタイプだが、既存のものとは形が少し違い、角張った印象。
参考に↓
(再掲)よくある大手メーカー製の薄型信号機(現在はモデルチェンジされている)
正面はわりと普通か
正面から見ると、縁というか枠の部分に凹凸がなくて平らなため、すっきりして見える。
プレートを見ると、
三協高分子 2008年1月製造
前回、この近くで電球式を発見した、三協高分子というメーカーの薄型LED信号機だった!
世界で初めてLED信号機を作った(このデザインではないだろうけど)という、同社製のLED信号機を初めて見ることができた。
同じ交差点の車両用信号機は、
これ
あまり違和感はないが、よく見ると、フタの留め金やちょうつがいの数やデザインが違う。
一般的なメーカーのものは、留め金が各色ごとに1つずつあるが、これは
2つ付いている
裏から見ると
車両用も三協高分子製だった。(2007年12月製造と表示されているように見えた)
質感からすると、アルミ製ではなく樹脂(プラスチック)製のように見える。
プレートが横向きに付いているのがおもしろい。横型信号機ならこれでいいのだが、自転車用や積雪地向けの縦型の信号機には、90度回転させた向きにプレートを付けるのが普通。
三協高分子では、方針として縦型でもプレートの向きを変えないのか、それとも縦型の製品を製造した実績が少なくて、そこまで気が回らないのだろうか。
その交差点から250メートルほど西。富田大通りとの交差点のすぐ手前にも、交差点ができていた。
そこも遠目には、厚生学院前のと同型の信号機に見えた。
歩行者用信号機
正面から見ると同じようだが、裏面を見ると、
筋がない
銘板が下寄りに付いているのは同じだが、横方向の線がなく、真っ平ら。つるんとしていてステキ。
三協高分子2008年10月製
メーカーは同じだが、厚生学院前のより9か月ほど後に製造されていた。その間にモデルチェンジされたのだろう。
上記のとおり、この道路は2008年3月に開通しているので、開通後に信号機が設置されたことになる。秋田市の秋田県道41号線(横山金足線)でもそういう例があった。
さらにボディ側面には縦方向のラインというか段が付いているのも違う。
やっぱり少し厚く感じる。やや大盛りの“弁当箱”か
この交差点の車両用も三協高分子製だったが、これは厚生学院の交差点と同一仕様だと思われる。
※同型が新青森駅前にも設置されていました。こちら
ひとくちに薄型信号機といってもいろんなデザインがあり、弘前市中心部ではその多く(歩行者用では5種類を確認できた)を見ることができた。
ところで、以前の記事で、弘前市内各所に、黒い道案内の棒が新設されたことに触れた。
(再掲)
その中で、「弘前大学」の方向がおかしいんじゃないかとちょっと書いた。
そう感じたのは、土手町の紀伊國屋書店前の交差点。南西方向の富田大通りへ誘導するのが弘前大学への一般的な道案内だと思うが、そこの棒は南東の上土手町・松森町方向へ矢印がついていた。
他の箇所の棒も見てみると、どうも松森町のローソンの交差点を南西へ曲がってこの記事で取り上げている新しい県道109号線を経て大学前へ誘導しているようだ。
まあ、車ならその経路でもいいだろうが、歩行者がそこを通ったら富田大通り経由よりも400メートルくらいは余計にかかると思うし、道も分かりにくいのにな…
最後に、昨年秋に、弘前駅城東口にある案内地図が古い(少なくとも5年前の情報)ことを取り上げていた。
今回行ってみると、
更新されていた
おそらく、反対側の中央口のものと一緒に、全面的に新しい地図に替えられていた。
この地図、なかなか見やすい。
宿泊施設、金融機関、通りの名称など必要な情報がひと通り揃っている。
赤矢印を付けたのがジョッパル
閉鎖中の商業施設ジョッパルは、グレーで塗りつぶされただけで、何も表示なし。
イトーヨーカドーなどの大型店は名称が書かれ、コンビニには「コンビニ」というマークがついている(駅内のサンクスにはなし)が、城東口からすぐの地元スーパー「佐藤長」は記載されていなかった。
弘前に限ったことではないが、個人的には、商業施設内に設置されたATMも表示してくれると助かる。
どこまで情報を載せるかは、スペースや見やすさの問題もあって、難しいものだけど。
さて、再開発が進む秋田市では…
青森県道109号線は、かつては弘前市松森町の丁字路に突き当たって行き止まりだったが、同所を十字路にして弘前大学方面へ延伸する工事が行われ、2008年3月に富田大通りまでつながって全面開通した。
その新既開通区間では、既存の小さな市道と交わる2箇所(もしかしたら3箇所?)に信号機付き交差点が新設された。
まずは新既開通区間中ほどの弘前厚生学院の前の交差点。
ん!?
このLED式歩行者用信号機、裏側からぱっと見ただけで、見慣れないデザインだと感じた。
なんといっても、ボディを真っ二つに分けるかの如く、背面から側面にかけての中央部分に横方向の筋が入っているのが特徴的。銘板は下寄りに付いている。
薄型ではあるが、見慣れたタイプよりは若干厚くて大ぶりのような気がしなくもない(気のせいかも)。
フード(庇)は長いタイプだが、既存のものとは形が少し違い、角張った印象。
参考に↓
(再掲)よくある大手メーカー製の薄型信号機(現在はモデルチェンジされている)
正面はわりと普通か
正面から見ると、縁というか枠の部分に凹凸がなくて平らなため、すっきりして見える。
プレートを見ると、
三協高分子 2008年1月製造
前回、この近くで電球式を発見した、三協高分子というメーカーの薄型LED信号機だった!
世界で初めてLED信号機を作った(このデザインではないだろうけど)という、同社製のLED信号機を初めて見ることができた。
同じ交差点の車両用信号機は、
これ
あまり違和感はないが、よく見ると、フタの留め金やちょうつがいの数やデザインが違う。
一般的なメーカーのものは、留め金が各色ごとに1つずつあるが、これは
2つ付いている
裏から見ると
車両用も三協高分子製だった。(2007年12月製造と表示されているように見えた)
質感からすると、アルミ製ではなく樹脂(プラスチック)製のように見える。
プレートが横向きに付いているのがおもしろい。横型信号機ならこれでいいのだが、自転車用や積雪地向けの縦型の信号機には、90度回転させた向きにプレートを付けるのが普通。
三協高分子では、方針として縦型でもプレートの向きを変えないのか、それとも縦型の製品を製造した実績が少なくて、そこまで気が回らないのだろうか。
その交差点から250メートルほど西。富田大通りとの交差点のすぐ手前にも、交差点ができていた。
そこも遠目には、厚生学院前のと同型の信号機に見えた。
歩行者用信号機
正面から見ると同じようだが、裏面を見ると、
筋がない
銘板が下寄りに付いているのは同じだが、横方向の線がなく、真っ平ら。つるんとしていてステキ。
三協高分子2008年10月製
メーカーは同じだが、厚生学院前のより9か月ほど後に製造されていた。その間にモデルチェンジされたのだろう。
上記のとおり、この道路は2008年3月に開通しているので、開通後に信号機が設置されたことになる。秋田市の秋田県道41号線(横山金足線)でもそういう例があった。
さらにボディ側面には縦方向のラインというか段が付いているのも違う。
やっぱり少し厚く感じる。やや大盛りの“弁当箱”か
この交差点の車両用も三協高分子製だったが、これは厚生学院の交差点と同一仕様だと思われる。
※同型が新青森駅前にも設置されていました。こちら
ひとくちに薄型信号機といってもいろんなデザインがあり、弘前市中心部ではその多く(歩行者用では5種類を確認できた)を見ることができた。
ところで、以前の記事で、弘前市内各所に、黒い道案内の棒が新設されたことに触れた。
(再掲)
その中で、「弘前大学」の方向がおかしいんじゃないかとちょっと書いた。
そう感じたのは、土手町の紀伊國屋書店前の交差点。南西方向の富田大通りへ誘導するのが弘前大学への一般的な道案内だと思うが、そこの棒は南東の上土手町・松森町方向へ矢印がついていた。
他の箇所の棒も見てみると、どうも松森町のローソンの交差点を南西へ曲がってこの記事で取り上げている新しい県道109号線を経て大学前へ誘導しているようだ。
まあ、車ならその経路でもいいだろうが、歩行者がそこを通ったら富田大通り経由よりも400メートルくらいは余計にかかると思うし、道も分かりにくいのにな…
最後に、昨年秋に、弘前駅城東口にある案内地図が古い(少なくとも5年前の情報)ことを取り上げていた。
今回行ってみると、
更新されていた
おそらく、反対側の中央口のものと一緒に、全面的に新しい地図に替えられていた。
この地図、なかなか見やすい。
宿泊施設、金融機関、通りの名称など必要な情報がひと通り揃っている。
赤矢印を付けたのがジョッパル
閉鎖中の商業施設ジョッパルは、グレーで塗りつぶされただけで、何も表示なし。
イトーヨーカドーなどの大型店は名称が書かれ、コンビニには「コンビニ」というマークがついている(駅内のサンクスにはなし)が、城東口からすぐの地元スーパー「佐藤長」は記載されていなかった。
弘前に限ったことではないが、個人的には、商業施設内に設置されたATMも表示してくれると助かる。
どこまで情報を載せるかは、スペースや見やすさの問題もあって、難しいものだけど。
さて、再開発が進む秋田市では…
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