夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

黒豆 レシピ付

2006年12月26日 12時23分27秒 |  食べるために生きる
黒豆っていっても、ただ豆を甘く煮るだけ。
きれいなふっくらとした黒豆が欲しければ、即デパートの御節売り場へどうぞ。
なんでもやってみたい人、多少形が崩れてもいいという人は自分でやってみてくださいね。

お約束のレシピ 
材料
 黒豆 200g 
 煮汁
  砂糖 180g
  醤油 小匙 1 
  塩 少々 
  重曹 小匙二分の一(私は使いません)
  水 6カップ

黒豆は洗っておく



鍋に水 6カップ入れて煮る。
そこへ煮汁の材料を入れて、黒豆を入れ、火を止めてそのまま置いておく。

一晩くらい置いておいて;
このとき錆びた釘を5,6本入れる。これで豆が黒くなります。
(ただし私は、あまり気にしないので使いません)(もちろんこれはちゃんと取り出してくださいよ)
重曹を使う場合はここで入れて。

強火で煮て、灰汁を取り、水を少し足して、沸騰したら、中蓋をし、極弱火で豆がやわらかくなるまで煮る。豆は常に煮汁をかぶるように。火が強すぎたり、豆が鍋の中で踊るようだと皮が破けます。



蛇足;
私は最後に蜂蜜を少し加えて一煮しました。

豆類を煮るときには、煮上がったら冷ますこと。
あまり薄味なら煮ているときに砂糖を加えてもいいけど、出来上がって冷やしているうちに豆に味が沁み込み、甘くなってくるのでそのことを想定しておくこと。




ところで昔、小豆のを煮るのと、ぜんざいで日記を書いていました。
小豆を煮るのは
http://blog.goo.ne.jp/t_ashizuka/e/bf8ce610b0e0cf56e6d6bc71bb808248

ぜんざいは
http://blog.goo.ne.jp/t_ashizuka/e/2704a3621dca382f03aac61b27253744

にあります。

栗きんとん レシピ付

2006年12月26日 12時02分07秒 |  食べるために生きる
御節の栗きんとん

きんとんって言ってもただ、芋を煮て、裏ごしにするだけの料理ともいえない程度のもの。
砂糖も黒豆と違い、出来上がりそのものの味だから途中で味見しながら微調整をやれば自分好みの甘さにできる。
その程度の気持でトライしてみたら?


材料
さつま芋  中くらいのを2本
  皮を暑めにむいて、5センチくらいに切り
  水につけて半日くらいさらす
    (ただしそんなにながくさらさなくてもいいと思いますけど)

輝明ちゃん、そんなに厳密に長さを計らなくても大丈夫!


くちなし  
  (神社の庭から盗んできたもの、神様ごめんなさい。)
  上のさつま芋を水にさらすときに、別なボールにいれて、水につけておく。(人によっては砕いてガーゼに包んで、さつま芋を煮るときに一緒に煮る人もある。そのほうが色が濃くでるが、私はあまり濃くでるのが嫌いなので、この水だけを使います)

クチナシを水に漬けているところ


砂糖 200グラム(これくらいが普通なのだと思います。私はもっと少なめにします)
栗の甘露煮 5個くらい(お好みに応じて)

さつま芋を鍋に、クチナシの実を漬けていた水を鍋に入れ、弱火で芋が柔らかくなるまで煮る。(クチナシの実を砕いてガーゼに包み、一緒に煮るのが普通です。私は上に述べたように濃い色になるのが嫌いなのでここでは色水だけを使います)



煮えたら裏ごしし、それを鍋に入れて砂糖を加える。
裏漉し器やヘラがないので、漉し網としゃもじで代用。でも裏漉し器はあった方が滑らかなきんとんができる。





中火で煮詰め、練り上げる。
芋の種類によってはかなり甘いものもあるので、砂糖は半分くらいの量でスタートし、途中、味を見ながら加えていくほうが失敗がない。



途中で栗を入れる。このときに栗の汁もすこし加える。



鍋から出して、冷やす。
出来上がりの写真がトップの写真ですね。

以上。

もういくつ寝るとお正月

2006年12月23日 20時24分44秒 | 日記
少しづつ大掃除を始める。
でもこれが終わると、岬へ出発。
お正月にはここにはいない。
気乗りしないことおびただしい。

それ以上にこの天気。今日は15度だそうだ。
年末の気持がどうしても湧いてこない。


秋を飾る紅葉。でもこれが散り始めるともう大変。
写真はこの間の大多喜の写真ですけど、うちも大して変わりがない。
行く前から恐ろしく思われる岬の落ち葉の掃除。
たいへんだ~

道もなし宿は木の葉に埋もれぬ
    まだきせさする冬ごりかな
             西行

秋 それとも冬?

2006年12月21日 12時01分59秒 |  あなたの鼓動、華
冬の便りがあちこちから入ってきます。
そこで読むコメントや写真は、東京の私にはいかんともしがたい風景。
雪、霙、そして凍った花、、、、
これを見る限り、東京には冬がない。

月曜日の大多喜の写真でもお判りのようにまだ秋の真っ盛りと言うところもあります。
照葉もあれば、紅葉も黄葉もあふれている。そして薄は尾花をたっぷりとつけ、水仙の横には、菜の花まで、、、(いくらなんでも、これはやりすぎじゃんって思いますけどね)







昨日、歯医者に行くので東京タワーの下の芝公園を通りました。
銀杏の黄葉がふかふかとしたじゅうたんになっており、冬の薄日がそれを照らしていました。
いえ、もう師走。冬は確実に来ているのです。
あの黄金の褥も身体を横たえれば冷たい死のベッドだと思い知らされるでしょう。

昨日のテレビでも立教大学の1号館の前のみごとな蔦黄葉を放映していました。

やはり、この世は私の頭の中に存在するのだと、確信しました。
だって、私の頭が認知症になってくると、この世の中の時間も狂ってきているから。
私の存在自身も、ak@netさんのコメントではないですけど、妄想の産物なんでしょうね。

何を遣り残す?

2006年12月19日 10時13分01秒 |  姥捨て山は大騒ぎ
TBの練習に今年中にやることってお題がでている。
私は、今年も遣り残すことをきちんとしなきゃって思っている。

他のブログで交通問題を扱っている。
車は殆ど私の足、それが走り難い。さまざまな障害物があり、またその管理、運営にもいろいろな問題がある。これは責任論のところで、ちょっと行き詰っている。
ある教授の日本では責任論が先行してしまい、実質的な事故の原因調査とそれからする対策がおろそかになるというのを紹介した。
でもこれが私がこの問題のブログを作り出した原因でもあるし、日本人の体質的なことであれば、何を書いてもこの先改善される余地はないのかなって思っている。
でもブログは削除はしない、これからも不平、不満を書いていくだろう。
今までのぶつぶつが誰かの目に留まることを期待している。


また、別なブログでは日本人の意識的な国際化を扱っている。
これは元の原稿があり、それを半年に渡って新聞のコラムで発表してきたもの。元の原稿はPCのクラッシュでなくしたけど、新聞の切抜きはあるので、いつでも完成できるのだけど、これも何ヶ月に一つ記事を新しくしているだけ。
ピリオドを打って、数少ない人生の課題の一つに「完」マークを打つのがいやなのだろうかね。

そして、来日する外国のアーティストのためのレジデンスの紹介のブログ。
これは掲載しているブログのスパム対策が不十分で、本来質問を受け、回答をしていくのをデータベース化しようと思っていたのが、質問やトラックバックを受け付けない設定にしなければならなくなっている。スパム対策が何とかならない限り、これは先に進まない。友人たちからは早く何とかせいと言われているのだけど。


このブログでも、私の小さな恋人たちでは猫や犬の話を書いているけど、これも続けたい。少なくとも私の気持の中にこのような暖かい気持を残しておくためにも本当に希少な題材だから。

河童や狸、狐の話も続けなきゃ。でも不老長寿なんて今の自分の身につまされるようなテーマを選んじゃったので、安易に終止符を打てなくなっちゃった。


ブログばっかり? 他にやることはないの?
趣味や遣りたいことはそれほどない。
たしかに時期的な、年末の整理とか、それぞれの季節のやるべきことはある。でもこの歳になると外のものには余り食欲がわかない。
そんなことは一つの行事として、(だんだん熱意はなくなってくるけど)なんとなくクリアしていく悪知恵だけは発達するから、大丈夫。
目先のやるべきことがぼろを出さない程度にでもできるようになれば、もっと正確には、遣れなくても目をつぶることを覚えてしまえば、後は将来に向けて遣り残すことを考えなければ。
全部をやってしまったら、来年何をしていいか迷うだけ。
来年何かを遣り続けていたいので、たとえ鬼が笑っても、遣り残すことを考えよう。


でも、この歳になると、いつ「お迎え」が来るのか判らない。それは一大問題なんです。
計画が立たないもの。



大多喜周辺 その一

2006年12月19日 01時22分44秒 |  岬な日々
地図を見ていましたら房総の養老渓谷あたりの紅葉は12月ということで、たまたま今日は予定がなかったので養老渓谷、大多喜周辺をドライブしてきました。



さすがに、紅葉は盛りを過ぎていました。



水仙も咲き始めています。



でも、菜の花も咲いていました。ちょっと驚き。



薄もまだ花をたっぷりとつけています。


マニュエル・ルグリのスーパーバレエレッスン 

2006年12月17日 08時34分55秒 | 芸術・文化
大浦みずきのことを書いてやや一年になる。
NHKの教育でスーパーバレエレッスンが始まっている。今日で2回目。
講師はマニュエル・ルグリ。

ジゼルの2幕のパド・ドゥを指導していたけど、ジゼルを踊っている子、踊りの内面的な部分を例えば「死んでいるけど、生き生きと」って指示されて、頭では判っても、その場ですぐに踊りには出せないのが普通だけど、ちゃんとそれができる。
技術的な部分は、未熟なりにも違いが出せなければいけないレベルなんだろうけど、内面的な部分でも、一言で違いが出せるレベルというのはやはりオペラはカドリーュでも凄いな~って思う。(いや、凄くかわいいってのもあったけど、、、)

それにしてもルグリと模範演技をやった、フルステって上手いね。このクラスがオペラにはスジェでいるんだね。