昔、俳句を国際的にしようという団体の方と話をしたことがありました。この方は日本の方でしたけど、オランダのロッテルダムにもHaiku International って団体があったんです。一番の問題は共にいだける季節のイメージ。
日本で「枯れ葉よ~」ってエモっているとき、国によってはヤシの木から「ドサッ」と落ちる危険な葉っぱを連想するかもしれない。
砂漠の人にとってやっと育った小さな木々であっても、ジャングルの人にとっては刈り取るべき憎き木であるかもしれない。
共通の語り合えるイメージがないと成り立たないから、、、っていうのがそのお話でした。
何の話かって言うと、昨夜寝ていて、暑くって寝られなかったんです。起きて天気予報を見てみると夜中に22度、今日の最高は23度とでていました。ちなみに東京は最低が11度、最高が20度だそうです。
ねぇ、今はもう12月の中旬。最高気温が一桁であっても例年並みなんですよね。常識がどこかへすっ飛んでいってしまっている。
私のような爺が「昔はよかった、、、」って言っている分には問題はないのでしょうけど、今の世代の人々が、季節感がなくなったって騒いでいるのはかなり問題ですよね。
寝室の窓にサザンカが枝を伸ばし、花をつけています。
「よかった昔」なら、サザンカ=薄ら寒い日差しっていうのが当たり前で誰も疑問を抱かなかったのでしょうけど、サザンカ、、暑い夏日の思い出が混在してくるとおいちゃんはオロオロしてどうしていいのかわからなくなっちゃうんですよね。
サザンカ、きれいですね。寝室の窓からこんな景色が見えるなんてすてきです。朝起きが楽しみになりますね。