桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

どんなに法律を作っても

2013-06-27 | Weblog

ストーカー犯罪を防止するためとして、新しい法律が作られた。これでストーカー犯罪が無くなるかといえば、そうは行かないだろう。

法律を使って犯罪を抑止する警察の姿勢が変わらなければ、また同じことが起こるだけだ。

これまでのストーカー犯罪は、被害者が警察に被害を訴えても、手を抜いたり、見逃したり、警察官の怠慢で殺された人が多い。自分たちのミスを隠すために嘘を語ったりした警察署もあったが、この警察がある限り、どんな法律が出来ても、残念ながら犯罪防止の力にはなるまい。

連れ合いに語りかけたらば「日本人は法律があると、それで大丈夫と思うから」と言っていたが、法律が社会の安全を守るのではない。法律を使って治安を守る組織がしっかりしなければ駄目なのだ。

警察、大丈夫かねえ、この組織。アルソックやセコムに治安を任せた方が安全だったりして。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿