桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

記憶は怪しいなぁ

2021-02-28 | Weblog
昨夜は、連れ合いが夕方に会議だとのことで、俺が晩飯を作ることになった。
ペペロンチーノを食べたいと思っていたので
、それを作ると言っておいた。
予定よりも早く帰った連れ合いだったが、こちらは予定通りに材料の準備を始めた。
コーンパスタを茹でる湯を準備し、パプリカ、ピーマン、エリンギ、アスパラ、新玉ねぎ、小松菜を切って、さてコーンパスタと探したら、無い❗️
確か、そこにあると見た記憶があった。
連れ合いも、あったはずと言う、が、無い。先日、連れ合いは、俺の制限食類を整理したので、どこかに紛れたかと、念には念でさがしたが、無いんだな。この前、久しぶりにコーンパスタのペペロンチーノを作ったとき、ニンニクを入れ忘れたのだからお笑いだったが、その後、名誉挽回で、また作ったことがあり、もしかすると、そのときに使ってしまったのかもしれない。
2人の記憶が「あった」で一致したのに無いなんで、本当に人間の記憶なんて怪しいよなぁ。
ちなみに、ニンニク抜きのペペロンチーノは美味かったと、連れ合いは言ってたね。
これは俺に忖度で怪しいかな❓️

いい気持ち

2021-02-28 | Weblog
今日の野歩きは、少し風は冷たかったが、降り注ぐ太陽の光りが眩しいほどで、ウッすらと汗ばんだ。
深呼吸を繰り返しながらの40分。
5千歩には足りなかったなぁ。

昔も今も

2021-02-26 | Weblog
俺の大好きな作家、山本周五郎作品に、むかしもいまも、という短編があった。東京拘置所当時に全集を差し入れて貰って読んだが、もう内容は忘れてしまった。
周五郎作品は、ほとんどが江戸時代の話だったが、このところニュースになっている総務省絡みの汚職接待を見てると、つくづく今も昔も人間は変わらないと思わされる。
東北屋、お前もわるよのう‼️
いえいえお役人さまほどでは❗️
1回で7万円もする飯を食べて記憶にもないとは、さすがにお役人様だ。
菅義偉首相の息子、正剛さんが放送局関係に勤務して、放送局を管轄する総務省幹部を食事に招いて接待する。
誰が考えても、そこに狙いがあることは明白だ。金儲けが第一の株式会社が、金儲けにならない金を使う訳もないからだ。
総務相だった菅義偉は、自分の意に反する総務省幹部を更迭したと本に書いて自慢しているが、その菅が首相になっては、どこの省庁でも菅義偉の息子の誘いを断れようか。
権力に跪いて寵愛を得て甘い汁を吸う人間がいるのは、これも昔も今も変わらない。
役人は、権力に仕えるのではなくて国民に仕える存在だ。利権に絡む会社の接待を受けるなど、厳罰だし、厳禁でなければならない。
これが韓国ならば、きっと菅義偉が退任後は刑務所行きだし、総務省絡みで逮捕者の山だろう。
日本は役人に甘い。役人自身が法律を作ったり、運用したりするせいだろうが、警察や検察、裁判所なども含めて嘘を語る輩を一掃する法律を制定しないとダメだよな。
電波の割当のことなどを明け透けに語る接待が省庁内の懲戒で済ませてはならない。

検査

2021-02-25 | Weblog
癌になって以来、定期的にCT検査と血液検査をしている。
CT検査では、少し癌の影が拡大していて、血液検査での腫瘍マーカーも上昇している。だから、西洋医学的には癌は大きくなり、病状は悪化しているということになるのだろう。しかし、腫瘍マーカーの数値以外は、どの部分も正常だ。
癌は腫れ物だ。血液検査に炎症反応があって当然だが、それは無い。この矛盾を医師に確認すると、そういうこともあるとの返答だった。
今日の血液検査でも腫瘍マーカー以外は、ますます正常値になっている。炎症反応など、欠片もない。
「この矛盾は、なぜなんですか❓️」と聞いたところ、医師から、なぜなんでしょうね❓️と、逆に聞かれてしまった。
おいおい❗️
癌は、確実に回復過程になる。
そう確信した今日の検査だったが、これからが大事だな。

ステーキ

2021-02-25 | Weblog
昨日、出版記念イベントをやる会場下見に行ったときに昼飯を食べることになった。
会場のアラスカは、かなり高級なレストランだ。俺の病気を告げて砂糖、小麦粉、化学調味料抜きの食べ物を出して貰えるかを聞いたところ、肉を塩コショウで焼き、それに野菜を、との答え。
作って貰ったが、これがステーキだった。
発病以来、真面目に肉を食べないで来たが、口の中で溶けるような肉は、かなり美味かった。
その後、諸々が終わって水戸へ帰る電車の中で、何か肉の匂いが口に残り、気持ち悪くなってしまった。
フルーツを食べたいと思いながら電車に乗っていたら、それも何時の間にか消えて、何でもなくなったが、久しぶりの肉は、やはり身体には異常だったのかも。ステーキ、美味かったなぁ。

会場下見

2021-02-24 | Weblog
今日は東京に戻り、4月にやる出版記念コンサート会場の下見に行った。
会場は曰比谷公園を見下ろす場所にあり、広々とした窓からの眺めは最高、俺が使うのは勿体ないようだった。
最高で130名ほどは入れることを確認して、万が一に来てくださる人が増えても、何とかクリア出来ると判って安心した。
楽しみだなぁ。
風の冷たい曰比谷公園で会場方面の写真を1枚。丸いドーム型の部分が、総て会場のアラスカだ。

快調‼️

2021-02-24 | Weblog
大阪に来ると厳格な食事療法からは、少し離れた食生活をすることになるが、今朝は、かなり感覚的に良好という感じだ。
水戸での日常に較べると陶板浴には行けないし、散歩もしないし、食事療法も緩むし、余り良いとは思えないのにと思うと、先月からの芳しくないと思われた経過は、もしかすると良化の過程だったのかも知れない。
それに大阪では超低周波を受けたり、食事療法の店に行ったりする安心感もあるかな。
まあ相手は癌だ。一筋縄では行くまい。これまでの16ヶ月ほどにあった諸々の経過も、そう遠くない日に「そういうこともある」とした結論になるだろと感じる朝だ。

変わった❓️

2021-02-23 | Weblog
昨夜は、お世話になってる大阪の弁護士さんに誘われて寿司屋で晩飯だった。
食事に誘って頂いたおり、食事療法で食べられない物があってご迷惑を掛けると話したが、それでも大丈夫な親しい店だとして寿司屋だった。
蟹と蟹味噌の合え物から始まり、寿司も皿に2貫ずつの高級感一杯の店だったが、どれもが美味かった。
連れ合いと家に近い千両という寿司屋に行ったのは、もう1年半以上も前だが、連れ合いの好物のイクラ、雲丹は、俺は食べない。嫌いだ。それにサザエも青臭いような匂いが嫌いだったが、昨夜は、それが美味かったんだなぁ。
昼を食べていなかったせいか、それとも、また俺の味覚が変わったのだろうか。
イクラも食べてみれば良かったなぁ。

やっと一段落

2021-02-22 | Weblog
今日は、朝から動き回った。
まずは大阪拘置所に杠さんの面会だ。
何も証拠がないままに推測、憶測で有罪だ。杠さんは「裁判官が物語を書いている❗️」と呆れていたが、ホントに裁判が証拠を無視して行われては闇だよ。
これからのことを話して、とにかく正義と真実の力を信じて頑張ってと励まして来た。
その後は超低周波。
今回も異常なし。
体感的には良くなってるとは思えないが、悪化してないのだから案ずることはないようだ。
超低周波が終わった後、今度は大阪弁護士会へ行って日野町事件の記者会見に同席した。家族と思っている阪原弘さんの冤罪だが、家族の席に座らされてしまい、挨拶までしたのは申し訳ないようだった。
今回は、更に被害者の遺体に残る紫斑の問題から自白の嘘(阪原さんの自白では残らない紫斑)が明らかになったことが加わり、最早、一刻も早く検察官自身が再審を認めるべきだと思ったし、そのような発言をした。
記者会見後は、今度は、同じ弁護士会の中で、4月に開く可視化問題集会での撮影が行われた。
久しぶりにお会いした皆さんは、どなたも顔色も良くて元気そうで良かった❗️と喜んでくださったが、本当に元気になるには、あと何ヵ月かなぁ。

今日は歌手だよ

2021-02-21 | Weblog
今日は釜ヶ崎で歌手だ。
中野春男さんという方が釜ヶ崎で労働者をま守るために活動していた。病に倒れて喉を切開、言葉を失ったが、それでも活動の心、力を失わないで、廻りの支えで、今でも活動の中心にいる。
俺は、西成女医殺人事件の支援関係で出会い、それからのお付き合いだが、人を集める人間性は病に倒れても変わらない。
今日は春さんの誕生日を祝って唄うぞ‼️