桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

今日は東京

2022-09-29 | Weblog
映画の宣伝をして頂けるということで独立言論フォーラムに招かれて行った。
元鹿児島大学教授だった方が代表だそうで志布志でお会いしていたとか。
金監督と共に行ったが、何しろ50年を超える布川事件の闘いだ。総花的に聞かれても散漫な話になるだけ。結局、映画に対しての想いは聞かれないで終わってしまった。
副代表の方は元朝日新聞記者で志布志事件を暴かれた方だったが、それぞれが想う話してに行ってしまい、久し振りに「これでいいのかなぁ」と思わされる録画だったな。

定まった

2022-09-29 | Weblog
安倍晋三の国葬儀では、何だか献花者にマスコミからの動員があったとか、漏れ始めているが、どっちにしろ安倍晋三は死んで、もう人としての成果は定まったのだ。
彼の行いは、これ以上に増すことはないし、行って来たことも是正はされない。後は評価されるだけなのだ。
安倍外交はアメリカとの信頼関係を深めたとか諸外国の首脳との関係も築いたとか献花者は語るとか。 
長く総理大臣をしたとかも。
安倍晋三がアメリカへ行くたびにアメリカからボンコツ兵器を買って帰ったよね。何でも言いなりでアメリカ軍の払い下げ兵器を爆買するのだ、アメリカポチとも言うべき安倍晋三の行動が外交だろうか。国葬儀に来たどこかの首脳は日本政府に債務問題で申し入れしたそうだが、外国へ行くたびにバラ撒いた金が60兆円。金で相手を喜ばせていただけではないのか。
朝鮮第1の反日で霊感商法のインチキ宗教と手を結んで議席を得ていただけではないのか。
自分のアタマで考えない愚民は安倍晋三たちに繋がって金儲けするテレビや新聞の本質を伝えない報道を鵜呑みにするばかりだ。
そして金で雇ったサクラ献花者で、更に愚民を惑わせる。
物作りから衰え始めた日本の国力は、嘘と欺瞞に満ちた行動によって、やがて世界に相手にされなくなるのではないだろうか。

池永正明

2022-09-28 | Weblog
我々と同世代のプロ野球選手には、かなり実績を残した選手がいる。
高校出では、巨人の堀内、阪神の江夏、広島の衣笠、近鉄の鈴木、東映の森安。更に大学出では、阪神の田淵、広島の山本、中日の星野などだろうか。
その中で忘れられないと言えば西鉄ライオンズに入り、僅か5年で百勝を超えた池永正明だろう。
不運にも先般選手に巻き込まれた野球賭博の疑いで辞めさせられたが、もし選手を続けていたならば近鉄の鈴木と同じに3百勝をしていたのではないだろうか。 
その池永正明が死んだ。昨日、それを知って、改めて同じ世代の名投手の人生を思って感慨深かった。
きっと悔み、苦しみ、嘆き、怒り、悲しみ、深い闇の中を過ごしたこともあったろう。でも、池永正明の名前と存在はプロ野球の歴史に、しっかりと刻まれている。
悲運の名投手、池永正明さん、どうか安らかに。

銀木犀?

2022-09-28 | Weblog
一昨日、ゴミ出しに行ったら秋の香り。
銀木犀だろうか。
我が家と2軒ほど離れた家にしかない金木犀と銀木犀。
これが秋の香りだよね。
また今年も、あの季節を迎えたのだなぁと思った。
もう55年だ。
誰とも比較しようのない人生を歩いて来た俺は、その背負わされた重荷と耐え忍んだ歳月によって、かなり人様とは違う人生観を得た。
今日も、わざわざ青森から雑誌の取材で来れれた方がいたけれども、自分では当然と思うことも人様から見ると異質のようだ。しかし、その異質は人生を豊かに生きる秘訣であり、豊かに生きられる力になっていると、今日も質問に応えながら認識した。
あの55年前に、こんな日が来るとは夢にも思わなかったなぁ。

腹が減る

2022-09-28 | Weblog
とにかく腹が減る。
何時も腹が減っている感覚だが、特に朝、起きたときなどは気持ち悪いくらいに空腹な状態だ。
俺が食べたいのか、癌が食べたいのか、どっちなのだろうか。
満腹なだけ食べるのは良くないと思うから、それなりに制限しているが、それでも腹八分目、満足と感じる程度には食べている。
しかし朝も昼も夜も、その時間になると腹が減って食べるのが待ち遠しい。
この1ヶ月ほどは食べても体重は48キロ程度で動かない。
腹が減ることは癌患者に良いことなのか判らないけども、これも回復への過程なのだろうか。

水戸上映

2022-09-27 | Weblog
今日は水戸。
午前中は名張事件の約束。午後がオレの記念日だったが、午前中は130人、午後は200人が見に来てくれた。
俺は両方ともに上映後に短い話をした。
どの会場とも同じ反応で嬉しい限りだ。
今日は共同通信が上映後に取材して行った。
その今日、安倍晋三の国葬が行われたが、献花に並んだ愚民は2万人だったとか。
少なくない?
てっきり統一協会やネットウヨクが並んで盛大さを演出するものだとばかり思っていたが、それにしても2万人とはなぁ。
この愚民が日本を世界から遅れた国にしていると、きっと気付いてないよね。

癌の報告

2022-09-27 | Weblog
朝から尾籠な話で恐縮だが、俺の体調を案じてくれている皆さんにご報告として書く。
このところ、直腸がんの方は回復の証を感じている。排便がスムーズになり、そういえば、こんな感じだったと、まだ健康だったころの体験を思い出すような感じで、毎朝、出ているからだ。それにこう門周囲の柔らかい部分にも癌の痼のような硬さが触れるところがあったが、その硬さが消えている。
ただ痛みは消えない。
尾骶骨周囲がジンジンとした感じで痛み、座っているのが辛いこともある。
ジクトールテープという痛み止め貼り薬を使えば3時間から4時間で効いて来て、殆ど痛みは消える。一日中、効果はあると言うが、まだ使い続けたことがない。
痛みだけしか問題がないのだから、この痛みが消えたときが完治になるはずだ。薬で痛みを消していては、どのような感じで痛みが薄れて行くのか、回復過程を認識出来ないと思うから日中は貼り薬を剥がしている。
そう遠くない日に痛みは消えるのではないかと感じているが、果たして?

遠い想い出

2022-09-26 | Weblog
昨日、映画で行った大子町には想い出がある。と言っても、直接に大子町へ行ったとかの話ではない。
俺が中学3年の夏休みのときに希望者15人くらいで上小川という所にキャンプに行ったことがある。
朝飯を食べずに家を出てから成田線、常磐線、水郡線を経て上小川駅に着いてバンガローに振り分けられ、そこに荷物を置いて男体山登山に向かった。
俺は昼飯の用意は無かったし、昼飯も食べないでの行動だったが、登山途中で空腹に耐えられなくなって動けなくなった。
同級生に背負われて登山道のを下りて通りすがりの軽トラに乗せて貰った俺は、袋田駅の近くでラーメンを食べた。すぐに元気回復。疲労困憊して駅に来た同級生から白い目を浴びせられたことがあった。
大子町と関連する想い出は、その後のことだった。
共同炊事場で若い女性たちと出会った。小学生の男の子も一緒だったが、誰かが、とても美しいと感じた女性に住所を訪ねたら大子町泉町だと答えたのだ。
確か、その女性と手紙の遣り取りをした同級生がいたと思う。
こちらが写真を送り、相手からも写真が届いたとかの話を、後日に聞いたような聞かないような。
ヤマモトヨウコさんといったはずだ。
昨日の映画会場は、正に泉町近く。
もう60年前の話だし、ヤマモトさんも80歳を過ぎているはずだ。
おのときに一緒に行った同級生も、既に亡くなった者が何人だろうか。昨日は、フッと、そんなことも考えた大子町だったな。

大子町

2022-09-26 | Weblog
昨日は大子町での映画だった。
参加者は50人を超えるほどで、昨日の結城に較べると少なかったが、見て下さった皆さんの反応は同じだったし、CDや本も、良く売れた。
見て下さっての感動が販売物を買って下さる思いになるのだろうから俺が感じる以上に、見てくださる人に何かを伝える映画なのかも知れない。
映画の前に大子町が故郷で、色々とお世話になった方の墓参りに行った。
紅葉寺と言われる永源寺は山の中腹にあり、寺から街を望む眺望も抜群だ。山門近くにある墓所は血筋が絶えて、来年3月までに整理して返納して欲しいと、寺から言い渡されたとか。
2度目の別れをする思いの墓参りもした大子町行きだった。

2連覇

2022-09-26 | Weblog
ヤクルトが優勝した。
ヤクルトファンの皆さん、おめでとうございます。
高津監督は優勝することは難しい、2年連続で優勝することは、もっと難しいと言っていたが、だろうと思う。
巨人ファンの俺でも見たいと思う村上宗隆という大黒柱の力も大きかったが、何と行っても高津監督の掌握力こそが連覇の要だったろう。
プロ野球ニュースで高木豊が「高津監督の信じる力は凄い、信じるからこそ、選手は、それに応えようと頑張るのだ」と語っていたが、チームの結束力は選手の監督への信頼から生まれるのだと、改めて思ったね。
それと反対なのが原辰徳だ。選手を信じない。だからこそ、原辰徳が育てたと言える選手がいない結果が示している。原辰徳が監督ていた、この間、誰か主力に育ったろうか。岡本は高橋由伸が育てたし、才能の塊と思える吉川でさえ、やっと今年になって定着させる有様だからね。
原辰徳は監督としての力量がないのだ。
昨日は期待通りに菅野で負けて、これで自力3位の無くなった巨人。嬉しいね。
下手に3位になって原が辞めないのでは、また来年も負けることは必定。4位になれば、まさか辞めるよね?