桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

テレビ番組

2017-05-31 | Weblog
今日はテレビ番組出演での打ち合わせに行って来た。
橋下徹弁護士がMCを務める、裁判関係の番組で、裁判で人生が変わったり、色々とあった人の出演で構成する番組らしい。
橋下徹先生が維新の政策顧問を辞任したのは安倍内閣入閣とかの夕刊記事もあるけど、違う。この番組のレギュラー出演のためだわ。
きっと維新の色を拭い去って番組でジャッジマン的な存在になるのだろうが、維新イコール橋下徹だ。もし、それで辞任したのらば無理だよ。付き過ぎるほどの維新色、どう発言しても視聴者には、橋下徹発言としか思えないだろうしね。
どんなことになるだろうねぇ、楽しみだなぁ。

さすがに山口くん!

2017-05-30 | Weblog
日の出の勢いでテレビに顔を出していた、安倍晋三のパシり記者、山口敬之くん、週間新潮でレイプ事件を報道された途端に姿を見せなくなった。
どうしているかと案じてブログに書いたが、いゃあ元気でいるんだねえ。さすがにレイプ犯、開き直りなんて立派な犯罪者だと判って安心した。
山口の被害を受けた女性は、昨日、顔を出して被害を語った。辛かったろうに、可哀想に。
山口敬之、フェイスブックかなんかで反論してるんだってね。知らなかったよ。
こいつ、逃げていたんじゃないわ。警察幹部に見逃して貰えて、安倍晋三の庇護に安心し切っているだけ、ただ一時の嵐が過ぎるのを待っているだけだわ。凄いタマだなぁ。
女性が社会に知られていないレイプ被害を訴えるのは、余程のことだ。しかも、記者会見をして顔を曝してまでだ。
これが行動証拠と言う。
1人の女性が卑劣に暴行されたにも関わらずに、その犯人が時の権力者のお気に入りであれば、警察は逮捕を止めてしまい、検察は起訴を止めてしまう。
この国、民主主義社会?
山口くん、日本人で良かったね。安倍晋三の茶坊主になって良かったね。もうすぐ共謀罪が法制化されて、ますます権力独裁が強まれば、山口くんは政権にも加わって、北朝鮮の金さんのように喜び組を作れるかも。
いやあ茶坊主は羨ましいなぁ。

いいぞ、若狭さん!

2017-05-30 | Weblog
小池百合子応援団長ではあるが、自民党国会議員として、安倍首相に纏わる加計疑惑には疑念あり!と声を上げた。
当たり前だよなぁ、普通の常識がらあれば、国会議員ならば、誰だって異議を唱える。若狭さんが言うように、文科省には加計学園の特別扱いに関する書類は存在して、菅官房長官などの主張が嘘あることは明らかだ。
若狭さんの異議は、多分、一昔前の自民党ならば、あちらこちらの異議となって、たちまち内閣総辞職、安倍政権崩壊となったことだろう。
それが今までは参議院本会議さえもNHKは放送しなくて、共謀罪や加計学園問題に付いては、安倍政権の意識に従い、国民に真相を知らせない始末だ。
若狭さんの反乱は、確かに都議選狙い、小池百合子応援の意味はあるのだろうが、殊更に、そこを強調して問題追及しないのがマスコミだ。
この国、本当に大丈夫なのだろうか。国連では日本の司法は中世にあると揶揄されたが、人権と自由感覚に疎い日本は、また世界の鼻つまみ者になる日が来るのではないだろうか。

遺憾ながら

2017-05-30 | Weblog
プロ野球も開幕して2カ月が過ぎて、どのチームも今年の見込みを得た時期になる。
予想以上のチーム、予想外のチーム、予想通りのチーム、色々とあるが、真の戦いは、今日から始まる交流戦だ。例年、交流戦の結果がペナントレースに反映しているから、各チームとも、ここぞ!と思っていることだろう。
我がジャイアンツも、ここぞと思いたいが、遺憾ながら無理だろう。
高橋由伸には監督の力量がないと思うからだ。
監督の力量とは、何だ!
選手の能力を見抜いた適材適所の起用であり、戦機を見分けた適宜、適用の采配にある。
高橋由伸には、それがあるだろうか?
2年目の今年を期したはずだが、この2カ月の選手起用は、高橋監督の能力不足を示すものでしかない。
高橋監督は、この2カ月、打線の1、2番を中井と立岡に期待したが、この人選は、どうだったろうか。
中井は俊足でもなければ小技もない。立岡は悪球打ちで、選球眼が悪い上に、これも小技が利かない。それでも打てば良いが、結果は示された通りだ。
今年は、たまたま4番の阿部が好調でシーズンに入ったことから勝ちを得たが、阿部が不調になった途端にチームも下降線だ。
ここにも高橋監督の能力不足が顕れている。
阿部は、あの通りの体型だ。阿部中心の打線であるならば、阿部の体力を考えた起用を考慮すべきだろうに、その気配もない。「やって貰わなくは困る」との談話を読むたびに呆れている。
阿部の疲労を考慮して休ませる日を作り、定期的に村田などの選手を起用すればベンチのモチベーションも上がるだろう。
そんな全体を考えない、考えられない戦いだからこそ、対広島戦の1勝10敗になるのだ。こんな極端な結果は、普通では有り得ない。
高橋由伸が監督になって、まだ見出した若手選手もいない。
俊足好打と期待した重信と同期で早稲田から楽天に入団した茂木は、今年は、すでに10本もホームランを打つ選手に成長したが、これは梨田監督と高橋監督の能力差ではないのか。
我がジャイアンツも巨大戦力なれば、高橋監督でも、それなりに戦うだろうか、誠に遺憾ながら結果は見えた。

白浜

2017-05-29 | Weblog

昨日は白浜温泉へ。
大阪からくろしお号の特急で約2時間。白浜駅周辺は、各地の名所旧跡の駅前と同じで寂れていたが、海岸に近付くに連れて、それなりに賑わいがあった。
海岸付近までは、歩いて1時間強だと聞いて、いつもならば歩くところだが、昨日は厳しい日射し。バスで白良浜に向かったが、円月島と呼ばれる名所があったので下車。
それからは歩いて白良浜へ。そのバス停近くにあるホテルを確保したのは、もう3時過ぎ。前日の酒が効いたのか、歩く気力がなくなってしまい、すぐに温泉に入った。
珍しく暑くて参った。
白浜温泉街は硫黄臭がしたが、温泉は、全く匂いがしなくて、実に躯に優しいお湯だった。
温度の違う湯船でノンビリ!
温泉から上がれば、もちろん生ビール!昼寝だか、夕寝だか判らない一眠りをして、夕飯は7時。魚も美味かったが、酒も美味かったよ!
白浜温泉も予想以上に良かったなぁ。
今日は、大阪での約束で和歌山で下車して南海電鉄へ。
もちろん、和歌山で下車したならばお世話になった救援会和歌山県本部に顔を出さなければ不義理。ご挨拶に伺った。
今回も温泉を楽しんだ関西だが、来月の富田林ライブも決まり、来月は、どこの温泉を楽しむか、期待が膨らむ和歌山の温泉だった。

タンポポ集会

2017-05-28 | Weblog

昨日は、関西地区の冤罪を闘う人や支援者が集うタンポポ集会だった。
今年のメインは、堺のコンビニ強盗事件で冤罪に巻き込まれたラップ歌手のサンデュウ氏。まだ27歳。
何でも、交遊関係で使うらしいコンビニに強盗が入り、1万円を取って逃げた事件があり、入口の自動ドアの外側にサンデュウさんの指紋があったことから逮捕されたらしい。
サンデュウさんは、若いころにヤンチャをして逮捕された経験があって警察の指紋台帳に記録が残っていたことからの逮捕だったそうだ。
コンビニの自動ドアの外側に指紋があったのは、その事件があった5日ほど前に行ったとき、気分の高揚していたラップ歌手は、ドアに向かって両手を広げて触ってしまったらしい。犯人は、店員がレジを開けたとき、身を乗り出してレジに手を伸ばし、小銭入れを取り上げて投げ捨て、1万円を奪って逃げた。
その他にも犯人が犯行に及ぶまでにはレジ袋などにも触れているが、サンデュウさんの指紋は自動ドアの外側にだけしか無かった。
普通の感覚ならば、こういうときは、もしかしたら犯人ではないのかもしれないと思いそうなものだが、警察には、そんな常識はない。若いころに逮捕されたような人は、歳を重ねて狡猾になるとしか考えない。たまたま指紋が残らなかっただけ。防犯カメラにはない、犯人が自動ドアの外側に触れた動作についても、それは映像になくても指紋がある以上は触れたのであって、そこに指紋があるのが犯人の証拠だと確信して調べるのだ。
悪党警察の本領発揮は、これからだ。サンデュウさんの携帯には、事件のあった時間に家で撮った写真が保存されていた。警察は、サンデュウさんに携帯の暗証番号を聞いて携帯の中を調べたのに、この写真をも無視した。サンデュウさんの母親が、コンビニの防犯カメラを調べて、事件の4日前にサンデュウさんがコンビニに行って、歌手のステージみたいにパッと両手を広げて自動ドアに触れている姿を発見したのだ。
普通、こうなれば検察も拘束を解きそうなものだが、悪徳に勝る腐れ検察だ。結局、起訴になり、保釈で自由になるまでに300日、無罪判決までには、更に数ヶ月を要した冤罪事件だ。
サンデュウさんは、ラップ歌手としてメジャーデビュー目前だったが、この事件で事務所を解雇された。歌手の夢を目指す若者が、たった1万円で夢を捨てるはずもなかろうに、何でも悪く解釈し、過ちを認めない警察と検察は、サンデュウさんの人生を歪めたのだ。
1部は、そのサンデュウさんの歌だったが、心に響く素晴らしい歌だった。逮捕体験で作った「12の言葉」は圧巻。悪いことをしたらごめんなさいて言おう、は、強烈なメッセージだったなあ。
2部は、水谷教授、俺、サンデュウさんの3人で冤罪に付いての話をしたが、冤罪に出会って良かったと語るサンデュウさんは、俺と同じ体験感覚を持っていて、同士を得た!の喜びだった。
3部は、関西地区の冤罪事件が壇上に並んでの訴えだった。
日野町事件の事実調べもあり、更にタンポポが全国に希望を運ぶと確信を得た1日だった。
サンデュウさんは、その後、事務所に戻って、今もメジャーデビューを目指して頑張っている。

前川会見

2017-05-26 | Weblog
俺は結婚するとき、連れ合いに頼んだ、「俺を批判する人は沢山いる。貴女は俺の言うを黙って聞いてくれ」と。
自分の意見をブログとして公表する以上、人様の批判を受けることは覚悟している。黙って見てくれとは言わないし、何を言われても構わない。誤りの指摘があれ真偽を調べて、誤りがあれば訂正して詫びるだけだ。拘りはない。
もとより冤罪体験からの言いたい放題だから、きっと見る人が見れば馬鹿なことをと、笑うことだろう。
でも、ことの本質は、そう誤っていないし、真偽を見極める目も歪んでいないと思っている。
昨日の前川会見。
今日のテレビ局は、「事務次官を辞めさせられた人の話」などと評する安倍晋三御用記者もいたが、俺は
前川前事務次官の話は真実だと判る。「泥仕合」などとも言っていたが、前川さんが出会いバーに通った話と安倍晋三が友人のために意向を文科省に押し付けた話は、同じレベルの話だろうか。
全く違うはずだ。
それを泥仕合などと語るところが、日本のマスコミのお粗末さ、恥ずかしさだろう。
もちろん、御用記者、茶坊主記者だろうと、ゆえに信用出来ないということではないし、その事実に対する意見や評価の中身次第であることなどは言うまでもないが、安倍晋三の言動に対する茶坊主記者たちの無批判性は、余りにも目に余る。
前川さんの出会い系バーに行った理由は、あれは苦しい。あんな苦しい理由を捻り出さないで、素直に行きたかったから行った!と言えば、もっと前川さんの話が信用されたのに、それは残念だった。前川さんの話にも嘘があると判ったけ、それは別問題だよ。
日本が正直の通用する国に戻る日は来るのだろうか。

大阪経済法科大学

2017-05-26 | Weblog
今日は大阪経済法科大学で話をした。ゼミ生30人ほどだったろうか。
いつも通りに冤罪の原因から我が冤罪人生までを話したが、午後の眠い時間だったのに、みんな熱心に聞いていた。
途中、警察官になりたい人?と聞いたとき、3分の1くらいの手が挙がり、ビックリしたけども、感想文を読んで見たらば、みんながでっち上げには加担しない、真面目な警察官になる、貴重な話を聞いたと書いてあって安心した。
警察官になる人が冤罪に意識を持って不正はしないと思ってくれたならば、間違ってなく冤罪を減らす力になる。
心から来て良かったと思った。
夜、難波で懇親会だが、何人が来てくれるかなあ。

ヤンキー、格好ワル!

2017-05-26 | Weblog
昨日は、前川前文科省事務次官が加計学園問題で記者会見をした。獣医学部認可での官邸の介入を暴露したが、受けた文科省の対応が、それぞれと立場が見えて面白かった。
名指しされた現役の官僚は沈黙。それはそうだよな。正直に話せば安倍晋三の犯罪を暴露してしまうから自分の地位が危うい。沈黙するしかないだろう。
名指しされた政治家の義家副大臣、証明しろ!と言ったね。
さすがに元ヤンキー。平然としらを切ったが、この男、学校教育がどうの、日教組がどうの、とか語って政治家になったけど、人間教育の基本は正直じゃないの?
この副大臣、自分を見る目を持たないのだろうが、テレビに映る自分の顔を、どう思っているだろうか。
格好悪いなあ、と感じたのは、俺だけだろうか。

お~い山口くん!

2017-05-25 | Weblog
森友学園問題が騒がれていたとき、官邸に強い記者だとして、山口というのが、各局の番組に頻繁に顔を出していた。
それまでは、余り見ない顔だったから、少し関心を持って話を聞いたが、すぐに安倍一味のパシり記者だと判って興味を失った。
何かと笑いを浮かべる、その笑い顔が胡散臭かったし、決して悪い表情ではないのに、実に薄っぺらな顔に見えた。
この山口、女性に暴行したらしく、それを安倍防衛隊の警察幹部が力で犯罪を揉み消したと報道された途端に、一切のマスコミから消えた。
逃げることないのに馬鹿だよなあ。
安倍晋三のパシりなんだもの、安倍に泣き付いて「あの記事は嘘だ」とやって貰えば一件落着だろうよ。
高木パンティ泥棒大臣だって、何事もなく政治家でいるよ。加計問題文書だって、無い物にしてる。山口くんの強姦だって、安倍晋三に泣き付いて頼めば良かったろうにさ。
お~い山口くん、どこに隠れちゃったの?