桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

スパイ

2017-03-20 | Weblog
俺に冤罪を訴える人の中に、昔、警察のスパイをしていたと語る人がいる。何をどうしていたのか、詳しく聞いていないし、聞く気もないが、今でも警察は社会に聴き耳を立てて、人の秘密を探らせている。
俺は警察権力は大嫌い。まあ冤罪を背負わされた人で警察が好きと言う人はいないだろうが、やっていることが汚過ぎる。密偵なんて鬼平の活躍した江戸時代と同じだし、密偵を使う金は、一体、どこから出ているのかねえ。
水戸で反権力行動をすると、必ず顔を出す人の中に、どうも怪しい人がいる。金がないはずなのに持っていたり、集会などに来ても行動が不自然だったりする。
本人は気付いてないと思っているフシがあるけども、判るんだょなあ。
もし共謀罪が法律になったらば、こういう連中が増えるだろう。
ホントに警察の岡っ引き根性は汚ないし、気持ち悪いよ。

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2 コメント

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CDの事 (佐伯明彦)
2017-03-21 09:21:53
桜井さんの話は、毎回、驚くような事ばかりで、にわかには信じられませんね。でも、それが信じられるのは、CDを聴かせて貰ったからです。あんなに純情で、ピュアな美しい歌を作れる人が、うそを言うはずがないという確信が持てるからです。今でも、車の運転をする時に聴きながら走っています。桜井さんを有罪にした警察、検察、裁判官にも、あのCDを聴かせてあげたいと思いました。
壁のうた (名古屋 Y)
2017-03-23 11:15:36
佐伯さんと、同じ思いです。
私も、運転中に「壁のうた」を、よく聴いています。
とくに「母ちゃん」の最後、「も一度 昌司と呼んでほしい」は、ジンと来ます。
桜井さんが言われる、「腐れ警察・腐れ検察・腐れ裁判官」達にも聴かせて、あなた達も桜井さんの様な「ピュアな心」の人間になれ!と言いたいものです。

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