黒姫Time

登山ガイド・自然ガイド「山音」のブログ
黒姫にログハウスを建て、黒姫山を望みマイペースで活動する暮らしを綴ります。

十二ヶ岳

2020-12-16 20:00:44 | 
仕事のついでに雪の降る黒姫から移動して
河口湖と西湖を見下ろす十二ヶ岳へ。

駐車場までの道のりを間違えて右往左往したけど
結果一番近そうな西湖側集落の中の駐車場へ。
集落のお墓への道っぽいルートで尾根上へ。
馬頭観音像が何体かありました。

尾根上は始めはアカマツ林、結構倒れてます。

中腹の広い平坦地で長浜集落からの合流

毛無山直下はつづら折りで登ります。
富士山、河口湖の展望の毛無山山頂は広めの休憩適地。

さて十二ヶ岳へ向かって。
毛無山からすぐに一ヶ岳、アップダウンで二ヶ岳
そんな感じで三ヶ岳、四ヶ岳


段々エグい感じにアップダウン
岩だけならいいけど乾いた土の上に石車で滑りやすい
ロープが付いてます。そんな感じで五ヶ岳、六ヶ岳。
七ヶ岳はピークっぽくないけど、八ヶ岳
北面は結構ストンと落ちてます。


九ヶ岳、十ヶ岳はピークはふまず巻いて。巻道も微妙。
十ヶ岳のプレートはあったけど何故かピークでない。

十一ヶ岳へ岩場を登り、目の前に十二ヶ岳への登り。

十一ヶ岳からの下りは一気に
そして吊り橋、この手の吊り橋は苦手。。。

無事に吊り橋を通過して若干脆い感じの岩場登り。
霜柱もあって岩も冷たい

登り切れば分岐点、古い案内板は木に埋もれてます。

分岐から程なく十二ヶ岳の山頂
あまり広くはないです。小さい祠が二つ。
一つは石で、一つは朱塗りのもの

朱塗りにはお酒と木の枝がお供えされていました。

分岐まで戻って桑留尾へ下ります。
上部は急斜面でこれまた滑りやすいところが多くて気を抜けない。

斜面が緩くなってくると毛無山から十二ヶ岳への稜線
が木々の合間に

モミの林、ヒノキの林を抜けて下ります
シカの害も

シモバシラ
シソ科の多年草で枯れた茎に霜柱ができます。

十二ヶ岳を仰ぎ見て、一気に降りてきた感あり。

緩めの尾根を降りていくと文化洞トンネルとの分岐

トラバースしながら駐車場の方へ戻ります。
通学路の文字、通学路なの?


集落が近づくと石垣も。
旧根場通学路の看板。調べてみると
「昭和36年に西湖北岸道路が開通するまで西湖地区と
根場地区を結ぶ通行路だった。特に根場地区の児童が
西湖小学校に通うための通学路として利用されたことから
旧根場通学路と呼ぶ」とありました。

集落に合流して駐車場へ。
ちょうど周回できるいいコースでした。