黒姫Time

登山ガイド・自然ガイド「山音」のブログ
黒姫にログハウスを建て、黒姫山を望みマイペースで活動する暮らしを綴ります。

晴天!四阿山&根子岳

2020-10-31 20:19:09 | ガイドツアー報告
朝は冷え込みましたが、晴天に恵まれた
四阿山&根子岳でした!


薄っすら雪の残った菅平牧場の朝は結構冷え込み
着込んで歩き始めました。

樹林帯を抜けると北アルプス、中央アルプス、
浅間連峰、八ヶ岳、北信五岳など素晴らしい展望。

登る四阿山、根子岳見えてます。

霜柱もしっかり

登りながら展望良すぎてやっぱり写真
だいぶ暖かくなってきました

霧氷

山頂までもう少し

山頂は賑わってました もちろん展望も最高!


では根子岳へ。
分岐から一気に下ります。
薄っすら雪で滑るので慎重に。

シラビソ林を下りると開けた笹原に感動

登って振り返る


雪の華

北信五岳(斑尾は切れてしまった)

浅間山の噴煙

根子岳山頂。こちらも賑わってました。


下山まで良い展望が続いた1日でした。
大変お疲れ様でした!

一重山から葛尾山 里山縦走

2020-10-29 21:47:28 | 
しなの鉄道屋代駅の裏山、一重山から
坂城駅の裏山、葛尾山へ里山縦走。
ところどころ紅葉も始まっていました。

一重山入口は地元の雨乞い祈願の鼻取り地蔵さんと
成田不動尊が祀られているお堂の入口。

お堂の脇を抜けて矢代神社の広場から対岸の里山。

その先は曲輪と堀切跡を進んで屋代城跡。
村上義清の代官だった屋代氏が築城したといわれています。

そこから一旦林道に出て有明山へ向かいます。
九十九折で登っていくと有明山将軍塚古墳
前方後円墳です。

先へ進んで有明山、あまり見通しはないけれど
平坦地で広め。


そこからはアップダウンが続きます。
アカマツの倒木が多め。

景色が開けて五里ヶ峰、まだ遠い

宮坂峠で一旦林道を横切ります

宮坂峠からもアップダウン。
色づきは黄色が目立ちます。
アカマツ林は止め山

五里ヶ峰直下は急登。

五里ヶ峰山頂。奥の雲がかかっていなければ
白馬方面も見える場所。

下りも結構急坂、滑りやすいので注意です。

葛尾山に向かっていくと石積みや堀切が出来てきます。
(堀切が深いので階段が設けられている)

いくつか堀切と曲輪を通って葛尾山
こちらは葛尾城跡の主郭部分。

登山口までは2ルートありますが、最短ルートで。
急坂の九十九折で一気に高度を下げます。
こちらでも途中でアカマツ林の止め山。

林道に合流したら坂城神社裏手の登山口。
紅葉も楽しめた里山縦走でした。

大源太山

2020-10-27 19:51:32 | 
新潟と群馬の県境の山、大源太山へ。
前から気になっていた山のひとつでようやく
足を運んでみました。
沢、ブナ林、岩場、展望と変化に富んだ山でした。


登山口には10台くらいの駐車スペースあり。
スギの植林を進むと沢に合流。


飛び石も微妙な量しか出てないし、しかも滑りやすい。
増水したら渡れないな。。。

沢を渡ったらすぐに分岐。
周回コースにできます。

もう一度沢を渡りますが、こちらは大きめの岩に
足を置けました。

登山道は湿り気の多い直登気味のルート。
木の根や岩が落ち葉に隠れて滑り易い。

ところどころキレイな紅葉も。


急登を登り上げ、緩やかな勾配にあるブナ林

この先は岩場と細尾根が続きます。

だいぶ近くなった山頂。
振り返れば紅葉の斜面

アカモノが狂い咲き?

上部でも滑り易さは変わらず

あとひと登り

展望の山頂! 


周回するので七ツ小屋山方面へ。
下り始めは細尾根の岩場続き(鎖とロープあり)

時々振り返る

一旦下って七ツ小屋山までは登り。
刈られた笹が湿った登山道の上にかぶる

馬蹄形縦走ルートに合流
大源太山も遠くに

七ツ小屋山 
赤城山が見えました

笹原の縦走路 霜が溶けたのかぬかるみ多し。

蓬峠手前の分岐でシシゴヤノ頭へ向かいます。

沢を隔てて大源太山

シシゴヤノ頭からは一気に下り
滑り易く、落ち葉で隠れる根や岩で慎重に。

中腹の沢沿いは紅葉がキレイです。

分岐に合流して、何とか沢を渡って無事下山。
紅葉と展望を楽しめた周回コースでした。

金峰山

2020-10-25 21:40:21 | 
今日は金峰山へ。
昨日よりさらに登山日和で当然大賑わい。
抜群の展望を楽しみました。


昨日と同じく瑞牆山荘前からスタート。
富士見平小屋までウォーミングアップ。
色とりどりのテントがたくさん。

ここからは木の根や不安定な石の上を歩きながら
尾根へ登り上げ、尾根歩きからトラバース気味に
大日小屋へ。

大日小屋のテント場は霜柱
大日小屋は無人の避難小屋程度。
トイレはドア無しです(^^;)


大日岩までは岩場と木の根のルート

大日岩で展望が開けます。

大日岩の分岐から樹林帯を行きます。

砂払の頭で一気に展望が開ける!富士山もお目見え。
けれど風も強く、寒い!

千代の吹上からの

だんだん近づく五丈石

金峰山荘分岐からは岩場が続きます。

さらに近づいて

ハイマツに海老の尻尾
ガンコウランも

間近!人も大勢確認😅 

山頂〜 人がどんどん来るのでさっさと退きます。

風を避けて景色を見ながらまったり大休止。

少し気温も上がってきて下山開始。
登ってきたルートも一望。昨日の瑞牆山も。

ツアー登山も3パーティーすれ違った今日でした。
山に人が戻ってきたなあと実感。

大日岩から振り返って

富士見平小屋から下でまた紅葉を楽しみながら。

天気に恵まれた良い週末でした。

瑞牆山

2020-10-24 20:43:32 | 
登山日和の週末、新型コロナウィルスなんて
何処へやら、山頂からの展望もまずまずで
大賑わいの瑞牆山でした。


6:30前でもすでに路上駐車の長い列。。。
登山口から少し離れた道路脇のスペースに
滑り込みセーフ。続々と到着する車、車、車
いやいやスゴイわ。
そしてトイレにも長い列😅 
登山道も然り😲 
ガイド仲間がツアーガイドで来てました。
ご苦労様です!

富士見平小屋のテント場も盛況の様子。
紅葉は富士見平小屋より下が良い感じです。

足場注意のトラバースルートを行き、

飛び石で沢を渡り、

昨年の台風の影響か、荒れた登山道を行き、

岩場が続きます。

で、山頂! 人、ひと、ヒト

南アルプス
八ヶ岳
金峰山(雲が取れず)


金峰山の雲が取れるのを待ちながら山頂で粘った
けれど、人も増えてきて寒くなってきたので
不動滝経由で下山開始。
こちらは木の根が結構出ていて滑りやすい感じ。
大岩も所々にあって眺めながら下ります。

不動滝、この辺りから下は紅葉がキレイ。


芝生公園周辺の駐車場もキャンプ場も大賑わい

富士見平小屋方面目指して再び登り。
尾根上は良い紅葉 足元もキレイでした。

信越トレイル北部3日目

2020-10-21 21:57:15 | ガイドツアー報告
3日目最終日、素晴らしいお天気に恵まれました。
今日は3日間中一番短いルート、ちょっと余裕を
持って歩けました。

まずはテントサイトの脇にある湿原からスタート。

昨日行けなかった深坂峠(みさかとうげ)へ立ち寄り。
良い展望!

気持ちいいブナ林が続く好きなルート

ダイモンジソウがまだ咲いてた


楽しそうです。


そうこうしているうちに天水山到着。
嬉しい笑顔です!

ドリップコーヒーで乾杯

下山口までもそこそこ距離がありますが、
景色を見ながら下ります。
妙高山火打山の手前に鍋倉山周辺の山並み。
あそこから歩いてきたんだ。。。感慨深いですね。


紅葉も良い感じに

3日間、大変お疲れ様でした!
来年は南部を縦走しましょう!


信越トレイル北部2日目

2020-10-20 21:17:13 | ガイドツアー報告
2日目の朝は雨からの晴れ時々曇り。
雨でさらに滑りやすくなった坂やぬかるみが
満載の長丁場、関田峠から6つの峠を越えて
野々海高原テントサイトまで。
曲がった木々が多く、アップダウンが足に堪える
ルートです。



明け方テントを叩く雨の音、あぁ〜雨かよー😭 
天気予報は良い天気だったのに・・・

仕方ないので水場の屋根の下で撤収。
でも歩き出す頃には止んでくれました。


梨平峠で見つけた笹の葉 (笑)

だんだんと日差しが!嬉しい!

直江津港もよく見えました。

滑りやすいステップ、慎重に(こんなところ多し)

歩きながら


宇津ノ俣峠、まだまだ先は長い


まだ元気

菱ヶ岳 

ようやく伏野峠(ぶすのとうげ) まだ先は長い
疲れてきてます😩 

菱ヶ岳への分岐 先は長い


この辺りのブナ林も良い感じ
(だけどアップダウンも容赦無く😩 )

かなり疲れてきていましたが、力を振り絞って
野々海峠へ

野々海高原テントサイトまで最後は気力で到着。
12時間行動お疲れ様でした!
ヘッドランプにお世話になりながらテント設営。
見事な星空が広がる夜が更けていきました。

信越トレイル北部1日目

2020-10-19 20:38:14 | ガイドツアー報告
2月にリクエストをいただいた信越トレイルテント泊縦走。
今回は北部を2泊3日で縦走してきました。

初日はとん平駐車場から仏ヶ峰、小沢峠、鍋倉山、黒倉山
関田峠を経て光ヶ原高原キャンプ場へ。
紅葉の山肌を楽しみながら歩きました。



まずは戸狩スキー場のとん平駐車場からスタート。
行ってきます!


リフト降り場の上のブナ林を登り、まずは稜線へ。


曇りながらも歩きやすい気温の中、見下ろせば雲海

ブナの林は気持ちいい!


少し茶色くなっているものもあるけれど黄、橙が
綺麗な紅葉

時折開ける視界の先にこれから歩くトレイル
「え 遠い。。。」


アップダウンしながら紅葉のトンネルを抜けて鍋倉山へ。


曲がったブナを潜ったり、跨いだり
疲れが出てくる後半に辛い


関田峠手前にもブナの素敵な林


関田峠到着!
ここからキャンプ場まで舗装路歩きが。。。

夕方にはキャンプ場の駐車場から火打山、妙高山
高妻山、黒姫山、飯縄山と並んだシルエット

飯縄山、黒姫山の間には槍ヶ岳、燕岳、餓鬼岳も。


良い景色を堪能して2日目に備えて就寝。