我家はガスがかかっていたけれど、筑北村は曇り。
行ったことのない岩殿山へ。
岩殿寺からの往復。
この山の見所は奥の院の三社権現を祀ってある洞窟と
岩の上からの展望。あいにく北アルプスの山頂付近は
雲に隠れてました。
コース始めは林道歩き。
しばらく林道を行くと急に草が刈られていなくて、
倒木がある道に。
堰堤を越えるとこんな感じ。今は水が枯れている
感じなのかな。
わかりにくいところに案内板とパイプの階段。
その先はやっと山道という感じ。虫多し。
そのうち大岩が・・・
九頭龍社 戸隠で聞いた名前、と思ったら繋がっていた。
説明文には
「九頭龍権現を祀る戸隠より分けてもらった水樽が納められ、
岩殿山権現の閼伽水と伝う。干ばつの時は巨岩の下から湧き出る
水を掻きまわし、雨乞い祈願すると不思議と雨になった」
その先に雷神社、五穀豊穣の祈願体。雨風を司る風神、雷神を
祀ってある
尾根に乗り上げて急登をつづら折りで登ると学問行者の墓地。
戸隠も学問行者が開山したと言われています。
ここも同じなんですねえ。
そして三社権現、20m以上の大岩で中がえぐられている形。
洞窟に近づくと蜂の巣状になっている。
青木層砂岩が砂を含んだ風に浸食されてできるらしい。
自然の造型美だなあ
大岩の上にも登ってみると、遠くは雲に隠れているものの、
近くの京ヶ倉大城はよく見える
岩殿山三角点方面も
一度戻って、天狗岩方向へ。
そして別のコースとの分岐
結構切り立っている細尾根通過があるなあ。
気をつけながら三角点へ。地味です。。。
この山は茸止山なので、秋は入山禁止という看板と
青テープがそこここに。秋は注意が必要ですね。
登ったルートで下山。
東側の谷からの風は涼しいけれど、風が無いとまだまだ
暑い暑い里山です。