行く末遠ければ

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地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

第7節 FC琉球OKINAWA戦

2024-03-29 21:56:12 | カターレ富山
3月の1か月間で公式戦7戦というハードスケジュール。その締めくくりとして迎える今節、タピック県総ひやごんスタジアムへと乗り込み、FC琉球OKINAWAと対戦します。
正直言って、ここまで思い通りの戦績を残せていないカターレですが。
後に振り返った時に、ここでしっかりと踏みとどまった、崩れてしまうことなく力を貯められたからこそ、躍進につなげることができたーーーそう言えるように。
まずは、今シーズンアウェイ初勝利を挙げねばならない今節。
これまでのままならなかった鬱憤を晴らすかのような快勝でもって、遠く沖縄の地から勝ち点3を持ち帰ってほしいです。

1カ月間で5連戦を含む7戦という、ただでさえキツいスケジュールですが・・・そのなかにあっても、カターレ富山は、割をくったというか、不利な状況を強いられた側のクラブであったように思います。
贔屓の引き倒しというか、応援するクラブだからという目で見ているからでは?と言われそうですが、そうでもなかろうと。
どのクラブもホーム&アウェイ2回戦総当たりということに変わりはないし、それを言うなら、今節の相手である琉球なんか、どの試合も飛行機移動の遠距離アウェイに該当するじゃないか、という意見もありましょうが。
この3月を見ても、琉球が不利だったとは思いません。
まず、ルヴァンカップの影響からの編成変更により、第3節が先送り。7試合ではなく6試合という時点で、既に差がある。そして、その6試合のうち4試合がホーム戦。それはアドバンテージと見て良いかと。
それを言えば、7試合のうち3試合がホーム、そのうち2試合が調整が難しいであろう水曜の試合だったカターレ。さらに、アウェイでも八戸やら沖縄やら遠いところを当てられて。
それでなくとも、開幕から間もないデリケートな時期にそんなスケジュールをぶつけられては、「どのクラブもホーム&アウェイでお互い様」とは言えないでしょう。
明らかに、カターレの側の不利があろうかと。
言っても仕方ないし、それを言い訳にすることもできないことは承知。けれど・・・それでも、釈然としない気持ちは、あります。

前節の沼津戦に敗れ、今季初黒星を喫した琉球ではありますが。
それでも、ここまで2勝2分け1敗、ルヴァンカップ1回戦でJ2・藤枝を撃破した試合も含め、好スタートを切ったと見て良いかと。
前節の沼津戦の敗戦とて、4連戦の4戦目、中3日という条件でしかもアウェイという日程的な不利もあった、ということであれば。
不利な日程でなかなか戦績が振るわない、忸怩たる思いをしてきたカターレにとってみれば、「ほら見ろ」と言いたくもなります。
それでも。愚痴を言ってどうにかなるならそうすればよいですが、そんなことはなく。
お互いにとって今節は、連勝を目指しながら果たせなかった前節からの反省を踏まえて臨む試合。連戦対応ではない普段通りの1週ぶんあったインターバルを経て、いかに勝利につなげるのか?という試合。
雪の降る寒さに悩まされた3月の試合でしたが、この7試合目は一転して25℃を超える夏日となる予報。アウェイに乗り込む側としては調整も大変でしょうけれど。
日程の不利を嘆いても仕方ないというならば。
むしろ「キツいからこそやってやろうじゃないか!」と開き直るくらいのポジティブさで、逆にテンションを上げるモチベーションとして挑まねば。

2018年に攻撃的サッカーを掲げた金 鍾成監督の下でJ3優勝、J2昇格を成し遂げた琉球。
降格を経て再びJ3を戦うこととなった昨シーズン、1年での復帰を目論むも、低迷し昇格争いに絡めず。
昨季途中から再び金監督に指揮を委ね、続投となった今シーズン。ここまで既に4ゴールを挙げている白井 陽斗を筆頭に躍動する若手と、DF藤春 廣輝(前G大阪)、GK六反 勇治(前横浜FC) といった実績あるベテランとの融合を図り、持ち味の攻撃サッカーに磨きをかけていく、ということのようで。
前節こそ首位に立つ沼津に敗れたものの、ここまでは及第点かそれ以上。1試合消化が少ないことで現状8位という順位ながらも、さらなる上昇が見込めるならば。今節のホーム富山戦を返り討ちで制し、それにつなげていかねば!というところでしょう。
昨シーズンの同カードは、ホームでもアウェイでも敗れてシーズンダブルをくらう羽目に。そのリベンジをきして待ち構えていることかと。

カターレとしては、昨年11月の対戦で、史上初めて沖縄の地で琉球に勝利。今節は、3得点を挙げて快勝したその試合の再現、あるいはそれ以上の勝利をもって、2018シーズン最終戦、昨シーズンのダブル、そして今節と、同カード連勝を4に伸ばさねばなりません。
前節は、川崎フロンターレ仕込みの福島攻撃サッカーに苦戦を強いられつつも、無失点でしのぎ切りました。
もちろん、無得点に終わって勝てなかったことは無念ですが、それでも。
昨シーズンであれば、どこかでほころびを突かれて失点、そのまま敗れていたであろう試合展開でした。しかし、そうはならなかった。させなかった。
その甲斐ああっての、2試合連続クリーンシート。
だったら。やはり攻撃サッカーの琉球相手でも、やってやるしかないでしょうよ。
ここまで7得点を挙げている一方で、6失点もしている琉球にあっては。
なかなかうまくいかない攻撃からリズムを乱し、それが失点につながってしまう、というケースもあり得ることかと。だったら、それを狙わない手はありません。
良い守備、粘り強い守備の継続は、もちろんとして。
いかに、効果的な攻撃を得点につなげるか。そして勝つか。
これまでの反省を踏まえ、ここまで3得点という不本意極まる現状を打破するゴールを・・・なんなら、この1試合で3得点以上を挙げるゴールラッシュでもって、相手をねじ伏せてほしいです。

前節は中3日でスタメン変更なしという強硬策に出たものの・・・無失点は良しとしても、無得点は、どうにも期待外れに終わってしまいました。
攻撃陣の奮起が不可欠となるなか、期待したいのは松岡と伊藤の両アタッカー。昨シーズンのアウェイ琉球戦でゴールを挙げた2人に、2シーズン連続ゴールを期待します。
かつて所属していた琉球との凱旋試合に臨んだ駿太のクロスを決めて、先制ゴールを挙げた松岡。背番号8の継承者として、引退表明から強い覚悟で試合に臨んでいた先輩・駿太に花を持たせる勝利に貢献してみせたのでした。
伊藤にとって、前の試合の岐阜戦で先制ゴールを挙げながら、試合終了間際に追いつかれてヒーローになり損ねるという無念を経て臨んだ試合。2点目を挙げたマテウスのゴールからわずか4分後、駄目押しとなる3点目を奪って試合を決定づけてみせました。
両名とも、今シーズンここまでリーグ戦ではまだ無得点。前々節、前節と連続スタメンとしてゴールを期待されながら、それに応えることが出来ませんでした。
このままでいいわけがないーーー他の誰よりも、彼ら自身がそれを痛感しているはず。
ここは、いつも以上にアグレッシブに、ゴールを狙ってほしいです。
For the teamも大事でしょう。けれど、もっとエゴを見せてほしい。
自分がチームを勝たせる!という、良い意味での身勝手さを、良い意味での空気の読めなさを、ゴールにつなげてほしいです。
無失点に抑えるには、チーム全員がまとまって相手の攻勢をしのぎきることが重要。
いっぽうで、得点なくして勝利なし。無得点では、勝てません。
遠慮なしに、勝ちに行く。
なにも、カターレの点取り屋はショウセイだけじゃない。彼ひとりをケアしていればオッケーなチームなどではないんだぜ!それを、勝利につながるゴールでもって証明してほしいです。

得点力不足が足を引っ張ってしまっている感のある、今シーズンここまで。
けれど。
いつまでも、変わらないわけじゃない。
変えられないわけじゃない。
勝つことこそが、現状打破への道。それを、勝ち点3奪取でもって、証明せねば。
日程の不利、それは間違いない。
けれど、それに屈しない。むしろ、逆襲への土台と、基礎としていくためにも。
今節の勝利は、必須。
負けない試合ではなく、勝つ試合。
勝ち点1ではなく、勝ち点3。
貪欲に、奪い獲れ!!!

遠く沖縄から、価値ある勝ち点3を!強さの証を、持ち帰れ!!!

勝たれ!!!富山!!!!!
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