行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

今度は、勝ち切る。久しぶりの零封勝利 セレッソ大阪U23戦

2018-11-27 20:40:38 | カターレ富山
1-0で勝利!
このところ、勝てる試合を落とす、しかも試合終了間際に、という状況が続いてしまっていただけに。
今節もまた、1点をめぐる苦しい展開でした。バーに救われるなど、決定的なピンチもあり。他方、決定機を逃して得点に結びつけられなかったりとか。
それでも、勝った。
CKのチャンスから、脇本が今季初ゴールとなる貴重な先制点。それが決勝点となり、1-0での逃げ切りに成功。4試合ぶりとなる勝利を挙げました。
盤石な展開とはとても言えないような、ハラハラする試合ではありました。課題も反省点も多々あり。
それでも、勝った。
勝ち切れずにもがいてきただけに、価値ある勝利。7月のアウェイ藤枝戦以来というから、実に4カ月ぶりの無失点。
シーズン最後のアウェイ戦を勝利で飾り、次節の最終戦に向けて弾みをつけることが出来たのでした。

2009年6月の、“伝説の試合”以来、実に9年半ぶりとなるヤンマースタジアム長居での公式戦。
当時の記憶に比べて、バックスタンドのOSAKAと色分けされた部分をはじめとした観客席が、随分と退色してしまっているな、と感じました。それだけの年月が流れたんだ、という証左でもありましたが。
前回のすり鉢の底を覗くようなアウェイ側ゴール裏ではななく、メインスタンドのみ解放されたところからの応援。陸上競技場だけあって9レーンのトラックを挟んではいたものの、それでもスタンドの低さもあり、ホームである県総に比べたら余程ピッチに近いなかで、声援を送ることとなりました。
試合開始から、積極的にボールを繋ぎつつチャンスをうかがう展開。
ただ、パスは回るものの、なかなかうまい具合に攻入っていけない、というか。相手の圧力もあったでしょうが、もうひと工夫、ふた工夫必要だったかもしれません。
前線の才藤、新井、陽次らで攻入ろうとするものの、セレッソ大阪U23もさるもの。ガンバ大阪U23戦でも感じたことですが、やはり、個々の技術には感心させられました。トップチームでの出場はしていないにせよ、名門クラブの一員であることは伊達ではない、と。
お互いに、おおきな隙は見せない一方で、こじ開けていくこともできていない・・・そんなせめぎあいが続く展開となりました。
そんななか、25分。ゴール正面からのシュートを永井が弾いたところを蹴りこまれましたが、バーに当たって事なきを得るという冷や汗ものの場面が。
たまたま決まらなかったからよかったものの。やはり、生半可なことではいけない、集中力を切らすわけにはいかないと、気を引き締めなおさねばなりませんでした。
前半のシュートは、カターレの2に対してセレッソ大阪U23の7。優勢であったのはセレッソのほう。
それでも無失点に抑えてスコアレスでハーフタイムを迎えたのは良しとしなければなりませんでしたが・・・それでも。
それでも、点を獲られないことが目標ではなく。目標というなら、勝つのがそうなのであって。
勝つためには、後半のより一層の奮起が必要でした。

勝負をかけねばならないという意識は、選手たちにもしっかりと浸透していたようで。
後半、引き続き拮抗した状況のなかにあって、それでもアグレッシブさを徐々に発揮。
そんななか、ビッグチャンスが。
62分、新井の鋭い縦パスに対し、相手DFが処理にもたついた隙を見逃さなかった才藤が奪取。絶好のチャンスを得たものの、飛び出してきたGKに阻まれてゴールならず、という。
しかし、それでも。
決まりこそしなかったものの、それでも、勝つためにはゴールを奪わねばならない、という意識付けを再確認したような、そんなチャンスであったかと。
その直後、64分。吉岡と木村という長崎からの途中移籍加入コンビを同時投入。先制点奪取へのテコ入れを図ることに。
差波と才藤を下げての投入ということで、陽次がボランチのポジションにずれる布陣を敷くこととなりました。
それに伴い、それまでセットプレーのキッカーが差波であったところも、陽次が担当することに。
すると、それが奏功しました。
74分、CKのチャンスで、キッカーは陽次。そのボールがきれいな弧を描き、ファーサイドに詰めていた脇本にピンポイントで合わせられ。
「良いボールが来て触るだけだった」というヘッドでゴール隅に決まり、欲しかった先制点が!
脇本の今季初ゴール。意外、と言っては失礼かもしれませんが、それでも。伏兵による貴重な得点によって、勝利を近づけることに。
もちろん、大きな1点であったことは確か。
けれども、逆に言えば、その時点ではまだ、勝利する権利を得ただけ。
ここ最近の、試合終了間際での失点で勝ち点を落としてしまっていること、それを連続でしでかしてしまっていることがあるだけに。
油断など出来るはずもなく。
けれども一方で、畳みかけて追加点を挙げて突き放す!という展開に持ち込めなかったことも、また事実。
ジリジリとした展開が続き・・・木村がコーナーフラッグ付近でボールキープをしながら時間を使っていたりする間も、決して気を抜くことなど出来ませんでした。
勝つことの難しさを知るが故に。
それでも。
それでも、耐えきった。4分あったアディショナルタイムでしたが、この試合では、ついにゴールを割らせることは無く。
試合終了のホイッスル。1-0で勝利。実に13試合ぶりの無失点を達成したのでした。

相手のプレッシャーに手こずって、なかなか思うように攻められなかったとか。結果的には無失点だったものの、運に助けられた場面も少なからずあったとか。なにより、1点ではなく2点、3点と獲ることが求められる状況の中でそれが出来ず、試合を難しいものにしてしまったとか。
いろいろと、反省すべき点はあります。
それでも、勝ち切った。
これまでの悪い流れをストップしてみせたことは、しっかりと認めて自信とすべきかと。
今シーズン、残るは1試合のみ。それも、リーグ優勝を果たした琉球が相手。
勝って兜の緒を締めよ、とは言いますが。
ここで、次なる勝利のために気を引き締めなおす必要性については、言うまでもなく。
つらく、苦しいシーズンでしたが、それを締めくくる試合までも苦い結果にするわけにはいかない。
この勝利で得た手ごたえを、力に変えて。
最終戦勝利に向けて、邁進せねばなりません。
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第33節 セレッソ大阪U23戦

2018-11-24 10:38:36 | カターレ富山
今シーズンも、残りあと2試合。最後のアウェイ戦として、ヤンマースタジアム長居に乗り込みセレッソ大阪U23と対戦します。
過去最低成績、現時点で14位という、目指した目標には及びもつかない散々な状況ではありますが。それでも、やらねばならない。やり遂げなければならない。
アウェイ最終戦、そしてシーズン最終戦にしてホーム最終戦との連勝フィニッシュを目指して。必勝を期して臨まねばなりません。

年々成績が下降し続けてしまっているカターレに対し、参入からのここ3年で最高位フィニッシュを期すセレッソ大阪U23。
連続で勝つ時期、連続で勝てない時期などいろいろあったようですが、現時点で7位。ホーム最終戦も勝って気持ち良く終えるべく、気合いも入っていることでしょう。
この対戦カードは、一昨年も同じくセレッソ大阪U23のホーム最終戦というかたちでとりおこなわれました。U23チームということで、当時を知る選手もあまりいないかもしれませんが。
そのときにはカターレが勝利。去年のキンチョウスタジアムでの試合もドロー。
今シーズンの前回対戦では勝っているとはいえ、富山を相手にホームでも勝つ!という思いもあることかと。
ここ最近に目を向けると、前々節、優勝を決めた直後の琉球と対戦し、6ー0で圧勝しています。
あるいは琉球側もベストメンバーではなかったかもしれませんが、それでも、6得点というスコアは無視できる数字ではありません。
その勢いを続けたかった前節ですが、盛岡を相手に無念の逆転負け。その反省を胸に、上記のように気合いを入れて臨むであろうホーム最終戦。やっかいな相手との対戦となると見て間違いないかと。

前節はアウェイ秋田戦初勝利を目前としながら、またしても・・・本当にまたしても、試合終了間際に失点するかたちでドロー。また、勝てなかったカターレ。
このところ、試合終盤に得点して勝ち点を挙げる試合が増えてきたかと思いきや、それを台無しにするかのようなここ2試合。
けれども。
非情な現実を嘆くだけでは、なにも変わらない。
必要なのは、抗い続けること。
決して屈したりするものか!という強い意思です。
それなくしては、勝利も掴めないでしょう。

期待したいのは、柳下。
前節、良いかたちでヘッド、しかし惜しくもゴールならずという場面も。結果論で言うのもなんですが、それでも・・・決めていれば、勝利が飛躍的に近づいていたかと思えば。
昨シーズンのキンチョウスタジアムで行われた同カードにおいて。
不出場の平出に代わって、期待を込めてCBに抜擢されたものの、十全に応えられず。自らのまずいプレーで危機を招くなど、苦い思いもしています。
プレーの至らなかったところは、プレーで見返すしかないでしょう。
気持ちのこもったプレーぶりが観る者を惹き付ける、そんな魅力を持った選手。それは、これまでの積み重ねでファン・サポーターにもつたわっています。
だからこそ。ここで、奮起してほしいです。今節こそは勝利し、その気迫を結果に繋げてほしいです。
そして、言うまでもなく苔口。
チーム最長在籍、いまや「カターレの苔口」以外の何者でもない彼ですが。
プロの原点にして前所属クラブである、セレッソ大阪。そして、思い入れのつまったヤンマースタジアム・・・当時は長居陸上競技場ですか。そこでの試合。気合いが入らないわけがない。
キンチョウスタジアムでの同カードでは、恩返しゴールを決めたこともあるだけに。今節もまた勝利に導く活躍でもって、「元セレッソ大阪の苔口」が健在である証を示してほしい。そう願います。

今年6月、ワールドカップにおいて。試合開始直後のPK判定でいきなり相手がひとり減り、それを香川が決めて先制。そこから敗戦必至と見られていた強豪・コロンビア戦に勝利するというサプライズを見せた日本代表ですが。
かつて、それに酷似したサプライズが、長居の地でありました。
それも、香川、乾といった現在の代表が出場していたなかで。
10周年のカターレ富山にあって、今なお伝説として語られる、2009年の長居でのセレッソ大阪戦勝利。
あれから月日は流れ。
今節、再びの長居決戦。
J3でのU23戦という、再戦と言うにはちょっと違うかたちとなってしまっていることに不本意さを禁じ得なくはありますが。
それでも。
勝たねばならないことそのものには、なんら変わりなく。
だったら。
勝利する以外、ありますまいよ。

これからも続いていく、カターレ富山の歴史。
そのなかで、ヤンマースタジアム長居での『連勝』を刻むべく!
勝たれ‼富山!!!!!!
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繰り返された“試合終了間際”。またも勝利を逃す ブラウブリッツ秋田戦

2018-11-20 06:03:48 | カターレ富山
2-2のドロー。
前回対戦で敗れてしまった雪辱を晴らす勝利を目前としながら、試合終了間際の連続失点によって逆転負け、リベンジに失敗してしまった前節・沼津戦。
それだけじゃない。同じく東北アウェイの福島戦、盛岡戦で、今シーズンはいずれも試合終了間際の失点で敗れてしまっています。
それらの無念を含めて、なにがなんでも勝たねばならなかった試合。
先制点を挙げたはいいけれど、僅か5分後に同点とされてしまう嫌な展開。
それでも、前半のうちに突き放す勝ち越しゴールを挙げることに成功。力強さを見せて、勝利の機運が高まりました。
守っても、好セーブ連発の永井を筆頭に守備陣が奮起。ピンチの場面も必死にしのぎ続けました。
そして、試合は最終盤へ。勝利が近づいていました。

・・・なのに。

不可解なPK判定。それを決められてしまい、ドロー決着。
これまで1度も勝てていないアウェイ秋田戦。またも、勝てませんでした。
繰り返された試合終了間際の失点。頑張りが、またしても報われなかった。
勝ち点は1だけ積みあがったものの、焼け石に水というもの。
連敗に等しい、苦い結果となってしまったのでした。


相手の秋田にとってみれば、ホーム最終戦。しかも9月2日以来ホームで勝っていないともなれば、その最終戦にかける意気込みというものも察するところでしたが。
それでも、試合開始からカターレのペース。
前回対戦で前半のうちに4失点。そんな悪夢を振り払うべく、果敢に挑みかかりました。
そんななか、陽次のゴールによって先制。
ゴール前、体勢を崩しながらも気合で持ちこたえ、シュート。気迫のこもったゴールにより、勝たねばならない試合で前半のうちにリードを奪うことに成功したのでした。
ただ、その5分後。
ピンチの場面で永井がナイスセーブ。枠内シュートをはじき出し、難を逃れた・・・かに見えましたが。
ライン際ぎりぎりで拾われてしまい、そこからクロス。それを押し込まれ、同点に追いつかれてしまいました。
「そういうところだぞ」
先月のアウェイ鹿児島戦を思い出しました。
ペナルティーエリア内で後ろから倒してしまった?という場面でノーファウル。そこから粘られたものの、なんとかクリア・・・したかに見えましたが。それを拾われ、上がったところをヘッドで決められて失点してしまった。
ピンチを脱してホッとした部分があったのか。またも、詰めの甘さを露呈しての失点。イヤなかたちで同点とされてしまいました。
それでも。
そこでくじけはしなかった。
前半のうちに、才藤のゴールによって勝ち越し。再びリードすることに。
新井のシュート性のボールにゴール前で反応した才藤。倒れこみながらも、相手GKがこぼしたのを見逃さずに蹴りこんだ、まさにストライカーの真骨頂、というような泥臭いゴールでした。
これによって再びのリード。そして試合を折り返すことに。

後半は一転して秋田ペースとなり、守備の場面も多くなりましたが。
それでも耐え忍ぶカターレ。勝利に向けて、必死のプレーが続きました。
後半にも、永井のセーブが無くては決められていた大ピンチが。そんな危機も乗り越え、これで勝たねばどうするよ?という、そんな試合。
そして、問題の試合終了間際。今度という今度は勝たねばならない。必死に守り切らねばならない。そんな展開。

・・・なのに。

あまりにも無情なPK判定。
昨今、野球やバレーボールをはじめ、いろいろなスポーツでビデオ判定が採用されていますが。サッカーにおいても、ロシアワールドカップでの採用が記憶に新しいところ。
そんなビデオ判定が、この試合にも適用されていたなら。
リプレイを見れば、一目瞭然。明らかに、相手は自分から転びにいっている。あからさまなシミュレーション。
であったのに、判定は覆らず。
90分、そのPKを決められてしまい、同点に。
そして、試合終了。
また、勝てませんでした。また、勝ち点を取りこぼしてしまいました。

試合後、激高した差波が詰め寄って一触即発、というシーンも。
無理もない。彼にとっては、青森山田高以来の先輩・椎名の思いも背負った試合。前節途中で無念の負傷退場、今節はベンチに背番号22のユニフォームが掲げられながらの試合であったのだから。
思いはとどかず、またしても勝利を逃す・・・苦いドロー決着。
この結果により、7位以内となる可能性が消滅。過去ワーストとなった昨季の戦績を超えることができなくなりました。
それでも。
それでも、やるしかない。やりきるしかない。
こんな無念は、もうたくさん。
残り2試合を、2連勝で終えるために。
戦いは、まだ続きます。
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第32節 ブラウブリッツ秋田戦

2018-11-17 15:28:17 | カターレ富山
勝利目前の試合終了間際に連続失点、ホームのファン・サポーターを大いに失望させた前節。
「切り替えてやっていく」といういつも通りのコメントとともに迎えることとなる連敗阻止を期す今節、アウェイでブラウブリッツ秋田と対戦します。

これまで全敗であった沼津にまたしても屈し、悪しきジンクスの返上に失敗したカターレ。
ジンクスというならば、過去にたったの1度しか勝っていない秋田も・・・そして、苦手の東北アウェイ戦。悪い意味でのこれまで通りであれば、連敗待ったなしの試合。
このところ、試合終盤での得点で勝ち点を積んできたカターレ。そんななか、「自信をつけていたはずの最終盤で逆転負けするとかwwwねぇ、どんな気持ち?どんな気持ち?wwww」とでも言うような、悪辣なシナリオライターの脚本か?という前節の敗戦。
そのシナリオライターによるとするなら、すでに舞台設定は整っているのかもしれません。
連覇こそならなかったものの、昨シーズン王者の秋田。ままならなかった今シーズン、それでもホーム最終戦は勝利で飾りたいと、意気込んで待ち構えていることでしょう。
そこに、対戦成績では「カモ」の富山。
どのくらいカモかと言えば、前回対戦では前半だけでハットトリックを含む4得点を挙げて圧勝したほど。
ついでに言えば、ただでさえ苦手な東北アウェイ戦にあって・・・ここまで、福島戦、盛岡戦の両方で試合終了間際に決勝ゴールを奪われて敗れているというフラグ。
こういう悪しきジンクスにだけは普段発揮できずにいる継続性を発揮してしまうカターレにあっては、「2度あることは3度ある」となってしまうのではないかという懸念も。前節、先んじるかのように試合終了間際に逆転負けしたことはおいておいて。
そんなフラグなど、全力でへし折らねばならないのは、言うまでもありません。

今シーズンワースト・・・いや、10周年のカターレの歴史上でも最悪クラスと言ってよかった、前回対戦の4失点惨敗。
失点だけで言えば、0ー5という救いのない大敗だった長野戦も大概ですが、それと比しても、なおワーストであったかと。それこそ、ゴール裏に応援をボイコットさせてしまうレベルで。
失点の中でも、良し悪しはあります。いわゆるゴラッソ、相手を誉めるしかないようなゴールだったりとか。
前回対戦は、そうじゃなかった。
明らかに、カターレ側が不甲斐なかった。
秋田側は、勝つために得点を挙げるというミッションをしっかりとやり遂げただけで。
そこに、ただただ屈しただけで、救いのない敗戦でした。
迎えた、今節。
負けっぱなしで良いわけがない。
汚名返上を、なんとしても。
むしろ、4点獲って勝つ!という気迫で。
勝つことでしか成長できない。それを、結果で示せ!

期待したいのは、前嶋。
3試合連続ゴールという活躍がありながら、ヒーローになり損ねた前節。
そこで敗戦とともにしぼんでしまうのか、それとも。
それとも、4試合連続ゴールでもって、前節の敗戦がまったくの無意味・無価値などではなかった―――そう、勝利で証明してほしいです。

簡単な試合がない一方で、その中でもさらに難敵との対戦である、今節の秋田戦。
だからこそ、勝つ!
意地を示すべきは、今節でなくていつなのか!
勝って、アウェイ秋田戦初勝利を!

勝たれ‼富山!!!!!!
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拭えぬ、甘さ。零れ落ちた勝ち点3 アスルクラロ沼津戦

2018-11-13 21:45:56 | カターレ富山
1-2で敗戦。

「こんなことを繰り返しているから、下位に低迷し続けているんだよ!」

試合終了後、率直な感想がそれでした。負けなくていい試合で負けるのだけで、今季何度めだ?と。
せっかくの先制も実らず、逆転負け。3連敗中であった沼津へのリベンジは、またも果たせず。
いつまで経っても拭えない甘さ。そして、苦い敗戦を喫したのでした。

残り試合も少なくなったなかで、3週ぶりのホーム戦。
前回ホーム戦では試合終了間際の劇的ゴールが生まれたものの、同点であって勝ったわけでなく。今節こそ、ホームでファン・サポーターに勝利を届けることが求められました。
ケガで戦列を離れていたキャプテン・今瀬がスタメン復帰。ルーカス、谷奥らとのデイフェンスラインで、毎度複数失点を喫している沼津へしっかりと対応しよう、というところだったでしょうか。
個人的に、ですが。
試合前、ファンクラブ会員向けイベントでの今節のスコア予想で、カターレの勝利を願って「2-0」と書き込みました。
過去、その攻撃力に苦しんできた沼津戦。だからこそ、無失点で抑えねば、という思い。得点を許して調子づかせては厄介、ということは明らかでしたから。
一方で、勝つためには・・・やはり、2得点以上が必要であろう、と。
これまでやられてきたことをやりかえす、というような意味でも。1点では、足りない。複数点差でプレッシャーを与える必要がある、そう思っていました。

試合開始から、カターレのペース。
逆転勝利を挙げた鹿児島戦、苦しみながらも諦めず、追いつくことが出来たガンバ大阪U23戦。それらの経験が活きた、ということでしょうか。
それを言うならば、まさにここ最近の試合を象徴するように。
前半20分という、先制するにはとても良い時間帯で。前嶋が3試合連続ゴールとなる先制点を挙げ、これまで無得点であった沼津からゴールを挙げたのでした。
勝つために、なにがなんでも必要であった先制ゴール。それを、このところの好調な選手が、それをまた発揮するかたちでのゴール。
沼津戦勝利に向けた道筋が整った、と言っても良かったかと。
一方の、沼津。
正直言って、低調であったかと。これまでの試合で感じてきたような、攻めのプレッシャーというものが、どうにも少なかったような。
カターレのディフェンスが良かったから?いや、それだけでなく。明らかに、精彩を欠いているような印象を受けました。
だったらなおのこと。
2点と言わず、3点以上も獲るつもりで。
一気に引き離して、相手の心を折るような試合展開が求められました。

しかし。
その、追加点がどうにもこうにも決められない。前述のように、明らかに不調ぎみであった沼津。2点目を挙げられたなら、ほぼ積みであったろうに。
CKの数も、前半4に後半9と、実に13本。なのに、決めきれない。
嫌な予感は、ありました。
こういうシチュエーションでの“お約束”として、「決めるべきチャンスで決めきれないと、その後、手痛いしっぺ返しをくらうことになる」と。
73分、椎名が負傷退場という予期せぬアクシデントにも見舞われ。
嫌なムードが漂う中、85分に追いつかれ。
同点は負けと同じ、というなかで・・・ここ最近の試合で見せてきた終盤の粘りを今節こそ発揮せねばならなかったところ。
逆に、アディショナルタイムに逆転ゴールをゆるしてしまい。
しかも、警戒せねばならないとわかり切っていた、相手FKからという状況で。
まんまと、お約束通り。
手痛いどころではない、逆転負け。

不甲斐ないどころの話ではなく。
シーズン15敗目を喫し、戦績での今シーズン負け越しが確定してしまったわけだけれども。
今節を含め、その15敗のうち、いったいいくつ勝ち点を逃してきたよ?
勝たねばならない試合を、負けなくていい試合を、どれだけ落としてきたよ?
負け犬の遠吠えとなることは百も承知で書きますが。
今節のクオリティからすれば、沼津に勝たせるわけにはいかなかった。
試合中は、どちらが4位でどちらが12位?という状況で。明らかに、カターレの試合であったはず。
これまでの試合では、その攻撃のプレッシャーに苦しんできた沼津戦。苦々しく思っていた一方で、うらやましくもあったのです。
カターレではどうにもうまく発揮できていないところの、攻撃面でのクリアさというか、明確にゴールを狙う姿勢というか。
それが、この試合ではほとんど感じられなかった。流れの中から失点するような気がしなかった。
そうやって相手に不調さを見せてしまっていては勝てないということを、たとえ4位のチームであっても12位のチームに足元をすくわれてしまう、ということを。
J3は簡単じゃねぇぞ、ということを教え込まねばならない、そんな試合であったのに。
警戒しなければならないとわかり切っていたはずのセットプレーから失点し、勝利を献上。
ここで勝たせては沼津のためにもならない、そんな試合であったにもかかわらず。

ただ、情けないです。
反省を糧に、今後に生かしていかねばならない―――毎試合のように、そういったコメントが出されますが。
それが、いつまで経っても。シーズン最終盤に差し掛かっても、まだそんなことを言い続けている、と。
同じ負けるにしても、まだ相手の強さに屈しての敗戦のほうがマシ。
自分たちの弱さ、甘さからの敗戦で、みすみす勝ち点を逃し、結果、下位低迷。
今節もまた、そういったネガティブさを改善することが出来ませんでした。
残りは、たったの3試合。
反省を糧に臨む試合も、残り3試合しかありません。
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