行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

第5節 アスルクラロ沼津戦

2018-03-31 21:31:40 | カターレ富山
消化試合数の関係で16位ながら、リーグワースト失点、実質的に最下位。開幕からのスタートダッシュに失敗どころか、開始早々に危機的状況に陥ってしまっているカターレ。
今節対戦するのは、これも消化試合数の関係で3位になっているものの、開幕から3連勝、無失点で実質的に首位の沼津。
まさに対照的。開幕数試合ですでに明暗がこれ以上なくくっきりと別れているチーム同士の対戦と言えるでしょう。
さらには、昨季の直接対決では2戦2敗。しかも無得点。
J3の対戦であり、totoの対象試合ではありませんが。
もし、対象であったら、どうであったかと。
あまりにも、分が悪い・・・いや、第三者から見たら、つまらないカードでしかないかもしれません。沼津の無失点4連勝が、カターレの無様な3連敗が、容易過ぎるほど容易に予想できて。
沼津にとっても、うまみのない試合かも。元J2という肩書きもすっかり色褪せた落ちこぼれでしかない雑魚クラブに勝ったとしても、なんの自慢にもならない。むしろ、負けては恥くらいでは?

そんな逆境を、覆さねばならないカターレ。
優勝を目指すクラブには、到底ふさわしくない現状ですが、それに甘んじてしまうわけにはいかず。
むしろ、ピンチをチャンスに変えねばならないのは、言うまでもありません。
インパクトある、勝利をせねば。
昨季の実積もあいまって、優勝候補の一角とみなされている沼津。
それを、盛大にスタートダッシュで躓いてしまっていたハズの富山がまんまと、痛快に撃破するーーーそれを、実現せねば。なんとしても。
カターレを軽んじてきた連中を、見返してやらねばならない。必ず。

とかく敗因・低迷の理由としてリーグワーストであるところの失点がクローズアップされがちですが。前節は無得点だったけれど、得点は挙げられているのに、と。
しかし。
個人的見解ではありますが、そうではないのではないかと。
むしろ、真逆。
うまく得点できないから勝てない。失点だって、なんの救いもないわけでなく。良い流れからの攻撃が、得点が出来たならば、それを自信に結び付けられたならば。自ずと無失点にもつながるはずです。
その意味で、開幕からガッツ溢れるプレーぶりを見せてきた才藤が出場停止なのは痛いですが。
それでも。
連戦の反省をする時間はあったはずで。出来るか出来ないかではなく。やるかやらないか。それだけです。

期待したいのは、遠藤。
ストライカーとしての実績に加えて、若い選手が多いなか、年長者としてチームを引っ張る役割も期待されての加入であったはず。
開幕早々に窮地に陥っている状況ではありますが、だからこそ。
今が、そのチームを引っ張るタイミングでなくて、いったい何時がそうだと言うのか。
今こそ、真価を示すべき時。去年と違うカターレであることを、そのゴールで見せつけなければ。
そして、人一倍沼津戦に意欲を示しているであろう谷奥。
かつて期限つき移籍で所属していた古巣。特別な思い入れがあることかと。
才藤と遠藤がそうしたように。恩返しゴールで、古巣相手に健在ぶりを示す活躍をしてほしいです。

客観的に見たら、沼津の4連勝、富山3連敗で固いカード。
だからこそ、裏切らなくてはならない。
あたりまえに負けるなど、あってはならない。
大判狂わせ上等。
相手に「雑魚相手にとりこぼし」と思われようが、そんなの知るか。
勝つことが、なにより大事なのだから。

ちょうど1年前、開幕3連勝、4連勝を狙っての沼津戦でしたが、0ー3でショッキングな大敗。勢いに冷や水をぶっかけられました。
遺憾極まりないながら、ほぼ最下位の今シーズン。
まったく逆に、今度はこちらが4連勝を阻止する番。
だったら、得失点も逆にしてやろうじゃないかと。
難敵であるからこそ。
勝つことは言うまでもないノルマ。
むしろ、「それだけやれるのなら、なんでこれまでやれなかったんだ!」なんて文句の出るくらいの勝利を!

「あたりまえ」に、屈するな!
「あたりまえ」を、打ち破れ!

勝たれ‼富山!!!!!!
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実質最下位。力の差をみせつけられる惨敗で2連敗 FC東京U23戦

2018-03-26 20:43:16 | カターレ富山
0-3で敗戦。
この対戦のプレビューとして、“必ず勝たねばならない試合”と書きましたが。負けるダメージが深刻すぎる、という書き方をしましたが。
・・・あまりにもあんまりな結果。
フラグだとか逆張りだとか言うにも、どうしてここまで望む結果と真逆にしなければならないのか?というレベルで。
まるで、あらかじめ用意されていたシナリオをなぞるかのように、全力でダメな方向に。
戦力的に格上の相手に善戦し、チャンスも作り出していた前半。
前半終了間際にはPKの大ピンチを阻止、その勢いで後半へ!という流れだったはず。
にもかかわらず。
後半開始わずか4分で失点。嫌な時間帯での失点阻止が台無し。
注目選手であるところの久保 建英にまんまと決められ。それまでも「こいつはヤバい」というプレーがあったのに、こらえきれないかたちで。
リードを許し、追いかけねばならないシチュエーションで、それまで頑張ってきた才藤がイエロー2枚で退場。
さらには元代表・前田 遼一にこの日2点目を試合終了間際にダメ押しされ。
大量失点で総失点がリーグワースト。まがりなりにも続いてきた連続得点試合もストップ。消化試合の関係上そう表記されないだけで、実質的に最下位。
失うばかりで、なにも得られませんでした。

そりゃ、U23制度の不公平さが如実に出た試合という見方も出来はします。代表の試合の関係でJ1の試合が無し、それにより前節よりスタメンを7人も入れ替えて、オーバーエイジ枠もフル活用したFC東京U23。
トップチームのフルメンバーではないにせよ、メンバー表だけ見せて「このメンバーでルヴァンカップを戦います」と言われても納得されるレベル。
実際に、明らかにプレーのクオリティの差、レベルの差は見て取れました。
J3の他クラブが「あー良かった、ウチのときじゃなくて」と胸をなでおろすような“外れクジ”だった、というような。
それらを「仕方ない」と割り切ったところで。状況的にも3連戦の3戦目、しかもアウェイで、疲労やなんやで、不利な条件はいろいろありました。

けれども。
それでも、勝たねばならない試合ではなかったのか。
レベルの差はあったし、そんな格上と言える相手にたいして苦慮、力を出し切れなかった部分はあるかと思います。
しかし、それでもどうにかしなければならない試合だったはず。
同じ負けるにしても、せめて1点でも返して一矢報いていたならば印象は違ったであろうことは、言うに及ばず。
難敵相手にも「それでも!」という闘志があふれた試合であったなら、次につながるという希望が持てる試合であったなら。
・・・実際は、どうか?
元代表と、次世代のホープに喫した失点。それらは、本当に実力差からして仕方ない、というものだったのかと。
単に、これまでの試合でも積み重ねてきた失点を改善できないままの状態というか・・・その延長でしかなかったのではないかと。
相手ではなく、自分たちの問題として。
無得点に終わった攻撃も然り。
相手の厳しいディフェンスに苦慮した部分も当然ありましょうが、それだけではなかったはず。
とくに後半。相手も適応してきたとはいえ、「それでも!」と同点、逆転を目指す攻撃が出来ていたかといえば、さにあらず。そんな攻撃をしてても勝てないよ、というものでした。
オフェンスにおけるチームとしての核が見えないというか。この流れなら得点も時間の問題!という期待感が抱けるような迫力というものが、感じられません。
これまでの試合でも乏しかったそんな要素が、この試合でも発揮できなかった。ただそれだけのことではないのかと。

もし、の話をしてもしかたないのですが。
もし、この対戦を制していたら、流れは変わったのではないかと。格上にも屈しない底力を見せられたなら。
昨季、上位クラブにほとんど勝てなかったこと、それが過去最低成績の一因でもありました。
実力クラブなにするものぞ!と打ち勝っていく強さを、見せられなかった。
そして、今節。
・・・なんというか。低迷した去年から、ガワだけ変えて中身は同じなのか?という内容。それが、如実に表れてしまっていたというか。
そうではない!と強く言い張るのであれば・・・やはり、「ここぞ!」という試合で勝つ気概を見せねばならなかったのではないのか?
そうすることが出来ず、敗れた試合。
連敗を喫するにあたって、いよいよ、「今年こそ!」という意気込みも萎んできた感があります。

悲観的なことばかり書いてきましたが、それでも。
このブログでもくどいほど書いてきたことですが。
「勝つことでしか自信は身につかない」
いかに、その真理を体現するのか。
頑張るだけでなく、結果を出すのがプロ。それを、忘れてはいけません。
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第4節 FC東京U23戦

2018-03-24 17:21:54 | カターレ富山
3連戦の3戦目にして、前節から連続してU23チームとの対戦となる2戦目。アウェイでFC東京U23と対戦します。
前の試合から余裕のあるコンディションだった相手に対し、ホームで移動がなかったとはいえ中3日という不利があったとか。ホームスタジアムでありながらも新加入選手が多く慣れていない状況で、しかも雨が降るなかでのやりにくい試合であったとか。
前節の敗戦に対しては、言い訳をしようとすれば、出来なくはありません。
しかし。
敗れてしまったこと、勝ち点3を得なければならなかったところを0で終わってしまったことは、取り返しがつきません。
3試合で7失点はリーグワーストタイ。そんな状況を、今、変えずしていつ変えるのか。
そもそもが、勝たねばならない理由以外ない試合。負けるデメリットがあまりにも大きい試合。
開幕から早々に迎えた「正念場」。ここを乗り越えずして、「先」はありません。

U23クラブが相手だからとナメてかかるわけにはいかない―――他のどのクラブが軽んじたとして、前節敗れているカターレだけは、そうしてはならないことは自明。
例年、開幕しばらくは他クラブよりも仕上がり状態が低調な場合が多いU23チームですが、そうとも言い切れないことは、前節の敗戦が証明してしまっています。それが、たとえ開幕3連敗を喫して目下最下位に位置するFC東京U23であったとしても、どうして例外と言えるかと。
むしろ、そんな相手であるからこそ。
前節までの反省を踏まえて、ホーム戦となる今節から心機一転して立て直す・・・そんな決意でいるだろうということも、容易に想像できます。開き直ることによってプレーが向上、かえって「これまでは何だったのか?」というくらいに上手くかみ合う、ということにならないとも限りません。
そんな相手のシーズン初勝利への「咬ませ犬」になど、断じてなってはならないのであって。
それでなくとも、万が一負けた場合、カターレにとってはマイナスが大きすぎます。
先述の通り、実際にどうかはさておき、ある意味“カモ”とすら見られている「U23チームに負けているようでは話にならない」という見解があるのは、事実ですが。
そもそもが、たとえトップチームでの活躍を狙う若き俊英が集うチームであるということを差し引いても、クラブとしての昇格を目指すチームではないわけで。そんなチームに、昇格・優勝を目標に掲げるクラブが負けているようではどうしようもない。
いや・・・ことカターレにとっては、もっと事態は深刻。
もし、の話をしても詮無いことではあるにせよ・・・それでも。それでも、「もし、昨季のホームFC東京U23戦で逆転負けをくらっていなかったら、ああまで失速していなかったのではないか?」と、思わずにはいられません。そんな、因縁の相手。リベンジを、必ず果たさねばならない相手。
あとは、やはり・・・FC東京U23の指揮を執るのが、元カターレ監督でもあった安間監督ということ。
メンバー入れ替わりが進んだことで、当時を知る選手が苔口ただひとりとなってしまいましたが、それでも。
ある意味、クラブの黒歴史ともいうべき負の象徴。それほどまでに、降格という傷は大きく、ぬぐえないものである、ということで。
簡単に勝てるとは思わないし、事故のような敗戦だってあり得ます。しかし、どんな理由があったとしても負けてはならない、勝たねばならないのが、この対戦だと。
当時とメンバーが違うし、なんてことは言い訳になどなりません。その一方で、万が一負けたら、そのマイナスはいかばかりか。
理屈抜きで勝たねばならない。リーグ戦でシーズンを戦っていくうちにそんな状況が訪れる試合が幾度かありますが、今節がそうでなくて、いつがそうなのか?というくらい。
U23チームに連敗しているようなクラブが優勝などおこがましい―――そんな状況になってしまうことは、目に見えています。
それを、いかに跳ね除けるか。
絶対に勝たねばならない状況というものに、どう対処し、どう乗り越えるのか?
開幕間もないのでチームが未成熟、などと言っている場合では、断じてありません。
理屈抜きに、必ず勝たねばならない試合なのだから。

期待したいのは、代。
シーズン初勝利に導く決勝ゴールを挙げて藤枝戦でのヒーローとなったのもつかの間。勢いを継続するどころか、弱点克服ならずに2失点を喫してまんまと敗れた前節。DFの責任ある立場として、その悔しさも相当なことでしょう。
そして、去年の同カードでの逆転負けからの失速、そのリベンジを成し遂げなければならないこと。ケガで不出場となった期間が続き、不振のチームを救うことが出来なかった無念を、よもや忘れてはいないでしょう。
汚名返上は、勝つことでしか成しえない。それが、今すぐでなくていつなのか。
過去2年、アウェイのFC東京U23戦ではいずれも勝利につながるゴールを挙げています。その勝負強さを、今こそ発揮すべき。
2度あることは3度ある。今節もまたゴールを決めて勝利に貢献する・・・できるかどうか、じゃない。やるしかないんだから。

万が一敗れると、そのダメージがただの1敗を軽く凌駕する深刻なものとなってしまう今節。
この試練を、いかに乗り越えるのか。
チームとしての未熟さ、甘さが前節の手痛い敗戦を招いてしまったというならば。
今すぐ乗り越えずして、どうするか。あえなく連敗などしているチームに、優勝を目指す資格などありはしないでしょう。
そうではないのなら。優勝してJ2復帰を成し遂げる覚悟があるのなら。
それを、勝利によって証明する以外にないのだから。それを、いまやらずして次なんてないのだから。
カターレの本気を、どうみせつけるのか。
勝利することは、あたりまえ。
課題克服としての無失点もマストでしょう。
その上で、ただ勝つだけでなく、優勝を目指すにふさわしいクラブである証を立てるには、複数得点での勝利も欠かせないはず。
そんな、今節。
いかに、勝つか。
チームの力が、今こそ問われます。

だから、勝て!!!
今シーズン優勝するのはカターレ富山だと、ライバルクラブも認めるような勝利を!!!
簡単なことではない。けれど、さまざまなプレッシャー、過去の因縁といった鎖を断ち切る強さを!!!!

勝たれ!!!富山!!!!!
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ホーム戦連勝ならず。低調な試合ぶりで苦い敗戦 セレッソ大阪U23戦

2018-03-22 21:12:15 | カターレ富山
1-2で敗戦。
「また、今年もダメなのか」―――止まない雨の中、史上最少を記録してしまった動員数。その少ない現地のファン・サポーターにして、ガッカリな思いをこらえきれず、そう感じざるを得なかったのではないかと。
正直言って、失望させられました。
ホームゲームで見せていい試合ぶりじゃない。
なによりも。
優勝を目指しているクラブの戦いぶりじゃない。
負け試合に良いも悪いもない、という意見もありますが、それでも、負け方というものもあります。
しかし・・・「なっちゃいない」と言わざるを得ない。
こんな敗戦をしているようでは、メンバー大幅入れ替えの甲斐もなく、去年の続きとしか言いようがない。繰り返すわけにはいかないのに。

試合前、メールで配信されてきたスタメン発表にどよめきの声が。
サブメンバーに、「GK23 西 晃佑」って。
ちょっと待て、手術を経てリハビリ中の服部が離脱しているのはさておき。誤植じゃなくて??
ピッチ内練習に現れたのは、GKユニを着た西ではなく(当然か)、永井ひとりだけ。てか、太田は?
雨の日が続いていたし、体調不良とか?いや、ケガで長期離脱とかじゃないならいいけれど・・・なんとも試合開始前から微妙な雰囲気が漂っていたり。
連戦のコンディションを考慮してか、前節のスタメンから両サイドが変更。進藤と椎名が控えに回り、前嶋と佐藤が今季初スタメンとなりました。
前2試合で途中出場であった前嶋にとっては、満を持してのスタメンだけに、思い入れも強かったことでしょう。

細かい雨降り続き、体の冷えとともにピッチ状態にも気を遣いながらのプレーを強いられることに。他会場では相模原で雪のため中止、なんてことがあったようですが、それに比べたならばマシといえばマシではあったのですが。
ただ。
なんで、ホームクラブであるところのカターレのほうが、セレッソ大阪U23よりもコンディションに苦戦しているのかと。
大幅にメンバーが入れ替わり、県総に慣れていない選手も多い・・・って、そんなの言い訳にもならないでしょうが。
そりゃ、将来を嘱望されてセレッソの一員となっている俊英たち。雨を苦にしないボールコントロール、キープ力などは、さすがに侮れないところが。
しかし、だからといって。後れを取っていていいわけがないのに。
プレーの迫力というか。攻め込む際の圧というかが、はっきりと劣っているのが見て取れました。
15分という早い時間帯に、セットプレーの流れから失点。まずこのあたり、いけなかった。
開幕戦で無得点で敗れたセレッソ大阪U23に対しては、無失点時間をいかに長くするか、そのあいだにいかに先制するかが肝であったはず。そこからの焦り、ミスを誘発し、優位に進めねばならなかったはず。にもかかわらず、早々にプランが崩れることに。
失点でショックを受けて調子を崩す、ということは、3点を立て続けに獲られてしまった琉球戦の苦い教訓として克服せねばならない課題であったはず。
しかし・・・せめて前半のうちに追いついておくべきところ、攻撃が沈黙。
確かに新井にしろ才藤にしろ、頑張ろうとはしていました。けれど、それが散発的なものに終わってしまっていた。チームとして相手に襲い掛かる圧力になっていなかった。
同年代の相手に気合も入っていたであろう新井でしたが・・・仕掛けようとする意気込みは見て取れましたが、そうやすやすとやらせてくれるほどセレッソも甘くはない。
そのうちにディフェンスに屈してチャンスメイクならず、と。どうにもこうにも得点のにおいというものに乏しい内容に終始しました。

ビハインドを背負ったままに後半戦。ハーフタイムで前嶋に代わって進藤を投入。
この交代、本来の意図ではなかったのではないかと。前嶋にもっとがんばってもらって、力を出し切ったあたりでフレッシュな進藤に交代、といったところではなかったのかと。
せっかくの起用に応えられずに交代、という見方が正しかったのではないでしょうか。
しかし、交代もなかなか奏功せず。試合のペースは前半から引き続き、という様相でした。
そのうちに、追加点をきめられてしまい、一気に苦しくなることに。
こういう展開は・・・昨季の後半戦、失速を続けるなかで何度も見てきたような光景。
なんで、繰り返してしまっているのかと。
CKからのこぼれ球を今瀬が押し込み、1点を返しましたが・・・流れの中からのチャンスは、どうにも作り出せず。
というか。
名指しもちょっと気が引けますが、それでも。
その今瀬が、どうにも頼りなかった。
もっと毅然としてプレーしなければならなかったところ。もっと判断スピードを上げて対処せねばならなかったところ。
素人目に見てもわかるほど、自信なさげに、迷いながらプレーしているような姿が見て取れました。
最後方から永井が「ライン下げるな!」と激を飛ばしていましたが、はたしてどれだけ伝わっていたことやら。

結局、反撃も1点どまり。上手に試合を締めるセレッソ大阪U23に屈し、試合終了。
今季初勝利を挙げたセレッソ大阪U23ですが・・・「まぁ、こんなもんだろ」という程度の手応えでしかなかったのではないかと。同じ負けるにしても、相手に「薄氷の勝利でしかなかった」とか「たまたまラッキーだった、次にやったら勝てるかどうか」なんて言わせるほどのものであればともかく・・・そうでないのは明らか。
つい先日、勝利に沸いたゴール裏であったにもかかわらず。
試合後の挨拶に、容赦なく浴びせられたブーイング。
選手たちの心に去来したものは、はたして。

あるいは、「まだたったの3試合目なのに、悲観的過ぎ」とか、「目先の勝敗じゃなくて長い目で見るべき」とかいう意見もあるやもしれません。
けれど、そうは思わない。
昨シーズン、前半戦を2敗で乗り切り2位につけていたカターレが、どうなってしまったよ?
わずか3試合目にして2敗。どう考えても痛いだろうよ、と。
まだ若手の試合経験の少ない選手が中心だからU23チームには勝って当然、などとは言えないことは確か。そりゃ、伊達にJ1クラブに所属している選手じゃないでしょうよ、とか。相手だって、勝利のために努力を惜しまない。J3優勝だって、狙えるものなら狙っていくのが当然と言えば当然。
ただし。
U23クラブとカターレとでは、決定的に違うところがひとつある。
カターレが、J2昇格を必達目標として掲げているところ。
ファン・サポーターの期待に応えねばならない、義務があります。それを成し遂げられず、失望させる試合しかできないようなら・・・カターレの一員たる資格はありません。
J3でやりたいだけなら、他にもクラブはあります。カターレだけではない。
それでもなお、カターレでプレーするということを選ぶのならば。それは、勝たねばならないということ。優勝しなければならないということ。J2に上がらねばならないということ。
にもかかわらず、このていたらくでは。
甘い、としか言いようがありません。
「この反省を活かして次に頑張る」とか言いますけれど。今節だって、前節の「次の試合」ですよ、と。頑張らねばならなかった、結果を残さねばならなかったはずの、次の試合でしたよ、と。
つまり。
まだこれから、なんてことを言っていては、理想とするところにたどり着けず仕舞いになる―――それは、昨季の失速で証明されたこと。

だから、あえて言います。
ファン・サポーターを失望させる試合を、もうしてくれるなと。
シーズン序盤でまだチーム体制が固まっていない?それは他クラブだってそうでしょう。カターレがこの先成長していくとして、他クラブだって成長する。
だからこそ、今、どうしても勝ち続けねばならないのです。手遅れになってから嘆いても仕方ないのは、昨季で懲りているので。

次の試合は、すぐにやってきます。
この敗戦を悔やむなら。口惜しく思うなら。
汚名返上は、勝利によってしかなしえないことを、深く胸に刻むべきです。
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第3節 セレッソ大阪U23戦

2018-03-20 22:41:34 | カターレ富山
劇的ゴールで今季初勝利を挙げた前節より中3日、連続となるホームゲームでセレッソ大阪U23を迎え撃ちます。
ショッキングな大量失点で、あるいは心が折れてしまいかねなかった開幕戦。しかし、そこで意地を見せて、最後まであきらめることなく食らいついていきました。結果的には敗れてしまったものの、ただの負け試合で終わらせなかったこと、あきらめない強い意志を示せたことが収穫としてもたらされ。
その経験が活きるかたちとなった前節。せっかく先制しながら追いつかれてしまう、時間帯からしても引き分け濃厚という苦しい状況にあっても。それでも、あきらめませんでした。
それが実を結ぶかたちで、土壇場での劇的勝利。苦い敗戦も無駄ではなかった、やればできることを示すことができた。それらは、チームにとっての自信となったことかと。
そして迎える、今節。
言うまでもなく、狙うは連勝。これまで2試合で培ってきたあきらめない心、勝利への意志を貫いたならば、きっと成し遂げられるはずです。

昨シーズンの同カード対戦では、いずれもドロー決着。勝たねばならない試合を落とす結果となってしまいました。
アウェイの試合では平出、ホームの試合では代と、いずれも主力DFを欠いたことが不安定さにつながり、それがひいては攻撃にまで波及。オウンゴールと無得点という、なんとも釈然としない結果に。
自分たちでいたずらに試合を難しくして、それによってペースがつかめず、結果として勝ちを手繰り寄せられなかった、という・・・なんとも、自縄自縛と言いましょうか。
ある意味いちばん重要であろう、チームとして戦う意志というものが不安定であったことが、そのまま不出来につながってしまっていた、とも言えたかと。
ですが、今回に関しては。
敗戦を乗り越え、やればできると証明してみせた前2戦。それを受けての今節。気力も高まっている状態にあることと思います。
前節は試合のなかったセレッソ大阪U23。コンディション的には連戦となるぶんこちらが不利との見方もできますが、移動のないホーム連戦というアドバンテージもあります。
なによりも、前節の勝利で気力が充実していることの影響は大きいのではないかと。そんな意識が高いままに続けての試合ということなら、「望むところ」というところでしょうか。
セレッソ大阪U23は、開幕戦で昨シーズンの覇者・秋田と対戦。0-1で敗れ黒星スタート。初勝利を目指して乗り込んでくることに。
まだ1試合、されど1試合。勝てなかったこともさることながら、得点を挙げられずに無得点で敗れています。試合で挽回すべきところ、第2節は休み。汚名返上の機会が先送りに。そのあたりが、あるいは気負いとなって今節に影響しないとも限りません。
迎え撃つカターレとしては。
なにはともあれ「まずはシーズン初ゴール!」と息巻いて攻めてくるであろうセレッソ大阪U23に対し、しっかりと守り切ること。ここまで5失点という数字には納得できませんが、だからといって簡単に得点なんぞ許さないぞ!という気迫を見せねば。
そして、ここまで5得点の攻撃陣。複数得点を今節もまた続けて・・・できれば、連続得点で相手の反撃の意志をくじくような展開に持ち込みたいところ。昨季は実質無得点であったこのカード、今年は違うんだ!という思いをぶつけ、得点というかたちで示さねば。

期待したいのは、新井・エド・前嶋。
U23チームの選手たちとは同年代、プロになる以前から知っている選手も少なくないでしょう。そういったライバルたちに負けたくないという思いは強いはず。
確かに、セレッソ大阪、ガンバ大阪、FC東京がJ1クラブであることを思えば、カターレ富山はレベルの低いJ3のクラブかもしれません。
けれども。たとえカテゴリが下でも、クラブの看板を背負って第一線で戦うというプロサッカー選手としてのプライドに、貴賤などないのであって。
カターレ富山というクラブを活躍の場に選んだその選択が、自分にとって価値あるものであることを、証明するために。
同年代のライバルには、負けていられない。勝たねばいけないでしょう。
チームの勝利でもって、J3にあっても輝けるということを、見せつけねば。

もし、前節が勝利ならずに引き分けどまりであったとしたら。実際、そうなりかけましたが。
だとしたら、未勝利のままに悶々としながらこの第3節を迎える羽目になっていたことかと。そんな気持ちをひきずったままに、昨年の対戦よろしく「良くてドロー」であったかと。
しかし、そうではありません。
初勝利を経ての、今節。連勝への期待が高まる、今節。
ならば。やるべきことはひとつです。
まずは、連勝。中3日?そんなの関係ない。必要だから、勝つ。それだけのこと。
勝つべき試合を勝つ。それが出来たチームが、優勝するチームなのでしょう。
だったら、勝たねばならない理由しかありません。

ならば、勝て!!!
勝って、対セレッソ大阪U23戦無敗記録を更新しろ!!!
勝たれ!!!富山!!!!!
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