行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

開幕勝利ならず。先制も追いつかれ、ドロー決着 Y.S.C.C.横浜戦

2024-02-27 04:48:51 | カターレ富山
1-1のドロー。
見方によって、評価の分かれる試合であったかと。
それでなくともプレッシャーのかかるシーズン開幕戦。もちろん、新体制の始動からキャンプを経てチームとしての結束を図り、目標としてきた開幕戦ではあるものの。
練習試合、プレシーズンマッチを行ったとしても、やはり、いわゆる「本番」であるところのリーグ戦とは違うわけで。本気の実戦でやってみなければわからないところもあったかと。
言うまでもなく勝利を目指してきたなかで、せっかく先制ゴールを挙げて勝利への道筋をつけたにもかかわらず、追いつかれてのドロー。突き放すチャンスもありながらも、それをモノにできないままに勝ち点2ぶんを落としたとも言えます。
一方で、気温4℃という寒さに加えて冷たい雨が降り続き、滑りやすさ、足元も気にしながらプレーせねばならないというリスク。慎重を期して臨まねば、雑なプレーでは大崩れ待ったなしであったところ。1失点こそ喫したものの、追加点を許すことなく逆転負けを阻止しきった、とも言える部分も。
勝つべき試合で勝てなかった。
アウェイで難しいコンディションのなかで、しっかりと勝ち点1ぶんはキープ出来た。
どちらが正解でどちらが間違っている、というものでもないでしょうが・・・。
やはり、本音を言うと、勝ちたかったな、と。

前週の金沢とのプレシーズンマッチが、この時期らしからぬ暑さすら感じたなかでの試合となったのとは、まさに真逆というか。
前日は晴れのち曇りといった天候で、遠征ついでに観戦に繰り出したJ1の湘南VS川崎戦は、良好なコンディションのなかでの試合であったことを体験していただけに。
前後1日で、こうも残念なことになるのかと。
2月だから無理もない、と言えばそうですが。それにしたところで、なぜに、横浜という太平洋側地域に来てまで、地元・富山の今の時期のような天候に晒されねばならんのか?と。
前週の金沢が雨が降って寒い、今週の横浜が温暖、ならば、そんなものかというものでしたが。
開幕戦ということで、富山からも多くのファン・サポーターが駆け付けた一方で、いささか以上に寂しいYS横浜側スタンド。これがもしも好天ならば、もう1割2割くらいは増えていたのでは?
いや、察しますよ。富山においても開幕戦ごろといえば、やはり天候に恵まれずに動員を減らしてガッカリ・・・そんなシーンなんて、日常茶飯事、風物詩とさえ。
とはいえ。
昨年12月のシーズン最終戦以来となるリーグ戦。同じYS横浜が相手。
辛勝であった前回対戦をふまえつつも、今回もしっかりと勝って、同カードアウェイ戦不敗記録を更新せねば!と。

快勝の金沢戦を経て、継続性を重視したということでしょう。前週とまったく同じスタメン編成で臨むことに。
一方、今シーズンも続投となった倉貫監督の下、メンバー入れ替えを最小限にとどめ、やはり継続路線を採っているYS横浜。
メンバーを大幅刷新、あるいは新監督体制となったクラブでは、開幕当初はなかなか本領発揮とはいかないことも多々あるなかで。それと比して、継続によって連携や完成度が高いであろうYS横浜に対しては、ゆめゆめ油断することは出来ませんでした。
YS横浜側にもカターレの金沢戦に関する情報は知れているであろうなかで、いかにその上を行くプレーが出来るかが問われることに。

前監督・石﨑監督時代はレギュラー固定の傾向があったカターレであるものの。現在の小田切監督体制においては、わりと変える必要があればズバッと変える、というところもあるかと思いますが。
そんななかで、直前の試合からまったく変更なしのスタメン。
それはとりもなおさず、開幕戦にかける意気込みと信頼の表れであったかと。
そして。
そんな思いがカタチとなったのが、16分のことでした。
自陣深くから前線へと大きく蹴り出したヨシキのボールに、猛然と迫っていった松本とショウセイの2トップ。高さと強さを活かしつつ、そのまま攻め上がると。
ペナルティーアーク付近でDF2人をしっかりと引き付けた松本が、狙いすまして並走するショウセイへとパス。それをしっかりと決めてみせたショウセイが、2024シーズンのカターレファーストゴール!2得点1アシストと大活躍であった前週の金沢戦の勢いそのままに。この調子でリーグ戦も頼むぞ!という期待に応え、開幕戦からやってくれました。
昨シーズンは特別指定選手として4試合に出場したものの、得点はなかったところ。
ショウセイにとって、嬉しいJ初ゴール。ルーキーイヤーのプロデビュー戦で、いきなりのゴールは、盛り上がらないわけがないでしょう。
金沢戦ではショウセイのアシストから松本が決めたゴールもありましたが、今節は逆に、松本のアシストからショウセイのゴール。2トップの関係性が良好であるというなによりの証左かと。
背番号を9に改め、今シーズンはリーグ得点王を狙うと宣言したショウセイ。その心意気に偽りなしということを、シーズン開幕戦から示してみせたルーキーに、心が躍ったのでした。

ただ。
2年連続同カードとなったYS横浜との開幕戦、今回も勝って2連勝だ!というカターレの前に立ちはだかったのが、元カターレの萱沼 優聖でした。
29分、右サイドからゴール前へと上げられたクロスに対し、ここしかない!という絶妙なポジションとタイミングでヘッド。それを決められてしまい、同点に追いつかれてしまったのでした。
過去、鹿児島時代にも八戸時代にも富山戦で恩返しゴールを決めている萱沼。当然のように、この試合でも狙っていたことでしょうが・・・それを決められてしまった格好。
かつて、カターレで特別指定を経てプロデビューした萱沼。そう、ちょうど今のショウセイと同じように。この開幕戦時点で30歳、中堅からベテランへという年齢となりましたが、所属クラブは変われどその実力は健在であることを、ストライカーの本領であるところのゴールでもって証明してみせたのでした。
ルーツを同じくするところの、カターレの背番号9・聖生と、YS横浜の背番号9・優聖。なにやら因縁めいたものも感じましたが。
とにもかくにも、試合は振り出しに。

最終的には試合終了間際のPKを決めて勝利したとはいえ、大苦戦を強いられた昨シーズン最終戦でのYS横浜戦。そこからの継続を基盤としたチームとの再戦となれば、一筋縄ではいかないであろうことは覚悟していましたが。
なかなかどうして、その予感通りの展開。
ただでさえどのクラブにとっても難しいシーズン開幕戦、さらには降り続ける冷たい雨という悪条件にあっては、なかなか思うように試合を展開できないカターレ。
もちろん対戦相手が違えばまったく同じとはならないでしょうが・・・金沢戦でみせたような、2トップだけでなく両サイドのヨシキや松岡らも躍動して暴れまわるという展開に、どうにも持ち込めず。
あとは・・・あまりゴチャゴチャ言いたくないけれど、それでも。正直、審判のジャッジに不服、という場面も幾度も。
前日に観戦した湘南VS川崎戦で、VAR判定によってゴール判定取り消し、PK判定取り消しというシーンを見てきただけに。
VARが導入されていないJ3でどうこう言ったところで、ないものねだり。それはわかっています。
けれど、だからこそ。
だからこそ、気持ちとしてはJ1のジャッジ以上に慎重を期して裁いてほしいところだったのに・・・どうにも納得のいかない判定が。そう、VARがあったとしたら対象のプレーだろうに!というような。
その最たるものが、試合の最後。5分あったアディショナルタイム。
終了を告げるホイッスルが鳴るまでは決してあきらめてはならないーーーそれは、YS横浜との前回対戦にあたる昨シーズン最終戦でも実感したこと。
あの劇的勝利の再現を求めて、ラスト1プレーまで必死に応援・・・していたのですが。
ボールデッドになったわけでもないプレーの途中で、それこそカターレボールで攻撃中に。
杓子定規にホイッスル。
いやいやいや。そりゃあ無いだろうと。
人の心とか無いんか?と。
わかっています。わかっているけれど、それでも・・・やはり納得はいかない幕切れで、試合終了。
スコアは変わらないままに、1-1。開幕戦を勝利で飾れず、勝ち点1を分け合うことになったのでした。

本当に、この試合をどう飲み込んだものやら。
ネガティブに考えたならば、せっかく先制した試合を落としてしまったというガッカリな結果。
昨シーズンの同勝ち点ながらも得失点差で涙、なんて結果を乗り越えねばならない新シーズンにあって、「もう1点」が奪えなかったがために勝てなかった、というのは・・・やはり厳しいと。
ポジティブに考えたならば、それでも最低限勝ち点1は得た、ということ。
それでなくともプレッシャーのかかる開幕戦に、冷たい雨の降る中という悪条件も重なっていたなかで。去年の良くないとき・・・それこそ4連敗とかしていた時期だったならば、あるいは逆転負けもしていたかもしれません。
他クラブと比較しても開幕時点での完成度は高かったであろうYS横浜が相手、ということを差し引いても、ここで開幕黒星スタートであったなら・・・やはり、今シーズンにかける期待もしぼんでいたやもしれません。
勝てなかったまでも、ダメージは最小限に食い止めて勝ち点1を得たとも言えます。

この結果、開幕節は9位タイでスタートすることに。
もちろん、現時点での順位に一喜一憂すべきではないというのは正論であり、実際にそうなのでしょうが。
それでも。
得られなかった勝ち点2ぶんは、取り戻せない。それも、忘れてはなりません。
同勝ち点で、得失点差で昇格ならずという経験を、忘れてはならないのだから。
勝てなかったことを気に病むことはない。けれど、忘れてしまうのも違う。
あくまで、狙うは優勝。その目標に揺るぎはないのだから。
勝てなかったながらも負けなかったことで、今年もまたJ3初年度以来のYS横浜相手のアウェイ不敗記録を更新したカターレ。
ただ、それでも。その記録を、今年で終わらせねば。
優勝によって。J2復帰によって。
9位タイスタートを今シーズンの最低順位とし、いずれあるべき順位ーーーすなわち首位に君臨するために。
とにもかくにも、はじまった新シーズン。
まずは、次節のシーズン初勝利を期して。全力で向かって行かねばなりません。
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第1節 Y.S.C.C.横浜戦

2024-02-24 21:08:36 | カターレ富山
J1からJ3まで各カテゴリが20クラブになる、これまでJ1のみであったルヴァンカップが全60クラブ参加、そしてJ3にも昇格プレーオフが導入されるなどなど。昨シーズンにまでと比べ、いろいろと変更点もあるなか、いつもよりも早い2月開幕となるJ3の新年度・2024シーズン。
昨シーズン、最終戦でYS横浜に勝利をおさめながらも、最後の最後で得失点差のみの決着で昇格を逃したカターレ。
そして今。悔しさを忘れることなく、今度こそはという強い気持ちで迎える新シーズンの開幕で対戦するは、やはりYS横浜。
昨シーズンの無念を晴らし、今シーズンこそは昇格の悲願成就を成し遂げるべく。
カターレ富山の新たなる戦いが、幕を開けます。

昨年末に新シーズンの開幕カードが発表された際、正直な印象が、「またかよ」でした。
近年では、2020年には新型コロナの影響でスケジュールが組み替えられたながらも、第2節・アウェイ開幕戦で対戦。翌2021年はアウェイでシーズン開幕戦。2022年こそ違ったものの、昨シーズン・2023年も同じくアウェイでシーズン開幕。そして今年・2024シーズンもまた、2年連続で同カード開幕と。しかも、昨シーズンのホームでの最終戦から続けて対戦、というおまけつきで。
「またかよ」ではありますが・・・いや、「また」であるからこそ。
今回もまた、同じとせねばなりません。
これまで同様に、カターレの勝利による開幕とせねば。新シーズンにあっても、それは変わりません。

これまでであれば、毎年のように前年活躍した選手が他クラブに引き抜かれ、大幅にメンバー変更して新シーズンに臨むこととなる、というパターンを繰り返してきたYS横浜。かく言うカターレも、かつてYS横浜から音泉(現八戸)を獲得、開幕戦で恩返しゴールの勝利、という年もあったくらいで。
しかし、そんなパターンに今シーズンは当てはまらないようで。
昨シーズン途中に就任し、今シーズンも続投となる倉貫監督のもとで、継続路線を採ることに。これまでらしからぬ、と言えるほど、出入りの少なさではリーグ最少レベルでは?という程度に変化を留めており。昨季からの積み重ねを活かすスタイルで2024シーズンに臨むようです。
その意味においては、小田切監督が続投、選手を入れ替えつつも骨格となる部分は継続というカターレとは、似た感じと言えるかもしれません。
どちらのクラブが、より継続性を勝利につなげられるのか?
新監督で基礎から作り上げるクラブに比べて、開幕時点での完成度が高いであろうことは想像に難くなく。より完成度の高さを発揮できるのはどちらか?という戦いを制し、勝利という結果につなげねばなりません。
前回対戦は、記憶にも新しい昨シーズン最終戦。ホームで対戦し、試合終了間際にPKで決勝点、劇的な逆転勝利を飾った試合でした。
ただ、それも言い変えるならば、それだけ苦戦を強いられた試合でもあったということ。
開始から10分もしないうちに先制点を献上してしまい。どうにか前半終了間際に追いつくことは出来たものの、一気に勝ち越しとはならず、なかなか次の1点が入りませんでした。
最終的には執念で決勝ゴールをもぎ取ったものの・・・足元の技術、ボール回し、相手にとって嫌なところを突くしたたかさなど、倉貫監督の目指すスタイルというものを発揮されていたからこその、苦戦。それが今シーズンも継続、さらに磨きがかかっているとなれば、ゆめゆめ油断することなど出来ず、簡単にはいかない試合となるのではなかろうかと。
昨シーズンからの継続と言えば、元カターレのストライカー・萱沼 優聖が今シーズンもYS横浜でプレー。かつて八戸時代に手痛い恩返しゴールをくらって逆転負け、なんて試合もあっただけに。さらに、最近第一子誕生というおめでたい情報も公開され。さらに気合の入った状態で心身ともに充実しているであろう彼には、やはり警戒を厳とせねばならぬであろうと。

前週のゴーゴーカレースタジアムオープニングマッチで金沢を相手に4得点を奪う完勝、その勢いをリーグ開幕戦にもつなげたいカターレ。
設立初年度以来でJ3がほぼ初めてに近かった、新監督の招聘もあってチームの仕上がり具合で後れを取ることとなった、など。金沢の側にも事情があったであろうし、こけら落としの試合で大敗という結果はいただけないにせよ、それだけを理由に完勝を慢心の理由としてはならないのですが。むしろ、4点どころかもっと出来たであろうこと、無失点に抑えられなかったことなどを反省し、改善につなげねばならないところ。金沢に勝ったからリーグ戦も大丈夫、なんて短絡思考は捨てるべきで。
それでも。
自信と慢心は違いますが、得られた手応えを本番たるリーグ戦にしっかりとフィードバックせねばならないことは確か。
相手のYS横浜にしても、金沢に4得点完勝という情報は当然のように把握しているはず。特に得点を挙げて結果を残してみせたショウセイと松本のFWツートップには、警戒を厳としてくることでしょう。それでもなお、相手を圧倒するだけの力を発揮できるかどうか。金沢が弱かったからではない、カターレが強かったから大勝したーーーそれが事実であること、リーグ戦においても他クラブからの脅威になり得るクラブであると、証明するための戦いとも言えます。
カターレが目指すのは優勝、そしてJ2昇格。その覚悟が確かなものであることを、まずはこの緒戦を制すことで示さねば。昨シーズンの昇格寸前という結果がまぐれでもなんでもなく、今シーズンも優勝候補に間違いないことを、実力をもって誇示していかねばなりません。

期待したい選手は、田川。
昨シーズンに続き、2年連続でアウェイYS横浜戦でシーズン開幕ーーーこの事実に関して、チーム内でも一層感慨深く臨むことになるのが彼ではなかろうかと。
昨シーズンは開幕直前になってカターレ入り。そこから正GKに抜擢され、開幕戦のYS横浜戦でJデビュー戦を迎えることになりました。
いかにプロ選手とて、練習試合とはわけの違う実戦・リーグ出場に対し、不安も緊張もあったとて無理ないこと。逆に、あって当然だったでしょう。
あれから、ちょうど1年。
昨シーズンの同カードでは、デビュー戦が所属元・横浜Fマリノスでも慣れ親しんだニッパツ三ツ沢での試合。そこに感慨もあったことでしょうけれど。
今年は、1年実績を積み重ねてきたカターレの守護神として臨む試合。同じスタジアムでの試合でも、臨む姿勢には大きな違いがあることかと。
昨シーズン最終戦のあとには、昇格を逃すことになった無念から、悔し涙もみせた田川。そこからの、決意の期限付き移籍延長。まさに、覚悟が違います。
それを証明せねばならない、この開幕戦。
もちろん、狙うはクリーンシートでの勝利。覚悟を力に変えて、是非とも達成してほしいです。

金沢戦で出色の出来を見せた2トップに期待したいのは、言うまでもないとして。
攻撃陣では、秋田から新加入の井上 直輝に期待したいです。
プロ加入初年度となった2020年、開幕戦で途中出場してプロデビューを果たすと、いきなりゴールを挙げてプロ初得点。その得点もあって開幕戦を完勝した秋田が第1節にして首位に立つと、そこから快進撃。無敗のままに優勝を決めて、結局1度たりとも首位の座を譲らないシーズンとしたのでした。
今シーズンはその年以来のJ3に挑むこととなる井上ですが、だからこそ。
今シーズンもまた開幕戦を制することで、「1位しか知らない男」を継続するくらいでなければと。
前日の試合の結果、大宮と岐阜がぞれぞれ4-1と大勝しています。それを上回っての首位奪取は、なかなか簡単なことではありませんが。
それでも。
金沢戦の出来がマグレなどではなく実力あってのものならば。それを上回ることも、非現実的なこととは言い切れないでしょう。
もちろん、YS横浜も簡単な相手ではない。昨シーズンの苦戦を見ても。
けれど、だからこそ。その簡単ではない相手を乗り越えてこそ、優勝への道が拓けるならば。狙っていかない理由などありません。
そのためにも。無敗優勝を知る井上に、その再現を、それを超えるくらいの活躍を、この開幕戦から見せてほしいです。

昇格を、J2復帰を逃し続けたなかで早10年目となるカターレ。
けれども。
得失点差で届かなかった無念を知る今シーズンは、覚悟が違います。
その覚悟を示すべく挑む、開幕戦。
油断も慢心もなく、ただひたすらに、求めるものは勝利のみ。
J3在籍期間と同じだけ対戦を重ねてきたYS横浜。
対戦成績ではわずか1敗、アウェイでは負けなしという圧倒的戦績ですが・・・かつて2度も3点差をひっくり返す逆転勝利など、神がかり的なところがあってのもの。決して、苦戦することなく楽勝だったわけではありません。
それでも。
今シーズンも、勝たねばならないことにはなんの変わりもなく。アウェイ無敗を継続し、開幕ダッシュの起点とせねばならないことには、変わりないのです。
初っ端から躓くわけにはいかない。
必ずや、勝つ!!!
優勝への覚悟を示し、必勝の気概を結果につなげろ!!!

またも開幕YS横浜戦、またもカターレ富山の勝利ーーー優勝への第一歩、アウェイでの不敗記録を堅持したままに、勝ち逃げを!
強いカターレを、みせつけろ!!!

勝たれ!!!富山!!!!!
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4得点で大勝!新スタジアムオープニングマッチを制す ツエーゲン金沢戦

2024-02-19 21:58:23 | カターレ富山
4-1で勝利!
J2からの降格初年度となる金沢に、J3の怖さを教えてやれーーープレビューにおいても、そんな煽りを書き連ねたりもしましたが。
有言実行とでも言うのか。まさに、そんな試合となりました。
攻守ともども金沢を圧倒したカターレの完勝とも言える内容で、金沢ゴーゴーカレースタジアムのこけら落とし試合に勝利。1週間後に迫るJ3リーグ2024シーズンの開幕に向けて、自信と手応えを掴む幸先の良いスタートを切ることが出来たのでした。

2月中旬の北陸地方と言えば、本来であれば、寒さ厳しい冬の真っ只中であったはず。
今回の金沢ゴーゴーカレースタジアムオープニングマッチの開催が発表されたのは、昨年末・12月16日のこと。
そのときには、あるいは雪の中、はたまた冷たい雨が降る中で、寒さに凍えながらの試合になってしまうのでは?などと危惧したものでしたが。
しかし。蓋を開けてみれば、とても2月とは思えないような温暖な気温に快晴の青空。リーグ開催中の期間にあっても、ここまで好条件下での試合は、なかなか無いぞ?というくらいの。まさに絶好のコンディションでの試合となったのでした。
お隣・石川県での開催試合。地理的な近さもあって、普段であればアウェイ遠征まではしないファン・サポーターにしても、「ならば」と参戦を決めた人も多かったということでしょう。早々に完売したビジターゴール裏立ち見エリアをはじめ、富山からも数多く来場。赤と青に彩られたスタジアムには、8566人の観衆を集めたのでした。
完成したばかりの、北陸初のJ規格サッカー専用スタジアム。陸上トラック越しのピッチでは感じられない至近距離の迫力に、この日を待ちわびた多くのファン・サポーターも、感慨とともに新スタジアムの魅力を満喫したのではないかと。
・・・ただ、その満足感も、全ての人にとってというわけではなかったのですが。
スタジアムの全容が公開されたときから感じていたことではありましたが。実際に現地まで行って確認してみれば・・・ビジター側ゴール裏立ち見エリアが、ね。
着席して観戦する椅子が無い、立ったままの応援というそれ自体は、織り込み済みとして。ゴール裏では普段から着席しての応援ではないことを思えば、それは苦でもなんでもないのですが。
問題は・・・とにかく、狭い。ただの通路じゃん!と。
メイン、バック、ホーム側スタンドと、それぞれに立派な屋根を備えているがゆえに、余計にビジター側のショボさが際立つというか。
これが、本来の2月らしい天候であったら、いったいどうなっていたことか。
冷たい雨が降ってきたとして、ほとんどのスタンドでは屋根のおかげである程度はしのげたことでしょうが・・・ビジター側は、雨ざらしの吹きっさらし。さらに、狭い。いったいなんの晒し者なのかと。
さらに。ピッチまで至近距離、それ自体は良しとするのですが。
いかんせん、その通路・・・もといビジター側エリアのピッチに対しての高さが微妙に足りない。ピッチレベルに近いと言っても、もう数センチでも高く設定していれば、それだけで見やすさも段違いだろうに。
これが完成形ではなく、将来的な拡張を見据えた上での現段階でのエリア指定。その前提は理解しているのですが・・・それでも。現段階にあっても、もっとやりようがあったのでは?と。
とはいえ。
やはり、うらやましくないと言えばウソになります。
どうしたって、ピッチに近い臨場感というものは正義。国内の数あるスタジアムのなかでもワースト級認定されようかというほどにピッチとスタンドが離れている、ホームスタジアム・県総のことを思えば・・・せつない気分にもなってしまうので。
未だ構想段階で、具体的な建設プランが動いているわけではない富山におけるサッカー専用スタジアム。その必要性に対する後押しのひとつとして、この金沢ゴーゴーカレースタジアムの存在が取り沙汰されると良いのですが。

試合会場まで駆け付けたカターレファン・サポーターの最大の関心事は、新シーズンに臨むチームのメンバー編成にあったかと。スタメンに目を向けると、やはりと言うべきか。フレッシュな顔ぶれが並ぶこととなりました。
GKに、期限付き移籍を延長した田川。今年も正GKという立ち位置でしょう。
CBに下堂と新加入の川上。昨年は不動のレギュラーとして活躍していた大畑が、群馬に移籍。その群馬から入れ替わるようにやって来たのが川上。走力と高さが持ち味という補強ポイントにマッチした選手だけに、期待したいところ。そして、昨シーズンは怪我に泣かされ12試合の出場にとどまった下堂。巻き返しの思いは強いはず。
右SBには、昨シーズンブレイクした安光。左SBでの起用が多かったものの、右もこなせることは証明済み。遜色なく持ち味を発揮してくれるだろうと。
左SBには、沼津から新加入の大迫。守備だけでなくロングスローを武器としているらしいので、活躍が楽しみ。
ボランチには末木と新加入の河井。クラブ生え抜き5年目、副キャプテンのひとりでもある末木に対する信頼は揺るがないとして。大きく若返ったチームにあって、最年長のベテランとして加入してきた河井。かつての西部同様に、清水で長く活躍していた選手であり、人となりを知り尽くす左伴社長の要請に応えての移籍となったようで。
右SHには、いまやチームの顔でもある松岡。3ゴール6アシストを記録した昨シーズン成績の更新は、もはやノルマでしょう。
左SHに抜擢されたのは、昨シーズンの特別指定を経て本契約となったヨシキ。既にJの舞台を経験し、ゴールも挙げている彼だけに。さらなる飛躍を期待したいです。
2トップのひとりには、やはり特別指定を経ての加入である地元富山出身のショウセイ。背番号を41から9に改め、新体制発表会では得点王を狙うとの力強い宣言が。
2トップのもうひとりが、甲府から期限付き移籍の松本。恵まれた体躯、機動力とパワーを兼ね備えるというFWらしいFWとして、かかる期待は大きいかと。

能登半島地震の追悼、復旧・復興を祈念した試合ともなった、このオープニングマッチ。両チームの選手たちが揃いのTシャツを着て入場。両キャプテンによる宣言、黙とうを経て、いよいよキックオフのときを迎えました。
新シーズンの開幕を翌週に控えた実戦の場。調整も大詰めといったなかで。
見ていて率直に思ったのが、「想像以上に仕上がっているな」ということ。
攻守の素早い切り替え、前線からプレスをかけつつアグレッシブにプレーするという、小田切監督のスタイル。今年も健在のようで。
いや待て、去年とまったく同じメンバーであればいざ知らず・・・継続レギュラーと言えば、田川、安光、末木、松岡くらいだろう?それが、新加入選手を含めてきちんとそれぞれが連動して機能しているじゃないかと。
大畑が抜けて、どうなる?と思っていたCBも、川上が機動力を活かしてしっかりとしたカバーリング。
シルバが抜けて、どうなる?と思っていたボランチは、さすがに経験豊富な最年長・河井が味のあるパスの散らしを見せると。
安藤が抜けた左サイドは、逆サイドの松岡にも劣らないアグレッシブさでヨシキが魅せました。ドリブル、スピード、仕掛け、あらゆる分野で昨シーズンより進化している。
そして、大野や駿太が抜けた2トップがどうなったかと言えば。
ショウセイと松本の長身FWコンビが躍動。
ハイボールの競り合いを制する身体能力の高さはもとより、前線でボールを集めてタメをつくることができる。そして、チャンスとあらば積極的にシュートを狙っていく。なんというか、ふたりとも「これぞFW」という、なんとも頼もしいプレーぶり。
各々のプレーぶりを見ていたカターレファン・サポーターたちも、その充実度を見てとったのではないかと。

そんな手応えがカタチとなったのが、21分でした。
新スタジアムのこけら落とし、金沢ゴーゴーカレースタジアムのファーストゴールを決めたのは、カターレ富山背番号9・碓井 聖生でした。
さらに、それだけにとどまらず。41分には再びショウセイ!チャンスを逃さぬ果敢なシュートが突き刺さり、この日2点目!勝利を大きく引き寄せることに。
新体制発表会で得点王を目指すと宣言ーーーそれが大言壮語やブラフではないと、現実的な目標であると見せつけるかのような、素晴らしいゴールでした。
期待通り・・・いや、それ以上の手応えが見てとれた前半。
さりとて、ここで油断するわけにはいかない。ハーフタイムを挟んでは、相手の金沢も対策を講じてくるはず。それを踏まえてもなお勝ちきる強さを見せねば。
そうして迎えた後半、その開始直後でした。
47分、ショウセイに負けじと、もうひとりのFW・松本がカターレ初ゴール!金沢の出端をくじく3得点目を挙げて、俄然優位に立ったのでした。
エンドが変わった後半のゴール。狭い通路・・・立ち見エリアに並んだカターレファン・サポーターたちと次々とハイタッチを交わして喜びを爆発させる松本。
およそ県総では成し得ない、サッカー専用スタジアムならではの光景。その醍醐味というものを堪能することが出来たのでした。
ただ、それから間もない51分にペナルティエリア内でのファウルからPK、それを決められて失点してしまうことに。ゴールに歓声が上がる対面のスタンド。
ただ、それでも。
昨シーズン、失点を機にペースが乱れ、踏ん張りどころでこらえきれず更なる失点というパターンも見受けられたカターレでしたが。
この試合では、その傾向は見られませんでした。
むしろ、その逆。
奮起したカターレに失点からの陰りは無く、55分には安光がゴール!ダメ押し点とも言える4得点目。再び3点差に広げると。
マテウスや吉平、そして新加入の井上などを続々と投入。5点目こそならなかったものの、相手の反撃をしっかりと封じきり、得点を許さず。
そのままスコアは動かず、4-1で試合終了。2024年カターレ富山初勝利を手にしたのでした。

シーズン開幕前ということで、金沢にとっては仕上がり切れていない状態での試合であったのかもしれません。それでなくとも新体制となった伊藤監督の下、就任初年度でこの時期にいきなり結果を出すには、3シーズン目の小田切監督体制のそれと比べては、差があったということもあったかも。
手探りのなかで、この試合で最適解を導くには至らなかった、と。
およそ1か月後、3月20日にはカターレのホーム・県総で、リーグ戦における初対決・北陸ダービーとして再戦することとなりますが。
こけら落としのメモリアルゲームで、よもやの大敗。手痛いJ3の洗礼を浴びせられた金沢としては、今に見ていろとばかりに、リベンジを誓っていることかと。
ただ。
その再戦を前に、シーズン開幕戦では沼津と、ホーム開幕戦では今治と対戦するようですが。
カターレファン・サポーターとしては、「ああ、あのクラブね・・・」などと、ちと険しい顔をしてしまいたくもなるところ。
そう、「今回は本番前のフレンドリーマッチでたまたま負けてしまっただけ、本調子となれば!」と軽んじてしまうことがあったとしたら・・・時を待たずに、もっと酷い、手厳しい現実を突きつけられることになってしまいますよ?と、自戒を込めて忠告させていただこうかと。

新スタジアムこけら落としの空気を読まないどころじゃねえ!というような大勝でもって、シーズン開幕に弾みをつけたカターレですが。
それでも。
昨シーズン、勝ち点差ゼロながらも得失点差で昇格を逃すという悔しい思いをしただけに。
ゴールラッシュも、そこで満足することなく貪欲に狙っていかねば。
自信をつけることは大いに結構。さりとて、そこで慢心してはいけない。
勝ったからこそ、次につなげる。
目標は、あくまで優勝。
今回の試合で得られた経験を、まずはシーズン開幕戦・YS横浜との対戦での勝利にフィードバックするためにも。
勝って兜の緒を締めよ。謙虚さを、奥ゆかしさを忘れてはなりません。
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金沢ゴーゴーカレースタジアム オープニングマッチ ツエーゲン金沢戦

2024-02-17 19:41:39 | カターレ富山
最終戦まで昇格の可能性を残しつつも、同勝ち点ながら得失点差で及ばず、3位に終わったカターレ富山の2023シーズン。
あれからおよそ2ヵ月半。
あのとき成し得なかった昇格を、来たる2024シーズン、今度こそ成し遂げるために。
新たなシーズンの開幕直前、本番を見据えたプレシーズンマッチに挑むカターレ。新設された金沢ゴーゴーカレースタジアムのこけら落としでツエーゲン金沢と対戦します。

昨シーズン、惜しくも昇格ならなかったながらも、やり切った感はしっかりと有り。その意味で、かの降格時のような失意のどん底感は無かった、このオフでしたが。
そんななか、富山の象徴としてプレーしてきた駿太の引退をはじめ、これまで主力を担ってきた、カターレの顔であった選手たちがチームを去ることに。
チームの主力として獅子奮迅の働きであった大畑が、出身地のクラブ・ザスパ群馬に個人昇格したりとか。
林堂が、なんとビックリ、香港のクラブに移籍したりとか。
確井が、実に8年ぶりという長野復帰となったりとか。
カターレの前監督であり、現在は八戸を率いる石﨑監督。その下に、安藤、柳下、柴田、それに音泉までもが参集したりだとか。
期限付き移籍ながらも片道だろうなと思っていた川西が、やはり讃岐に完全移籍。それを追うように、大野もまた讃岐へ行ったりとか。
元々借りものではあったけれど、シルバが離脱。かと思えば、まさかのJ3降格で話題を振りまく大宮に行ったりだとか。
去ることとなった選手たちへの寂しさは、やはりあるけれども。
それでも。
それら選手たちの離脱が直ちに戦力ダウンに直結してしまうか?といえば、そういった認識はありません。
代わって入ってきた選手たちにかけられる、期待。それを思うとき、マイナスだけでは決してない、むしろプラスの部分を楽しみに出来ている、そんな高揚感。
それが、この金沢との対戦で、シーズン初めてカターレファン・サポーターの前に披露されるわけで。
その意味でも、このオープニングマッチ。見逃せない一戦になること請け合いでしょうよ。

隣県でありながら、これまでリーグ戦で交わることのなかった富山と金沢。
2015シーズン以来、J3への降格とJ2への昇格が交差するかたちで、金沢のJ2、富山のJ3という構図がずっと続いてきました。
それだけに・・・なんというか、正直言って、隣県対決だとか北陸ダービーだとか言って煽ろうとする動きには、どうにもあまり関心のない自分がいます。
あるいは、金沢側から「北陸ダービーのためにも、さっさとJ2に上がって来いよw」などという上から目線みたいなものも、あったかもしれません。その煽りにやり返すことができないままに、J2復帰を失敗し続けたカターレというのも、残念ながら事実です。
そんななかで、昨シーズン。新スタジアムの完成を翌年に控えながらもJ2陥落の危機に瀕していた金沢と、J2復帰を掴みかけたカターレ。
結果としては、双方ともに2024年シーズンはJ3で戦うこととなったのですが。
入れ替わっての対戦無しが続いていたなら、今度もまた入れ替わってしまえ!というのが正直なところであったので・・・本音を言えば、別に期待も高揚もなかった北陸ダービーが実現したからとて、ハッキリ言ってしまえば思い入れもなにもありません。

ただ、それでも。
同じ土俵に登ったからには。
1年でのJ2復帰を目論む金沢に、教えてやらねばなりません。
「J3を、無礼るなよ」と。
2014年のJ3初年度で優勝、それ以来J2で戦ってきたかもしれませんが。
その頃と、なにもかもが違う。それは、翌年からずっとJ3に居続けているカターレが、酸いも苦いも知り尽くしているのだから。
富山をずっと復帰失敗し続けてきた落ちこぼれのダメクラブと評するのも結構。事実は事実。
それでも。
J3の怖さというものを、嫌というほど味わっているカターレであるからこそ、金沢に叩き込んでやろうじゃないかと。
確かに最下位での降格は残念だったけれど、1年で戻ってしまえばオッケー・・・など軽んじて見る節があったならば、それが大いなる間違いであることを、教えなければなりません。
もがき苦しみ続けてもなお悲願成就に届かないような過酷なリーグであることを、理解(わか)らせなければなりません。

そんな、J3の不都合な現実を突きつけるにあたって。2024シーズン開幕を前に、あるいはこのオープニングマッチこそが大きな意味を持つやもしれません。
なぜか?
ここで、もしもカターレが金沢に完敗、新スタジアムの船出に最高の勝利をもたらすためのイケニエ、咬ませ犬に堕したとしたら。
それはもう、大いなる勘違いをさせてしまうことになるでしょう。
なんだ、結局J2から落ちたといっても、J3の3位でもその程度だったのか、と。
だったら今シーズンも安泰、1年で昇格確定だ、と。
そんなわけあるか。
むしろ、逆でなければ。
富山が9年も失敗し続けてきたのは、決してクラブとしてだらしないからだけではないーーーそのことを、身をもって知ってもらおうと。
J3優勝候補を相手には苦戦も当然であることを、オープニングマッチ黒星発進というかたちで知ってもらわねば。
今シーズンのカターレの目標は、優勝でのJ2復帰です。それに揺るぎがないことを、まず、この試合で示すこと。それがなによりも肝要です。
この試合終了後に、金沢サポーターたちに「もしかしてタイヘンなところに来てしまったのでは?」と、今更ながらにもJ3への恐れを植え付けるくらいでなければ。

1月1日に能登半島地震が発生、輪島をはじめとして各地で甚大な被害が。その犠牲を悼み、復興を祈念する試合でもある、このオープニングマッチ。
当然、地元石川のために!と、金沢の思い入れもひとしおでしょう。
ただ、それを言うなら富山もまた被災地であるわけで。サッカーを通じて地域に元気、活力を!という願いは、同じ。
それでも。
勝負は、勝負。シーズン開幕を翌週に控え、この段にあって気の抜けた試合など許されるはずもなく。
確かに金沢にとっては、新スタジアムとともに踏み出す歴史の大きな一歩となる記念碑的な試合ともなるでしょうが。
それに、譲る気などさらさらありません。
むしろ、記念すべき新スタジアム初ゴールの栄誉を、カターレ側で掻っ攫ってやろうじゃないかと。そして、「公式戦じゃないからノーカンでいいよw」と煽るくらいでなければと。
2024シーズンの開幕、いよいよベールを脱ぐこととなる新生カターレが、いかにそれをやってのけるのか?幕開けを勝利で飾ってくれるのか?
大きな期待とともに、応援したいと思います。

こけら落としでも、忖度は無用!
もちろん、勝つ!
ソールドアウトとなっているアウェイ側に陣取るカターレファン・サポーターとともに、新シーズン最初の勝利の歓喜を!!!

勝たれ!!!富山!!!!!
コメント
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