行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

チャンスを活かし切れず。連勝ならず、ドローで中断期間へ 藤枝MYFC戦

2018-07-24 22:39:33 | カターレ富山
0ー0のドロー。
勝つことで順位が入れ替わる試合であった、そしてなにより連勝を挙げねばならない試合でした。
まったく同じ条件で臨んだ前々節の長野戦では、惨憺たる大惨敗を喫してしまったことも記憶に新しいなかで。同じ轍を踏むことだけは、なんとしても避けねばならなかったなか。
今シーズン初のスコアレスドローに終わり、勝ち点1差で上回っていた藤枝を抜き去ることは叶わず。連勝を目指し、必勝を期して臨んだ試合だったのに、少なからずあったチャンスをものにできず無得点。それでは勝てません。
暑さの厳しいコンディションのなか、相手にペースを持っていかれて厳しい場面もありつつも。それでも最後の最後までゴールを許さず耐えきった、2試合連続無失点を成し遂げたことは評価できますが。
それでも、勝ちたかった、というのが本音です。

中断前の最後の試合となった今節。
陽次に代わって新井がスタメンとなったくらいで、ほぼ前節を踏襲した編成で臨むことに。
パスワークを持ち味としている藤枝と、それに対して同じフォーメーションの、いわゆるミラーゲームのかたちで相対することとなったカターレ。
試合序盤は差波の惜しいシュートなど、やや優勢にありましたが、それでも絶対的に主導権を得るには至らず。
細かいパス回しとともに「隙あらば攻め込んでやるぜ!」という藤枝に、どうにも手を焼かされた格好。
そんななかにあっても、新井やエドを軸に果敢に挑んでいった・・・のですが。いかんせん、決めきるまでに至らず。
前半最後の場面でも大きなチャンスがありましたが、相手GKのファインセーブもあったにせよ、「それでも、そこは決めないと」という。

後半開始時に才藤に代わって苔口を投入したのを皮切りに。前嶋に代わって怪我から復帰し今シーズン初出場となったイッキ。そして、木村に代えて前節カターレデビューを果たした大谷。
「なにがなんでも点を獲る、そして勝つ!」という強いメッセージでした。
けれども、どうにもこうにも、思惑通りにはいかず。
両チーム間で主導権が行ったり来たりする、もどかしい展開。
チャンスをものにできずにいたなか、ピンチもままあり。
そんななか、気を吐いていたのがルーカス。
ハイボールの競り合いをはじめ、労を厭わず体を投げ出すような懸命な守備に、どれだけ助けられたか。終盤は明らかに足に来てしまっていたものの、それでも最後まで奮起し続けたど根性。天晴れでした。

決定力不足が課題とは、今シーズンここまで、いったい何度言われてきた?というところですが。
期待の新加入・大谷が持ち前のスピードで攻め込み、決定的なラストパス!・・・なのに、誰もフィニッシュに持ち込めず、空しくゴール前を素通り、とか。
チャンスはあった。けれども、決められなかった。
それが、ひいては勝つべき試合で勝てなかった、連勝すべき試合で成し遂げられなかった、順位で上回ることができたのに果たせなかった、ということに繋がってしまっています。
課題克服への道の険しさを、思い知らされます。

勝ってスッキリと中断期間に入りたかったことを思えば、モヤモヤした気持ちでの突入ですが。
とは言うものの。
覆水盆に返らず、というならなおのこと。
当初目標からは程遠くなってしまっているカターレですが、それでも。
「昨季の反省を踏まえ、いかに中断期間を有意義に過ごすか?」
それは、今シーズンずっと頭のなかにあった、不変の課題でもあります。
今まさに、その中断期間へ。
逆説的に、「むしろ、勝って気が緩んだ状態じゃなかったことが、かえって良かった」と言えるように。
今節のスコアレスドローが意味のあるものになるもならないも、この先約1ヶ月の頑張りにかかっている。そんな気がします。
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第19節 藤枝MYFC戦

2018-07-20 17:08:36 | カターレ富山
シーズン後半戦2試合目にして、この試合のあとに控える中断の前、最後のカード。アウェイで藤枝MYFCと対戦します。
もちろん、狙うは連勝。鳥取戦に続き、今シーズン同一カード連勝を目指します。
連日の酷暑、17時開始のこの試合も暑さの影響が懸念されますが、それでも。
連勝は、マスト。この期に及んで勝てませんでした、などあり得ない。その闘志を、余すところなく勝利に繋げていかねば!

前節は試合がなく、2週ぶりのリーグ戦となる藤枝。その前は琉球に0―3と完敗しており、中断前のホーム戦でしっかりと勝つことで持ち直しておきたいところでしょう。
前回対戦は、カターレのホーム開幕戦での対戦でした。
遠藤の恩返しゴールで先制するも、追いつかれてしまい。それでも試合終了間際に劇的勝ち越しゴールが決まり、今季初勝利を挙げたのでした。
藤枝にとっては、そのリベンジを期した試合。決して劣っていたわけでないけれど、それでも勝てなかった無念を晴らさんと、待ち構えていることでしょう。
そのときに藤枝を破ったカターレでしたが、次節から3連敗。1勝をはさんで4連敗して、最下位にまで転げ落ちてしまったのでした。
藤枝にしてみれば、面白くなかったはず。「自分たちは、こんな相手に敗れてしまったのか」と。
その後、監督交代などいろいろあって。
今節、またも2巡目の〝2試合目〟として対戦することに。
今度は、「上昇気流に乗る富山が相手では、分が悪かった」と言わしめる勝利でもって、同一カード連勝を果たさねば!

今にして思えば・・・勝負事にifは無い、とは言いながらも。
前回藤枝戦の勝利を糧に連勝していく強さを見せることが出来ていたならば、辛酸をなめ続けることにもならなかったのでは?とか。
もちろん、今そういうことを言ってもせんなきこと。
大事なのは、今節、しっかりと連勝を成し遂げること。
連勝できなかったばかりか5失点の惨敗、という長野戦のようなことを繰り返すわけには、断じていかないのだから。
何度でも言いましょう。連勝は、マスト。

期待したいのは、代。
前節鳥取戦で決勝ゴールを挙げたヒーローであると同時に、前回藤枝戦で劇的勝ち越しゴールを決めた、勝利の立役者でもあります。
もちろん2試合連続で決勝ゴール、という活躍を見たい気持ちもありますが、それよりも。
それよりも期待したいのは、守備面での貢献です。
連勝を狙いながら惨敗した長野戦、守備の甘さが招いた最悪の結果に、悔しさも人一倍だったかと。
その反省を踏まえ、気迫のディフェンスで、鳥取戦を無失点に抑えた。
今度は、それをしっかりと継続し、勝利しなければなりません。
主力としての自覚を、今こそ見せるとき。
鳥取戦勝利で見せたまぶしい笑顔を、今節も!

前節鳥取戦もそうですが、ここ最近カターレが勝利を挙げた相手には「前節試合がなかったクラブ」という共通項があったりしますが。
だったら。今節も、それに乗っかるまでのこと。
約1ヶ月の中断前、最後の試合。
全力をもって、勝利を目指すだけです。
翌日、この時期には異例のファン感謝祭がありますが。
前日の勝利の余韻とともに笑顔で交流したい、しなければなりません。

連勝は、マスト。その自覚を力に変え、勝利を掴め!
今のカターレは、最下位やむなしの頃とは違う。それを、勝つことで証明しろ!

勝たれ‼富山!!!!!!
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気迫の無失点勝利!前節の教訓を活かし、虎の子の1点を守りきる ガイナーレ鳥取戦

2018-07-17 23:46:01 | カターレ富山
1ー0で勝利!
前節の0ー5負けのショックを引きずって連敗、という可能性も少なくはなかった今節。実際、危なかったシーンも1度や2度ではありませんでした。
しかし、しのぎきった。気迫の守備で、最後の最後まで集中を切らすことなく守りきり、無失点に抑えることに成功。酷暑もなんの、とスタジアムにつめかけたファン・サポーターに、勝利を届けたのでした。

日中は37度まで気温が上昇するという、危険レベルの猛暑日。18時キックオフとはいえ、その暑さの影響を加味しながらの試合となりました。
前節の惨敗を繰り返すわけには断じていかなかった今節。
メンバー編成では、CBにルーカスが復帰。鳥取のブラジル人トリオ対策か?と。
新井がベンチスタートとなった一方、加入以来存在感を高めてきた木村をスタメン起用。
控えメンバーには、今シーズン初めてイッキが。前回の鳥取戦にあたる昨季のホーム最終戦で大怪我をして戦線離脱。そこから長いリハビリを経て、とうとう戻って来ました。これからの活躍に期待したいです。
そして、注目選手がもうひとり。
Jリーグ特別指定選手枠としてつい先日加入が発表された、金沢学院大の大谷 駿斗。練習参加での活躍が認められるかたちで加入することとなりましたが、その彼が、早速メンバー入りしました。

試合は序盤のうちから、明らかに「前節とは違うぞ!」という気概が見て取れました。
どうにも相手のペースで受けに回ってしまった反省をもとに、しっかりと攻守のメリハリを効かそうとする意思が感じられました。
フェルナンジーニョやレオナルドといった力のある前線メンバーを擁する鳥取に対し、果敢に勝負を挑んでいったルーカス。サイドでは、コンディション的に見ているほうが「大丈夫か?」と思うほどに 、前嶋が労を厭わず駆け。
才藤と木村の両FWも、攻撃のみならず献身的な守備においても存在感を発揮していました。

先制ゴールが決まったのが、18分。
CKのチャンスで、今瀬が中央で頭で合わせたところ、それを押し込むかたちで代がヘディング。見事な連携で得点したのでした。
前節、幾度もあったセットプレーのチャンスをことごとくフイにしてしまい、一矢報いることもできずに零封負けを喫してしまっていただけに。その自信回復の意味においても、意義の大きいゴールであったかと。
前半の半分・22分くらいに審判判断で給水タイムがとられるなど、相手のみならず自分たち自身の体調にも気を張らねばならない試合となりました。
それでもしっかりと集中してプレー。前半を
リードして折り返しました。

後半は修正をかけてきた鳥取に押し込まれる場面も増えましたが、それでも得点は許さず。
前半から頑張っていたエド、途中出場の新井が持ち味を発揮して攻め込み、防戦一方にはさせず。
そんななかでもピンチはありましたが、その度に守護神・永井がファインセーブ。ゴールを割らせませんでした。
前節の悔しさを胸に、気迫のプレーぶり。鬼気迫るものがありました。
そして。
加入間もない大谷が、途中出場でカターレデビュー。
交代した直後には緊張からかミスもありましたが、それでも。
持ち味であるスピード溢れるドリブルを、早速披露。決まりこそしなかったものの、果敢にシュートを狙っていったり。その実力の片鱗を見せたのでした。

最少点差で、どう試合を締めくくるか。
勝ち点3を重ねていくにあたり、最終盤でのしっかりと集中したプレーは不可欠でした。
最後の最後まで、集中し続けたカターレ。鳥取の反撃を許さず、そのまま試合終了。連敗阻止、見事に勝利したのでした。

勝利したものの、暫定順位は15位のまま変わらず。大きくマイナスとなっている得失点差も、わずか1ぶん減っただけ。
それでも。
勝たなければ、状況は悪化こそすれ良化などしないのだから。
シーズン後半の初戦を勝利したカターレ。
勝たなければ変わらないなら、勝つまで。勝ち続けるまで。
やれば出来ると勝利でもって証明したからには。
まずは、次節。連勝を成し遂げるため、しっかりと臨まねば。
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第18節 ガイナーレ鳥取戦

2018-07-16 13:21:13 | カターレ富山
今節から2巡目に突入する今季J3。後半戦最初のカードとして、ホームでガイナーレ鳥取を迎え撃ちます。

前半戦16試合で32失点・1試合平均2失点は、あたりまえのようにリーグワースト。
さらに、全32試合のうち、現時点で既にリーグワーストの10敗。どうにもこうにも度しがたい、不本意極まりない戦績となってしまっていますが。
しかし。
だからと言って、もうどうにもならないからと投げやりになって良いわけではありません。
カターレ富山がやらなければならないことは、なんだ?
決まっています。試合に勝つこと。当然のことです。
その当然のことのために、どうしなくてはならないか?
前節のように、5失点無得点で無様に敗れることでは、決してない。
もちろん、その敗戦を引きずってあえなく連敗など、もってのほか。
意地があるなら。プライドがあるなら。
今、発揮できずして、いつ発揮するというのか。

鳥取とは5月に対戦したばかり。安達監督就任からのリーグ戦初戦でした。
幸先良く先制しながら点の取り合いとなる苦しい展開だったものの、それを制して見事に勝利したのでした。
その後、鳥取も監督交代。新体制で戦いながら、現在5位につけています。
盛岡戦や長野戦といった「勝てば順位が入れ替わる」といった重要な試合で敗れて下位に低迷したままのカターレと違い、充分に昇格を狙える鳥取。その鳥取にとっては、前回敗れてしまった富山にリベンジする機会である今節。内容で勝っていたのに敗れてしまった悔しさを晴らさんと、気合いを入れてくるはずです。

一方、今月唯一のホームゲームとなる今節に臨むことになるカターレ。
今季ワーストの惨敗を引きずってあえなく連敗など、決して許されない。
絶対に勝つんだ!という気概を、なんとしても勝利に結びつけなくてはなりません。これ以上ファン・サポーターを裏切ることは許されないのだから。
もちろん簡単なことではないのですが、それでも。
それでもやり遂げる力を見せて勝たないことには、いつまで経っても低迷したままでしょうから。

期待したいのは、永井。
もちろん彼1人のせいではないけれど、それでも。
「リーグワーストGK」という不名誉極まりない十字架を背負わされていることは、残念ですが、事実です。
当然、それには断固としてNOと言わねば。そのためにどうするのか?決まっています。無失点で勝つこと。あたりまえです。
そのあたりまえを、あたりまえにするために。
「それだけ良い守備が出来るなら、前節はなんだったんだよ!」なんて言わしめるくらいに。カターレのゴールを守りきってほしいです。
そして、攻撃では新井に期待。
中心選手として出場しながら、ついにチャンスをものにできずに無得点で敗れてしまった前節。
その汚名返上は、即、なされなければならない。
その気概を、しっかりと得点に、チームの勝利に繋げてほしいです。

前週は西日本豪雨の影響で試合が中止、1週間空くこととなった鳥取。状況的には、先の群馬戦と同じようなシチュエーションです。
惨敗を喫した前節から、その悔しさを晴らさんとトレーニングしてきたカターレ。それを、十二分にこの試合にぶつけ、勝利をもぎ取らねば!

後半戦にかける気合いを、勝利で示せ!
勝たねばならない試合で勝つ、そんなあたりまえをあたりまえに成し遂げろ!
期待に応える勝ち点3を!

勝たれ‼富山!!!!!!
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無残な大敗で折り返し。希望を見出せず AC長野パルセイロ戦

2018-07-10 22:06:15 | カターレ富山
0-5で敗戦

Q. どうして、他クラブと比較しても決して引けをとらない戦力であるにもかかわらず、勝てずに低迷し続けているのですか?


A. こういう試合を続けてしまっているからです

苦戦を強いられながらも、それでも勝ちきった群馬戦。当然のように連勝を果たさねばならない試合でした。
しかも、勝ち点で並ぶ長野との直接対決。それでなくとも、昨シーズンの2試合で2連敗を喫し、リベンジしなければならなかった相手。
ただの1勝以上の価値のある、大事な試合。そこで勝つことで、勢いづいて連勝していかねばならない、重要な意味のある試合でした。

にもかかわらず。
決して、戦力的に劣っていたわけでなく。手の施しようがないほどに相手が絶好調で、どうしようもなかった、とかでもなく。
にもかかわらず、負けた。
しかも、クラブワーストタイという0―5の惨敗で。
ただの1勝以上の価値のある勝利を挙げるべく臨んだ試合だったのに。
それとは、まさに真逆。
同じ勝てないにしても、敗れてしまうにしても、負けかたというものがあったろうに。
ただの1敗以上の、甚大なダメージを被るかたちで敗れてしまうなんて。
相手の上手さで仕方のない失点、とかではなく、自分たちのミスからのもの。
それでも、ここまで先制されてしまった試合で全敗などという不本意極まりない戦績を反省出来ていたならば、同じ結果にはならなかったろうに。
実際は、連続でのCKなどのチャンスもあったのに、それを活かせず。逆に追加点を決められ、さらに窮地に。
リスク覚悟で前がかりに攻めるも、得点できず。
逆に・・・リスクをかけたからといって失点やむなしなわけではないのに、まんまと決められて為す術無し。
長野期待のホープ・堂安にJ初ゴールを含む2得点、さらに松原、三上に恩返しゴールを決められてしまったという、内容も散々な失点っぷり。
再び単独リーグワーストとなったガッカリな失点もさることながら・・・それでも1点でも返して一矢報いていたなら、まだ救いもあったろうに。
安達監督就任以降、初の零封負け。まさに、救いのない惨敗でした。

なぜ低迷してしまっているのか?
こんな試合を繰り返してしまっているから。

得るもののない、むしろ失うものしかなかった、みじめな大敗。
シーズンも折り返しですが・・・いったい、いつまでこんなファン・サポーターの期待を裏切るような失態を続けるというのでしょうか。
勝つべき試合で勝つというあたりまえのことが出来ない限り、いつまで経っても改善しない―――そう思えてなりません。
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