行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

3得点で勝利!連敗脱出!  横浜FC戦

2009-09-29 00:39:43 | カターレ富山
3-1で勝利!連敗脱出、そして7戦ぶりの勝利を、逆転勝ちで飾りました。
前半に先制される苦しい展開でしたが、洋平のJ初ゴールで同点に。朝日が負傷交代というアクシデントに見舞われながらも、持ち前のハードワークを全うし、敬介が逆転ゴール!あと1点ほしい、という時間帯にダメ押しとなる3点目を決めたのはヒデ!
前節から中3日という日程ながらも、敗戦を引きずることなく自分たちのサッカーをした末の勝利でした。3試合連続無得点にも終止符を打ち、ここからの巻き返しに、おおいに期待したいところです。

今節のトピックは、やはりキャプテン上園の復帰でしょう。5月28日の第18節以来、実に4ヶ月ぶりの復帰となりました。
試合に出られない間、特に最近の低迷にはもどかしさを感じていたことでしょう。地元神奈川での試合ということもあり、期するところは大きかったと思います。そのプレーも、洋平が「攻撃で有効なパスを出してくれるし、預ければ何かしてくれるので、攻撃にリズムが出た」とコメントしているように、ブランクがどうこうではない、気持ちの入ったものだった、と。
前節の濵野の離脱など、入れ替わり立ち替わり負傷者が出て苦しいシーズンを送っているなかにあって、キャプテンの復帰はやはり心強いです。

試合の転換点となったのが、前半の洋平のゴールでしょう。
CKの場面で、飛び出したミョンヒに相手DFがつられるなか、ドンピシャのタイミングで来たボールを頭で合わせてのゴール。今季ここまであまり出場機会に恵まれてなかった彼ですが、J初ゴールを大事な場面で決めてくれました。さすがは意外性の男と言うべきかw
これがもし、前半が1-0のままだったとしたら、あるいは同じ結果にはならなかったのではないかと。得点力不足にあえいでいたチームに勇気を与えました。
そして、敬介の逆転ゴール。
ゴール前、西野が挙げたクロスをハセが頭で落とし、走り込んだ敬介が合わせてシュート。彼らしい、一瞬のスピードを活かしたゴールでした。これまで無得点だった試合でも、チャンスはありましたが、決めきれませんでした。それを思えば、やはり、モチベーションの高さが結果に結びついたということなのでしょう。
2-1と逆転しながらも、失点したらドローに終わってしまうのではないかと思ったなら、「ここらで追加点がほしい!」と願った、まさにそのときでした。82分、ヒデのゴールで3点目!
ボールを持ってからの動きが素晴らしく良く、相手の出方をよく見ながら、冷静にシュートを決めました。これもまた、身体的、精神的に余裕のない状態だったら決まっていなかったかと。

以前、5試合連続無得点だった状態を脱したときも、3得点を挙げて勝利しました。そして、今節も3得点。点を獲ることの重要性が明確に出た試合となりました。チームの連動性、ハードワークが生命線であるカターレにとって、それらが停滞していたならば、やはり勝つことはできない。ここ数試合でイヤほど思い知らされていたこと。逆に、それらが活性化したならば、今節のような見事な勝利を挙げることも出来る、と。
近頃忘れかけていたその感覚を思い出せたことが、なによりの収穫ではないでしょうか。
勝っても負けても、その試合から得られるものはなにかしらあるでしょう。とりわけ、Jリーグ1年目というような経験の浅いチームにとっては、貪欲に吸収していかなければならないところです。とはいうものの、どうせ得るなら勝ち試合から得たいと思うのが人情。やはり、勝利の味というものは、格別です。7試合ぶりならなおのこと。

3連敗は喫してしまった。けれど、勝ちたいと思う気持ちにブレはなかった。その証明となる勝利。今度は、ホームでもその気概をみせてほしいものです。やってやれないことはない、という気持ちを、勝利という結果に結びつけてほしいと願ってやみません。

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第42節  横浜FC戦

2009-09-26 23:33:38 | カターレ富山
連敗阻止、7試合ぶりの勝利を目指し、ニッパツ三ツ沢球技場へと乗り込む横浜FC戦。
初の3連敗を喫した後の試合ですが、言うまでもなくこのまま引きずるわけにはいきません。
濵野の離脱などのネガティブ要素は、気にしだしたらキリがないところ。頑張っても結果が伴わない中で、それでも勝ちにいく姿勢をくずしてはなりません。
まずは、1点。そして、1勝。
壁を、ぶち破れ!

相手となる横浜FCは、前節、負け寸前でロスタイムゴールによって勝ち点1を拾うという粘りを見せ、今節カターレを迎え撃ちます。最近のホームゲームは6戦負け無しと、今季なかばまで1年以上も勝てなかったとは思えないほどの安定を見せているだけに、締めてかからねばなりません。
前回対戦では2-0で勝利し、今季ここまで1勝1分け。相手にとっては、未勝利で終わってなるものかと、リベンジを賭けて全力で来ること必至でしょう。前回対戦時、今季ワーストともいえる状態だった横浜。その汚名返上に賭ける思いは強いはず。
対して、今がまさに今季ワーストという状態のカターレ。第3クールの敗戦―――甲府、セレッソ、岐阜、鳥栖、草津の全チームが富山戦初勝利を目指しての対戦でしたが、ここまで、その挑戦にことごとく敗れてしまいました。そして迎える今節、富山戦未勝利の横浜。いい加減、この悪しき流れを断たないことには、復調など望めません。
このところの敗戦で落ちてしまった評価を、今一度上げる戦いをし、勝利をつかまねばなりません。そして、対戦相手から「簡単には勝てないイヤなチーム」と評される力強さを取り戻さねば。

現在11位のカターレに対し、最下位の横浜。
この差が、運や偶然なんかでついたものでないことを、証明せねば。必ずや勝利し、前回対戦時に負けたのは調子が悪かっただけでないと、思い知らせてやれ!と。
きっかけがあれば、また輝けるはず!
勝利を信じ、勝たれ!富山!!
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続く試練。またも無得点で3連敗  ザスパ草津戦

2009-09-25 23:48:09 | カターレ富山
0-2で敗戦。クラブ創設以来ワーストとなる6戦連続勝ち無し、3連敗を喫してしまいました。
負けたことそのものも痛いけれど、それよりさらに深刻なのが得点力不足。第3クール7戦で僅かに2得点、敗れた5試合はいずれも零封負け。
今節も、相手の5本に対して10本と、シュート数で大きく上回りながら、得点に結びつけることができませんでした。
シーズンも終盤にさしかかったなかでぶちあったっている、大きな試練。このままズルズルと負け続けることなど、あってはなりません。一刻も早く立ち直らねば。

もちろん後付けではありますが、今節のプレビュー記事に書いたことが、ことごとく外れてしまった感のある試合でした。
1トップというところは合っていたものの、先発はトミーではなく桜井くん。舩津&足助のSBコンビに期待していたらベンチスタートで、先発は復帰の西野と洋平。・・・いや、このあたりは別にどうということはない、監督から見て良いと判断した起用であれば文句も何もないわけで。ただ・・・「濵野の復帰で統率は問題ない」ということを書いていたら、なんとその濵野が負傷退場。全治約1ヶ月という、この時期に厳しすぎる痛手を被ることになってしまいました・・・。それにしても、上園にしろ、ハセにしろ、どうしてこう、いざ復帰というタイミングでまた離脱を余儀なくされてしまうのか・・・。
さらに。
「朝日の活躍が勝負のカギとなることは間違いないでしょう。相手陣内を脅かし続けることによって、相手エースの都倉、前節決勝点を挙げた小林竜樹といった草津攻撃陣に仕事をさせないくらいにしなければ。」とプレビューに書いていたのですが・・・実際には、仕事をさせてもらえなかったのは朝日のほう。で、要注意人物として挙げた都倉と小林にそれぞれ得点を決められて敗れてしまったという・・・。どうにもこうにも、皮肉としか言いようのない結果となってしまいました・・・。

なかなか結果が出せずに苦しんでいるこの時期、あるいはこれまでの戦いを振り返ってみることから打開のヒントでも出れば、という試合でもあった今節だったわけですが・・・。
出てきたのは、最近はすっかり克服されていたはずの、開始直後失点の悪癖。そんなもの掘り返さなくていいのに・・・。ただでさえ得点に苦慮している現状で、開始2分でいきなりビハインドを背負う展開に。先取点で相手に余裕を与えてしまい、ここぞ!というタイミングでのミョンヒのヘッドはバーに嫌われ、オフサイドくさい失点で追加点を与える始末。そして、そのまま終了。
ダメな時期には運にさえ見放されるのか、という、なんともやりきれない試合となってしまったのでした。

試合後の長山のコメント「3連敗はこれまでなく、一番苦しい時期だが、1点を取ることを目標にやりたい」
まさに、そのとおり・・・というか、それに尽きると言えましょう。まずは、1点。得点を挙げること。
監督のコメント「一喜一憂せず、自分たちのかたちを捉えて、勇気をもって行動を起こそうや、と言いたい。」
これも、まさにそのとおりだと思います。他チームのように補強をすることなく、現在のチームでどこまでいけるのかを見極めることを掲げてきた今シーズン。その姿勢にブレはなく、また、選手たちも期待以上によくやってきました。そんななか直面している、大きな試練。立ち向かうには、まず、厳しい現状から目をそらさず、受け入れる勇気を持つこと。その上で、少しでもより良くなるようにと行動することを躊躇わない勇気を持つこと。
選手に限った問題ではなく、我々サポーターにも問われること。
受け入れようとするには、どうにもこうにも苦い、初の3連敗&ワースト記録の6戦勝ち無し。「また負けたらどうしよう」とか、不安にもなります。「次も、ダメなんじゃないだろうか」とか、憂鬱にもなります。
ですが、それでもなお、勝利を信じる気持ちを忘れないでいよう、と。応援する気持ちを大切にしよう、と。
まずは、1点。そして、1勝。
この苦しさの先にあるものを目指し、うつむかずに応援していこうと思います。
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第41節  ザスパ草津戦

2009-09-22 21:58:57 | カターレ富山
まさに、正念場。6試合ぶりの勝利をかけて、ホームにザスパ草津を迎えます。
不退転の覚悟で、勝利をつかまねばなりません。
惜しい試合、もう少しで勝てた試合は、この期に及んではもう必要なし。勝つことの大切さ、ホームで勝つことの大切さを、結果で示してほしいです。
このままズルズルと負け続けるようなチームではないはず。意地を見せてほしい・・・いや、見せなければならない試合です。

クラブワーストタイである5戦連続勝ち無しからの脱却を果たすためには、第3クールでわずか2点という得点力をなんとかしないことには、話にならないところ。
同じように5戦連続で勝てず、しかも無得点が続いた中で迎えた第21節・セレッソ戦においては、開始1分でPK得点という予想外の展開でこそあったものの、強豪相手に攻めの姿勢を貫き、勝利することに成功しました。今節も、前節までの結果うんぬんではない、得点を奪うための貪欲さがなによりももとめられるところでしょう。
前節はハセを1トップに、ヒデをMFとして敬介とのスピード重視の連携をとる布陣をしきましたが、今節はそのハセが出場停止。岐阜戦でハセ&桜井くんのツインタワーがあまりうまく機能しなかったことを考えると、ハセの代わりにトミーの1トップ、後半に桜井くん投入というかたちかもしれません。ならばこそ、ヒデと敬介、そして朝日の活躍が勝負のカギとなることは間違いないでしょう。相手陣内を脅かし続けることによって、相手エースの都倉、前節決勝点を挙げた小林竜樹といった草津攻撃陣に仕事をさせないくらいにしなければ。
もちろん、持ち味である安定した守備あっての攻撃。濵野が帰ってくることで統率に心配は無用でしょうが、それならばなおのこと、舩津、足助の両SBには積極的に動いてもらって、チャンスを作ってほしいところです。

草津にとっては、3月にカターレJ初勝利を献上してしまった地でのリベンジマッチ。無得点のままやられっぱなしでは終われないと、甲府戦勝利の勢いに乗って勝ちにこだわって来ることでしょう。ここ5試合の勝ち無しのなかで、内容で負けた栃木戦も含め、1、2クールで勝てなかった借りを返されてしまう試合が続いてしまいました。
もう、いい加減そんな流れは断ち切らねば。
1年目だから?目立った選手が居ないから?そんなの関係ない。カターレが勝って、なにが悪いというのか。気持ちで負けることなど、あってはならないところです。草津さんには、初勝利に続き、不調脱出への足がかりとなってもらいましょうか。

1点と言わず、2点でも3点でも獲って勝ってほしい。健闘したけど残念だった、なんて結果はいりません。ホーム戦の勝利で連敗脱出、それしかいりません。成せばなる!
残念ながら仕事で応援に行けませんが、吉報を信じます。
勝たれ!!富山!!
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気迫を見せるも遠いゴール。5戦勝ち無し  サガン鳥栖戦

2009-09-20 23:54:47 | カターレ富山
0-1で敗戦。また、勝てませんでした。
強力な鳥栖攻撃陣を封じ込めるべく前半からハードワークを展開、前節の不甲斐なさを払拭する試合となりました。しかし、それがゴールに結びつくことなく、後半に失点してしまい、そのまま敗れてしまいました。
CBを舩津・ミョンヒのコンビが務めたり、ヒデをMF起用したりと、いつもとは違う布陣ではありましたが、それがマイナスとなることはなく、全員が気合いを見せていた試合。守護神雄二も好セーブを連発し、ピンチを幾度もしのぎました。しかし、勝つことが出来ませんでした。
これで、今季鳥栖戦は負け越し。それも、1点も挙げられずに。順位も11位に後退してしまいました。
選手はしっかりとやっている。それでも、その頑張りに結果が伴わないもどかしさ・・・試練が続きます。
第3クール6試合で、すでに4敗目。
栃木戦、岐阜戦については、キツイ言い方をすれば、勝てなくても仕方ないほど、内容的に不出来でした。むしろ問題は、甲府戦、セレッソ戦、そして今節の鳥栖戦。
両チーム0-0で迎えた後半、どちらにとってもきついなかで、相手の良さがきらめくかたちで失点。そして、それを跳ね返すだけの力はありませんでした。チャンスがありながらも、結局は決められずに完封負け。
もちろん、カターレの得点力不足という面もあるでしょう。しかし、それだけでなく・・・相手の勝負強さがハマったのに対して、それを阻止しきれなかったという結果。

そりゃ、くぐった修羅場ということでいえば、キャリアもなにもかも、相手の方が上でしょう。それにひきかえ、こちとらJ参入1年目。ですが・・・そのことは、言い訳にはなりません。これでもう40試合もやってきたのだから。3回目の対戦ともなれば、相手にも研究されて対策を講じられることでしょう。しかし、それはお互い様。相手に対応されて不利になるばかりで、こちらが一方的に劣ってしまうなどということはあってはならないのですから。たとえ、途中の戦力補強をしてなかったとしても例外でなく。いえ、むしろ、補強をしなかったからこそ、あらん限りの力を尽くして臨まねば、勝てるものも勝てないかと。
そんな理屈はわかっているし、選手の頑張りは認めるところです。しかし・・・それでも、相手はここぞというところで決めることが出来て、カターレにはできないという現実。

チームとしての実力の差、とか、安易に言い切ることは簡単です。「しょせんはこの程度だったんだよ」とか。
ですが。
そんなことは、今更どうこう言うまでもなく、わかっていたこと。わかっていてもなお、懸命に、ひたむきに頑張り、その頑張りを結果として残してきました。Jリーグの厳しさ?そんなもの、それこそ今更です。
今節も、全力でぶつかりました。にもかかわらず、負けてしまった。勝ち点がとれなかった。無得点だった。5戦連続で勝てなかった。順位まで下がった。
まさに、正念場。厳しい試練の只中にいます。

しかしながら。
まだ、今シーズンは11試合も残っています。落ち込む間もなく、中3日で次の草津戦です。あたりまえのように勝利を目指さねばなりません。
ならばどうするか。答えはひとつ。今節の敗戦を受け入れつつも、揺るぎなく勝利をつかみ取ってもらう。これしかありません。
開幕前の予想を大きく裏切り、大健闘を見せているカターレですが、その秘訣とはなにか?守備の安定?豊富な運動量?
そうじゃありません。
これまでも、結果が出ずに苦しんだ時期はありました。しかし、それを乗り越えてきた。その、不調を引きずり続けることなく、バネとして乗り越えられる力・・・それこそが、カターレ強さの秘訣かと。

頑張りに結果が伴わない苦しさは、あるでしょう。ですが、それにくじけて立ちすくんでしまうような選手たちではないと信じます。
ここが、踏ん張りどころ。次こそは、勝利を!
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