行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

【J特】準備も着々

2011-02-28 23:43:04 | カターレ富山
いよいよ、Jリーグ2011シーズンも開幕間近であります。
今年も始まるサポーター生活。その開始に向けて、いろいろと準備をしつつ、日々テンションを高めていこうかと。


今年も買いました、選手名鑑。
不本意な成績に終わってしまった昨年の結果をふまえて、というのがなんとも・・・。しかし、今年のメンバーはやってくれるはず!
来年の名鑑には、「監督が掲げた3-3-3-1が機能し、Jに旋風を巻き起こした」と書かれることを願いたい・・・いや、むしろ、そうなれ!


ファンクラブの入会特典も届きました。
会員証は昨年からのものを引き続き使うということで、登録されるシーズンパスともども、今年からいよいよワンタッチパスの真価が発揮されるということですか。
シーズンパスがあるということで自分では使わない招待券、なんとか有効に使わねば。
有効に使うと言えば、ユニフォームの割引券。是非とも使わせてもらいますよ、ええ。
あとは、特製のトートバッグ。大きさもそれなりにあるし、使い勝手もよさそう。これを持ってスタジアムに行きたくなる、というシロモノです。が、ファンクラブ継続会員の特典ということで、同じものを持ってる人がたくさんいるわけで。名札なり目印なりをつけておかないと、タイヘンなことになるやもしれません(^^;)


開幕戦はニッパツ三ツ沢球技場まで赴き、新生カターレの初陣を見届けます。
バスツアーも申し込んだし、チケットも購入完了。ついでにスカパーの中継も録画予約完了。
旅行とかにはあまり関心のないワタクシではありますが、アウェイ観戦はまた格別ということで。
去年は4回行ったアウェイ戦で全敗してしまっただけに、今年こそは!ということで。

期待と不安が入り交じったこの時期のなんともいえない気持ち。今年だけでなく来年以降も、ずっとこうなんだろうな、とかね。
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【J特】2011 カターレ富山 選手インプレッション その5

2011-02-18 23:58:46 | カターレ富山
15日の城南一和とのTMは、45×3本で0-5と敗戦。メンバーを入れ替えながらとはいうものの、3本それぞれで失点していること、そして無得点だったことが、なんともイタイ。
昨年18位からの浮上、他に例のないフォーメーションと、いろんな意味でチャレンジャーである今シーズン。やはり、格上の相手に対抗していくために、攻守両面においてまだまだ進化していかねばならないということかと。
そして迎えた、九州キャンプの仕上げとも言うべき17日のサンフレッチェ広島戦は、2-1で勝利!トミーが2得点を挙げる活躍を見せました。
相手がガチメンバーでなかったとか、あまり問題にならないでしょう。こちらも前後半で入れ替えて臨んでいるわけだし。それより大事なのは、課題を修正しようと意気込んだ試合で、結果を残せたということ。一連のTMは勝ったり負けたりですが、調子はだんだん上昇しているようで。浮き沈みありながらも結果プラス、というのは願ったりです。
だんだんと手応えを感じているのではないでしょうか。それを、自信に、力に変えて、約2週間後に迫った開幕に万全を期してほしいです。

それでは、選手インプレッション最終回を。

#23 吉川 拓也 (京都産業大学から新加入)
ともに今季から加入する、吉川兄弟の弟。兄弟ディフェンスラインの実現に期待がかかります。
およそ半分の選手が退団するという事態を受け、「来年はいったいどうなってしまうんだ」という不安に駆られた昨年末、いちばん最初に加入が発表されたのがこの選手でした。順番がどうこうではないにせよ、明確な獲得意志があってこその最初の発表だったのではないかと。それだけに期待も高まります。
兄弟で同じチーム、しかも同じDFということで、なにかと比較されることでしょう。それでも、スポーツ選手、それもプロならば、だれかと比較されることが仕事のようなものかと。ならば、遠慮など必要ない・・・というか、変に気を遣うほうが失礼でしょう。是非、持てる力を存分にアピールしてもらいたいところです。ファン・サポーターとしても、兄弟どちらが、ではなくどちらも頑張ってほしいということで。

#24 松原 優吉 (近畿大学から新加入)
2009年に関西学生リーグ2部ブロック優勝、2010年に1部昇格となった近畿大学でキャプテンを務めたDF。184㎝の体格から繰り出すヘディングに自信ありとのこと。
これまでのカターレでは“空中戦に強いヘディングが持ち味のDF”といえばミョンヒでしたが、その彼が鳥栖へと移籍した今、後継者となる選手は必要不可欠。是非、新たな富山の壁として存在感を発揮してほしいところです。昨年のリーグワースト失点だったなかで、セットプレーからの失点も少なくありませんでした。それを減らす、任せて安心なDFとなってもらいたいです。その成長が富山を強くするのだから。

#25 森 泰次郎 (背番号変更 29→25)
2年目を迎える、地元・富山出身選手。昨年はなかなか出場にまで至らず、満を持してのスタメン出場だったホーム栃木戦も0-3の完敗と、苦いJ1年目となってしまいました。
それでも、プロとして経験した1年は、得るものも多々あったはず。チームが低迷して苦しんだこと、お世話になった先輩選手が大量に退団となったこと・・・。プロとしての厳しさを目の当たりにして、身につまされるものもあったことでしょう。2年目の今年、プロとしての気構えができて臨むシーズンというものには、大いなる決意と覚悟がともなっているのではないかと。
その覚悟のひとつが、背番号変更かもしれません。同郷の先輩である野嶋の番号を引き継ぎ、25を背負うことに決めたことはすなわち、富山のプライドを背負うということ。是非、その持てる力を発揮し、富山を勝利に導いてほしいです。

#26 酒井 貴政 (高知大学から新加入)
主にボランチとしてプレーし、ポジショニングのセンスが光る選手とのこと。昨季のチーム低迷にあって、その要因のひとつとなったのが好手の連携がうまくいかなかったこと。さらに安間監督の下で取り組む3-3-3-1というフォーメーションの実践にあたり、中盤の選手の果たす役割の大きさというものは想像に難くありません。攻守にわたってハードワークが求められ、誰が出場してもクオリティを落とさないことが信条であるこのチームにあっては、遠からずデビューの日も来ることでしょう。そのときに向け、着実に成長を遂げてほしいと願います。
高知大の先輩であり現カターレ富山スタッフの洋平の後を継いだ26番の活躍を期待します。

#27 吉川 健太 (愛媛FCからレンタル移籍)
弟の加入発表のあとから移籍が決まった、吉川兄弟の兄。同い年の舩津とは関西学生リーグ時代から面識があったところ、Jリーグの新人研修の際に意気投合、プライベートでも仲良しだったところにこの移籍だとか。その舩津から譲り受けた27番を背負います。
加入早々からパワー全開、ホントに新加入か?というレベルでチーム屈指のおもしろキャラとなっている模様。平野の強力なライバルとして、誰がいちばんおもしろいかを・・・って、おいw
それでも、見方を変えるならば・・・きっと、根がすごく真面目なんじゃないかと思います。移籍に関する不安みたいなものは誰にだってあるでしょうが、それを気にしてしまって本業がおろそかになっては何の意味もない。ならばいっそ、自分で最初からとばしていくくらいのほうが、主体性を持って物事に取り組めるというもの、といったところでしょうか。考えることと実行に移すこととでは、また違うということもあるでしょうが、それをきちんと実行できているところに感心します。サッカーなんてスポーツは、その時々で決断の連続。それが的確というのは、大きな武器と言えるかもしれません。
今度は、その実行力をもってカターレを勝利に導いてくれるところを見たい―――切にそう願います。

#31 鶴田 達也 (愛媛FCから完全移籍)
出場機会を求めて移籍してきたGK。安間監督が指揮する甲府に在籍していたことからも、安間流の理解もスムーズにできるのではないでしょうか。
逆に言えば、よく知っているからこそ、ごまかしが利かないということでもあります。GK3人のなかでは最もJでの試合経験が豊富ですが、そのことだけで任されるほど正GKの座は軽いものではないということは、おそらく本人がいちばんよく自覚していることではないかと。
カターレ発足以来、長らく守護神としてゴールを守り続けた雄二が引退。チームは、新たな守護神の登場を心待ちにしています。昨年のリーグワースト失点で地に落ちてしまったカターレ守備陣の評価を上げることができるかどうか、鍵を握っているのは、やはりGKかと。その、期待に鶴田が応えられるかどうか。
堅守の象徴となり、相手のCKやFKの際にも動じないですむGKであってほしい―――そう願うばかりです。
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【J特】2011 カターレ富山 選手インプレッション その4

2011-02-13 23:11:14 | カターレ富山
12日、TMでFC東京と対戦。苔口のゴールで先制するも、守備のまずさから失点、逆転負けとか。
今季J2における優勝最有力候補のFC東京。平山、石川といった元日本代表など、実力者がズラリ。とはいえ、おなじカテゴリのチームであり、シーズン中には対戦もします。力の差というものを実感したかもしれませんが、それに屈することなく、逆に負けん気に変えて公式戦でのリベンジへとつなげてほしいところです。
去年も、実に9度の逆転負けがありました。もうたくさんだ、という思いはみんな同じこと。ならば、いかに苦しい試合でも落とさずに乗り切るか。すぐには結果が出ずとも、克服すべき課題です。
そして、13日は韓国のFCソウルとのTM。さっそく、前日の反省を試合に活かしました。前半に先制されたものの、後半に期待の棚橋が2ゴールを挙げ、逆転勝利!
メンバーの多くを入れ替えての試合だっただけに、単純に前日と比較できない面もあるのは確か。しかし、チームとして目指すところに変わりはないはず。そこで、格上の相手に先制されてもあきらめることなく挑み、ついには逆転したことは、十分に評価に値するのではないかと。
去年の不調の要因に、負け試合を次節以降に引きずってしまったことが挙げられるかと。その点をしっかり改善し、負けはすっぱりと断ち切り、良い流れは継続するというスタイルを、今年こそ是非とも確立してほしいです。

さて、それでは選手インプレッション第4回を。

#18 吉井 直人 (背番号変更 24→18)
ルーキーイヤーだった昨年、安間体制になってから起用され、Jデビューを果たしました。ベテランが多かったDF陣にあって、次代を担う若手としての期待を込めた起用でもありました。
ある意味、仕方ないと言えば仕方ない部分もありますが・・・やはり、経験不足という部分は否めなかった印象だったかと。良いときは良いプレーぶりなのですが、イマイチなときはイマイチというか・・・どうにも、調子の波が大きかったような気がします。そのあたりについては、実戦を経験していくことで克服していける部分でしょう。まずは出場を勝ち取り、場数を踏んでいってほしいと思います。
昨季から大幅にメンバーが替わるDFのなかで、リーグワースト失点だった昨年の悔しさを知る選手。リベンジを成し遂げてほしいです。

#19 池端 陽介 (ヴァンフォーレ甲府から完全移籍)
ベテラン選手が抜けて大幅に若返ったDF陣のなかにあって、チームでも屈指の豊富な経験を誇る池端は、プレーのみならず精神的な面でも頼りになる存在でしょう。
同じく移籍してきた大西よりもさらに長く、9年間甲府でプレー。甲府の顔でもあった選手、そして年齢的なものもあり・・・今回の移籍については、「それでもやってやる」という強い意志があってのことでしょう。
当時甲府の監督だった安間監督の下、本来のCBだけでなくFWとして出場した経験もあり。そういった安間流を知る者として、3-3-3-1という昨今あまり例がないフォーメーションにも意欲的に取り組んでくれるのではないでしょうか。
甲府時代と同じく背番号19を背負い、「富山の19番・池端」として活躍することを願っています。

#20 関原 凌河 (背番号変更 28→20)
昨年高卒ルーキーとしてデビューし、地元凱旋となったアウェイ熊本戦で初ゴールを挙げた、「持っている男」。
即戦力との呼び声も高かった昨年の春、開幕直後に怪我で長期離脱。リハビリ生活を余儀なくされてしまいました。ifの話をしても仕方ないところではありますが、それでも言うなら・・・もし、怪我をせずに序盤戦から出場し、経験を、そしてゴールを重ねていたら、きっとチームは同じ結果にはならなかったのではないか・・・そう、思わせます。ファン・サポーターの思いは同じだったのでしょう。デビュー戦となったホーム千葉戦では、選手交代のアナウンスにひときわ大きな歓声が上がったことをよく覚えています。
今年こそが、真価が問われる年。去年から持ち越した期待通り、いや、それを上回るほどの活躍をしてほしいです。

#21 飯田 達巳 (栃木SCから完全移籍)
上武大学を卒業後、カターレと同じくJ昇格を目指していた当時JFLの栃木SCに入団。翌年横浜FCに移籍し、昨年は栃木SCに復帰。そして今年、カターレ富山の一員となりました。
正直なところ、公式戦出場0ではどう判断してよいのかわからない部分もありますが・・・。それでも、全く見所のないような選手が残っていられるほどJリーグは甘い世界ではないでしょう。今回の移籍にしたところで、「誰でもいいからとりあえず」などという理由ではないはず。ならば、プロサッカー選手たるもの、言葉ではなくプレーで、その力を示してほしいです。
そして、願わくば渡り鳥生活に終止符を打ち、「富山の飯田」と呼ばれる選手にならんことを。

#22 棚橋 雄介 (阪南大学から新加入)
前の記事でも書いたとおり、個人的に新加入選手のなかでいちばん注目している選手です。
中学卒業後にアルゼンチンのリバープレートへサッカー留学、その後、東福岡高校へ進み(2年先輩には、かの長友佑都が)2年連続で高校選手権出場。関西学生選抜に選ばれるなど活躍した阪南大を経て、今年、カターレ富山入団となりました。
なんとも輝かしい経歴ですが、その目指す先にあったプロの世界で、その第一歩としてカターレ富山加入を決めてくれたことに、サポーターとしてうれしく思います。
同じく今季から加入の吉川健太は大学時代の先輩、それ以外にも舩津や平野ら関西学生リーグでの顔見知りが何名も。敬介は東福岡高出身、大西も阪南大出身など、チームメイトにもいろいろと接点があり、新加入ながらもチームに溶け込むのも早いのではないかと。
「やってくれそうな雰囲気」のある選手が、プロデビューを経てどんな活躍を見せてくれるのか。期待は尽きません。
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【J特】2011 カターレ富山 選手インプレッション その3

2011-02-10 01:44:27 | カターレ富山
新燃岳噴火の影響から実施されるかどうかが危惧された宮崎でのキャンプですが、予定通り行われているようで。
中止を決めたチームもあるなか、大変な時期に受け入れてくださった地元の方々への感謝を忘れないことが大事でしょう。期間中精一杯頑張ることこそが、なによりのお返し、励ましとなるはずです。

ただ、朝日と山口コーチにインフルエンザの陽性反応がでてしまい、合流が遅れるというアクシデントが。
大事な時期にイタイことは確かですが、ポジティブに考えるならば、シーズン前でまだ良かったんじゃないかと。合流の見通しも立っているようだし。あせらず、無理なく合流してほしいです。

そんななかで行われた甲府との練習試合。45分×3本のうち、2本目に敬介、3本目に平野が決めて、2-0で勝利!
もちろん相手も調整中であり、手放しで喜ぶということでもないのでしょうが、それでも。前の試合での経験を活かし、得点したこと、無失点に抑えたことは、チームの成長を実感する自信となったはず。この意気で、残りスケジュールも精進を重ねてほしいです。

それでは、インプレッションの第3回などを。

#13 平野 甲斐 (背番号変更 23→13)
先日のキックオフパーティーで見たとき、今までとまとっている雰囲気が違うと感じました。ムードメーカーとして親しみのある明るいキャラクター、ということで言えば去年もそうだったはずですが、それになにか「大きさ」が加わった印象です。
プロ1年目、なにもかもがはじめてのなかで、なかなか勝てず下位に沈む苦しい状況、チームメイトの大量退団を経験しました。それまで頭の中ではわかっていたつもりだったプロの厳しさというものを、身にしみて実感したのではないかと思います。そんな世界で生きていくならば、強くなるしかない。その決意が、彼を一回り大きくしたのではないかと。
まずは、開幕戦。去年の横浜FCとの対戦で挙げた、天皇杯・リーグ戦での2ゴールに引き続き、今度は勝利を呼び込むゴールを決めてほしいです。

#14 ソ ヨンドク (大宮アルディージャから完全移籍)
U20韓国代表にも選ばれた逸材が、大宮アルディージャ、レンタル移籍のFC東京を経て、完全移籍で加入。ミョンヒとヒョンスがチームを去り、あるいは日本人100%かと思っていたところに、なんかすごいのキタ!というところでしょうか。
攻撃的MFとして、持ち味はドリブルとのこと。チームカラーだといえばそうかもしれませんが、カターレというチームはパスが主体で、ドリブルに関してはリーグでいちばん少なかったりします。個人でゴリゴリとドリブル突破ができるような選手がこれまでいなかっただけに、持てる実力を存分に発揮した日には、攻撃に幅ができること請け合いかと。そういう選手がチームにいることで、守備面でもいいトレーニングができるでしょうし、加入によってどういう化学反応が起きるか楽しみです。

#15 平出 涼 (FC東京からレンタル移籍)
FC東京U-18からトップチームに昇格、年代別代表にも選ばれた期待の若手です。3-3-3-1というフォーメーションをとるにあたり、DFの運動量は必要不可欠の要素。そこに、運動量はもちろん、スピードがありフィードも効果的に出せるという資質は、まさにうってつけだったのではないかと。
加入後ほどなくしていじられキャラを確立したようで。チーム一の人気者であったヒデから継いだ15番を、変わらぬ人気者の証としてほしいところです。もちろんプレーにおいても、返してくれと言うFC東京にイヤだと言いたくなるほどの成長を期待したいところかと。

#16 谷田 悠介
先日のアジアカップにおいて優勝に貢献し、インテルに移籍した日本代表・長友佑都。カターレ富山において長友の役割を担うのが、左サイドのスペシャリストである谷田かと。
4-4-2のフォーメーションにおいて左SBを担当してもいましたが、それよりも3-3-3-1で中盤、という使われ方のほうが活きるように感じました。機を見た上がりと正確なクロスという持ち味を研ぎ澄ましていったなら、攻撃の大きな武器となることは間違いないでしょう。
キックオフパーティーで近くのテーブルに来てくれたのですが、なんというか・・・溢れんばかりの、「いい人」オーラがw今シーズンも、是非とも勝利で笑顔を分かち合いたいところです。

#17 木本 敬介
これまでのMFではなく、FWとして登録されている今シーズン。そのスピードを活かした抜け出しを武器に、攻撃の最前線を担当することになります。
今シーズンの課題は、やはり「シーズンを通して怪我なく安定して出場する」ということに尽きるのではないでしょうか。出場を続けていくうちに調子を上げていくタイプで、ノっているときには、去年圧倒的な力で優勝した柏をも手こずらせたほどのポテンシャルを発揮しました。一方で、途中離脱によって戦力として計算に入りきらなかったこともまた、事実。たとえスタメンでなくとも、攻撃のリズムを変えたいときに起用するスーパーサブ的役割など、求められるシチュエーションというものは少なからずあるはずです。
なにより・・・持ち味のスピード溢れるプレーに、スタンドが沸くんですよね。今シーズンも、そんなファン・サポーターの期待に応えるプレーがふんだんに見られることを期待します。
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【J特】2011 カターレ富山 選手インプレッション その2

2011-02-07 22:27:23 | カターレ富山
去る2月4日、京都サンガFCと新体制となって初めてのTM。
選手の入れ替えを行いながら、様子を見ながらという試合だったこともあり、この時期に結果を求めるものでは無いのはわかりますが、それでも0-2の敗戦は、ちとイタイ。失点はともかく、無得点が・・・。
自信とはすなわち、積み重ね。なんとか「得点のにおいのするチーム」への道筋を、早い段階から見出してほしいです。そして、約1ヶ月後に迫った開幕には、自信を持って臨んでほしいところです。

それでは、前回に引き続いて個人的コメントなんぞを。

#7  朝日 大輔
JFL時代からの盟友たちがチームを離れ、前身クラブのひとつ・YKK APの魂を継ぐ最後のひとりとなった朝日。
大幅な選手の入れ替えとともに一新されるスタメンにあって、それでもなお外せない。それが、これまでも、そしてこれからもカターレの攻撃陣をひっぱっていくであろう朝日という選手であろう、と。
昨季、安間監督に交代してから若手の起用などさまざまな試みがなされましたが、そのなかにあっても、ずっと出場を続けてきました。それはすなわち、監督からの信頼の証でもあろうと。
過去3年、朝日の活躍抜きにカターレ富山というチームはなかったでしょう。当然のように、今年にかかる期待も大きいです。
現時点で最も「ミスターカターレ」の称号にふさわしい選手の活躍は、ファン・サポーターみんなの願いでもあります。

#8  大西 容平 (ヴァンフォーレ甲府から完全移籍)
安間イズムの体現者として、新加入選手のなかでも1,2を争う大きな期待をかけられているFW。
05年にプロとなって以来、甲府一筋でプレー。初の移籍にあたって、その行き先にカターレ富山を選んだのは、やはり安間監督の存在あってのことでしょう。コーチとして、監督として指導を受けてきた安間さんへの恩返しを、生まれ変わろうとするカターレを強くすることで成し遂げる―――そんな、決意を抱いての移籍かと。
安間流の戦術理解への対応は問題ないでしょうから、あとは結果を出すのみ。J1へ昇格した古巣・甲府に、「やっぱり出さなきゃよかった」と後悔させるくらいの活躍を見せてほしいです。

#9  黒部 光昭
昨年の補強の目玉として加入し、FWの中心選手として活躍。チーム最多得点を挙げました。チーム随一のキャリアを誇るベテランが、「富山の黒部」としての2年目に挑みます。
FWの中心選手であったがゆえに、ということでしょうが・・・活躍の一方で相手の厳しい警戒にも晒され、2度の累積出場停止など、ファウルがかさんでしまったシーズンでもありました。もちろん本人の責任だけでない部分も多々あるでしょうが、それでも出場停止だけで3試合もあったのは、もったいないと言わざるを得ないところです。
それでも。やはり、数々のチームを渡り歩いてきたキャリアは伊達ではないはず。カターレ富山での立ち位置というものを、2年目の今季しっかりと見極め、そして昨年以上の活躍を見せてくれる・・・そう信じます。
大幅に若返ったチームにあって、最年長として経験を伝える役割は、昨年にも増して大きいかと。良き導き手として、チームを引っ張っていってほしいです。

#10 苔口 卓也 (背番号変更 20→10)
3-3-3-1というフォーメーションをとるにあたって、その攻撃の最前線に立つ苔口。持ち前のスピードを活かした突破からのゴールに期待がかかります。
得点のみならず、アシスト、コーナーキックのキッカーなど、攻撃全般に活躍して存在感を示してきました。補強として獲得して正解だった、そう言えるプレーぶりだったかと。
ですが。
正直なところ、まだ物足りないです。本当の力は、そんなもんじゃないだろう?という気がしてなりません。過度な期待とは思いません。なぜなら、プレーの端々に、余力というか・・・まだやれそうという力の片鱗が見えるから。それは、おそらく気のせいでは無かろうと。
2年目の今季、さらなる飛躍を期待します。

#11 永冨 裕也
出場機会が少なかったとはいえ、昨季は無得点。FWとして、不本意なシーズンとなってしまったことかと。
しかしながら、前線からの献身的な守備など、見るべき点もあったことも、また確か。そんな良さを失うことなく、さらに得点というかたちで結果を残し、自信につなげて行ければ。
新戦力の加入、若手の台頭など、彼を取り巻く状況は厳しいかもしれません。勝負の年とも言えるのでは。
昨年末、仲間の大量退団を受け、思うところもいろいろあったのではないでしょうか。
それでも。それでもなお、カターレ富山の選手として続けていく決意をした。やはり、自分のなかでひとつ、腹をくくったというか、覚悟を決めたということなのでしょう。その覚悟というものを、プレーで存分に見せてほしいです。
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