今日も今日とて研究室である。
土曜出勤である。
こんなことを言うともはやオヤジ臭いが、研究室がおわっあたとの酒の味は格別なものである。
飯よりもまず酒を喰らう。研究室生活を始めて身についた唯一の
規則的な習慣である。
というわけでディサローノジンジャーを一杯。
ふう、
落ち着いた。
さて、以前個人的にこのブログに何を求めるか、という質問を行ったところ、「さらなる痛さ」との回答がなされた(有効票1票)。
特に意識せずともこのブログの日記は痛々しいものであると自負しており、ホームページのコンセプトを満たしていると思っていたのであったが、どうもより痛々しい日記を要求している者がいるようである。
となれば、アレしかあるまい。そう、
二次元である。二次元ネタは出すだけで痛さ260%アップ(ニッポンジーン比較)の至宝である。
というわけで二次元ネタである。
以前、アニメ好きな友人に、「ローゼンメイデン」なるアニメを薦められたことがある。彼はしきりに「見ろ。いや、絶対見たほうがいい」と言い、個人的にはあまり乗り気ではなかったのだが、そのあまりの威圧感に、とりあえず話だけでも調べてみることにした。
するとどうやらアレだ。
ローゼンなる野郎に生命を吹き込まれた人形達が、「完璧なドール」を目指して
お互いぶっ壊しあう話らしい。
なるほど、闘争か。
ならばいい。すごくいい。
話によれば彼らはこの闘争を何百年間と続けているそうではないか。
きっと、
血を流しながら血を求め、増殖と総減を繰り返しながら無限に闘い続ける素晴らしい話に違いない。
この人形達を作ったローゼンとかいう野郎はなんと
ナイスな奴であろうか。きっとこんなのに違いない。
人形に命を吹き込むローゼン(想像図)
いい。
これはいい。これならば見てもかまわぬ。
と、思った矢先に、奴は現れた。現れたのである・・・。
そいつの名は、なんだったか・・・。そう、たしか雛苺とかいう名前だった。
闘争をその存在意義とする人形達の中の一体。だが・・・・
だが・・・・
何なのだ?あのアホ面は。
きっと顔だけでなく本当にアホでドジなのに違いない。
おおよそ、萌え系の中に登場してくる、そして一部オタクの間ではたまらないと定評のあるドジっ子キャラであるが、
それが大嫌いである。
おおよそヨーロッパの全地形図を把握しており、「ラインの守り作戦」どころか「春の目覚め作戦」までも知っているようなロード・マーシャルが、いまだ本格的にアニメにはまらない理由の一つである。
ああいう能率の悪い奴を見ていると
イライラする。
どじっ子ぶって何がかわいい?使うに使えぬその無能さは、物事の展開をムダに遅らせ、挙句の果てに余計な負担をかけさせ、見ているだけでムカムカする。
ましてや今回友人がわざわざ薦めてくれたものは暴力を根幹とした純然たる闘争の物語。一人の敵を殺し、十人の敵を殺し、千人の敵を殺し、万人の敵を殺し、それでも殺し足りず闘い足りず、ついには仲間さえ殺しあう。そのような世界において
無能はいらぬ。にもかかわらずコイツがのうのうと出てやがるばかりか、オタクどもの支持もかなりのものだという。
・・・やめた。
こんなキャラが出てくる作品など、アニメだろうと映画だろうとドラマだろうとゲームだろうと小説だろうと、
見る気が失せる。
非常に残念だ。
とはいうものの頭ごなしに否定してては何も生まれない。お互いが理解し、その価値観を融合することで新たな事物が誕生するのである。
外務大臣だってローゼンなのだ。
というわけで私の価値観たる「ハーツ・オブ・アイアン」と、友人の価値観たる「ローゼンメイデン」を融合してみた。
ハーツ・オブ・アイアンⅡにおける麻生内閣
役者の配置は全て
見た目の雰囲気である。しかしながら使うに使えぬ無能野郎には
適切な評価だと思う。
この画像の人物評価を見てムカッと来た奴、
マニアの一歩先のキモさがあるぞ。
なお、ローゼンメイデン萌えなヤツラに対して、偉大なるロード・マーシャル様から、
「萌え?どじっ子?人形?
全部まとめてかかってきなさい。64個戦車師団と30個空母を含む239個艦隊、78個飛行隊でお出迎えしてあげます。」とのコメントが出ている。