ロード・マーシャル時事報告場

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バカな番組が作られるのは、それをみる国民がバカだからだ

2007-01-21 20:13:46 | Weblog
発掘あるある大辞における、食材Xこと納豆を用いたダイエット方法のデータがねつ造されていたらしい。
そのねつ造内容は凄まじく、卒論を間近に控えてデータのでないロード・マーシャル様には大変魅力的であった。
彼らが科学に関わらなくて本当によかった。
まあ、あの番組は嫌いなのでどうでもいいのではあるが、どうも気に食わない点が一つだけある。
それは、

「食べるだけでやせられる」

という言葉である。この言葉のままだと人々の願望によって正確な判断がくるってしまうので、客観的な判断ができるように置き換えてみよう。

泥沼の東部戦線におけるドイツ軍で―

「包囲されるだけで物資が増える」

末期大本帝国日本で―

「爆撃されるだけで工場が増える」

そのような方法があればドイツ軍は無敵である。いや、その前にフランス軍が無敵になるかもしれぬし、実は一番ポーランド軍が無敵になるやも知れぬ。

・・・場が凍ったので話を戻そう
言うまでもなく脂肪の根本の供給源は食品である。海藻などのカロリーが低い食品のみならばいざ知らず、あくまでもそれらの食品を健康・ダイエット目的で摂取する程度のことで、やせられるはずないのである。
しかも今回の食材は納豆である。納豆にもカロリーはある。

このように非常に胡散臭いというか、よくいままで問題が表面化しなかったのか不思議なぐらいであるが、ここで「あるあ・・・ねーよ」と締めくくっては、この番組にダイエットの期待を寄せていた視聴者があまりにもかわいそうである。
ありがたいことにロード・マーシャル様は慈悲深く、そのような者どもに代案を出して下さった。
驚くべき事に、その代案は非常に単純明快で分かりやすく、誰もが納得できる事で、さらに手間が全くかからず、今回の発掘の件のようなねつ造ではなく、その効果は経験則的・科学的に認められている内容である。
その代案とは―

「食べないだけでやせられる」


・・・。
「食べる」という事は非常に手間のかかる事である。自炊する場合は自ら調理しなければならず、後片付けも必須だ。外食や弁当を買えば何とかなるが、それとて長い場合は1時間とかかり、最悪3時間、1日の8分の1を費やし、ただでさえ実験をするのに足りない貴重な時間をさらに削ることとなってしまう。これらの手間やコストが全て省けるのである。
そう考えると「~ながら食い」も合理的な手法であり、現に今も実験の最中にこうして弁当を食いながら日記を書いているのである。

実験中ふと「食べないだけでやせられる」という言葉を思いつき、これを書きたいがためだけに食事時間中に研究室のパソコンをつついて記。
本日帰宅予定、24:00
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信念の限界

2007-01-15 02:59:25 | Weblog
たった今研究室から戻ってきた。
ちなみに昨日は4時に家に着いた。夕方ではない。もちろん朝の4時だ。
家に帰れば落ち着くかと思えば、目に飛び込んでくるのは出掛けた時と全く同じままの、散らかりきった、加えて冷え切った室内である。
独り身は寂しいものである。
まあ、ここ最近の実状では、掃除が出来ないのも致し方あるまいて。
さて、昨日は教授が全科学界を震撼させる強烈な発言をしたので、ぜひこの日記に記すとする。

「Technicalな問題が起こるのは、気合いが足りないからだ」
           (07.01.13報告会にて)


「Scienceに精神論持ち込んだら負けだよね」と、後に先輩は語った。
その通りだと思った。
コメント (3)
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夢の内容

2007-01-06 10:54:49 | 電波
「どうしたんだい?」
「夢を、見たの」
「どんな夢だ?」


以下、夢の内容

最初の舞台は研究室のP2施設であった。
某細胞株がないことに気づきP2施設を探していた私は、
たまたま近くを通りがかった先輩(誰かは夢では分からなかった)に、
「この細胞はどこにあるんですかね?」
と、質問した。
すると先輩は、
「大実験室のスーパーマンに聞けば分かると思う」
と回答した。
そこで大実験室へと行き、スーパーマンを探すと、そのスーパーマンは高校時代の世界史の先生、タゴであった。
話をすると、結局2人で細胞を探すことになり、
なぜか私が通っていた小学校の土手を探しながら歩くことになった。
すると我々の横の道にセルシオ(しかしワゴン車であった)が停車し、中から小学校時代の女性友達が出てきた。
同時にその友達の母も出てきたが、彼女は有名な脳外科病院の院長の妻で、あまり評判がよくないらしく、スーパーマン(タゴ)も少々嫌悪感を示していた。
しかし、その妻は
「夫が消えて、入院したの。開業を続けたいから、夫を探して」
と、改まって依頼してきた。
結局その依頼を引き受けることなり、我々は広島にある新井口駅へと赴いた。
この駅のすぐ近くに存在する病院に院長が入院していることはなぜか依頼されたときから分かっており、スーパーマンは病院に向かって大声で院長に職務を続けるように説得をしていた。
しかしそのとき院長が病院内から拒否の回答を示し、彼は病気ではなくて精神的に疲れて一人でいたいと主張し、頑として譲らない。
仕方なく我々は新井口駅へと帰ることになったのである。

ここでいったん話が途切れる。

その頃、実はスーパーマンの敵である悪人は、なかば家業である中華料理の弁当屋を営みながらスーパーマンを陥れる計画を練っていた。
彼はスーパーマンに仕出しする弁当の料理の一品目に、ゴキブリの幼生を入れた。
このゴキブリの幼生を食べると、側頭葉が破壊され、マトモな判断ができなくなり、麻薬を打たれたかのような効力があるということであった。

さっそくこのゴキブリの幼生入りの中華弁当をスーパーマンは電車内で食べることになる。
スーパーマンは、ついにゴキブリの入った料理、「ブロッコリーの入っている中華餡かけ和え」に箸をつけた。そしてゴキブリの幼生の粒をいぶかしみながらもついに口に入れた。
その味は、大豆であった。
なお、それ以外の料理品目は丹精こめて作られた絶品であり、罠を仕掛けるのはあくまでも一品目のみという頑固さに、スーパーヒーローの影に生きる悪役の主義を垣間見た。

一方その頃私は、なぜかのび太の部屋(または駅のホーム)と思しき場所にいて、ドラえもんとドラミが
「味噌(夢の概念ではぬか)漬けは毒を分解するんだよ」
といいながら、なにやら人間大のものに味噌(夢の概念ではぬか)を塗りたくっておった。何に塗っていたのか、私が見たときにはすでに味噌まみれでその原型は分からなかった。
この光景を見た私は、次の場面では新井口駅へと戻っていた。

すると一人の車掌がホームで
「おい!大変だ!スーパーマンが毒に当たって脳内麻薬状態になった!!」
と騒いでおった。
すっかり天神川駅(広島県にある駅。貨物ヤードのような場所に作られている)のような状態になっている新井口駅のホームで野次馬とともに壊れたスーパーマンが運転しているという問題の電車を待っていると、やがてそれが来た。
やってくる電車の運転席の中で、今度は車掌の姿となっているスーパーマンは、立って両手と首ををだらんと下げて、その口からはよだれがたれていた。顔の具体的表情は首を下に垂れ下げていたので見えなかった。
電車はホームに入ったにもかかわらず、しかし運転手であるスーパーマンがあの状態であれば、当然ホームを通過して走っていく。
ホームで私の隣にいた車掌があわててホームの緊急用ブレーキを作動させ、
電車は320メートルオーバーランして止まった。
昨今の情勢から風評被害を恐れたホームの車掌は、すぐにマイクを取って乗客、野次馬に呼びかけた。
「皆さん!ご覧ください!これは有事の際を想定した緊急オーバーラン対処避難訓練です!我々JRは、常に乗客の安全を最優先にして行動しています!」
野次馬や乗客たちはそれで納得して帰り始め、
私はドラえもんとともに、さあ今度はスーパーマンを味噌漬けにして毒を分解しようと、スーパーマンが先ほどとおなじ状態で突っ立っているであろう電車の方へと移動した―。

と、そこで目が覚めたのである。

・・・・・・・。
・・・・・。
・・・。

普段から意味不明な夢を見る私であるが、いくらなんでもここまでくれば私にも意味不明であった。スタンスとしては実に私らしい夢ではある。

よく夢の内容から、その個人の心理状態を把握することがあるらしいが、ぜひともこの夢から私の心理状態を推測し、教えて欲しい。
コメント (2)
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