タンポポ

桜、菜の花、チューリップ、ユキヤナギ。

花々が咲き乱れ、まさに春であるな。

というわけで地面にもタンポポ等が咲いていたので。

「タンポポ」と聞いて思い浮かべるもの。

１．倉石たんぽぽ
アニメ「ウィッチクラフトワークス」に登場するキャラクター。
これが思い浮かんだ場合、アニオタの可能性が大である。
なお、当キャラクターが良く使う「戦略的撤退」であるが、これが字義通りの意味として、「成功」していると仮定するなら、たとえば第二次大戦末期ドイツの東部戦線にうってつけの人材であり、モーデル元帥を超える可能性すらある。ヴァイクセル軍集団を率いてオーデル川の戦いでジューコフを止めてみてもらいたい。

２．タンポポコーヒー
19世紀にアメリカで考案され、第二次大戦中ドイツで代用コーヒーとして用いられた。
これが思い浮かんだ場合、比較的マトモだが同時にニッチな可能性が高い。
カフェインが含まれておらず、薬理作用もあるとされ案外体に良い存在。
但し、当時の窮状を知るドイツ老人にとっては「嫌いなもの」でもあるので、似た香味を持つとされる麦茶を出されて不快になるという。

３．レーヴェンツァーン(タンポポ)作戦
歴史改変SF「高い城の男」において、第二次大戦に勝利したドイツが対日先制核攻撃に付けた作戦名。
これが思い浮かんだ場合、当ブログとの親和性が高い。
タンポポの種毛のように、日本の主要都市に核兵器を打ち込むのである。
同じ「タンポポ作戦」で検索すると、「いのちを脅かすあらゆる暴力にNO!の声を上げるために、いのちの讃歌を届けるために非暴力のタンポポの種毛をふーっと四方に吹き散らす。」、「非暴力タンポポ作戦」という本もヒットするが、この違いよ。

４．生物学的特徴
根が深く、外来種と在来種がある。
これが思い浮かんだ場合も、当ブログとの親和性が高い可能性がある。
特にセイヨウタンポポは植物的に身近で、繁殖力が強く、どの切片からでも出芽可能なため、脅威に見られ、「セイヨウタンポポが在来タンポポを駆逐している」というデマにもほどがある情報を流す輩もいる。ただ、在来種との交雑は可能との文献もある。遺伝学の始祖メンデルの弱点。

なお、どれを取っても「可能性」程度である。「高い城の男」に触発された風に言えば、物事の側面などその程度である。