ロード・マーシャル時事報告場

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三月のライオン

2018-07-15 07:08:06 | Weblog
「三月のライオン」というマンガ・アニメがある。

2007年からというので、結構古いな。

将棋の話でもあるが、当ブログは「固執」が大好きなので将棋は非常に弱い。というか成長しない。

さて、軍事オタクとして「三月のライオン」と聞くと、どうしても「春の目覚め作戦で、春の泥沼の中にはまって動けないタイガー戦車」を連想してしまう。

きっとヒトラーも将棋をやらせれば弱いし成長しないだろう。


とはいえ、タイガー戦車(特にタイガーⅡ)について、重すぎる重量で駆動系の故障が絶えなかった、という悪評はいささか誇張されている気もする。
タイガー戦車をある程度投入する時期には(初陣はレニングラード、まとめて投入した有名なのはクルスク)、既にドイツ軍は事実上防衛戦に移行している。

確かにヒトラーはタイガー戦車を攻勢に使うことを期待していた。それならば駆動系は大問題である。
しかし、防衛という「待ち受ける状況」では、確かに問題ではあるものの、大問題とまではならなかっただろう。

実際、タイガー戦車ではないが、パンター戦車の砲塔だけを地面においた「東方の壁砲塔」はかなり手ごわい相手だったようだ。

末期になったら戦車を埋めよう(第二次大戦脳)。
歩兵の仕事の8割は塹壕等の穴掘りである。

穴掘りであれば市民も動員できるので、やはり都市部の防衛戦は有利である(その他爆撃などの瓦礫による進路阻害・バリケードや、細かく区分けされ視界が効かない有利さ、立体的な防衛戦の実施の可能性なども有利である)。

日本も木造建築だと燃えるので、「国防を意識して」(伝統家屋含む)古い木造建築物など燃やして石造りにすればよいのかもしれない。
※石造りの街でも焼夷弾は有効である、焼夷弾が降ってきたら楽しむしかない。
コメント
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