次の大規模航空事故はユナイテッド航空であろうか

ユナイテッド航空の座席予約問題がニュースになっていたが、どうやら「その乗務員を乗せないと次の飛行場の飛行機が飛ばせない」とかいうようだ。

まあ、「事故が起こっていない」のであまり興味がないのだが、一つ。

このような場合、冗長性を持たせることは鉄則である。
それが出来ないほどにユナイテッド航空は弱体化しているか、あるいはそういう体質に「戻っている」のかもしれない。

少なくとも航空機事故の場合、直接の原因よりもそれを発生させた状況が問題である。
そしてそれは効率化を重視した結果(財政的なのか企業方針なのかの違いは関係なく)、他のリソースが犠牲にされ(例えば安全性)、数年後に大事故となってくるのである。
これは、一度事故を起こして調査報告書に基づく勧告によっても、改善されるかは疑問のあるところである。

そのようなわけで、企業体質か財政か知らないが、ユナイテッド航空に少なくともそのような体質が確立していることは確かなので、今後数年後までを目途に、ユナイテッド航空の飛行機故を予測してみるものである。

もちろん、ユナイテッド航空のみならず、日本の航空会社、そして日本社会のあらゆる面にも共通するところであるが、まあ日本社会に何も期待していないので、その時は祝杯でも挙げようかと考えている。
面白いことに日本社会は事故の原因を個人に落とし込む国民性なので、日本社会においても「喜劇」は何度でも視聴可能であろう。