スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

皐月賞&呼び出し

2013-04-14 18:45:47 | 中央競馬
 クラシック三冠の初戦となる第73回皐月賞
 前走で折り合いがつかず,暴走したメイケイペガスターが注文をつけて下げた以外は一斉の発馬。先手を奪ったのはコパノリチャード。クリノヒマラヤオーが続き,ミヤジタイガとラブリーデイ。コディーノは宥めつつ内を追走し,外にはクラウンレガーロ。ロゴタイプとやや掛かっていたエピファネイアが間にサトノネプチューンを挟んでその後ろに位置しました。前半の1000mは58秒0で,最近の日本のレースの傾向からすれば,超ハイペースといえそうです。
 4コーナーで逃げるコパノリチャードのすぐ外にクラウンレガーロ。その外にエピファネイアが追い,さらに外にロゴタイプという形で雁行。外の2頭が内の2頭を交わして叩き合いましたが,わりと楽にロゴタイプが前に出て,半馬身差をつけて優勝。エピファネイアが2着。エピファネイアとクラウンレガーロの間を割ったコディーノが一瞬は伸び掛かったもののすぐに止まって1馬身4分の1の差で3着。大外を追い込んで4着のカミノタサハラまで,実力上位と考えていた馬たちが占める順当な結果になりました。
 優勝したロゴタイプは暮れの朝日杯フューチュリティステークスに続き大レース2勝目。前走はトライアルを勝っていて,順調に冬を越していました。2着馬,3着馬と,純粋な脚力だけでいえばそんなに大きな差はないものと思いますが,レースで難なく折り合えるのはその2頭にはない長所で,それがこの優勝に結び付いたといえそうです。距離延長がプラスになるとは思えませんが,この長所を生かせれば,克服することは可能でしょう。レコードタイムになりましたが,これは馬場状態の良さと,ハイペースの産物だったと思われます。父は2003年と2007年の中山記念,2003年と2005年のマイラーズカップを勝ったローエングリン。祖母は1993年にローズステークスを勝ったスターバレリーナ
 騎乗したイタリアのミルコ・デムーロ騎手は朝日杯フューチュリティステークス以来の日本での大レース制覇。第63回をネオユニヴァースで,第64回をダイワメジャーで連覇していて,9年ぶりの皐月賞3勝目。管理している田中剛調教師はやはり朝日杯フューチュリティステークス以来の大レース制覇で,皐月賞はこれが初出走でした。

 問診票への記入が不要であったことは失敗の取り返しをしたときと同じで,僕も事前に予期していました。ただ,そのときは受付の横のボードに受診票の番号が点灯し,診察室へと招かれたのですから,この点はそのときとは違っていたということになります。前回は待ち時間というものがほとんどなく,今回もそうではないかと思っていましたが,こればかりは行ってみなければ分かりません。なのでこの日も,もしも待ち時間を要することになった場合に備え,読書用の本を携えてはいました。蓮実重彦の『夏目漱石論』です。待機しろと命じられましたから,受付の前の椅子に座り,読み始めたのですが,ほとんど読み進める間もなく,僕の名前が呼ばれました。
                         
 僕を呼んだのはU先生自身でした。つまり出勤していたということです。ただ,U先生が現れた方向は,僕にとっては意外でした。これは前にもいいましたが,以前の総合内科の診察室というのは,受付を中央にして左右に3室ずつが並ぶという構造でした。僕は受付を正面にみれば,右側の中央がいつもの診察室でしたから,U先生が出てくるとすれば,その診察室に通じる右側の通路の筈でした。しかしこの日は,反対側の左側の通路から登場して僕を呼んだのです。
 U先生自身が出てきたということからも分かると思いますが,U先生は出勤はしていましたが,診察はしていなかったのです。もちろん医師の仕事というのは外来の診察に限られるわけではありませんから,このことはそんなにびっくりするようなことではありません。ただ,この都合で,診察室を使用することはできませんでした。そこでU先生は僕を最奥の処置室へと招き入れました。この処置室には,左右どちら側の通路からでも入室できたのです。iPro2レコーダー装着のために初めてここに入ったとき,僕はこの部屋の広さには驚いたのですが,このことからも処置室というのが広い部屋であるということはお分かりいただけるかと思います。
 処方箋を出してもらいたいということはU先生はすでに理解していました。ただ,何の処方箋であるかは知りませんでした。もっとも僕はそれについては何も言っていませんでしたから,知らなくて当然です。
コメント
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