4月14日(日)晴れ。
朝食は、ひきわり納豆、焼きのり、タラコ焼、ほうれん草の味噌汁。昼は抜いた。夜は、ミスジ肉、タケノコのから揚げ、厚揚げ焼き。お供は「黒霧島」。酔狂亭にて独酌。
大岡川の川辺、最近は桜並木として有名になり、新しくできたマンションにも「桜並木」などと言う名前がついている。良い天気なので、歩いてみたが、桜は、そのほとんどが葉桜となっていた。最近買った岩波新書の『新・唐詩選』の中に杜甫の「江亭」という詩の解説があり、その中に「寂寂(せきせき)として春は将に暮れなんとする」というくだりがある。訳は「春は寂寂として音もなく、晩春に向かって推移する」。漢詩は、意味が分からなくとも漢文で読んだ方が、心に沁みる。和訳すると、何か味わいに欠けると思う。
中国の話ばかりで恐縮だが、最近読んで面白いと思ったのが『中華美味紀行』(南條竹則著・新潮新書)という本だ。どなたかの旅行記の中で知って取り寄せようと思ったら、残念ながら絶版となっていた。仕方がないので下の子供に頼んでアマゾンで買って貰った。