コスモロジー教育で心はすっきり晴れやかに

2006年07月28日 | 心の教育



  *越前の山々


 今年はいろいろ工夫して学生数を絞ったので、去年ほどではありませんが、それでも相当な数のレポートを読まなければなりません。

 というわけで時間を取られブログのネタが思い浮かばないのと、やっぱりご紹介したくなったのとで、毎度おなじみですが、学生たちの声をお伝えします。

                   *

 前期こういった話を聞いてきて、今までにないような気持ちになりました。どう表現すれば良いのかよくわかりませんが、心が晴れたというか、壁が崩れたというか、自分の中の世界が広がったような感じをうけました。世の中の全てのものはつながっている、全ての事が起きることはつながりがあるからだ、というのはなぜか安心するというか、気が楽になるような印象をうけました。このおかげで自分がなぜここに存在するかも考えられるようになり、またその意味も少しずつわかるようになれてきていると思います。また、他の「人」だけでなく、地球上全てのものに対する見方も少し変わったと思います。今まで自分の中に全てのことに対する納得がいかなかった部分というか、嫌になってしまうということころがあったのですが、物事の考え方が少し広くなり、自分なりに納得できるようになってきていると思います。地球や宇宙について興味が出てきて、自分で本を借りたりして勉強しています。
 今まで受けたことのない感じの授業だったので、本当に新鮮で楽しかったし、自分の実になりました。
 後期もよろしくお願いします。
                            (2年男)

 ……授業を受けた後に何というかこの心が軽くなり安らぐというか、言葉では表しきれないすっきりとしたすがすがしさを感じています。…… (2年男)

 ……「全宇宙と私の一体性」」の思想を授業で学び、なんというか言葉では表せない心地よさを感じました。正直に感動できたのは、それがなんら科学的にも矛盾することのないものだからだと思います。……あらゆるものと、「つながり」を感じながら生きるということはとても素敵なことであり、大変心地良いです。……(2年男)

 ……宇宙も自分も昔は1つのもので、今も1つなんだということに気付けることがこんなにも素晴らしいものだとは、思ってもみませんでした。そのことによって意味のないものなんてない、すべてのものに意味があると思えるようになり、なんだか心の中がスッキリ晴れやかになった気がします。……(2年男)

 前期の授業を受けただけだが、なんとなく生きる希望が見えてきた気がする。この授業を受ける前は、ただなんとなく生きて、なんとなくバイトして、なんとなく学校にきていた。しかし、先生の授業を受けるたびに、「宇宙誕生」の話しや「仏教」の話を聞いて、少しずつ僕たちがなんのために生きているのか分かってきた。後期の授業もしっかり出て、「生きる」とはなんなのか? 誰かに伝えられるようにしたい。(2年男)

                   *

 何人もの学生が特徴的な感想を述べています。

 「心が晴れた」「安心」「気が楽になった」「心が軽くなった」「安らぐ」「すっきりとしたすがすがしさ」「心地よい」「スッキリ晴れやかになった」……。

 これは、理論的納得が実感に変わった、ヘッドからハートへという深まりだと捉えていいでしょう。

 「生きる希望が見えてきた」というのは、コスモロジー教育の目的がみごとに達成できたということだと評価していいと思います。

 学生たちも「誰かに伝えられようにしたい」と言っています。

 ネット学生のみなさんも、ぜひ、伝えてください。



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