しまね分かち合いの会・虹

自死遺族自助グループ
『分かち合いのつどい』
と『J交流会』

2023年6月の主な動き

2023年06月29日 | ご報告


浜田市世界こども美術館 分かち合い会場の隣にあるとても立派な建物 なのに初めて訪れた 市立なのだろうか?

 

6月1日(木)
島根県人権啓発推進センターへ

6月3日(土)
大田分かち合い
地元の方ふたりと、4名での分かち合いになりました。
自死(遺族)の多い圏域ですが、地域性なのか.ご自分で消化されているのか.広報に問題があるのか、参加される方は少ないです。
ただ、参加人数の問題ばかりではないので、今後も大田市のお力を借りて地道に開催させてもらえれば……と思います。

大田分かち合い会場の島根県立男女共同参画センターあすてらす

大田からの帰り道には夕陽スポットがたくさんある くにびき海岸シーサイド道路にて……


6月7日(水)
『特定非営利活動法人たすけあい平田』さんへ
理事長さんのお話を伺いに、出雲市内の4人で行きました。
分野はちがいますが『虹』の事務局にいちばん近い距離(目の前)にある法人事務所です。
『島根いきいき定住財団』の方の同席があり、手探りの私たちにタイミングよく質問等を振っていただき大変助かりました。
その後、振り返りを……
『たすけあい平田』さんとは田んぼを挟んで直線で約200mのところにある

田植え前の田んぼには水が並々と張られ、まるで洪水のような水田に……

 

6月8日(木)

出雲で協議


6月10日(土)
江津市の『パレットごうつ』で総会
1部は、活動報告.決算報告、今年度の予定等々の総会。
2部は、今後の『虹』について話し合い。
横に長い島根県ですが、コアメンバー14名が出席しました。

パレットごうつは午前.午後使用の縛りがなくあくまで時間使用 未登録の団体にはちょっと高いがとても快適な施設


6月17日(土)
松江分かち合い
初めてご参加の方を含め、6名で分かち合いました。
初参加の方が受付で、「私は自死遺族ではない……」とおっしゃったので戸惑いましたが、輪にお入りいただきました。
分かち合いの中で、その理由をお話しされ、あらためて共感.再認識させられました。
さまざまなハラスメント等で追い詰められたら、『ころされた』の感覚なので『自死』ではないのです。
今までにもこの議論はありましたが、最初(受付)の対応を私たちは復習しなければと反省しました。

6月20日(火)
出雲で協議
『虹』の活動を次の方たちにバトンタッチするために再々協議を。
今後も活動を継続させるには、どのような動きや働きかけが基本的に必要なのか??
頭を付き合わせ過去を思い出しながら、初心に返り出雲市社会福祉協議会に行ってみようという結論に。。。

コロナ渦まではこちらの社協で出雲分かち合いを開催していた

 

6月22日(木)

出雲市社会福祉協議会へ
『虹』を立ち上げた間もなくに飛び込んだ出雲市社協。
右も左も分からないままの個人的スタートだったので、担当された方々は私の主張に困惑されたのではないかと。
しかし、向き合ってくださったお二人は『心のケアを求めているのではない』との判断から、あらゆる関係機関に繋いでいただけたのでした。
当時『パイプ役』ではなく、想いを伝える『通訳者』だとおっしゃっていたのが印象的で、今でも覚えています。
今年度に入り頭を巡っていた問題が難なく解決でき、「なるほど流石!!」と思わずGUTSポーズ でした。


6月23日(金)

江津市役所と浜田市世界こども博物館へ
市役所には二又さんとパネル展の打ち合わせに。
世界こども博物館は、虹メンバーの方の出展があり再度拝見鑑賞したくて行って来ました。
遺族の立場から表現されている作品は素晴らしいものなので、ご都合のつく方はぜひご覧になってください。
7月9日(日)まで『郷土のチカラ展』で開催されています(月曜日は休館)。

素晴らしい建物に素晴らしい絵画

右側に見えるのは島根県立大学浜田キャンパス



6月24日(土)
益田分かち合い
久しぶりの方を含め6名が参加。
分かち合い後のJ 交流会(茶話会)に、益田保健所から二人の方がご参加で8名で交流しました。

6月25日(日)
津和野町へ
海外留学から帰える途中の、ある女子大生を迎えに津和野駅へ。
何年振りかの津和野駅は、津和野らしい風情を残した新しい駅舎になっていました。
しかし、反対ホームから改札口ホームに渡るには線路上の橋(跨線橋)への階段を上り降りしなければなりません。
降りた乗客は4人で、キャリーを引いていたのが二人、あと、3.4才のお子さんを抱っこしていたお父さん。
約20kgのキャリーを引いていた女子大生の大きな手荷物を、なんと、そのお父さんが片方の腕に抱えてくださったのです。
エレベーターも無く、乗客たち(観光客)が助け合わなければ渡れない、見栄えが良いだけのピカピカ駅!?
障がい者や高齢者への配慮はどうなっているのだろうか……と時代錯誤的な駅に憤りを覚えてしまいまた。

新山口発の『スーパーおき』を津和野駅改札口から見送る

玄関口には『津和野のデゴイチ』が展示され観光客を迎え入れてくれるのだが……

6月26日(月)
益田市健康保健センターへ
28日のネットワーク会議に配布していただく資料の人数分コピーの依頼をお願いしました。
原稿を渡すだけで、いつもお世話になってばかりで申し訳なく思います。

 

6月27日(火)
出雲市内各所へ

6月28日(水)
①第1回益田市自死総合対策ネットワーク会議
委員としての正式参加は、今年度(今回)からが初めてになります。
とても緊張して遺族の立場から発言しましたが、フォロー共感してくださる委員がいらっしゃったので心強く感じました。
今年度は自死総合対策計画の向こう5年の見直しの年なので、4回開催されます(フジタ)。
②松江市内各所~ある分かち合いと、『虹』の方向性説明とその協議をしました。


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2023年5月の主な動き

2023年06月02日 | ご報告

自然の中で薫風を感じながら…… ヤギも子どもたちものびのびです

 

風薫る五月……も、今年は5月29日に梅雨入りしてしまいました。
これでも、昨年より17日遅いらしいです。

芸能界でまた、特に私たちにとっては辛く心痛い出来事がありました。
お昼前のニュース速報をカーラジオで聞き、体中がワナワナと震えてきました。

奇しくもその日の午後、『島根県自死総合対策連絡協議会』がありました。
駐車場から会場に行く時も、指先が震え呼吸が乱れているのが分かりました。
会議は粛々と進むのですが、「遺書!?」「なぜ!?」「何があったの!?」などが頭の中で渦を巻き集中出来ないのです。
発言の機会をもらったのに、まったく普段の私ではありませんでした。
そして案の定、発言中に協議会委員長で司会のエライ方から、ストップを掛けられてしまいました。

忌憚のない意見をと言いながら、司会者は淡々と時間通りに終わらせたいのだなぁ―と感じました。
たとえ他人事でも今日のニュースを活かし、時間は気になるでしょうが、悼みを一瞬でも真剣に考えようとする姿勢を見たかったです。
悔しいけれど「そんなもんだよ~ムキになるあんたが愚かなんだよ~」と、自分に言い聞かせるしかありませんでした。

つゆは梅雨で風情があるけれど、多湿は苦手です


5月4日(木)
出雲市民会館へ
13日の集い会場の支払いに行きました。
事務所の方から、時間があれば出雲二中の吹奏楽を聴いて行かれませんか?と声掛けをいただきました。
素晴らしいサウンドに魅了されていましたが、ふと、高校野球の応援サウンドとシンクロし、何とも言えない気持ちになってしまいました。
応援してもらっていたことを当たり前に思っていたあの頃……ありがたかったなぁ~と思い出と感謝の涙がつたいました。

5月7日(日)
松江市川津地区にある『西宗寺』さんへ
祥月命日でも眠っている我が子の供養に行けないお母さんの代わりに、遺族二人で手を合わせに行かせてもらいました。
お父さんは松江にいらっしゃるはずなのに、来られていないのかその気配を全く感じませんでした。

お寺の掲示板…… 自分を責め続けている自死遺族にとっては厳しい御言葉です 他者に言われるのはキツイです



5月10日(水)
JA発行の『しまねびより3月号』について、JAしまね出雲地区本部を訪ねました。

5月11日
個別分かち合い

5月12日(金)
県庁障がい福祉課と人権啓発推進センターへ
自死対策担当の日野さんに絵本『パパとママはね』を貸し出ししました。
午後は出雲市役所の市民活動支援課を訪ね、NPO についてプレ学習をさせてもらいました。

年とって年とって天国にいった時、パパとママは直ぐに◯◯ちゃんだとわかるのに、◯◯ちゃんはパパとママをわかってくれるのだろうか…… 
何年何十年経っても悲しさと愛しさを抱えて私たちは生きています



5月13日(土)
出雲分かち合い
昨秋から県外の人になられた方を含め、9名が集いました。

5月15日(月)
松江市内島根いきいきプラザへ
プラザ内にある、いのちの電話~心と体の相談センター~島根県社会福祉協議会と3ヶ所を訪ねました。

島根いきいきプラザ5階は滅多に行かないフロア 左奥に見えているのは松江合同庁舎です



5月17日(水)
松江駅前のテルサ内にある、ふるさと島根定住財団を訪問し、NPO について相談しました。
過去の15年間にこの窓口を訪ねたのは4~5回ですが、担当の方はいつもキチンと向き合ってくださいます。
揺れ動く気持ちを乗り越え、今回こそは!?

テルサロビー 2年前にこのロビーで開催されていた沖縄戦線(戦争反対)のパネル展を見に来ました



5月18日(木)
令和5年度第1回島根県自死総合対策連絡協議会に出席
今回は会場が島根県市長村振興センターでした。
『自さつ』から『自死』に県の用語が変わる時、とてもお世話になった当時の障がい福祉課長と再会できたことが嬉しかったです。
今年度は計画の見直しの年ですが、あとは、、、先に書いたとおりです。
6月にパブリックコメントが募集されるので、そちらに書かせてもらいたいと思いました。

5月20日(土)
①浜田分かち合い
河上さんのリードで、ほっこりとした分かち合いができたそうです。
②島根いのちの電話相談員養成公開講座
今回も講演という形でお話をさせていただきました。
聴講いただいている方と目が合う瞬間に、このスタイルで良いのだ……と自己暗示をかけています(泣笑)
①と② スケジュール管理を猛省です。

5月21日(日)
相談者と米子市へ

5月23日(火)
出雲市佐田町へ
遺族3人とお悔やみに行きました。

5月29日(月)
出雲市須佐コミセンへ
須佐コミセンはコピー料金が爆安なので、梅雨入り大雨の中でしたが走りました。。。
私の地域コミセンはその料金にびっくりしていたうえに「うちではカラーコピーそのものもちょっと……」と。。。
コンビニと同料金を支払うそのコミセンやたいていのコミセンと、須佐コミセンの違いは何だろうか。。。



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あなたは

大切な家族を 自死で突然失う衝撃 誰にも話せず胸がつぶれそうな日々 一人ではとてもかかえきれない想い このつどいでは 悲しみ苦しみ怒りなどを分かち合っています 涙しています 聴いています あなたのとなりには 同じおもいの自死遺族しかいません 安心して分かち合っています 新しいつながりが きっとあなたを待っています 一度いらしてみませんか (会場等に自死自殺の文字は使用していません安心してお越しください)