5月24日(金)
今年度の挨拶やさらなる遺族支援の依頼をしに、江津市~浜田市~益田市と、三つの自治体を訪ねました。
行った先では、地元の遺族の方と合流し一緒に話し合いに行きました。
浜田市はいつもだいたい健康福祉部長も同席してくださるので、話のまとまりが早い自治体だと感じています。
益田市では、今年度のフォーラムを益田で開催させてもらいたい旨を伝え、ご協力を頂くことが即決しました。
東西に横長い島根県。
最西の自治体津和野町には30日(木)に訪問させてもらうことになっています。
各自治体によって、遺族支援をはじめとする、自死対策に向き合う姿勢の違いの差を肌で感じさせられます。
写真は江津市役所玄関
5月23日
5月23日に安来市において安来市人権・同和教育推進協議会総会があり、総会の後半にて「~自死という社会的非難のなかで~」(桑原正好)と題する講演を行いました(下記レジメ参照)。
安来市全域から70名ほどの参加者がありましたが、参加者のほとんどがこれまで自死遺族から直接話を聞いたことはないようで、多くの人が熱心に聞き入っていました。参加者の中にはこの後すぐに別の会議が予定されていたために十分な時間が取れなかったことは残念でしたが、多くの人に関心を持っていただいたことの意義は大きかったと思われます。さらに今回の講演をきっかけに近いうちに安来市で「しまね自死遺族フォーラム」を開催することも検討されることになるようでした。
講演会会場:伯太中央交流センター(わかさ会館)
講演会
講演会の後、安来市内に在住の遺族の方とその人のお家で分かち合いをしました。また松江での分かち合いの会に参加されることを期待しながら別れました。記(高)
松江市市民活動センター(松江スティックビル内)で開催された、ドキュメンタリー映画「精 神病院のない社会」の観賞と大熊一夫監督の講演会、そしてリレートークに行ってきました。
リレートークで精神科医療と自死の現状を話させてもらいました。
県行政職員の方を少なくとも3名見掛けました。
眠れない→向精神薬→耐性→依存→破壊
自死対策のゲートキーパー研修がこの構図、この末恐さに気づいてくれる人が一人でもいてく れたらな、と願いながらの一日でした。
県内のコア的な遺族が、一同に集まり合同集会をやるために、分かち合い等を30分繰り上げて 13時30分から分かち合いを開始しました。
分かち合いは19名で、横長い島根県の遺族同士が初めて顔を会わされることにもなり、また、 いろいろな想いや感情を互いに知る機会となりました。
交流会は16名で、今回は「虹」としての共通認識や今後の方向性などの意見交換をしました。
決定事項などは、またアップしていきたいと考えています。
下の写真は交流会風景です。