しまね分かち合いの会・虹

自死遺族自助グループ
『分かち合いのつどい』
と『J交流会』

もう一つのご縁~きっと想いはひとつ

2021年10月16日 | お知らせ



「遠く離れすぎていて 簡単にはお逢いできないご縁を さみしく思います……」
と、お手紙が添えられお菓子が届きました。

今年9月「全国自死遺族フォーラム」に行く予定にしていた宮城県仙台市。と、岩手県盛岡市。
当時はまだ、宮城県にコロナ緊急事態宣言が発出されていたため、両県に行くのを断念しました。

岩手県主催のフォーラムに(2016年9月と2017年10月)パネリストとして再会し、そのご縁が今でも続いています。
再会……お互いが遺族になって間もない頃、仙台でお会いしていましたがその頃はまだまだ気持ちに余裕がなくて……



「煉瓦の建物の絵は盛岡を象徴する由緒ある銀行(観光スポット)です。観光明媚な盛岡の街をご案内したかったです」とも。
「花あかり」への願いをこめた折り紙は、遺児の方が作られたそうです。
(「花あかり」は虹の「J交流会」のような、遺族と自死問題に関心のある方達とが交流する場所とのことです)。

パネル展で毎回飾らせてもらっている「折り鶴」も、岩手県の遺族の方からのものです。
岩手県の自死遺族の皆さま関係者の皆さま、ゆるいつながりだけど、このご縁をありがとうございます。

そして、悲しい繋がりではあるけれど、たくさんの「ご縁」をいただいてきたおかげで、今を生きられている事に心から感謝しています!!


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ご縁の國のご縁~神在月

2021年10月09日 | お知らせ



10月2日から10月4日の3日間のことです。

差別禁止法制定を求める当事者の声②  「自死(遺族)問題のいま」
で、以前お世話になった大阪のフリーライターの社納葉子さんに、冊子編集のことで8月終わり頃に相談をしていました。
10月に分かち合い(J交流会)が連日ある旨を話すと、「行きましょう!」と即答をいただきました。
10月の出雲の國は、全国の神様が集まり賑やかなんですよ~天気が好いといいですね~などと電話で話していました。

10月2日の大田と、3日の松江のJ交流会にご参加いただき、遺族の皆さんと率直な意見交換ができたのではないかと思います。
社納さんが、出雲にいらっしゃる事をフェイスブックに投稿された途端に、「会いに行きます!」というコメントが入ったそうです。
鳥取からすっ飛んでお越しになられた知人の方、なんとなんと、以前に大山町の人権研修会に私を呼んでくださっていた方でした!!
また、シングルマザー……の会に関わられていらっしゃることから、出雲のお母さんとも即つながり、急遽場所を設けることになりました。

社納さんにはフル活動となってしまい、神在月の島根の素敵な観光地をご案内出来ませんでした。
しかし、出雲駅前のホテルと玉造温泉の宿で、朝に晩に温泉三昧だけは思いきりしたように感じます。
そして、素晴らしい秋空と心地好い風は、新しいつながりや意外な出会い旅となったように思いました。
不思議なご縁は、神様がつなげた……というよりは、社納さんご自身が神様だったのかもしれません。

移動の途中①    宍道湖畔のテラスで…

移動の途中②    遠くから眺めるだけの松江城……

移動の途中③    山陰道宍道湖SAから見た夕日……

玉造温泉ホテル内のイベント    安来節「どじょう掬い」は和みました


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2021年9月の主な動き

2021年10月06日 | お知らせ




9月は「自死予防週間」があり、それに合わせ「虹」なりの活動をしたように思う
県内の自治体、担当者がどこまで真剣に取り組んでくださっているのか面談すると温度差が判るようになって、悲しいやら嬉しいやら……

川本町の広報かわもと8月号    行政らしくない見出しが読み手の心をつかみます



9月2日(木)
島根県自死総合対策連絡協議会がありました。
今回は委員の改選後でもあり、会議前に「自さつ」と「自死」の使い分けの説明がありました。
それなのに、オンラインで初参加した島根県精神科診療所協会の会長(精神科医)は、知ってか知らずか「自さつ」発言でした。
自分がいちばん正しいと思っている優しさの無い、そういう人が実は追い込んでいることに気づいていないように感じました。
また、ご自分の過去を知らない人達の前で、偉そうに発表している委員……。
私も含めいろいろです。

9月3日(金)
江津市議会へ議員面会に。

9月4日(土)
出雲分かち合い
県外の久しぶりの方がお越しになり、戦士たちの同窓会にも思えました。
J交流会に、グリーフ(悲嘆)専門士.ペットロス専門士という資格(?)をお持ちの方がご参加されました。
自死遺族たちの反応は……
悲しみ比べではないですが、認めない意見ばかりでゲストさんに悪かったです。
でもそれが、究極の悲嘆を体験した自死遺族たちの本音です。

9月7日(火)
松江市健康増進課へ地元遺族と。

9月13日(月)
遺族と島根日日新聞社へ。
その後、江津市役所のパネル展準備に。

全国制覇!大田二中野球部!!    甲子園(高校選手権)の頂点に立つより難関  (バイパス出口にて)



9月14日(火)
江津市役所ロビーで「わたしたちのまさか~自死遺族の想いを伝えるパネル展」を、22日(水)まで開催
開催中に、市長や副市長、市議会議長など市の関係者も多数来場され、意識を高めていただけたのではないかと……
なにより嬉かったのは、訪ねてくださった岩国の遺族とお昼ご飯を一緒に食べながら、あの頃を語り合えた事でした。

アンケートボックス    江津市健康医療対策課の佐々木さんが作り直してくださいました

江津市浅利海岸    バイパスを走らず9号線を帰るとこの景色に出合える



9月18日(土)
浜田分かち合い

9月22日(水)
江津市役所でフォーラム開催の打ち合わせ
その後、パネル展の片付けをし大事なパネルや立て看板を積んで、津和野町へ。

9月24日(金)
吉賀町の担当者を訪ね~25日から始まる津和野日原の会場へ。
津和野と益田の遺族と3人で、パネル展会場となる「かわべ」蔵棟2で準備をしました。

吉賀町の彼岸花畑    観光スポットのようだが……



9月25日(土)~
ミニ講演会と、ミニパネル展(10月1日まで)

かわべミニ講演会 開催しました。 – 日原にぎわい創出拠点 かわべ (nichiharakawabe.jp)
パネル展には益田から3日間会場に通いました。
「かわべ」のスタッフさんや、益田の遺族の方も自主的に替わりばんこに当番についてくださいました。




自死遺族の気持ちや奥深い心理は誰にもわかりません
「PTG」という言葉があるように、当事者自身が逆境に立ち向かい成長してゆける場合もあります
しかし、向精神薬を服用し続けている人たちの中には、なかなかそれが無理なような方もいます
「ヒト」という動物本来の、自然治癒力を期待したいものです


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あなたは

大切な家族を 自死で突然失う衝撃 誰にも話せず胸がつぶれそうな日々 一人ではとてもかかえきれない想い このつどいでは 悲しみ苦しみ怒りなどを分かち合っています 涙しています 聴いています あなたのとなりには 同じおもいの自死遺族しかいません 安心して分かち合っています 新しいつながりが きっとあなたを待っています 一度いらしてみませんか (会場等に自死自殺の文字は使用していません安心してお越しください)