自死遺族自助グループ「しまね分かち合いの会・虹」は、
①「分かち合いの集い」と「J交流会・虹」の定期開催
②24時間電話相談、個別分かち合い、同行支援
③啓発活動(フォーラム、パネル展、冊子等発行等)が、基本的活動です。
地道な日々の種まきで、29年度に少し花開いたことがあります。
1.県内7つの保健所圏域の内4圏域に、地元メンバーが「圏域自死対策会議」に「虹」として参画できるようになりました。
江津市の自死対策会議に、「虹」メンバーが今年度から正式に委員として参画しました。
30年度に、各自治体ごとの取り組みがすすめられ向こう5年間の対策が決まります。
そこへ、自死問題に一番近いところにいる「自死遺族」が入らせていただき意見をのべさせてもらえる事は、大きな一輪となったようにおもいます。
2.28年度と29年度に、小冊子「わたしたちのまさか(自死遺族の手記)」と「自死~自死遺族となって出合った苦悩(差別偏見集)」の2冊組みを、各自治体の人権教育課から県内の全小・中・高(含私学)の校長先生へ配布していただきました。
自死遺族の想いや自死への偏見等を、先ずは先生方に身近な問題として理解していただくために配布しましたが、活用は各学校(校長先生)の判断となります。
昔、「校長が変われば学校が変わる(中山仁主演?)」というTⅤドラマを見た事があります。
変わるとは代わるではなく、学校の常識を心ある校長先生が身をもって良識に変えたというものだったように記憶しています。
2冊の小冊子が、校長先生のご判断によって小さなつぼみとなり、どうか花開きますように・・・
30年度も欲ばらず、地道に確実にネットワークを広げ遺族支援につながる活動を!!