しまね分かち合いの会・虹

自死遺族自助グループ
『分かち合いのつどい』
と『J交流会』

~卒業~

2021年03月05日 | 



3月は、いろいろな別れの季節です
3月1日、交流のあった女子高生の卒業式に参列してきました
両親の離婚~父子家庭~父親の病気~養育困難家庭~不登校
中学3年の秋、学年主任や校長が代わり替わりに起こしに来ても、ガンとして登校出来ませんでした
出席日数が足らず、高校進学は諦めねばならないのか!?
そんな状況の中、児童相談所の支援を受け転校をきっかけに突然覚醒をし、日数を取り戻すかのごとく猛勉強が始まりました
高校には何とか進学できましたが、そこからまた目を見張るような学業成績と部活動!
希望の大学には学校推薦で行けることに決まり、給付型奨学金も確定しました
3年生最後の成績は… なななんと!全教科オール5!!
4年前の、布団をかぶってテコでも動かなかったあの姿は幻だったのだろうかと、わが目を疑いながらウルウルしていました
3月は、過去から卒業し希望に胸ふくらませる季節です


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2021年2月の主な動き

2021年03月04日 | ご報告

時間に余裕がありバイパスではなく9号線を走ったので浅利海岸の絶景が見れました


2月2日(火)
出雲市駅前の公共施設に、新聞記者から取材を受けるお母さんたち4名が集まりました。
3月の「自死対策強化月間」に合わせて、私たちにしか出来ない自死遺族としてのメッセージを伝えるものです。
特別に毎年3月だけが強化月間ではなく、本来なら毎月毎週毎日、みんなが自分のこととして考えてほしいものです。
数字だけで比較したくはないが、コロナ対策のように… 。

2月3日(水)
令和2年度松江市自死対策事業検討会に出席しました。
市役所本庁防災センターの、コロナ感染防止対策がしっかりとなされている、テレビや映画で見るような会議室でした。
この検討会のネットワーク繋がりで、先日の松江市内PTA講演会が実施出来たこと等から、予防と防止(二次予防)をハッキリ区別した対策をお願いしました。
最後の挨拶で小塚健康部長から、市の教育委員会にこの事例等を伝えますと、エールをいただきました。
防止は難しい… だから、予防を!!(鬱病対策ではなく、鬱にならないための対策。病気の早期発見定期検診のように、かかってからの治療は大変なように)

2月6日(土)
大田と松江のダブルブッキング分かち合い
大田会場は出雲からの遺族と3名で分かち合いを。
後半は大田市役所の自死対策の担当の方も参加され4名でJ交流会が行われたそうで、とても良い雰囲気で終わったとの事でした。
松江会場は、久しぶりに参加された方もあり7名での分かち合いになりました。
2年も連続でフォーラムが中止になりとても残念だと、J交流会に佐藤弁護士がお越しになりました。
コラボ出来る何かを考えなければ!!

2月9日(火)
大田市役所主催の研修会打ち合わせも兼ねて大田市と、江津市へ。
予算が余りそうで駆け込みのパンフレットやファイル等を作られるようなら、冊子を買い取ってほしい旨も伝えました。
コロナ渦の中で自治体主催のイベントが中止になることが多々あり、正直予算が余ってる所もあるんですよ… との情報もキャッチしていたもので。。。

2月13日(土)
益田分かち合い
5名で分かち合いをした後、後半のJ交流会に益田市役所の自死対策担当の方お二人がいらっしゃいました。
ケーブルテレビで遺族のおもいを伝えれないかと相談.協議をしました。

2月14日(日)
気に留めていた卒業間近な高校3年の生徒に会いに宇部まで走りました。
どうしても学校に行けず、出席日数ギリギリで高校進学をも危ぶまれていた4年前。
推薦で大学が受かった事や給付型奨学金を受けれるまでになった姿が信じれない程に、明るく前向きになってくれました。

2月15日(月)
益田市内の遺族と吉賀町.津和野町と、ひとまろビジョン(ケーブルテレビ)を回りました。
パネル展開催場所の確認等と打ち合わせをしましたが、対応と姿勢の違いに驚きました。
広報についても、なぜ?どうして?と、その温度差に唖然としてしまいます!!
ひとまろビジョンでは、「虹」独自のメッセージを伝える時間をいただきたいとお願いしました。
2月23日(祝日)に収録予定となりました。

初めて通る国道187~雨の中を吉賀町へ

吉賀町広報紙

津和野町広報紙

パネル展会場になる津和野町交流センターの下見へ



2月16日(火)
益田保健所へ寄り、13日のJ交流会と15日の様子を伝えました。

9号線沿いに、益田市の花「スイセン」の花畑を見つけました


2月17日(水)
みぞれ混じりの突風でかなり寒い日でしたが、大田市自死対策専益田門部会研修会に向かいました。
口下手な講師でいつもホントに申し訳ないと思うのですが、伝えなければ何も変わらないので、この場をもらえるだけでもありがたい事だと思っています。

大田市民センターは以前に分かち合いを開催していた懐かしい所です

翌日は凍てつくような寒さ!20㎝の積雪になりました


2月22日(月)
島根大学へ、二つの用事があり行って来ました。
県の自死総合対策連絡協議会委員をされている肥後教授と面談し、以前に相談をしたことのある人の現況をお知らせしました。
お引っ越しの片付けや、会議などのお忙しいところにお邪魔しすみませんでした。
先生も私も、花粉症でぐずぐず状態でした~(泣.笑)
図書館で、犯罪被害者遺族主催のパネル展「命の絆」を拝見しました。
主催の江角さんに、見よう見まねの背中を押してもらいながら、私たち「虹」のパネル展は今日までやって来れたように思いました。
このあと県庁へ行ったのですが、2月22日は竹島の日ということで県庁付近は大変騒がしい状況でした。


2月23日(火.祝)
益田のケーブルテレビ「ひとまろビジョン」へ行き、4人がそれぞれのおもいを伝える収録をしました。
「虹」代表がフォーラムは中止になったが、どうしても益田圏域の皆さんに伝えたいことの旨の挨拶を。
佐藤弁護士が「自死と人権について」を、遺族二人が体験と体験的知識をカメラに向かいお話をしました。
15分の編集をされるのですが、いつどのような放送になるのか不安です!

益田ケーブルテレビ(ひとまろビジョン)での収録風景


2月25日(木)~26日(金)
研修会は26日でしたが、季節的なこともあり前日に広島市入りを。
26日は、私のふだんの行いが悪いのかこの日も強風の雨模様でした。
今回で3回目の広島市精神保健福祉センターに到着。
オンライン研修会は初めてで、「広島市自死遺族等支援研修会」は120分の受け持ち時間です。
でも、担当の方々のご指導であっという間に無事終わりました。
杉さんはじめ皆さんのお人柄が温かく、振り返りの時間も楽しく過ごさせてもらえました。

眼下に見える夜の平和大通り

はじめてのオンライン研修に臨む前!緊張感いっぱい!



2月28日(日)
3月1日の卒業式に出席してほしいという高校生の願いに応じるため宇部に出発。

 

 

 

駆け込みの予算消化…
例年、たいていがパンフレットやファイルに収まってしまう
ならば、私たちが発行している「冊子」を役立てください!
話してみるものだ!
県内の4自治体から注文をいただいた
頭ごなしに、けんもほろろな自治体もあるが、やる気の差も感じてしまう
3月は「自死対策強化月間」
市や町の広報に、やっつけ仕事で掲載しているとしても、掲載してないよりはまだマシかもしれないが…
「紙面確保がたいへんなんですよ~」の気持ちは分からないでもないが、「命」「自死」がどういう事かを真剣に取り組めば、言い訳はないように思う


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あなたは

大切な家族を 自死で突然失う衝撃 誰にも話せず胸がつぶれそうな日々 一人ではとてもかかえきれない想い このつどいでは 悲しみ苦しみ怒りなどを分かち合っています 涙しています 聴いています あなたのとなりには 同じおもいの自死遺族しかいません 安心して分かち合っています 新しいつながりが きっとあなたを待っています 一度いらしてみませんか (会場等に自死自殺の文字は使用していません安心してお越しください)