山陰中央新報6回連載 愛(かな)しみと歩む ~「自死」という死~
3回(4月2日)「母の孤独」
4回(4月6日)「一番好きな笑顔」
5回(4月9日)「父の苦悩」
6回(4月13日)「命救える一助に」
3月の「自死対策強化月間」に併せ、3月初めからの掲載をと取材に応じてきましたが、諸事情でかなりズレこんでしまいました。
私たちがしんどい思いで取材を受け読者の方に伝えるのは、「こんなおもいは、もう私たちだけでいい!!」との強い想いがあるからなのです。
「遺された者の生き方一つで、自ら逝かねばならなかった人たちの命の意味が活かされる」
「経験を語ることで遺族たちの苦しみを減らし、一人でも救える命につながる一助になってほしい」
いつもそんな気持ちでいます。
取材に協力された遺族の方々、本当にどうもお疲れさまでした。
4月8日(木)
NHK松江放送局の記者さんと面談
4月17日(土)
松江分かち合い
山口県の遺族の方が何年振りかに参加されました。
繋がった当初は皆な、言葉にしようとしても言葉にならず… とめどなく溢れる大粒の涙も拭かず…
再会の時にも、でもやっぱり泣いて…
こうしていつでも遠慮なく泣ける場所っていいなぁ~と感じます。
後半のクールダウン茶話会(J交流会)では今年度の予定を確認したり協議をし、ゲストのNHK浅井記者さんと情報交換をしました。
4月20日(火)
子どもを亡くした親たちの臨時分かち合いを急きょ開催しました。
桜の花の潔さや間もなくやってくるGWの賑わいがキツイので、どこからともなく声が上がり、たまに集ってきました。
日本海に沈む夕日.国道9号線五十猛海岸より~
4月23日(金)
NHK松江放送局の記者さんと3度目の面談
4月24日(土)
益田分かち合い
今年もまたやって来る5月がツライ… と涙が頬をつたうお母さん。
大多数の人には5月は花咲く薫風のよい季節ですが、私たちには5月はしんどい月です。
5月は遺族になる人たちが多いのです。
4月26日~27日
益田市内の支援者の事務局や津和野町役場.益田市役所.益田保健所の各自死対策のある課を回りました。
最後に江津市内の遺族と道の駅サンピコで待ち合わせて、打ち合わせをし帰路につきました。
津和野町にあるローソンは、町並みにあわせたシックな外観です
GWには昨年度の事業内容報告の仕上げが待っている
相談電話を受けながら、領収書を整理しながら… のこの連休
心身の奥底にある愛(かな)しみと、やらねばならないという目の前のストレス…
そんな自身を理解し受けとめてくれるのは、自分自身しかないのだろうか…
5月10日は、父親の命日で亡き子の誕生日… 不思議で複雑な1日となる