しまね分かち合いの会・虹

自死遺族自助グループ
『分かち合いのつどい』
と『J交流会』

執念で労働災害認定‼️  過労自死  行政訴訟判決について

2021年05月31日 | ご報告



2009年9月18日に過労死(自死)した高木教生さん、ご両親は労働災害の申請をしました(2014年1月27日)
が、出雲労働基準監督署長が業務外の決定処分をしたため、この処分の取り消しを求めた訴訟でした。
長い年月を闘ってこられましたが、本日2021年5月31日、労働災害=過労死(自死)と認められました。
何度も傍聴(応援)に駆け付けてくださった皆さま、ホントに本当にありがとうございました!(虹)

以下、裁判結果を写真(NHKニュース)で紹介します。

 

 

 

裁判(傍聴)応援への御礼


皆さまにはお忙しい中、裁判の行方をいつも一緒に見守っていただき、誠にありがとうございました。
お陰さまで、やっと労働災害(過労自死)と認定されました。
その都度、励ましをいただきましたこと、心より御礼を申し上げます。
また、皆さまには今後も何かとお世話になるかも知れませんが、何とぞよろしくお願いいたします。
高木猪三男.栄子


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2021年4月の主な動き

2021年05月02日 | ご報告





山陰中央新報6回連載  愛(かな)しみと歩む  ~「自死」という死~ 

3回(4月2日)「母の孤独」



4回(4月6日)「一番好きな笑顔」




5回(4月9日)「父の苦悩」




6回(4月13日)「命救える一助に」



3月の「自死対策強化月間」に併せ、3月初めからの掲載をと取材に応じてきましたが、諸事情でかなりズレこんでしまいました。
私たちがしんどい思いで取材を受け読者の方に伝えるのは、「こんなおもいは、もう私たちだけでいい!!」との強い想いがあるからなのです。
「遺された者の生き方一つで、自ら逝かねばならなかった人たちの命の意味が活かされる」
「経験を語ることで遺族たちの苦しみを減らし、一人でも救える命につながる一助になってほしい」
いつもそんな気持ちでいます。
取材に協力された遺族の方々、本当にどうもお疲れさまでした。



4月8日(木)
NHK松江放送局の記者さんと面談

 



4月17日(土)
松江分かち合い
山口県の遺族の方が何年振りかに参加されました。
繋がった当初は皆な、言葉にしようとしても言葉にならず… とめどなく溢れる大粒の涙も拭かず…
再会の時にも、でもやっぱり泣いて…
こうしていつでも遠慮なく泣ける場所っていいなぁ~と感じます。
後半のクールダウン茶話会(J交流会)では今年度の予定を確認したり協議をし、ゲストのNHK浅井記者さんと情報交換をしました。

4月20日(火)
子どもを亡くした親たちの臨時分かち合いを急きょ開催しました。
桜の花の潔さや間もなくやってくるGWの賑わいがキツイので、どこからともなく声が上がり、たまに集ってきました。

日本海に沈む夕日.国道9号線五十猛海岸より~



4月23日(金)
NHK松江放送局の記者さんと3度目の面談

4月24日(土)
益田分かち合い
今年もまたやって来る5月がツライ… と涙が頬をつたうお母さん。
大多数の人には5月は花咲く薫風のよい季節ですが、私たちには5月はしんどい月です。
5月は遺族になる人たちが多いのです。

4月26日~27日
益田市内の支援者の事務局や津和野町役場.益田市役所.益田保健所の各自死対策のある課を回りました。
最後に江津市内の遺族と道の駅サンピコで待ち合わせて、打ち合わせをし帰路につきました。

津和野町にあるローソンは、町並みにあわせたシックな外観です



GWには昨年度の事業内容報告の仕上げが待っている
相談電話を受けながら、領収書を整理しながら… のこの連休
心身の奥底にある愛(かな)しみと、やらねばならないという目の前のストレス…
そんな自身を理解し受けとめてくれるのは、自分自身しかないのだろうか…
5月10日は、父親の命日で亡き子の誕生日… 不思議で複雑な1日となる


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あなたは

大切な家族を 自死で突然失う衝撃 誰にも話せず胸がつぶれそうな日々 一人ではとてもかかえきれない想い このつどいでは 悲しみ苦しみ怒りなどを分かち合っています 涙しています 聴いています あなたのとなりには 同じおもいの自死遺族しかいません 安心して分かち合っています 新しいつながりが きっとあなたを待っています 一度いらしてみませんか (会場等に自死自殺の文字は使用していません安心してお越しください)