第10回「しまね自死遺族フォーラム」 in松江 開催のお知らせ
~この悲痛は、もう私たちだけでいい!!~
会場:島根県民会館 3階 大会議室 入場無料
主催:自死遺族自助グループ「しまね分かち合いの会・虹」
協力:松江市、松江市・島根県共同設置松江保健所、松江市社会福祉協議会
【プログラム】
講演:「『人権問題』としての自死対策」 佐藤 力(つとむ)氏 佐藤力法律事務所(松江
市伊勢宮町)
法政大学法学部卒業、大阪大学大学院高等司法研究
科修了。
法テラス島根法律事務所などを経て2013年7月
より現職。
島根県自死総合対策連絡協議会委員。
ミニコンサート:木下 徹(てつ)氏 遺族の集いなどでギターの弾き語りを続けているフ
ォークシンガー
当事者は語る:それぞれの立場の数名の遺族、未遂者家族など
会場との意見交換:講師、発表者への質問や、意見情報交換など(匿名でもかまいません)
10回目の節目あるフォームです。
まだまだ「自死」に対する偏見のある中で、私たち当事者は自身の苦痛を語ることが予防や防止につながる一助になればとの強い意志のもと勇気をもって頑張ってきたと思います。
そして、支援者の皆様や各自治体の皆様方などに支えられ第10回目を迎えられることに、深く感謝御礼申し上げます。
詳細は後日チラシ掲載でご案内させていただきます。
2019/1月12日、今年初めての分かち合いは出雲会場でした。
天気予報は曇り時々雨、、でしたが時々晴れ間も見えるそこそこの冬日でした。
片道4時間をかけて、大阪から娘さんを亡くされたお母さんがおみえになりました。
分かち合いスタートの時点では5名しかいませんでしたが、、次々と時間差で10名に増えていきました。
その都度自己紹介をしなければならず、初参加の方には何度もご迷惑をお掛けしてしまいました。
そして、親、子供など、グループで分かち合おうと考えましたが、、結局大所帯の分かち合いになってしまいました。
分かち合いの進行として、今後の課題です。
❝私事ですが、、12月27日の十三回忌を迎えた今でも心は揺れ動いていることを分かち合いたかった。
平然としていたり、あるいは悲しみはどこにあるの?と思わせるような言動に、この母親(私)はもう乗り越えた人・・。
ではなく、いつまでも悲しみ(愛しみ)と共に突っ張って生きていることを解ってほしかった。
26日の広島sottoさんでも、昨日の分かち合いでも、もう少し深いところの気持ちを思い切り話したかった❞
❝以前に、遺族仲間から「あの人(私)は涙を流すことがうまく演技をしている」と言われていたことを知った。
そう言った人はその後「虹」から離れ、打倒「虹」打倒〇〇としてグループを立ち上げたらしいのだが、実存しているのやら、、
自死で亡くすということがどんなに悲しくて苦しくて自分を責めて追いやって、生き延びていることにさえ罪悪を覚えながら今を生きているというのに、同じ自死遺族としてさえ痛みが解らないのだろうか、、虚しい、、悲しい、、❞
後半のJ交流会は、4名の追参加遺族や外部(共同通信記者)の方が参加され15名での交流になりました。
12月3日(月) 「平成30年度島根県精神保健福祉相談員資格取得講習会」において
「自死遺族に関する相談(しまね分かち合いの会・虹の活動)」を
お話をさせていただきました。
山口健康福祉センターから受講にいらしていた方と昼食のテーブル
が一緒になりました。
山口県内の「自死遺族支援」はどのように行われているのですか?
などとお聴きしました。
遺族が声なき声を上げたり、ましてや対策にかかわらせてもらう等、
まだまだそのような環境ではない現状のようでした。
8日(土) 松江分かち合い
14日(金) 印刷屋さんと、小冊子・チラシ作成の打ち合わせ
15日(土) 島根いのちの電話「第38期電話相談ボランティア養成講座」において
「自死遺族に寄り添う(自死遺族への対応)」をお話させていただきました。
相談員のなり手が少ない中、志を抱いて聴講されていることは本当に
素晴らしいことだと思います。
が、県が話されている時も私の時もほとんど船をこいでおられる最前
列の方・・・大丈夫かな~と逆に心配になりました。
17日(月) 松江市健康福祉センターで、市役所(3名)、保健所(1)、社会福祉
協議会(1)、虹(2)の四者(7名)でフォーラムの打ち合わせをし
ました。
そのあと、天神町にあるNPО法人を訪問しました。
22日(土) 益田分かち合い
26日(水) 広島市内で、佃弁護士とパネルや冊子作成の件で面談。
そのあと、NPО法人ひろしまSОTTОさんを訪ね、
夕食をいただい てしまいました。
翌27日が息子の十三回忌の日ということもあり、何かのご縁を
感じ突発的に参加していました(感想はまたいつか)。
広島・・・駐車場代金が高すぎて、もう二度と車で市内には行け
ないと思いました(合計3000円)。
27日(木) 津和野町に今年度はまだご挨拶に行っていませんでしたので、
役場を訪ね健康福祉課の自死対策担当の方にお会いしてきました。
津和野町役場前の風情
駆け足の日々で、何かがおろそかになってはいないか?と自問自答しながらの一年間でした。
2019年もこの慌ただしさは変わらないのだろうが、心だけは見失わないようにしたいと思っています。