できることを、できる人が、できるかたちで

京都精華大学教員・住友剛のブログ。
関西圏中心に、教育や子ども・若者に関する情報発信を主に行います。

最近読んだ本をまとめて紹介(3157冊目~3173冊目)

2020-09-27 18:03:54 | 本と雑誌

またまた最近読んだ本がたまってきたので、著者名とタイトルだけでも紹介しておきますね。夏休み中だったので、あまり仕事とかかわりのありそうな本は読んでませんねえ。むしろちょっとここのところ体調が思わしくなかったので、健康法とかストレッチみたいな体操の本とかが入っていたりします。もうすぐ後期の授業開始なので、また授業やりながらいろんな本を読むことになると思いますが・・・。

3157冊目:加藤浩子『オペラで楽しむヨーロッパ史』平凡社新書、2020年

3158冊目:片田敏孝『人に寄り添う防災』集英社新書、2020年

3159冊目:磯田道史『感染症の日本史』文春新書、2020年

3160冊目:串崎真志『繊細すぎてしんどいあなたへ HSP相談室』岩波ジュニア新書、2020年

3161冊目:島田裕巳『疫病VS神』中公新書ラクレ、2020年

3162冊目:ヤマザキマリ『たちどまって考える』中公新書ラクレ、2020年

3163冊目:高橋源一郎『たのしい知識 ぼくらの天皇(憲法)・汝の隣人・コロナの時代』朝日新書、2020年

3164冊目:若松英輔『弱さのちから』亜紀書房、2020年

3165冊目:吉田千亜『孤塁 双葉郡消防士たちの3.11』岩波書店、2020年

3166冊目:佐藤友亮『身体知性』朝日選書、2017年

3167冊目:井上寿一『戦前昭和の国家構想』講談社選書メチエ、2012年

3168冊目:加藤直樹『トリック 「朝鮮人虐殺」をなかったことにしたい人たち』ころから、2019年

3169冊目:石村友見『ゼロトレ』サンマーク出版、2018年

3170冊目:石村友見『動かないゼロトレ』サンマーク出版、2019年

3171冊目:宮田光雄『われ反抗す、ゆえにわれら在り カミュ「ペスト」を読む』岩波ブックレット、2014年

3172冊目:小林弘幸『図解眠れなくなるほど面白い自律神経の話』日本文芸社、2020年

3173冊目:小林弘幸・大矢たけはる『医者が考案した聞くだけで自律神経が整う15曲』アスコム、2020年


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今日(9月27日)のプリキュアの話です。

2020-09-27 11:15:53 | プリキュア話

今日も日曜日。いつものとおり、今朝のプリキュアの話を書いておきます。

さて、今朝のプリキュアなんですが、なんだか不思議な感じの内容でした。要は、子犬のラテの成長記録をつくりたいというアスミ(キュアアース)に、他のプリキュアと妖精さんたち(=地球のお医者さん見習いたち)が「今年前半の物語を語って聴かせる」という展開なのですが・・・。でも、いつも出てくる敵(ビョーゲンズ)は、そのプリキュアたちが語って聴かせる過去の思い出話のなかにしか登場しません。「敵とたたかうシーンが回想場面以外にが登場しないという、そんなプリキュアの放送回が過去にあったかしら?」という感じです。

また、どうも私の目から見ていると、ところどころで今日の物語に必要な場面の作画等を行いつつも、これまで今年2月~9月までにつくった各場面の「つなぎ合わせ」を上手に取り入れたため、結果的に動画制作の手間の「節約」ができているような感じなんです。制作会社のプロデュース力というか、「脚本」づくりの「腕」を見せた…というところでしょうか。

まあ、そんなわけで、今日の内容紹介なのですが。まず冒頭では、バス停でプリキュアたちがどこかに出かけるときに、ひなた(キュアスパークル)がバス停ウラに隠れて、いきなり現れてアスミをおどろかせようとします。でも、アスミはちっともおどろかない。そこで、そんなアスミをびっくりさせよう・・・というのが、他のプリキュアや妖精さんたちの今日の思いになります。

他方で、「植物の成長は早い」といいながら、アサガオの観察日記を毎日つけているのどか(キュアグレース)の様子を見て、アスミは子犬のラテの記録をつくろうと思いはじめます。ラテの母親・ティアティーヌへ報告するためにも、記録をつくりたいと思ったようですね。まあ、そんなわけで、他のプリキュアや妖精さんたちに、アスミは「どうしてプリキュア(パートナー)になったのか?」を聴いて、記録に残しはじめます。

ただ…。詳しいことをアスミが聴こうとすると、のどかはどこかへ行ってしまいます。そんなのどかにかわって、ラビリンはアスミは「のどかが自分の肉球にキュンと来ることばを言ったから」パートナーになったこと、のどかはいつもいっしょうけんめいで、やさしいことを伝えます。

アスミは続いて、ちゆに話を聴こうとするのですが…。なぜか森から竹を運ぶペギタンに出会います。そんなペギタンに、ちゆとの出会いをアスミは聴きます。何事にも自信がなかったペギタンは、「地球のお手当を自分にも手伝わせてほしい。私の勇気をあなたに分けてあげる」というちゆの一言に、肉球がキュンとした、ちゆはいつもかっこいい、といいます。でも、ペギタンは「ちゆの家に行くのはダメ。ひなたの家に行ってほしい」とアスミに伝えます。

そんなわけで、アスミはひなた(キュアスパークル)の家に行くのですが、アスミの姿を見ると、ひなたはどこかへ行ってしまいます。そこでニャトランに、ひなたとの出会いについて話を聴きます。ニャトランはアスミに「初めて出会ったときも、ひなたはバタバタしていた。しゃべるネコの自分を見て、ひなたははしゃいだ。そんなひなたを、自分はパートナーにぴったりだと思った。何事もゆるいけど、のりがいい」と思ったと伝えて、「それじゃあね~」といって、どこかに去って行きます。アスミは「似た者どうし」と、ニャトランとひなたについて感じました。そして、ひなたの姉の営むカフェでラテと一休みしているときに、「今夜は街の花火大会がある」ことを知ります。このあと、CMが入ります。

CM終了後、アスミは街中でちゆに出会います。「ペギタンとは別行動なのね」というアスミに、ちゆは「結果オーライだけど、ペギタンは時々迷子になったりしている。でも、そのおかげで3人のプリキュアと妖精たちは仲良くなったりもできた」と伝えます。そして「ラテ、アスミをよろしくね。今日はみんないそがしいから・・・」といって、去っていきます。

続いて、アスミはひなたに出会います。でも、ひなたは持っていた浴衣をすぐに隠してしまいます。その上で自分から、ひなたはいったん、プリキュアを辞めようと思ったこと、心が折れかけたことを話し始めます。ひなたはアスミに、「自分はプリキュアを一度は無理だと思って、やめようと思ったけど、でも、ちゆとのどか、3人の妖精たちに支えられたし、3人のプリキュアの合体技もできた」ことを伝えます。「3人の技がうらやましい」というアスミに対して、ひなたは「アスミはひとりでも十分強い」といって、またどこかへ行ってしまいます。

そしてアスミがプリキュたちの通う中学校まで来たとき、校門前でのどか(キュアグレース)に出会います。ここでアスミに対して、のどかは3人の合体技・ヒーリングオアシスのことを話します。のどかはアスミに対して、「みんなの想いが重なって、新しいボトルができた。みんなとお手当をしていきたいと思った」ことを話します。ただ、「この話の続きはあとで」といって、のどかは学校の友達のところへ行ってしまいます。アスミはそんな様子から、今日は3人のプリキュアたちはみんな、学校の友達と花火大会に行く予定があって忙しいのだ・・・と思ってしまいます。

あらためて自分の部屋にもどって、子犬のラテの成長記録を書きながら、アスミは考え事をはじめます。ラテがひとりでビョーゲンズに立ち向かおうとしたとき、「我が子と地球の両方を守りたい」と強く願う母親・ティアティーヌの思いから、アスミ=キュアアースが生まれた。「ラテを守るために生まれた私だけど、でも、みんなといっしょに花火大会に行きたい」とアスミが思い始めたとき、アスミのからだがまた消えかかります。

そんなとき、アスミの部屋にのどかがやってきて、のどかはアスミを外に連れ出します。「サプライズ! アスミを驚かせようと思って、こっそりみんなで用意したんだ」といって、ひなたやちゆ、妖精さんたちが竹を割って作った「流しそうめん」の道具を見せます。どうやら子犬のラテも、この「サプライズ」の準備のことは知っていたようです。「そういうことでしたか!」と、アスミはびっくりします。

このあと、流しそうめんの食べ方をちゆが実演してみせたり、ひなたが用意した浴衣をアスミに着せてみたり…。そして、友達の父親が花火職人なので、のどかはラテの姿が空中で描けるような花火をつくってもらって、花火大会で打ち上げてもらいます。「たくさんびっくりできた?」と聴くのどかたちに、アスミは「びっくり、大好き」と返事をします。そして、ラテの成長記録にアスミは「地球に生まれて来てよかった。ありがとう」と、ティアティーヌへのメッセージを残します。ここで、今回の物語はおわりです。

いかがですか? 今回、プリキュアと敵(ビョーゲンズ)とのたたかいの場面は、回想シーン以外には一切でてきませんでした。また、基本的に回想シーンが多いので、花火大会のことや、それに向けてこっそりいろんな準備をしている場面の動画も、それほど多く登場しません。なので、かなりいろんなものを「節約」した感じで物語がしあがっていますね。たぶん制作スタッフたちの新型コロナ対策も兼ねているのだろうと思いますが・・・。でも、制作会社のプロデュース力というか、「脚本」の腕の見せどころだなぁ…っていうのを実感しました。

ちなみに来週は予告編を見る限り、またアスミとラテが物語の軸になって、今度は気球の話になるようですね。ただ、アスミにも苦手なことというか、調子が悪い時があるような、そんな感じのようですが…。

 

 

 


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今日(9月20日)のプリキュアの話です。

2020-09-20 15:54:35 | プリキュア話

今日も日曜日、忘れないうちに今朝のプリキュアの話を書いておきます。

8月半ば過ぎに新プリキュア・キュアアース(アスミ)が登場して以来、キュアグレース(のどか)・キュアフォンテーヌ(ちゆ)・キュアスパークル(ひなた)の3人のプリキュアとキュアアースの関係をどう描くかが、ここ最近の物語の軸になっていますが・・・。

今回はちょっとそこからずれた展開をしたお話。妖精というか、地球のお医者さん見習いで、キュアフォンテーヌのパートナーのペギタンが、あらためて自分のパートナーとしてのつながり(絆)を確認するというお話でしたね。と同時に働く母と子、2人で暮らす家庭をプリキュアたちが応援するという、そんな物語にも仕上がっていたように思います。

まず、ペギタンはとてもこわがり。ちゆといっしょに家でテレビ映画を見ていて、野犬に襲われる男女のシーンを見ていて、こわくなって隠れてしまいます。そんなペギタンをちゆは「かわいい」と思っています。まあ、もともと、こわがりのペギタンを「私が守ってあげる」といって、ちゆはパートナーに選んで、キュアフォンテーヌになったのですが。でも、ペギタンは自分はこのままではだめで、「弱虫ではなくて、かっこよくなりたい」と思い立ち、ちゆが居ないうちに、家を飛び出してしまいます。そして、公園のベンチで座っているときに、リリと言う名前の小学生の女の子に見つかります。リリは、ぬいぐるみのふりをしてごまかしているペギタンを、「かわいい」といって抱きかかえ、家に連れて帰ります。

リリは働く母と2人で暮らしていて、家に居ても夜遅くまでひとりぼっち。ペギタンにリリは「ジョセフィーヌ」という名前をつけて、着せ替え人形のようにして遊んでいます。でも、そうやって遊んでいるうちにペギタンのおなかがなってしまい、ぬいぐるみではなくて生き物だということに気付かれます。ただ、リリはペギタンを「本物のペンギン」と思って、ますます「かわいい(飼いたい)」と思っているようです。そのために、ペギタンはますます逃げ出せなくなってしまいました。

そして夜、リリが寝静まった頃に、リリの母が仕事に帰ってきます。リリの母は「もっといっしょに居てあげたい。新しい学校に慣れたかな?」と、リリのことを心配しています。そして翌朝、リリの母は、リリが起きるよりも早く仕事に行きます。そしてリリは、家に残るペギタンのために弁当をつくって、学校に向かいます。

一方、プリキュアたちはペギタンを手分けして探します。ちゆは「わるいのは私」といいます。アスミが子犬のラテをつれてきて匂いをかがせると、ペギタンの匂いは公園で消えたことがわかります。

さて、リリが学校に向かったあと、ペギタンはリリを一人にはできないと思い、「どうすればいいか?」と悩みます。自分はちゆ=キュアフォンテーヌのパートナーであることを、リリにどこかで伝えなければいけない。でも、それを伝えれば、リリは毎晩、家で独りぼっちになるわけです。そこでペギタンは思い切って、リリの家から飛び出し、リリの小学校に行こうとします。そのとき、窓の外には犬が吠えていたのですが、こわさを辛抱して、空に向かって飛びます。

ペギタンがリリの学校に行ってみると、休み時間の教室で、他の子たちから離れて、リリはひとりぼっちです。「ぼくと同じだ・・・」と思ったペギタンは、男の子たちにつかまって、いじめられます。そんなペギタンを見付けたリリは、「その子は私のもの!」と男の子たちに抗議します。「リリは転校生のくせになまいきだ」という男の子たちに対して、他の女の子たちが助けに来ます。そこから、リリは他の女の子たちと仲良くなります。

そんな出来事のあと、リリはペギタンに「ありがとう、ずっといっしょに居てほしい」と伝えるのですが…。ペギタンは「今まで勇気がなくて伝えられなかった」といって、本当のことを言おうとします。でもそのとき、ちゆが「よかった、無事だったのね!」と現れます。それで「本物の飼い主がいた」と思ったリリは、ペギタンを連れてでどこかへ行こうとしていまいます。

リリがペギタンを連れてどこかへ行ってしまったときに、シンドイーネが神社の狛犬をメガビョーゲンにして、地球を蝕みにやってきます。ちゆ以外の3人のプリキュアはメガビョーゲンとたたかい、ちゆはペギタンとリリを探しに出かけます。でも、3人でのたたかいなので、メガビョーゲン相手にプリキュアたちは苦戦します。

他方で、家にまでもどったリリは、ペギタンに「さよならするのは嫌だ」と伝えます。でも、ペギタンは「パートナーが僕を待っている。でも、もうリリはひとりぼっちじゃない。あの勇気があれば、なんでもできる」と、リリに伝えます。そして、もう一度、ペギタンは犬の群れの上をとんで、ちゆのところへ向かいます。そんなペギタンをしっかりと抱きとめたちゆは、涙を流します。ペギタンはちゆに「急がなくちゃ」と言って、キュアフォンテーヌへの変身を促します。

「やっぱり3人でメガビョーゲン倒すのは無理ね」とシンドイーネが言ったときに、「4人よ!」といって、変身したキュアフォンテーヌとペギタンが現れます。そしてキュアフォンテーヌの技・ヒーリングストリームを使って、狛犬のメガビョーゲンから宝石のエレメントを助け出します。

ラストのシーンですが、小学校ではリリと他の女の子たちがすっかり打ち解けて、仲良くなります。そんなリリの家に、ちゆがペギタンを連れて遊びに行きます。「この子が行きたいというから、これからも遊びに来ていい?」と、ちゆはリリに伝えます。ということで、ちゆとペギタンの絆の確認の物語であるとともに、地元のひとり親(特に母子)家庭をプリキュアたちが支えるという物語にも、今回は理解可能です。

なお、来週の予告編では…。どうもアスミは子犬のラテの育児日記のようなものを書いているようで、それがテーマになるようですね。


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今日(9月13日)のプリキュアの話です。

2020-09-13 14:50:54 | プリキュア話

今日も日曜日なので、いつもどおりプリキュアの話を書いておきます。

8月に新プリキュア・キュアアース(アスミ)が登場したあと、先週放送分まではアスミとキュアグレース(のどか)、キュアフォンテーヌ(ちゆ)、キュアスパークル(ひなた)との関係を、それぞれ1対1対応みたいな感じで描くようなストーリー展開をしていました。でも、今週からはいよいよ、アスミも含めたプリキュアたちが4人のチームになって動くことを意識したストーリーになっていくようですね。

と同時に、いままではプリキュアたちの暮らす街(すこやか市)だけがビョーゲンズの攻撃対象になっていましたが、今週からは「おおらか市」など他の街も攻撃されるようです。となると、4人のプリキュアの移動手段が問題になるわけですが…。そこで、キュアアースの「風の力」がおおいに発揮されるようです。

さて、今日の話ですが。まずはひなたが雑誌を持って来て、「おおらか市のカフェがよさそうだから、みんなで行こう」と誘い掛けます。その「おおらか市」には山の中にすてきな湖もあって、きっとアスミも行きたいだろうと。そこで、朝6時集合で弁当を持って、プリキュアたち4人でハイキングに行くことになりました。

実際に「おおらか市」の湖にやってきて、プリキュアたちは久しぶりに、アスミとちゆがダッシュして競争するなど、思いっきり遊びます。また、みんなでもってきた豪勢なお弁当を食べて、おなか一杯になります。そんななか、アスミは土や花、湖など、自然の思いが自分に伝わることを実感します。

その一方で、プリキュアたちが森のなかを歩いていると、巣立ち前の一羽の小鳥が木から落ちたようで、鳴いていました。「どこかに親鳥はいないか?」と、のどかがその小鳥を抱き上げて探そうとすると、「さわっちゃだめ!」「人が近くに居ると親鳥は助けにこない」という声が聞こえました。その声の主は、樹木医の樹サクヤ。サクヤは「いろんな病原体を持っていることもあるので、素手で野鳥は触らないように」とも伝えます。

サクヤは「小さい頃からこの湖に来ていて、心が休まる大好きな場所」「ここを守りたくて、木を治す樹木医になった」と、プリキュアたちに伝えます。「木は地球とつながっていて、地球の悲鳴が聞こえてくる」「木が話をしている。お互いに『元気?』って」「風は自然の思いを伝えている」・・・そんな話も、サクヤとプリキュアの間で語られます。そういう話を聴いて、アスミはサクヤに対して「自然の思いをわかろうとしている」と感じます。そして、アスミは「私もここが大好き」と伝えます。

そんななか、ビョーゲンズのダルイゼンは、メガビョーゲンの成長以外にプリキュアたちを倒す方法はないか、いろいろ試してみようとたくらみます。そしてダルイゼンは「おおらか市」の湖にやってきて、先ほどの木から落ちた小鳥にメガパーツを与え、ネブソックという怪物を生み出します。

一方、プリキュアたちは一度「すこやか市」にもどります。そして海の見える展望台の上で、子犬のラテがビョーゲンズの出現に気付きます。どうやら「おおらか市」の湖に、ビョーゲンズが出現したようです。それも、テレビのニュースを見ると、空の上から地球を蝕む怪物がでてきたようで・・・。それがネブソックのようです。

急いで「おおらか市」まで行って、地球のお手当をしなければ・・・とプリキュアたちは思うわけですが、電車で2時間近くかかる「おおらか市」まで「どうやって行けばいいのか?」と迷います。そんなときに、アスミはサクヤのことを思い出し、「私が助けます」「風は自然の力を届ける」といいます。すると、大きな風が巻き起こり、風のトンネルができて、「おおらか市」の湖までの近道ができます。アスミは「ここを通れば、湖まで行ける!」と言います。

プリキュアたちはその風の通り道を通って、「おおらか市」の湖へ。「ここが大好きだから守りたい」といって、4人とも変身してたたかうのですが、ネブソックはなかなかの強敵です。ただ、もとが「まだ巣立ち前のとべない小鳥」なので、あまりにも高いところに行くと、怖くなるのがネブソックの弱点です。そのことに気付いたキュアアースは、他のプリキュアたちのアシストをうけて、ネブソックを連れて湖の上の高いところへ。その上で、ヒーリングハリケーンという自分の技をつかって、ネブソックをもと姿にもどします。

ラストの場面ですが、ネブソック出現のときに気を失っていたサクヤを、アスミたちが見つけます。「もう大丈夫です」「草花も、湖も喜んでいます」と、アスミはサクヤに伝えます。ただ…。ここまでくる風のトンネルをつくるだけで、アスミのパワーは使い果たしたようです。プリキュアたちは「おおらか市」の湖から歩いて帰るか、それとも電車で帰るか…。「電車賃がない!」という、ひなたの声が聞こえていました。

まあ、今週の物語は、こんな感じでしたね。来週は妖精(=地球のお医者さん見習い)のペギタンの行方がわからなくなって、ちゆ(キュアフォンテーヌ)たちが大騒ぎになるような、そんな予告編でした。

そうそう。プリキュアの次の時間帯は、仮面ライダーセイバーですが。この仮面ライダーセイバーは、どうやら「物語の力」を使って敵とたたかうようですね。今日は「ジャックと豆の木」の力を借りて、仮面ライダーは敵を倒していました。それから地球と本の世界を守る「守護者」という役どころで、知念里奈さんがでてきましたね。しばらくはプリキュアと仮面ライダーセイバー、両方を見続けることになるでしょう。どうも仮面ライダーも、子どもといっしょに見ている保護者世代を意識したつくりをしているようで…。


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神戸の学校で「管理職のなり手がいない」という記事に関して(みんなであれこれ言いすぎて「なり手を減らしてしまった」という視点が必要)

2020-09-12 20:45:24 | 受験・学校

今度は下記の「教育新聞」の購読者限定配信記事へのコメントですが、やはりフェイスブックに昨日書き込んだことに手を加えて、こちらに転載しておきます。神戸の学校で管理職のなり手が減っていて、今後「教頭職への昇任」に際して「筆記試験」をやめることにした・・・という記事へのコメントです。

教頭への昇任で筆記試験廃止 なり手不足解消狙い、神戸(教育新聞2020年9月10日、購読会員限定)

https://www.kyobun.co.jp/news/20200910_06/?fbclid=IwAR1ViIfxozMT5wm9fBS8bohDzWq-wbZioSxMPWYKh5fWV2MucIHvoP0YtbU

<以下、昨日フェイスブックに書きこんだこと=転載にあたって、文面を少し変えています>

ただでさえ校長も教頭や副校長も、仕事大変だし、なり手減ってるのに…。(もっといえば、教職全体の仕事が大変な状況でもあるのに…)

去年の今頃、あれだけ「教員間いじめ」問題で、市長も市教委も政治家(市議を含む)も世論も(マスコミも、SNS上の議論も含む)、よってたかって神戸の学校の管理職いじめまくっていたら、そりゃ「管理職のなり手、おらんようになる」んじゃないですかねぇ。

その結果だと思うんですが、こんな事態を招いているのは。

そろそろ、「みんなでこういう状況をつくってしまった」ことを反省して、教育や学校に対する議論の立て方、課題の解決の仕方を、一から組み直していかないといけないと思うんでしょね。

特に、たとえば何か学校や教委で問題がおこるたびに、「けしからん!」「担当者や責任者やめさせろ、くびにしてまえ!」と言うばかりだった人びとについては、もうそろそろ一線を画して、私は「それが今度は別の問題を生み出しているんやで」「もう少し、今後は議論の仕方を考えたほうがいいで」と考え、今後のおつきあいを「考えさせていただく」ことにしたいと思っています。

<以上で転載終了>


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全国的に実態調査したほうがいいのでは?(「神戸市教委と学校現場間のメールが多い」という記事に関連して)

2020-09-12 20:07:52 | 受験・学校

毎日新聞が流した下記の記事に関して、ツイッターやフェイスブックですでに書いたことに手を加えて、こちらに転載しておきます。

神戸市教委の大量メールが教員を多忙に 調査官3人、内容分析し事務軽減提案へ(毎日新聞2020年9月11日付け配信記事) 

https://mainichi.jp/articles/20200911/k00/00m/040/276000c

要は「この話は全国的に実態調査したほうがいいのでは?」「神戸市教委と学校現場の間だけのことにとどまらない、全国的な傾向なのでは?」「文科省が都道府県教委・政令市教委に送っている問い合わせや調査のメールはどうなるの? あれも中身次第では多々、学校現場に降りてきているはずだと思うけど…」と思ったもので・・・。

あと、電子メールを積極的に活用するような「テレワーク」は「便利」かもしれないが、「働く人を楽にするものではない」ということ。そのことも、この記事からはわかりますね。

<以下、ツイッターやフェイスブックに書いたこと(若干、言葉遣いを修正しています)>

これ、市議会で議員がくだらない質問をしたり、マスコミがなにかの件で記事書いて、それ読んだ市民がなにか怒りに満ちた苦情電話入れたり、市長が思いつきでなにか改革やりたがるたびに、市教委から学校への問い合わせメールが増えてないか。そこも合わせて調べないと意味ないかと。

同様に、文科省からなにかあるたび政令市・都道府県教委に問い合わせや通知送って、現場に周知しておくよう言う。そのたびに神戸市教委から学校現場に流すメール増えてないかも要チェックかと。

そして神戸市長に伝えておきたいのは、視聴が選んだ教育長と教育委員に、総合教育会議を通じていろいろ注文だし続けた結果が、この市教委から学校への大量のメール発信という結果になってる面もあるということ。学校や市教委の対応のあり方を問う前に、ご自身の対応も問う必要があるということ。

そうそう、学校現場に神戸市教委から届く大量のメールの中身等を調査・分析する担当者の力量や観点、そして具体的な改善提案の中身も、今後、いろんな切り口から注意して見ておく必要がありますね。改善提案がかえって仕事増やすとか、業務分析が間違ってることも、しばしば起こりがちですから。

あと、この記事によると、神戸市教委が学校現場に送ったメールの数の調査の対象時期って、例の新型コロナ対応の「臨時休校」の時期でもあったってこと。これ、忘れちゃならないことかと。通常なら校長会や教頭会、担当教員会等々で連絡できたことも対面が無理、メール連絡しか方法取れなかったかもしれませんね。

ちなみに、この「行政どうし、あるいは行政から学校へ大量の電子メールが送られて、みな多忙化してる」問題。たぶん程度の差はあると思うけど、全国各地の市区町村教委と学校現場の間で起きていると思うし、都道府県・政令市教委と文科省の間でも起きていると思います。この件、神戸だけの話で終わったらダメだと思いますね。

もう一つ言っておくと、メール対応等々の「テレワーク」が、必ずしも「実際に働く人を楽にするか、負担軽減・時短を招くか」といえば「そうとは限らんぞ」という問題としても、この「行政どうし、あるいは行政から学校へ大量の電子メールが送られ多忙化してる」問題は捉える必要があると思います。

<以上、転載終了>


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今日(9月6日)のプリキュアの話です。

2020-09-06 20:09:31 | プリキュア話

今日のプリキュアのことを書く前に、仮面ライダーの新シリーズの話も書いておきましょう。

今日から「仮面ライダーセイバー」がはじまりましたね。主人公の仮面ライダーに変身する若者は、今回は小説家。どうも「本の世界」と「現実の世界」を行き来しながら、「聖剣」のようなものをつかって仮面ライダーがたたかう物語になりそうですね。しばらくの間、仮面ライダーセイバーもどんな展開になるのか、見ていきたいと思います。

ということで、本題のプリキュアの話ですが。8月後半からアスミ(キュアアース)が登場したのですが・・・。このところは1回1回の物語で、のどか(キュアグレース)・ちゆ(キュアフォンテーヌ)・ひなた(キュアスパークル)の3人のプリキュアの誰かにフォーカスをあてつつ、「地球の精霊」のようなものから生まれたアスミが、人間のこと、特に「人間の感情」についての理解を深めていくという流れで物語をつくっています。その「人間の感情」についての問いかけが、ちょっと「哲学チック」な感じがして、私としては「なんか、奥が深いなあ」と思いながら見ています。

今回の話は、ひなたとアスミとの関係を軸に、「かわいいって、どういうこと?」をテーマに物語が展開しました。冒頭はひなたの家にプリキュアたちが集まって、アスミにいろんな服を着せてみて、「あれもにあう、これもにあう、かわいい」という声をかけるところからはじまります。でも、そこでアスミは「かわいいって、なんですか?」と、ひなたに問うわけですね。周囲にいたちゆやのどかも、「よく考えると、かわいいと好きはどうちがうのだろう??」と言いはじめまして…。ひなたは「ますます、わからない。とにかく、かわいいを(アスミが)実感できればわかるかも…」と思いはじめます。

その一方で、獣医をしている父や兄のお手伝いを、ひなたは最近、はじめたようです。ポチットという名前の黒い毛の子犬を動物病院であずかって、いま、面倒を見ているのですが、そのポチットの世話をひなたが担当しているようです。ひなたはこわがりで臆病なポチットが、自分になついてほしいと願っています。また、そうやって動物病院を手伝うことなら、自分にできることがあるのかも…と感じ始めたようです。

他方で、アスミは「獣医さんはなぜ、動物の気持ちがわかるのですか?」と質問するのですが、ひなたの父からは「よく見ているとわかるよ」と言われます。でも、アスミはポチットを見ていても「かわいいはずなのに、私はなにも感じない・・・」と。その様子を見て、なぐさめるつもりでちゆやのどかは「感じ方は人それぞれだから」というのですが、アスミは「私は人ではないので分からないかも・・・」と思ってしまいます。

そんなポチットを連れて、プリキュアたちはドッグランのできる広場に行きます。ひなたはいろんな犬たちを見て「みんな、かわいい!!」って言います。アスミのまわりにも、いろんな犬たちが集まってきて、けっこう好かれていたようです。ただ、ポチットだけは、アスミになかなかなついてくれないようです。「どうしたらポチットと仲良くなれるの?」とアスミはひなたに聴くのですが、ひなたは「そのことを考えてポチットと毎日接していたら、仲良くなれた」と言います。また、横にいたちゆは、「相手のことを見守っているうちに、どうしても守りたくなる」のが「かわいい」って気持ちじゃないかな、「まずは、興味を持って見つめること」からはじめてみよう…と説明します。

そんなプリキュアたちのところに、グアイワルとメガビョーゲンがやってきます。今度のメガビョーゲンは、とうもろこし畑で生まれたようです。そのとうもろこし畑に行ってプリキュアは変身し、グアイワルとメガビョーゲンを追い払おうとするのですが…。グアイワルがメガビョーゲンにメガパーツを投入し、さらに巨大化してしまいます。そのために、プリキュアたちが苦戦します。

「ここは人間と動物が遊ぶ場所。あなたたちはお呼びじゃない」とプリキュアたちは言うのですが、グアイワルは「下等生物がなにをいうか」と反論します。そのとき、黒い毛の子犬ポチットが怒り、グアイワルに向かって吠え始めます。グアイワルがほえるポチットを見て攻撃しようとしたとき、キュアアースに変身したアスミがポチットを守ります。「(犬は)下等生物なんかじゃない。人と共に生きる存在。見ているだけで、抱きしめたくなる」と言って、キュアアースは「ヒーリングハリケーン」という自分の技を出して、グアイワルとメガビョーゲンを追い払います。ただ、グアイワルはメガビョーゲンをとうもろこし畑から育てることで、メガパーツの増量に成功したようです。

ラストの場面ですが、ひなた一家の動物病院で預かっていたポチットが、他の家にもらわれていくことが決まります。アスミは「ポチットと別れるのはさみしい。ポチットとお友達になりたい」と、ポチットに声をかけます。ポチットはアスミのそばにすりよってきます。「かわいい…。かわいい…って思う気持ちがふくらんでくる」と、アスミはそのとき、実感したようです。

ということで、今週のプリキュアの話、ひとまず終わりです。来週はプリキュアたちがピクニックに行って、誰かに山のなかで出会うかたちで物語が展開するようですね。まあ、3人のプリキュアとアスミの関係から、そろそろ4人のチームワークのあり方が話題になってくる頃かと思いますし、「4人で何か立ち向かうような課題」がでてくるのかもしれませんね、来週あたり。


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大阪市解体4分割・特別区設置(いわゆる都構想)の住民投票実施にも、その内容にも「反対」します。

2020-09-03 21:13:41 | 国際・政治

今は自分の心身の状態や仕事との兼ね合いなどで、大阪市内に出向いて街頭活動に参加することなどはできません。

でも、大阪市解体4分割・特別区設置(いわゆる都構想)の住民投票が、やはり近々、実施されるとのこと。

これまでもいろんな方々と連携しながら、街頭で、あるいはSNS上などで「反対」の意思表明をしてきましたが、あらためて自分のブログ上で、この住民投票自体が「不要不急」で意味がなく、もちろん大阪市解体4分割・特別区設置にも問題ありで「反対」であるという私の意見を表明しておきます。

なお、以下の画像はいずれもSNS上で最近、見つけたチラシやバナーの画像です。特に掲載許可をとったわけではないので、問題があれば削除します。でも、こんな感じで意思表示をしている人がいることは知ってほしいので、自分のブログにも掲載して紹介します。


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品位のない態度と言葉とは、学園から除かれなければならない(初代学長・岡本清一の覚書より)

2020-09-02 19:22:08 | 私の「仲間」たちへ

「6.礼と言葉の紊れが、新しい時代にむかって正され、品位のない態度と言葉とは、学園から除かれなければならない。」

初代学長・岡本清一が本学創設当初に「教育の基本方針に関する覚書」と称してつくった文書のなかに、このような一文が盛り込まれています。

この岡本清一の覚書は、よく本学では「建学の理念」という扱いをされることもあるような、そのような文書でもあります。

そして本学教職員、特に正規雇用の教職員は、この文書を含む本学の理念に「賛同」するかたちで公募に応じて、採用されているはずです。

したがって私たち本学教職員は、学園創設当時の岡本清一の考えを受け継ぎ、「品位のない態度と言葉」を「学園から取り除く」というミッションを、常に自らに課している。

そのことを忘れてはならないと思います。

また、そのミッションは、自分とは政治的な意見の異なる相手を批判する場合にも、「品位のない態度と言葉」を極力使わないというかたちで、私たち本学教職員には課せられていると思います。

同僚教職員のここ数日のネット上の発信に対して、いろんな批判や苦情が寄せられているようですし、そのことに関して、理事長コメントも今日、発せられたようですが…。

私としては、今一度、同僚教職員に対して批判的になること以上に、自分自身が誰かに「品位のない態度や言葉」を使ってこなかったかどうか、岡本清一の覚書に立ち返って、そこを反省しておきたいと思います。

※京都精華大学の「理念」、特に岡本清一の覚書については、下記のページを参照してください。

https://www.kyoto-seika.ac.jp/about/idea/index.html


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