できることを、できる人が、できるかたちで

京都精華大学人文学部・住友剛のブログ。
関西圏に関することを中心に、教育や子ども・若者に関する情報発信を主に行います。

今日は8月31日ですね。

2017-08-31 15:11:52 | 受験・学校

今日は8月31日。

ここのところ、例の2学期開始(一部地域を除く)を前に、「つらかったらここへ逃げて」という話が、マスコミでもSNS上でもにぎやかですよねえ。

で、その善意を否定する気もないし、また、どこかでそのメッセージが届いてふみとどまる気持ちになる子どもがいるかもしれないし・・・。

一方でそういう風には思うものの、ただ、朝、何気なく見ていたテレビの情報番組で、あるコメンテーターが言っていた一言が「ほんとうに的確だな~」って思いました。

それは・・・。フリースクール関係者がでてきて「なにかあったらここへおいで」というメッセージを発しているVTRが流れたあとで、そのコメンテーター氏が「ほんとうにいろいろつらかったら、もうフリースクールにも行かなくていいじゃん。家にいたらいい」みたいな発言をしたこと。

「ほんと、そのとおりだよな~」って思いました。

なんか、この2学期開始(一部地域を除く)を前に、一方で危機に直面する子どもたちに社会的なサポートがあることを伝えるメッセージを発することの重要性、それは否定しないし大事だと思うものの・・・。

「それを発している側にいる自分自身の善意に酔うことなく、自分たちのしていることの中身、質を点検してもっとよくすること、工夫すること」も必要なんじゃないかなと、ふと思ってしまいました。

ついでにいうと・・・。

テレビの情報番組は、「絵」になる場面がほしいもの。

だからこそ「学校に無理していかなくていい」という情報を発するときには、たとえばフリースクール関係者に取材をして、録画どりをして編集し、「学校に行かなくともほら、こんな感じで、別のところで過ごして『よかった』と思う人がいるよ」という「絵」を描こうとするわけですね。

私としても、それはテレビの番組制作上、いたしかたない手法かなぁって思います。映すべき「絵」がないテレビ番組って、制作者泣かせだと思うので。

ただ、その「絵」に加えて、テレビには「語り」があります。

たとえばナレーションとかテロップとか、識者コメントとか、いろんな「語り」を付け加えることが、テレビには可能です。

その「語り」の部分で、「フリースクールだけではない選択肢」を子どもたちに示すことって、可能なようにも感じました。

もしもそういう「フリースクールだけではない選択肢」を示さなければ、ひとつまちがうと、フリースクールだけしか逃げ場はないように、このようなテレビ番組の「絵」からは受け取ってしまう恐れもあるわけで・・・。

ほんとうは学校に行くと「命があぶない」って思うほどの危機にある子どもには、学校に行く以外の多様な選択肢があるし、「どこにも行かなくてもいい。ひとまず自分の部屋とか、とにかく自分が落ち着く場で、ひとりで様子を見たっていいんだ」ってメッセージでもいいんですよね。

でも、ひとりで部屋に居るシーンって、テレビ番組的にはあまり、インパクトのある「絵」にはならなさそうですが・・・。



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いじめ自殺対策の専門官の候補者の方、こちらでお待ちしております。

2017-08-29 11:56:30 | 受験・学校

文科省、いじめ自殺対策に専門官 派遣で早期対応へ、18年度要求

(北海道新聞(どうしん)電子版、2017年8月28日)

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/128503

「なにもしない、なにも考えていない」というよりはましだ、ということを前提にしつつも・・・。

これまでいくつかのいじめや自殺・事故の重大事態で、遺族・家族と学校・教育行政の橋渡し役的な仕事や、調査員等の経験をしてきた私の側から、このいじめ自殺対策「専門官」設置の文科省の構想について、あえて次の3点、述べておきます。

<その1>

私が思うに、自分でいうのもなんですけど・・・。

「住友剛さんのようなキャラで、住友剛さんのような遺族対応の経験・知識と、学校現場や教育行政への対応力があり、なおかつ、ことと次第によってはマスコミにでてコメントもできるような人」であれば、この専門官、うまくいくと思います。

でも・・・。

「いま、そんな人、住友剛さん以外、どこに居りますの?」ですわ(居ったら私、どれだけ楽か・・・)。

文科省は何かと「外部人材の活用」とかいうてますけど、このケースについては、「そもそも、文科省内にも外部にも、こんなこと引き受けられる人、居るの?」ですよ。

まあ、せいぜい、「今からでも住友剛さんに弟子入りして、5年くらい鍛えてもらえ」というておきます。

文科省は「簡単だ」と思っているのかもしれませんが、例の「ハの字」の構図を前にして、遺族と学校・行政側の双方から信頼を得て、双方が「この人の言うことやったら・・・」と納得して、「まずはここで合意して、こんな風に動いていきましょう」という流れをつくるのは、けっこうたいへんなんですよ。


<その2>

その1のような観点がなければ、この専門官、確実に、今まで文科省の副大臣や政務官などが、いじめの重大事態で現場に派遣されたときに果たしてきた役割を、そのまんま、役人として担う形になるでしょうね。

つまり専門官が担うのは、「遺族の要望を聴きつつ、文科省にだけは遺族からの批判の矢が飛んでこない」ように学校現場や教育行政を「指導」するお仕事になりそうです。

でも、それってある意味、文科省が持っている「行政指導」の諸権限を使って、自分たちの新たな「保身」の道を切り拓くわけですからね。それでいいのでしょうか?

<その3>

実際にこの専門官が決まったら、全国学校事故・事件を語る会やその他の団体の集会に呼びだして、いろいろ質問攻めにして、それに耐えられるかどうか、テストしたほうがよさそうですね。

もしも、それに耐えられないような人なら「あかん、遺族対応の場面では耐えられない、現場にでても身がもたんで、この人」ということで。

まあ、そういうことで、少なくとも遺族側からの信頼をこの専門官が勝ち取りたいと思うんだったら、最低でも「くりかえし当事者団体に足はこんで、何度でも話を聴け」ってことですわ。

だからこそ「専門官は住友に弟子入りして、5年くらい修業しろ」ってことで・・・。




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おかげさまで無事、全国学校事故・事件を語る会の合宿(大集会)おわりました。

2017-08-27 22:55:07 | 受験・学校

このブログやツイッター、フェイスブックなど、多様な媒体でこの間、告知をしてまいりましたが、おかげさまで無事、昨日・今日(8月26~27日)の全国学校事故・事件を語る会の合宿(大集会)が終了しました。

詳しいことは今後、余裕のあるときに、ふりかえりを兼ねてこのブログで書いていこうと思いますが・・・。

ただ、1日目の様子を中心に、NHK関西のニュース配信記事がでておりますので、どんな集まりになったのかはそちらで確認してください。一応、下記のとおり、リンクを貼っておきます。

子どもの死 学校側は応えて

HK関西NEWS WEB 2017年8月26日21時16分)

http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20170826/3161591.html

また、下記の私の画像は、当日参加された方がフェイスブックに貼っておられた画像を転載させていただいたものです。まあ、こんな感じで、全体の司会進行役をしておりました。

最後になりましたが、参加されたみなさん、おつかれさまでした。たいへん実りの多い会になったかと思います。


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今日(8月27日)のプリキュアの話です。

2017-08-27 22:51:52 | プリキュア話

高校野球中継がおわったので、今週から関西圏でもプリキュアの放送は通常通り、日曜日朝8時半にもどりました。でも、すでにお伝えしているとおり、全国学校事故事件を語る会の合宿がありましたので、プリキュアを録画で見たのはつい先ほどってことです。

さて、今日はゆかり(キュアマカロン)がメインになる回ですね。また、ゆかりがメインになる回は、同級生でタカラヅカ男役風のあきら(キュアショコラ)が何かとからんでくるので、全体的に画面がタカラヅカ風味の回になります。

今回の物語ですが、茶道のお師匠さんの孫娘であるゆかりが、おばあさんに頼まれて、抹茶でスイーツをつくってお茶会に届けるところに敵・エリシオがやってきて・・・というのが、基本的な展開です。

ただ、エリシオはプリキュアたちの弱い心につけこんでくる敵。また、ゆかりは「なんでもできるおりこうさんな孫娘」のイメージを崩したいけど崩せないとか、「おりこうさんでお高くとまっているがゆえに、誰とも仲良くなれない」という悩みを抱えています。そこに、エリシオがつけこんでくるわけですね。このゆかりの悩みを描く場面では、いつもゆかりのことを気遣ってそばにいる男役風のあきらに対して、どうしても素直になれない娘役風のゆかりの姿を描いてまして・・・。ここだけ見ていると、まあ、タカラヅカ風味なわけです(笑)

そのエリシオがゆかりの弱い心につけこんでくる場面の描き方が、またまた、うまい。エリシオは抹茶でつくったお菓子・マカロンをもって出かけようとするゆかりの前に、等身大のゆかりの姿が映る鏡を置きます。その鏡の世界にゆかりが入り込むと、そこには幼い頃からの「おりこうさん」的なゆかりのエピソード場面がたくさんならんでいます。また、そこに「ひとりぼっちでさみしいゆかりの分身」が現れてきて、その鏡の世界にゆかりを縛り付け、闇の世界にゆかりを誘い込もうとするんですね。

でも、ゆかりはこの数か月間のプリキュアの仲間たちとの出会いのなかで、自分が変わったことを、その分身に語りかけます。仲良しのあきらを含めて、自分から積極的に仲間たちの世界に入り、いっしょにスイーツづくりなどをはじめることで、少しずつだけど笑えるようになった。そんなことを分身に語って聞かせます。このあたりで、今回の放送の冒頭から、他のプリキュアたちが「ゆかりって何か、変わったね」とか「かわいらしくなったね」という話が活きてきます。

そうすると、ゆかりを縛り付けていたものがほぐれてきます。そして、ゆかりはその分身を抱きしめて自分と一体化するわけですね。そこへ、鏡の外からあきらが助けに現れて・・・という具合ですわ。

なんか、この鏡のなかでの分身とゆかりの対話のシーンって、まるで思春期以前の私と、思春期以後の私とが対話して、自己を再統合する・・・みたいな、そんな臨床心理の人が好きそうな物語の展開でした。また、思春期くらいの人のそういう自己の再統合の物語には、それを支えてくれる仲間が必要ってことですね、はい。

まあ、そんなわけで、今回もゆかりが以前のゆかりから成長した姿が描かれました。そうすると、ゆかりが持っていたプリキュアの「結晶」が、またまた、形を変えてきました。この「結晶」は今後、何につながるのか・・・。そこが興味津々です。

あと、予告編によると、来週はあきらがメインになる回。誰にでもやさしく、ていねいに接するあきらに、またまた、エリシオは何らかの弱みを見つけて、つけこむ様子。それがどうやら、あきら&ゆかりの高校の学園祭に、病弱なあきらの妹を連れてくるという話と絡むようですね。


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2週分(8月13日・20日)のプリキュアの話をまとめて

2017-08-25 22:23:27 | プリキュア話

前にも少し書いたかもしれませんが、関西圏では高校野球中継のスケジュールとの兼ね合いで、8月中旬のプリキュアの放送予定が変更になります。

今年は高校野球の試合予定の雨天順延が2日くらいあったと思うのですが、そのせいで、2回分のプリキュアの放送日が変更になりました。8月13日の分が昨日8月24日に、8月20日の分が今日8月25日です。

そんなわけで、2週分のプリキュアのコメント、まとめて書いておきます。

〇8月13日分

8月13日分ですが、ストーリー的にはあおい(キュアジェラート)のやっているロックバンドが、夏休みの大きなロックフェスティバルに急遽、出演することが決まったこと。

ここから話が始まって、あこがれのロック歌手と共演というか、同じ日の同じ時間帯に別ステージで、どっちがお客さん集められるかを競い合うことになって・・・。

で、結局、あおいたちのバンドはあまりお客が集まらず、悔しいというか嫉妬というか、そんな思いを抱く。

そんなあおいにエリシオという敵が近づき、その嫉妬のエネルギー、つまり悪のキラキラルでステージを壊せという話をして、一時期はそれにのせられ、あおいはステージを壊そうとする。でもそこで他のプリキュアが現れて、思いとどまって、逆にエリシオたちを追い払う。

そして、ラストの場面では、そのあこがれのロック歌手さんにスイーツを渡して、あおいは「今度は負けない」言っておわる・・・。まあ、こんなストーリーですね。

ですから、1週や2週、放送のスケジュールが他の地域からずれたとしても、物語は別に困らないような、そういう内容でした。

ただ、ひとつ重要な展開が。それは敵キャラのエリシオが、プリキュアたちに直に接触して、彼女たちの人間的な弱さの部分にツッコみ始めたということ。その弱さの部分にツッコまれると、プリキュアたちの目の色が変わり(今回はあおいの青い目が真っ赤になりました)、悪のキラキラルを放出して、周囲に対して破壊的になるんですよね。おそらく次回以降もこんな感じで、プリキュアひとりひとりの弱さを敵は突いてくるのかな・・・って思いました。

〇8月20日分

8月20日の放送分ですが、メインはひまりちゃん(キュアカスタード)のお話。「スイーツは科学」がモットーで、文献を手がかりに、食材の温度や分量をきっちりはかって、手順を考えてスイーツをつくるのがひまりちゃん。そんなひまりちゃんを「助手として使いたい」と、ひまりちゃんがいつも読んでいるスイーツ事典をつくった研究者・立花ゆうがやってきます。

立花ゆうは巨大スポンジケーキをつくるイベントの助手にひまりちゃんを指名するのですが、何かと引っ込み思案で自信のないひまりちゃんは、最初、そのイベントでも緊張しがち。でも、食材をまぜるときやオーブンの温度を適切にはかって、ひまりちゃんは無事に巨大スポンジケーキを完成させます。

ただ、そのスポンジケーキがすぐにしぼんでしまって・・・。ひまりちゃんは自分のせいだと落ち込みます。でも、立花ゆうから巨大スポンジケーキを一度でもふくらませたことはすごいことだと言われ、また、イベントを見ていた観客からも拍手をされて、ひまりちゃんは自信を持ちます。

そんなところへ、スポンジケーキにこめられたたくさんのキラキラルを奪いに敵がやってきて・・・。まあ、ここから先はいつものとおりプリキュアに変身して、ひまりちゃんの「スイーツの科学」の知識をつかって敵をやっつけて、という流れでした。

まあ、今回もこういうストーリー展開なんで、放送回が少しずれても大丈夫ってことですね。

ただ、前々回・前回、そして今回と、メインになったプリキュアのもっている「結晶」のかたちが変わっています。今回もひまりちゃんが自分に自信をもつと、「結晶」の形が小さなボタン状のものから別のかたちに変化しました。

これはきっと、6人のプリキュア全員の「結晶」が変わった頃に、何か新アイテム登場なのでは? また、その頃にはおそらく秋の劇場版映画プリキュアが公開されていて・・・ということではないかと(笑)

そんなわけで、8月20日分のプリキュアのお話、おわりです。次回8月27日分も録画で見ます。全国学校事故・事件を語る会の合宿2日目ですんで。

また、予告編を見る限り、この日はどうやらゆかり(キュアマカロン)がメインになる回で、またまた、あきら(キュアショコラ)が何か絡んでくる展開になりそうですねえ・・・。



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スクールロイヤー(学校弁護士)導入に思うこと

2017-08-24 18:56:55 | 受験・学校

いじめ対応で学校に弁護士派遣へ 文科省 (NHK NEWS WEB 8月24日 4時33分)

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170824/k10011109151000.html

このNHKのニュースにある「スクールロイヤー」(学校弁護士)のシステムですが・・・。

『新しい学校事故・事件学』などで私が示した「ハの字」図を前提にして言うと、この弁護士がいじめの被害にあった子どもや保護者の側に立つのか、それとも、「そういう事実はないのだ」とか「いじめはあっても、学校には法的責任はないのだ」という学校側に立つのかで、かなり大きな差がでます。

つまり、いじめの被害にあった子どもや保護者を守る盾にも、さらに深く傷つける刃物にもなるシステムですね、これ。

そういうことに、これを推進する当の弁護士たちが気付いているのかどうか?
気付いていてやっているとしたら、相当な△△だし、もしも気づいていないとしたら、相当な〇〇です。(伏字部分には漢字やカタカナで、いろんな言葉が入ります)

なお、同様の課題は、子どもに関して学校にかかわる他の専門職にも言えることですし、本来は教職員にも言えることです。

※もう少しついでにいうと、今まで「ハの字」図の右側、つまり学校や教育行政の訴訟代理人になっていた弁護士や、あるいは学校側の顧問弁護士が、「ハの字」図の左側にいる学校事故・事件の被害者家族・遺族に対して、どのような態度をとってきたのか。そのことの反省や総括抜きに「スクールロイヤー」を導入するのは、私としては「きわめて、危ない」と思っています。

※ちなみに「ハの字」図とは、下記の図です。『季刊教育法』という雑誌の2015年12月号で、私と小野田正利さん(大阪大学)の対談記事で出したものを、こちらに画像にして貼り付けておきます。


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9月9日(土)東京で日本子ども安全学会の大会が開催されます。

2017-08-23 23:11:49 | 受験・学校

もう一つ、告知です。

一般社団法人ここから未来のイベントと重なっているのですが、同じ9月9日(土)午後、中央大学駿河台記念館にて、日本子ども安全学会の第4回大会が開催されます。

こちらも、詳しいことは画像でご確認ください。

子どもの事故防止に関するいろんな研究報告、講演等が予定されておりますので、こちらもよろしくお願いします。


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9月9日(土)午後、一般社団法人ここから未来・設立記念シンポジウムがあります。

2017-08-23 23:05:33 | 受験・学校

今度は東京で9月9日(土)午後に開催されるイベントのご紹介です。

私の知人たちが中心となって、「一般社団法人ここから未来」が設立されます。

いじめ問題や学校事故、虐待などに関する諸問題の調査・研究、情報発信の活動を行う団体です。

その設立記念シンポジウムの案内が届きましたので、画像にして貼り付けて、告知をします。

〇一般社団法人ここから未来 設立記念シンポジウム

テーマ:不適切ないじめ対応が、子どもを追いつめる

日時:9月9日(土) 13時~16時

場所:人権ライブラリー(公益社団法人人権教育啓発水深センター。東京都港区芝大門)

参加費:1000円

※参加申込先などは画像で確認してください。

 

 

 


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9月7日(木)夜「京都子どもネット」結成集会があります。

2017-08-23 22:58:43 | 私の「仲間」たちへ

今日、久しぶりに大学に出勤しましたら、「子どもの今と未来を考える―京都市に子どもの権利条例を―ネットワーク(略称「京都子どもネット」)」から、結成集会の案内が届きました。

いよいよ京都市でも、子どもの権利条例制定に向けての取り組みが始まるんですね。

兵庫県川西市にできた日本初の条例、「子どもの人権オンブズパーソン条例」のもとで、調査相談専門員を2年7か月務めた私の経験が、いろんなかたちで京都でも活かされるのであれば、よろこんでお手伝いしたいと思います。

では、その結成集会の案内等々を、画像を貼りつけた上で、下記のとおりお知らせします。

日時:9月7日(木)18時30分~20時30分

場所:ハートピア京都第3会議室(烏丸丸太町下る)

記念講演のテーマ:子どもの貧困から見えてくるもの(仮題)

講師:吉永純さん(花園大学)

連絡先:京都教育センター TEL・FAX 075-752-1081


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最近読んだ本をまとめて紹介(2522冊目~2536冊目)

2017-08-22 23:06:57 | 本と雑誌

このお盆休みの間に読んだ本が、15冊になりました。

それをこの場をお借りして、いつもどおり本のタイトル、著者名程度ですけど、紹介しておきます。

2522冊目:小坂井敏晶『人が人を裁くということ』岩波新書、2011年

2523冊目:榎本博明『カイシャの3バカ 会議好き、規則好き、数字好き』朝日新書、2017年

2524冊目:西村京太郎『十五歳の戦争 陸軍幼年学校「最後の生徒」』集英社新書、2017年

2525冊目:南野忠晴『正しいパンツのたたみ方 新しい家庭科勉強法』岩波ジュニア新書、2011年

2526冊目:半藤一利『歴史に「何を」学ぶのか』ちくまプリマ―新書、2017年

2527冊目:薬師院仁志『ポピュリズム 世界を覆い尽くす「魔物」の正体』新潮新書、2017年

2528冊目:柴田輝明『跳び箱に手をつき骨折する子ども 子どもの「運動機能低下」の実態』ポプラ新書、2016年

2529冊目:河合雅司『未来の年表 人口減少日本でこれから起きること』講談社現代新書、2017年

2530冊目:高原史朗『中学生を担任するということ 「ゆめのたね」をあなたに』高文研、2017年

2531冊目:小坂井敏晶『答えのない世界を生きる』祥伝社、2017年

2532冊目:上原善広『路地の子』新潮社、2017年

2533冊目:高石宏輔『あなたは、なぜ、つながれないのか ラポールと身体知』春秋社、2015年

2534冊目:西田泰子・中垣真通・市原眞記『興奮しやすい子どもには愛着とトラウマの問題があるのかも』遠見書房、2017年

2535冊目:中川智子『「はみだし」市長の宝塚日記』かもがわ出版、2017年

2536冊目:カジノ問題を考える大阪ネットワーク編『これでもやるの? 大阪カジノ万博 賭博はいらない! 夢洲はあぶない!』機関紙出版センター、2017年


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「指導死」親の会のイベントが10月14日(土)13時から開催されます。

2017-08-22 08:45:51 | 受験・学校

私はこの日、行けそうにないのですが・・・。

別添の画像のとおり、「指導死」親の会のイベントが10月14日(土)13時から、東京都港区芝大門の公益財団法人人権教育啓発推進センターで開催されます。

今回は亡くなった子どもの兄弟姉妹や友人など、周囲にいる子どもたちの声を聴く会になるようです。

事前申し込みをしての参加のほうがよさそうですので、画像の連絡先を確認して、ぜひぜひ、申し込みをしてください。よろしくお願いします。


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8月26~27日、全国学校事故・事件を語る会大集会(学習会)での「エピソード募集」のお知らせ

2017-08-16 07:17:44 | 受験・学校

https://katarukai.jimdo.com/ (全国学校事故・事件を語る会のホームページ)

昨夜、2泊3日の家族旅行からもどってきました。

さて、今日はまず、お知らせから。

8月26日(土)~27日(日)の2日間、神戸で「全国学校事故・事件を語る会」の大集会(合宿での学習会)が開催されます。

今回の大集会では、いまいちど、学校事故・事件の被害当事者、被害者家族や遺族が、当該の事故・事件発生後に経験されたことを小グループに分かれてふりかえりながら、「被害」の実際とこれに対して求められる支援(救済)のあり方などについて、当事者の立場から望むことを具体的にまとめていきます。また、そこで具体的にまとまった内容をふまえて、教育行政などに対して意見(要望)などをまとめることも考えています。

そこで、当日参加される方はもちろんのこと、参加予定ではない方からも、「発生後〇〇くらいの時期に、〇〇との対応でこういう問題が起きて、とても苦しかった」「△ヶ月後くらいのときに、△△との関係がこじれて、困惑をした」「発生から□ヶ月くらいで生活が一変し、□□のような困難が生じるようになった」等、いろんなエピソードをお寄せいただければ幸いです。

お寄せいただいたエピソードは、前出の小グループでの作業のなかで紹介し、各グループでの検討作業の参考とさせていただきます。

なお、エピソードをお寄せいただく方法については、上記の「全国学校事故・事件を語る会」のホームページ上にPDFファイルがありますので、そちらを参考にしてください。

以上、お手数をおかけいたしますが、よろしくお願いします。


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あした(8月13日)のプリキュアのコメント、お休みです。

2017-08-12 23:50:37 | プリキュア話

https://www.asahi.co.jp/precure/kirakira/news/koshien/index.html

上記のとおり、朝日放送が告知をしております。

まあ、毎年恒例なんですが、高校野球中継のために、関西地区のみプリキュアの放送回が1週ずれます。

つまり、あした8月13日(日)のプリキュアの内容へのコメントは、1週ずれるってことですね。

ちなみに、あしたから2泊3日で、家族旅行に出かけます。



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やはり、こうでてきましたね(「教職員の働き方改革」に関連して)

2017-08-12 15:44:08 | 受験・学校

昨日、ツイッターを見ていたら、下記のようなつぶやき(+リンク)を見つけました。

私の印象では「やはり、こうでてきたか」という感じです。

2年ほど前の馳プランの頃から感じていましたが、片方で「チーム学校」構想の導入や部活動の外部委託などをすすめて教職員の多忙化問題に対応する「ふり」をしつつ、もう片方で新しい学習指導要領の実施をテコに、教職員の仕事を「授業」に集中させて、徹底的に教科書に即した学習の「成果」を上げさせるよう労働「強化」を図っていく・・・。

そういう流れが、どうも昨今の教育改革、特に「教職員の働き方改革」のウラにはあるような気がしておりました。

なので、「教職員の働き方改革」に関して、文科省に対して何か「物申す」ということをやってきた同業者に対しては、「おいおい、そんな議論で大丈夫か?」とか「何か物足りない」とか思ってきたわけです、私。

あらためて、中教審などでの「教職員の働き方改革」の議論がこのような動向だとすると・・・。いま、この問題を熱心に扱っている同業者に対しては、もっとしたたかに、しつこく抵抗をする道はないかと、強く思う次第です。

 


 



 

 


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いじめの重大事態への行政側対応に関する今朝の毎日新聞の記事に関して

2017-08-08 07:29:37 | 受験・学校

いじめ 「重大事態」7割経験 8自治体は再調査 都道府県・政令市

(毎日新聞2017年8月8日 東京朝刊)

http://mainichi.jp/articles/20170808/ddm/001/100/158000c

この記事に対して、言いたいことは次の3点。

1:私の前の職場になりますが・・・。兵庫県川西市は「他の自治体で起きているいじめ自殺は、うちのまちでも起きる」と考え、教委の行った子どもの実感調査の結果をふまえ、子どもの人権オンブズパーソンを条例で設置することを決めました。その子どもオンブズが活動を開始したのが1999年4月のこと。そして、川西では、そのいじめ自殺への対応を念頭においた子どもオンブズで、中学校ラグビー部での熱中症死亡事故への対応もできました。

この子どもオンブズが川西にできて、もう18年たちますが・・・。当時の川西市の論理からすれば、この間に各自治体に子どもオンブズを設置しておけば、もう少しなめらかに重大事態への対応はできていたのではないかと。だからこの間、この調査に回答した自治体に対しては「おたくら、この十数年、何をやっていたの?」と言いたくなります。

2:川西の子どもオンブズは条例の規定をふまえて、教育行政からも独立していますし、首長以外の市の部局からも独立しています。なおかつ、条例によって、その市の部局や教育行政に子どもオンブズへの協力援助義務を課して、なめらかな対応を可能にしています。この調査結果を見ると、どこの自治体も、そういう制度の構想をしていない様子。どうしてそういう組織の設置を構想しないのか、ほんとうに不思議ですねえ。

3:遺族の調査・検証プロセスへの参加は、拙著『新しい学校事故・事件学』を読んでいただければわかりますが、ほんとうに重大事態に関する調査・検証を円滑にすすめ、いい形で着地させたいと思ったら、必要不可欠なものです。この調査結果を見る限り「おたくら、遺族ともめたいのか?」と、私などは各自治体の側に言いたくなりますね。

以上のことから、私としてはこの調査に回答した自治体に対して、「おたくら、もうちょっと、勉強しませんか?」「人口十数万人の川西市に、モデルはもうありますよ」というのが、記事への率直なコメントです。

<追記>

これから先、いじめの重大事態に限らず、およそ学校事故・事件の事後対応にかかわるのであれば、せめて『新しい学校事故・事件学』くらいは読んでから対応を考えてほしいよなぁ、首長や教育行政の関係者には・・・。

あと、この上記3のコメントの部分に関して言えば、この調査結果からすると「首長も教育行政も、訴訟という場に案件をもちこみたがっているのでは? その方が彼らにとっては楽なのでは?」という思いすら浮かんできますね。だから、今後はどこかで「首長と教育行政は訴訟が大好き」ということを念頭において話をすすめる必要がありますね。

重大事態が生じたときに、ぎりぎりまで訴訟にもちこまずに「これ、どうするんですか?」と、なにかと遺族から理詰めでジリジリ迫られることのほうが、首長も教育行政も嫌なんでしょうね、きっと。なにしろ訴訟に任せてしまえば、行政側顧問弁護士に窓口対応も含めてすべて「丸投げ」だし、何か問われても「訴訟の場でお答えしますから」と言って、遺族への説明や意見交換などから逃げることもできますし・・・。

しかし、そういう訴訟案件にすることが増えれば増えるほど、その場は楽かもしれませんが、結果的に首長も教育行政も、学校での重大事態発生時の対応力が弱まっていくんですけどね。なにしろ自分で重い課題を引き受け、人任せにせず、解決に向けてがんばることを「しない」わけですから、鍛えられなくなるわけで。で、ますます訴訟案件にすることしか考えられなくなる・・・。

また、そういう首長や教育行政の対応力が弱ければ弱いほど、行政側顧問弁護士の「メシのタネ」は増えますね、確実に。



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