できることを、できる人が、できるかたちで

京都精華大学教員・住友剛のブログ。
関西圏中心に、教育や子ども・若者に関する情報発信を主に行います。

どうぞ、よいお年をお迎えください

2021-12-31 17:52:20 | 私の「仲間」たちへ

この2021年もいろんな出来事がありましたし、私自身は「自分の心身の調子を整えながら、なんとか大学の仕事をこなしていくこと」に徹した1年でした。2022年もきっと、そうなるでしょうね。1年1年、自分の心身の調子と相談しながら、やれる範囲で大学での仕事と学外活動を続けていきます。

この2021年、みなさんほんとうにお世話になりました。どうぞよいお年をお迎えください。次にこのブログを更新するのは、新しい年・2022年になっていると思います。なお、あすの元旦は、家族がまだ寝てる早朝のうちに、大阪天満宮に初詣に行ってしまおうと思います。


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12月26日のプリキュアの話です。

2021-12-27 18:20:42 | プリキュア話

気付けばもう年末。クリスマスイブが誕生日のわが娘も、気付けばもう17歳、高校2年生。「子ども」とは言えないお年頃になってきました。まあ、それでも誕生日プレゼントとサンタさんのプレゼント、両方もらってますが…。だんだん、誕生日プレゼントの金額が大きくなってきましたね。

そんな娘も一応、冬休みに入りました。ただそれでも声楽やピアノのレッスンがあったり、昨日・おとといは小学生の頃から続けてきた合唱団の合宿があって、冬の少年自然の家に出かけたりと、忙しい日々を送っています。夏場は緊急事態宣言の関係で合宿ができなかって、この時期に延期したのですが、今度は大雪。まあ、娘も災難続きですね。それでも無事に帰ってきてくれて、なによりです。ちなみに今日の娘はお友だちと、お昼から回転ずし食べに出かけてます。

さて、昨日12月26日は、年内最後のプリキュアと仮面ライダーの放送の日。昨日のうちにブログを書くことができなかったので、今日、昨日のプリキュアの話をブログに書いておきます。といっても・・・。「いよいよ今年のプリキュアも終わりが近づいて、最終決戦モードに入りました」ということが、今回書くことのメインですね。そして、プリキュアたちの「トロピカる部」が企画した「トロフェス(部活の3年生追い出しイベント)」の準備中に、「あとまわしの魔女」たちの最後の攻撃がはじまる…という、まあ、ある意味「定番」の話の展開になるのですが。

昨日の話はまず、土曜日なのに、トロフェスの準備でローラ(キュアラメール)とまなつ(キュアサマー)が家を出るところから始まります。生徒会と合同での実行委員会に少し遅刻した2人ですが、でも、美術部の粘土アートや天文部の「人間プラネタリウム」、放送委員会のアナウンスの予定などを確認して、「みんながんばってる(トロピカってる)」と2人は思います。

一方、肝心のトロピカる部の出し物・演劇ですが…。みのり(キュアパパイア)の台本は仕上がったものの、今一つラストの場面に納得がいかない様子。ローラ演じるロザリア(伝説のプリンセス)が、トロピカってる女の子・なっちー(まなつ)たちと出会い、伝説の灯台で友情を誓うというストーリーのようですが…。ラストの場面で、ローラに人魚の国・九ランオーシャンの歌を歌ってもらうとして、そのほかに何か欲しいというのが、みのりの希望のようです。

それから、舞台の大道具を組み立てているアスカ(キュアフラミンゴ)のところに、前の生徒会長・百合子が通りかかります。どうやらふたりとも、フェニックス学園高校の入試に合格したようです。百合子の話では、テニス部は3年生の追い出し試合をやるのだとか。百合子はアスカに「ありがとう、すてきなイベントを用意してくれて」と言い、「生徒会長の私には見る目がなかった。トロピカる部がこんなすてきな部活になるなんて思わなかった。こんなワクワクする気持ちになるのは、久しぶり」と伝えます。アスカは「そのワクワクする気持ちが、トロピカるっていうんだ」と百合子に返します。どうやら、ふたりはすっかり仲直りできたようです。

さて、その後、トロピカる部は演劇の練習に入ります。「練習だけでも楽しい」と言うプリキュアたちですが、本番でセリフを間違えないか、ローラは心配な様子。そんなローラに、他のプリキュアたちは「本番でまちがえても、そのまま芝居を続けよう」と声をかけます。そこへ、まなつが「お父さんが送ってくれた」といって、南乃島のまんじゅうを出してきます。そのまんじゅうを食べながら、トロピカる部は休憩します。「お芝居のなかでもまんじゅうを食べたい」とかまなつは言うのですが…。

そんなときにふと、ローラは「みんなに会えてよかった」と言います。まわりのプリキュアたちは「その感じで本番もセリフを言えばいい!」と言うのですが、まなつはなにかが心配になって、ローラの顔を見ます。まなつはどうやら、ローラが人魚の国の女王になって国に帰ったとき、「人魚と人間は交われない」という掟を気にしているのではないか…と思ったようです。

ところで、ここへきてプリキュアたちの敵・あとまわしの魔女たちも、かなり追いつめられている様子。どうやら魔女の館で、魔女が荒れているようです。医者のヌメリ―が用意した薬も飲まないようで、「残されている時間はあまりない」と執事のバトラーは考えている様子。魔女自身も、自分の寿命がつきる前に、「愚者のひつぎ」を用意するようにとバトラーに命じます。

次の日曜日も「みのりのアイデアがひらめきそう」ということで、まなつとローラは学校に行き、トロピカる部の演劇の練習をします。顧問の桜川先生がトロピカる部の発声練習を始めようとしたときに、コバンザメのヤラネーダが出現します。プリキュアたちは変身して、「このコバンザメは凶暴ではない」と気づき、すぐにやる気パワーをとりもどすのですが…。でも、町中にやる気パワーが戻らない人が満ちあふれています。

そんなとき空を見ると、魔女の執事・バトラーがシロナガスクジラのヤラネーダと共に動いている姿が見えます。どうやらコバンザメのヤラネーダは、このシロナガスクジラのヤラネーダの「おまけ」だったようです。そして、このシロナガスクジラのヤラネーダが、町中の人々のやる気パワーを吸い取っているようです。

このとき、バトラーはこんな話をします。「昔、魔女が世界をほろぼそうとしたとき、伝説のプリキュアに防がれた。今は「あとまわしの魔女」と呼ばれているが、その頃は「破壊の魔女」と呼ばれて、とてもステキだった」と。そして、バトラーとシロナガスクジラのヤラネーダは、キュアラメールの持っていたやる気パワーを取り戻すポッドを動かなくしてしまいます。また、シロナガスクジラのヤラネーダに、プリキュアたちがみんな飲みこまれてしまいます。ただ、キュアサマーだけがヤラネーダのおなかのなかに残って、他のプリキュアたちはシロナガスクジラのヤラネーダの潮吹きによって、外に放り出されてしまいます。そして、シロナガスクジラのヤラネーダの体内に残ったキュアサマーは、そこで壊れた街と、伝説のプリキュアに出会います。

今回、12月26日のプリキュアの話は、ここまでです。いよいよ「最終決戦」ということで、いちばん巨大な敵が現れましたね。海の巨大生物ということで、シロナガスクジラのヤラネーダ登場ですか。それと、「あとまわしの魔女(かつての破壊の魔女)」と「伝説のプリキュア」との関係も、ここへきて少しずつ明らかになっていくようですね。なお、次回は1月9日(日)放送の予定です。予告編では、次回は他のプリキュアたちがキュアサマーを助けるために魔女の屋敷に行くのと、キュアラメールのやる気パワーを取り戻すポッドの修理の話がでてくるようですね。

ということで、年内最後のプリキュアの話は、これでおわりです。


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12月19日(日)のプリキュアの話です。

2021-12-19 18:26:48 | プリキュア話

今日は12月19日(日)、気付けば今年も残り2週間を切りました。いつものとおり日曜日なので、朝からプリキュアと仮面ライダーを見て、掃除をして…という一日です。あと、今日は午後から散髪に行って、この冬、ニット帽をかぶってもいいようにばっさりと髪の毛刈り上げました。おかげさまで、アタマがさっぱりしましたね。

さて、今日のプリキュアなんですが…。なんだか次週以降の最終決戦モードに備えて、今年のプリキュアの物語を「おさらい」する回のようでした。いよいよ残り数回というところでしょうか。ちなみに次回予告では、プリキュアたちが準備している部活の先輩たちの引退イベント(トロピカフェス)の準備で、学校中が大忙しというところに、巨大なヤラネーダが攻めてくる…という話になるようです。

さて、今日の物語の流れですが、そのトロピカフェスに、プリキュアたちの「トロピカる部」は芝居をすることに決めています。また、その芝居の台本はみのり(キュアパパイア)が、自分たちの体験をふまえて書くことまで決まっています。そこで、今回は芝居のタイトルを含めて、自分たちの「トロピカる部」のこれまでの活動をふりかえって、みのりに書いてもらうことを出しあう・・・という会議を開く。そんな物語の流れでした。

ちなみにプリキュアたちの敵(ヌメリ―・チョンギーレ・エルダ)も、「いままでプリキュアたちにやられっぱなしで、このままでは「あとまわしの魔女」に怒られる」ということで、同じ時期に作戦会議を開いていたようです。

それで、プリキュアたちの話し合いは、まずはローラ(キュアラメール)とまなつ(キュアサマー)の出会いのところから始まります。まず、ローラの暮らしていた人魚の国・グランオーシャンが、「あとまわしの魔女」たちに攻められて、崩壊寸前に追い込まれます。ローラは人魚の国の女王にたのまれて、人間の世界に助けを求めに行きます。そのとき、南の島から都会に引っ越すまなつが、船の上からリップを落とします。そのリップを拾ったのがローラで、ローラはまなつにリップを届けます。そのリップをまなつはローラに塗ってあげて…。そのとき「トロピカる」ということばをつぶやきます。その後、ローラがヤラネーダにつかまって逃げられなくなった姿を見て、まなつは「何が大事かは自分が決める!」といって、プリキュアに変身する力を手に入れ、キュアサマーになります。

次は、サンゴとローラ・まなつの出会いです。サンゴは入学式の日に、まなつと同じクラスになります。ただ、前日にコスメショップ(サンゴの母が経営)で、まなつに出会っています。ローラには、まなつといっしょに行った水族館で出会います。「本物の人魚がいる! 信じられない!」とサンゴはそのとき思います。その後、ローラやまなつたちをヤラネーダが襲ったとき、「助けたい」と思ったサンゴ。サンゴは自分のかわいいと思う気持ちがなかなか信じられなかったのですが、このときは「助けたい」と思う自分の気持ちを信じて、逃げませんでした。そこからキュアコーラルに変身できるようになりました。

それから、アスカとローラ・まなつたちとの出会いですが。まなつが街中で悪がきたちにからまれているところに、アスカが通りかかって、まなつを助けたことが最初の出会いです。そのあと、まなつやローラ、サンゴがヤラネーダに襲われてピンチのときにアスカが通りかかり、「私がそうしたいだけ!」といって、キュアフラミンゴに変身して、他の3人のプリキュアを助けました。

そして、みのりと他の4人との出会いです。みんなで博物館に行って「世界のドラゴン展」を見ているときに、「人魚像」のかっこうをしてごまかしたローラを前に、みのりが人魚姫の話を聴かせたのが、最初の出会いです。そのあと、アスカとまなつ、サンゴたちがヤラネーダに襲われているときに、「なんとかしたい」と思っても一歩踏み出せないみのりに、ローラが「もっと自分を信じなさい。前に踏み出せば、なんだってできる!」と声をかけます。それを聴いて、みのりは「私は彼女たちを助ける!」と思い、キュアパパイアに変身します。みのりは「ローラのおかげで、一歩ふみだせた」と思っています。

一方、プリキュアになることができたローラですが…。「あとまわしの魔女の館」でつかまっていたとき、「人間になりたい」というローラ自身の願いは「自分で絶対にかなえる。魔女たちを絶対に許せない!」と思ったとき、キュアラメールに変身できるようになりました。

まあ、こんな感じで、それぞれが「トロピカる部」に入って、プリキュアに変身できるようになった話を語る形で、今年の物語の「おさらい」をしたわけですね。その上でみのりが、みんなの話を「中世ヨーロッパのどこかの街のプリンセスのお話」に置き換えて、お芝居の台本をつくることにすると言います。プリンセス(ローラ)が修業に来た街でみんなに出会う。また、その街では「トロピカってる女の子」(まなつ)「花屋さん(サンゴ)」「剣士(アスカ)」「探偵(伝説のパパイアを探す=みのり)」という役でいくことまで決まりました。そのあと「メロンパンを食べて感動する話」や「剣劇を入れたい」とかいろんな希望がでるのですが、全部入れたら時間が全然足りない…と。

でも「今はこうやって、バラバラだった5人が集まって、楽しく笑っている。それが私たちの物語。みんなが出会って、大切なものを見つける物語にしたい」と。そういうお芝居の台本の基本線が、プリキュアたちの間でまとまります。そして、タイトルはまなつが言ったとおり、「トロピカる物語」に決まります。

というような次第で、今回のプリキュアは、今年一年の物語の「ふりかえり」のような回になりましたね。来週からはいよいよ最終決戦。これが1月の終わりくらいまで続くかな~というところでしょうか。


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今日(12月12日)のプリキュアの話

2021-12-12 19:55:48 | プリキュア話

今日は12月12日(日)。ちょっと近況を先に書くと、2日前の12月10日(金)が人文学部4年生の卒論提出日。もう卒論ゼミ担当を離れて5年くらいになるんですが、それでも毎年、4年生の教職課程の学生を中心に、「卒論に行き詰った学生」が研究室にやってきます。その卒論に行き詰った学生を、授業の合間に、カップめん食べさせながらサポートする。そんな日々を送っていました。あと、こんな状況の私たちを気遣って、ある方からカップめんを2箱いただきました。この場をお借りして、お礼申し上げます。

さて、今日も日曜日なので、朝からプリキュアと仮面ライダーリバイス見てました。ここへきて、女子高生・さくらちゃんが仮面ライダージャンヌに変身するようになって、ますます面白くなりましたが…。まあ、その話よりも、いつものとおりプリキュアの話をブログに書いておきます。

今年のプリキュア(トロピカルージュプリキュア)も、もうあと数回で終了ですね。その終了に向けて、プリキュアたちは卒業生を送るイベント(卒業フェス)を、トロピカ部を中心に企画している様子。でも肝心のトロピカる部で何をイベントで出すのかについては、まだ決まっていない。そこで、みのり(キュアパパイア)を中心に台本をつくって、ローラ(キュアラメール)を主役にして、お芝居をやろうという話がでます。ただ、ローラは人魚姫の物語が嫌なので、みのりの描いた物語で芝居をしたいと言います。

そのみのりのつくる台本ですが…。まなつ(キュアサマー)は、以前みのりが書いた小説「マーメイド物語」を芝居にしようと言います。ただ、みのりはあの小説にはダメなところがあるので、そこを直したいと言います。「少し考えさせて」というのが、みのりの返答でした。この「マーメイド物語」は、横暴なドラゴンから少女たちと人魚がフルーツを守るという物語なのですが…。

プリキュアたちはみのりに「無理強いはできない」というのですが、でもローラは「書きたいと思っているから、迷っているのでは?」と言います。「文章を何枚も書くのが好きでないと、小説は書けない」とローラは言います。そして、みのりは「いま、トロピカる部にいるのが楽しい」と思っているともローラは感じています。ただ、サンゴ(キュアコーラル)は、「マーメイド物語」の話を出したときに、みのりの顔がこわばったことに気付きます。そしてアスカ(キュアフラミンゴ)は、「以前『マーメイド物語』が先輩に酷評されたこと、あれがまだ心の傷になっているのでは?」と言います。

他方、みのりですが…。「いつまでも引きずっていてはダメ」と思い、「私の経験を入れて文章を直せば」と思い、「マーメイド物語」の原稿を書きなおそうとします。ただ「ちゃんと直せるのか? 面白くなるのか?」と感じています。「伝説のパパイア」を守る人魚と少女に、どんな力を発揮させたらいいのか…。そこでみのりは迷っているようです。「自分の経験をどう入れたらいいのか?」と。

そんなみのりのところへ、まなつたちが「冒険に誘いに来た」といって現れます。まなつなりに考えて、みのりがパパイアについて考えることを手伝おう、と。そういって、プリキュアたちが集まったようです。そこでまず、みのりを連れてプリキュアたちは果物屋に行きます。青いパパイアは野菜、黄色いパパイアは果物…。そういうみのりは、パパイアについて、本からいろんな知識を得ていたようです。そんなみのりたちに、果物屋の店主はパパイア農園を紹介します。

パパイア農園に行くと、思ったよりもパパイアの木が低いことに気付きます。「収穫しやすいように低くしてある」と農園の主は説明します。ただ…。パパイア農園に来て、みのりが今までパパイアを食べたことがないことが発覚。それを恥ずかしいと思い、パパイア農園で思わず急に走りだし、みのりは石につまづいて転びます。「自分は本を読んでなんでもわかった気になっていた。アタマでっかち」というみのりに対して、まなつたちは「今食べればいい」「ケガがなくてよかった」と励まします。

このパパイア農園は、日当たりが最高です。太陽の光がパパイアを育てるために大切で、ひとつの木にたくさんの実がなること。また、だからパパイアの花言葉は「同朋」つまり「なかよし」ということ。そんなことをみのりは語ります。そんなみのりたちのところへ、農園の人たちがパパイアを使った料理をもってきます。「甘さが控えめで、やさしい味。すごく好き」というのが、みのりのパパイアを食べた感想です。

「すごくおいしい。愛情がそうさせてるの? 太陽の光のちから? みんながパパイアのことを考えてくれたから?」等々、農園の方がつくった料理を食べて、みのりが伝説のパパイアの味について考え始めたときに…。敵のエルダがザリガニのヤラネーダをつれて、農園を攻撃し始めます。どうやらエルダも、「いつまでも子どもで居られないようにしてやる」とか、あとまわしの魔女の館でいろいろと執事のバトラーに言われているようですが…。当然、ここでプリキュアたちは変身して、農園を守るためにたたかいます。

そのザリガニのヤラネーダ、とても動きが早い。プリキュアたちが逆にやられてしまいます。そんななか、キュアパパイアに変身したみのりが、「私はキュアパパイア!」といって、他のみんなに作戦を授けます。ヤラネーダのまわりから同時にプリキュアたちで攻撃すると、ヤラネーダは上にあがる。そこで、キュアパパイアが攻撃。動きを封じ込めて、ラストは5人の合体技・マリンビートダイナミックで退治します。このとき、キュアパパイアは「パパイアは太陽の光で育つ。みんなでプリキュアになって、キラキラしてきた。トロピカってきた」と言います。

結局、パパイア農園は無事に守られます。「伝説のパパイアを食べて、トロピカってる気持ちって、今の気持ちかもしれない。台本が書けそう。私たちの物語を書こう。それがいま、一番大切なこと」と、みのりはそう言います。これで今日の物語は終わりで、次回予告では、トロピカる部での台本作りの会議が描かれるようです。

それにしても、こういうところが「プリキュアらしい」のですが…。「本から読んだ知識だけで、パパイアを食べた経験のない」キュアパパイア=みのりというキャラクター設定。こういうことって、なかなかできないのですが、でも、これが「プリキュアっぽい」という感じですね。


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最近読んだ本をまとめて紹介(3327冊目~3351冊目)

2021-12-12 19:41:37 | 本と雑誌

かなり長いあいだ読んだ本の紹介が途切れていました。だいぶんたまってきたので、以下のとおり、著者名と本のタイトル、出版社名と出版年くらいになりますが、読んだ本を紹介しておきます。

3327冊目:内田樹『コロナ後の世界』文藝春秋、2021年

3328冊目:中島岳志『思いがけず利他』ミシマ社、2021年

3329冊目:若松英輔『沈黙のちから』亜紀書房、2021年

3330冊目:若松英輔『考える教室 大人のための哲学入門』NHK出版、2019年

3331冊目:中島岳志・若松英輔『いのちの政治学 リーダーは「コトバ」をもっている』集英社、2021年

3332冊目:岡本隆司『世界史とつなげて学ぶ中国全史』東洋経済新報社、2019年

3333冊目:岡本隆司『中国史とつなげて学ぶ日本全史』東洋経済新報社、2021年

3334冊目:塚本智宏『“子どもに”ではく“子どもと” コルチャック先生の子育て・教育メッセージ』かりん舎、2018年

3335冊目:武井彩佳『歴史修正主義』中公新書、2021年

3336冊目:西谷修『私たちはどんな世界を生きているか』講談社現代新書、2020年

3337冊目:田中優子『遊郭と日本人』講談社現代新書、2021年

3338冊目:クーリエ・ジャポン編『不安に克つ思考 賢人たちの処方箋』講談社現代新書、2021年

3339冊目:玉木俊明『16世紀「世界史」のはじまり』文春新書、2021年

3340冊目:池上彰・的場昭弘『いまこそ「社会主義」』朝日新書、2020年

3341冊目:朝日新聞取材班編『自壊する官邸 「一強」の落とし穴』朝日新書、2021年

3342冊目:中島岳志・保坂展人『こんな政権なら乗れる』朝日新書、2021年

3343冊目:福岡伸一・伊藤亜紗・藤原辰史『ポストコロナの生命哲学』集英社新書、2021年

3344冊目:吉見俊哉『東京裏返し 社会学的街歩きガイド』集英社新書、2020年

3345冊目:黒瀧秀久『森の日本史』岩波ジュニア新書、2021年 ⇒この本、Amazonにリンクはれず(検索してもでてこなかった)。

3346冊目:内田樹『戦後民主主義に僕から一票』SB新書、2021年

3347冊目:ケヴィン・ケリー(服部桂訳、大野和基インタビュー・編)『5000日後の世界』PHP新書、2021年

3348冊目:山本博文『宮廷政治 江戸城における細川家の生き残り戦略』角川新書、2021年

3349冊目:山本博文『流れをつかむ日本史』角川新書、2018年

3350冊目:呉座勇一『陰謀の日本中世史』角川新書、2018年

3351冊目:古野まほろ『職務質問』新潮新書、2021年

 

 


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今日(12月5日)のプリキュアの話です。

2021-12-05 15:50:58 | プリキュア話

気付けば今日は12月5日(日)。この2021年もあと1カ月足らずとなりました。今日も日曜日なので、朝からプリキュアと仮面ライダーを見て、部屋の掃除等々をしておりました。なので、さっそく今朝放送分のプリキュアのこと、ブログに書いておきます。

今年のプリキュアも、先週のアスカ(キュアフラミンゴ)の進路決めの話がはじまったように、いよいよ終盤に近づいてきました。今週放送分は、そのアスカが前の生徒会長と、再びテニスの練習をいっしょに始めたところからスタートしました。そのアスカの様子を見て、プリキュアたちは「なんだかアスカがキラキラしている」と思います。そこで、まなつ(キュアサマー)が「トロピカ卒業フェス」をやって、アスカを含め、引退する各部活の3年生を送る会をしようと提案します。プリキュアたちはもちろん賛成で、他の部活からも「やりたい」という声があがっているようです。

さて、今週放送分の「主役」は、サンゴ(キュアコーラル)です。サンゴはそんなアスカの話を、コスメショップを営む母親に聴かせます。サンゴの母は「好きなことに全力で打ち込んでいる人は、魅力的」と言い、サンゴにも「好きなことに挑戦してみないか?」と言って、ある雑誌のモデルオーディションをうけることをすすめます。

そんなサンゴですが、さっそくモデルオーディションに応募。また、ローラ(キュアラメール)もサンゴに影響されて応募するのですが、一次審査の書類の書き方をまちがえて失格になります。一方サンゴは一次審査に合格、二次審査・最終面接へと進みます。

そんなサンゴと、まなつは海辺で話し合います。まなつはサンゴに、自分の道を一歩踏み出し、モデルをめざそうとしているサンゴがキラキラしていて、トロピカっていると思うことを伝えます。サンゴはまなつに対して、ローラ(人魚の女王をめざす)、みのり(小説が好き)、アスカ(テニスが好き)、まなつ(いつも元気)の4人が、みんなキラキラしているって言います。その上で、サンゴは「自分自身に<いま、何がしたいか?>って聞いてみたら、少し怖くなった。自分も何かキラキラしたい。心からトロピカってみたい。だから、私の<好き>が本物かどうかためしたくなった」と、モデルオーディション応募の動機を語ります。それを聴いたまなつは、サンゴを「絶対合格するから、全力で応援する!」といって、サンゴのいいところを100個くらい語りたい…とも言います。

さて、二次審査・最終面接の会場にサンゴが到着すると…。そこには、自分でうまくメイクができなくて困っている他の受験者がいました。そんな他の受験者をみて、サンゴはメイクを手伝うことにします。そのメイクを手伝うことに、サンゴはとても楽しいって思います。そのときふと、なにかにサンゴは気付きます。二次審査の面接の場でも、一応「かわいいものが好き、かわいいものをみんなに届けたい」というのですが、「なにかちがう…」という思いを抱いたのです。

そして、最終審査を前に、審査員の若い女優さん(ゆなちゃん)に、サンゴは声をかけられます。以前、映画撮影のときにプリキュアたちに助けられたのが、このゆなちゃんです。ゆなちゃんはサンゴを見て、「なんか、二次面接のときに元気がなかった。でも、映画撮影のとき、トロピカる部のみんなに元気をもらった。迷わず一歩、踏み出してみて」とサンゴに声をかけます。一方、サンゴはゆなちゃんに「女優の仕事、好きですか?」と聴きます。ゆなちゃんは「はい(笑)」と答えます。

他方、サンゴが面接を受けているあいだ、ローラを中心に、他のプリキュアたちは「もしもヤラネーダがいま、攻めてきたらどうするか?」を話し合います。というのも、他のプリキュアたちは攻撃が得意だけど、防御が苦手。でも、キュアコーラルに変身したサンゴが、常にバリアをはって他のプリキュアたちを守ってくれていたのです。一応、ローラは「サンゴがいなくても、私たちで何とかしなくちゃ。女王になるんだし」と言い、そんなローラを見て、みのり(キュアパパイア)は「少しだけ女王に見えた」とかいうのですが…。

そういう話し合いをしているときに、やはり敵のヌメリ―が、ナマコのヤラネーダを連れて街を攻撃し始めます。サンゴは最終審査に行き、私たちだけでなんとかするといって、他のプリキュア4人で街を守ろうとするのですが…。でも、ナマコのヤラネーダのからだがぬめぬめしていて、プリキュアたちの攻撃が滑ってしまいます。それでも、キュアサマーたちは「私たちはサンゴを応援する。負けるもんか!」とたたかおうとします。

そんなプリキュアたちの様子を、最終審査に行くサンゴが見ています。サンゴは審査員にお願いして、自分の面接の順番を最後にしてもらいます。そしてサンゴは「ヤラネーダを私が防ぐから、みんなは攻撃をお願い!」「私の役目は守ること、みんなを支えること!」といって、キュアコーラルに変身します。キュアコーラルに変身後、「私が本当に好きなものは、ここにある! 私はみんなをかわいらしくすることが好き!」と言って、ヤラネーダの攻撃から他のプリキュアを守ります。ここから先は、5人のプリキュアの合体技で、奪われた人々のやる気パワーを取戻し、ヤラネーダを撃退します。

ラストの場面ですが、最終面接で、サンゴはオーディションの事態を審査員に告げます。どうも審査を受けるプロセスで、サンゴは気付いたようです。自分は、自分自身がかわいらしくなること以上に、まわりにいるだれかをかわいらしくしたい。その方がうれしいのだ、ということに。トロピカる部の部室に戻ってそのことを他のプリキュアたちにつたえると、「サンゴは強いな」とアスカに言われます。そして、サンゴはトロピカる部とプリキュアの両方で、いろんなことにチャレンジしたいと伝えます。ここで、今週放送分はおわりです。

まあ、こんな感じで、サンゴ=キュアコーラルは、「自分がいちばん輝く場面は、誰かを支えているとき・誰かを守ろうとするとき」ということに気付いたわけですね。「それも自分の特技、得意なこと」といえばいいのでしょうか。なにも他の人より目立つことでなくてもいい、他の人を支えたり守ったりすることm、大切な「個性」なのだということ。このサンゴ=キュアコーラルの話で、プリキュアたちは視聴者の子どもたちに、「個性」ってなにということを考えさせるような、そんな回になったように思います。

それで、次回予告ですが…。例の「トロピカ卒業フェス」で、トロピカる部は演劇にチャレンジすることに。その演劇の台本を、小説が好きなみのり(キュアパパイア)が書くという話のようです。こうやってだんだんひとりひとりのプリキュアの成長を描く物語が続くと、いよいよ今年のプリキュアも終盤だなあって思います。おそらく最後にまなつかローラの成長を描く話が来ると思いますが、そのときには敵が最も強くなって、いよいよラストのボス対決間近でしょう。ということで、今日のプリキュアの話、おわります。


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